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HARTMANN「3」'09 ![]() タイトル通りOliver Hartmann (ex. AT VANCE)率いるバンドの 3rdアルバムです。 前作でAOR路線へぐぐっ、と接近した音楽がかなり良かったと記憶してるので、この新作も期待して購入したわけですが… AT VANCEで聞けたハイトーンVoは前作同様かなり抑えめで、というか今回全く叫んでないんじゃないか、ってくらいミドルからそれ以下のディープボイスで唄ってます。聞きようによっては、白蛇のデビッド・カヴァディールっぽくも聞こえるくらいのディープでルースな歌唱が今回メインです。 それに合わせたのか、音楽性がそっち方向だからなのか、USモダンへヴィっぽさ(今さら!!)のあるどよーん、とした仄暗い音がアルバム全編を支配していて、ちょっと予想外。 というか音楽性がそっちへいくと、余計にレンジの広かった自身のVoが生かせないんじゃないかと、自分のリーダーバンドでそれでいいの? と、心配しちゃうような出来です。 只、内容自体はキャッチーなメロハー路線に変りはないようなので、今回はちょっと違った今風要素(グランジーな音じゃなく、単に暗いアルバムって感じ?)を取り入れてみました、って事なのかもしれない。それが成功してるかどうかは別にして…相変わらず唄は絶品に上手いんだけどね。 巷じゃ、80年代風の煌びやかでキャッチーな音を聞かせる、メロディアスでポップな新人バンドが続々と世界各所で台頭してきてる模様なので、今さらそっちへ行くのはどうなのよ? と思う事しきりなアルバムでした。出来は悪くないだけに… #
by malilion
| 2010-06-02 16:52
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GIANT「Promise Land 」'10 ![]() メロハー好きなら知らぬ者がいるはずのない、言わずと知れたDann Huff率いるGIANTの再復活作が、遂に9年振りにリリース! 既に方々のレビューサイトなんかでも言われてる通り、Dann Huffが参加していないGIANTの4枚目('03にLIVEリリースしてますし、未発表音源を集めたアルバム「Ⅲ」も'01にリリースしてますけど、純粋なNEWアルバムとしては19年ぶり!)になる新作!! Dann Huffのいないジャイアントなんて…と、まぁ大抵の人が新作リリースのニュースを聞いた時に思った感想でしょうけど、コレが恐ろしくクオリティの高い上に、ヒットポテンシャルのあるナンバーを詰め込んだ充実した傑作ハードポップアルバムをリリースしてくれたんだから、文句のトーンも下がるってもんです。 リズム隊だけオリジナルメンバーが残留し、VoにTerry Brock(exSTRANGEWAYS)とGにJohn Roth(現WINGER)の名手2名を迎えて制作された今作、Dann Huffは既にバンドメンバーではないのが残念ではありますけど、何曲かで華麗なソロ・ギターをゲストで聴かせてくれたりしてるので、以前の'90前半のUSAロック的な豪快にして溌剌なGIANTサウンドはまんま残っていて、これで文句が出るはずもないんですけどね。 新加入Terryの歌い上げる素晴らしい美声(ちょいJOURNEY路線臭い)と、絶妙にしてメロゥなキヤッチーサウンドのマッチングは予想通りバッチリで全く問題がないんですが、意地悪な見方をすると「Terry BrockのソロアルバムにGIANTのリズム隊&Dann Huffが全面参加」した作品」と、捉えられなくもないけれど、まぁソコをどうこう言い出すとキリがないので素直に彼等の新作がリリースされた事を喜びましょうよ、ね。皆さん。 それにしてもGIANTと言えば個人的に想い出深いのが、2nd「TIME TO BURN」がリリースされた当日に地元CD店へ赴いた時の話でして。 ちょうど店内へ足を踏み入れるやいなやリードトラックの「Thunder&Lightning」のイントロが店内に鳴り響いて、即耳がダンボ状態に。とてつもないハードドライビングなGリフ、テクで押しまくるイントロのカッコイイ事! なかなかVoが入って来ないんだけど、このイントロ数秒でもう歌とかどうでもよくなってしまう気分にさせてくれる、めちゃキレまくりの凄いギターが一撃で強烈に脳裏に焼き付いて、即レジへ!! んで、コレは当然いきつけの店だったので馴染みの店員が仕掛けてきた「コレ、絶対気に入るし買うでしょ?」攻撃で、それだけなら良くある話で終わるトコだったのですが、地元は地域がら外人さんが多いのですけれど、全く同じタイミングで馴染みの店員に「今かかってるコレ、なんてバンドの曲!?」(勿論、向こうは英語ね)と、訊ねる外人のお客さんが(w で、3人が顔を見合わせてニヤ、っとしあったそんな漫画みたいなハプニングが実際にあったりしたのでした(w 実際ハードポップでリフやフックありまくりキャッチーサウンド大好物な嗜好の方なら間違いなく、一発で耳が釘付けになるのは確定的に明なのですよ。 #
by malilion
| 2010-05-26 19:32
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既にあの訃報をお聞きになってる方もいらっしゃるでしょうけど、一応……
あの孤高のVoマスター、ロニー・ジェームス・ディオ氏が先日亡くなられました… コージー・パウエルが交通事故で死んだ時、もう二度とあの”ライジング”を奏ってたレインボーは見ることは出来ないんだ、と絶望したものの、まだロニーとさえ組んでくれれば…と、思っていたものです。 しかし、これで完全にあの栄光の虹伝説復活の噂は、本当に噂、幻で終わってしまったようです。 誤報だと信じたかった……メタル魔導師ロニーよ、安らかに眠れ…orz #
by malilion
| 2010-05-19 15:22
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THE REASONING「Adverse Camber」'10 ![]() 予想外に早いペースで届けられた彼等の3rdアルバム。 いきなりのメンバーチェンジ、と加入で大所帯の7人(vo×2、G×2、B、Key、Ds)編成となったが、サウンドの方は1stからのフロント・レイチェルの美声をメインに据えての英国シンフォサウンド、というのは変わりなし。 しかし、元々しっとりとアンニュイな雰囲気を漂わせる、空間を生かした音を奏でてきた彼等、この新作アルバムからもこんなに大所帯(メンバーフォトで一人メロゥイック・サインしてる場違いな人がいるんですけど…)になったメリットはあまり聞こえてこない……ライブの為なんだろうか? 変化という点で言うと、前作でイマイチと感じていたゴスっぽい雰囲気は消え失せ、彼等の1stの頃やプログレシンフォ系によく聞かれる、しっとりと叙情感あふれる甘美なメロディを聞かせてくれるようになり一安心だ。個人的にもこの方向性はありがたい。好みの音だしね。 やはり彼等のようなバックグランド(exMAGENTA+exKARNATAKA)を持ったメンバーのバンドが、いわゆる流行もののゴス系ロック(余りに音楽的に偏狭で、同行のバンドも類型的過ぎてプログレッシブな精神と相反し過ぎる)を後追いする必要は皆無だと思う。 とは言え「2ndの音が余り受けなかったから元の音に戻しました」という安直な考えなわけもなく、今回など1曲目からいきなりの疾走感あるロックサウンド(ヘビィじゃないけど)が飛び出してきて、一瞬別のバンドのCDをトレイに放り込んだかと、焦った程。 全体的に頭1、2曲でソリッドでシンプルなGが活躍するロック風味が加味された曲が聴け、ともすれば懐古趣味に陥りやすい甘口シンフォサウンドをぴりり、と引き締め、その他大勢のなんちゃちゃってシンフォグレバンドとの差別化に成功しているように思う。 中盤以降、いつもの甘口シンフォサンドが聞こえてくるものの、そこはアンパイで手堅い作り故か。 伸びやかで、アコースティカルなツインGが奏でる音がかなり爽やかで、以前ほどの仄暗さは感じなくなったものの、それでも所謂ポップサウンドと比べれば十分に湿り気たっぷりの翳りのある音で、この微妙ながらポップな変化は個人的には大歓迎です。 1stの頃に聞かれ、個人的にも大好きだったエモーショナルな男女3声ヴォーカルハーモニーパートは殆ど姿を消し(残念!)、今回新加入の新女(!)Voをバックに所々で男声コーラスを交えつつ、レイチェルがしっとりと歌い上げる、というスタイルに変化した彼等だけれど、それってKARNATAKAでモメた構成と同じになってるんですけど…と、一抹の不安を覚えないでもない。 もうKARNATAKAで起きた悲劇が繰り返されない事を祈りつつ…… #
by malilion
| 2010-05-09 07:46
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TAO 「FAR EAST」'83 ![]() まさかのガリアンサントラに続き、TAO限定復刻リイシューが今年春に実現っ! 長らく再発を待たれて来ただけあって、私と同じように超大歓喜してるカルト音源ファンもいる事でしょう、ねぇ?! しかも紙ジャケットとか、も~~~堪りません!! 「銀河漂流バイファム」のOPテーマで有名なこのバンド、当時主題歌のCDシングルが出てたけど、まだCDデッキが高い時代…泣く泣くシングル購入を諦めて、オマケにその後で音源速攻廃盤化し、ウルトラレアアイテムになってどれだけ後悔した事か…(クソ! EUROXでも同じ後悔してるじゃねぇか! 経験生きてねぇ!) 巷でウン万とかいうレア価格で取引されてた、彼等唯一のこのアルバム音源がこうして再びCDで入手出来る日(一度、CD化する、って話がありましたがポシャリましたよねぇ…)が来るなんて……もう、感無量です! 再発に尽力してくれた方に大感謝! しかも、高音質SHM-CDとかね、あの当時買い逃した諸兄は是非GETせねば!! まぁ、EUROXとTAOへ分裂した後も、TAOはインディで音源リリースしてて、そのヘンの音源(確かデュオ形態でのEPだっけかな?))は入手してあるのですけど、音楽性の相違で分裂しただけあって、TAOを個人的に気に入ってた要素(UKばりなヴァイオリンとか)がほぼ、EUROXへ移行しちゃってるのでね…音の方は……えーと、アナログどこに仕舞ってたかなぁ…(汗 朴訥としたVoの声といい、いかにもニューウエーブとかいう80年代的な流行を感じさせる当時の“売れてる”音が、懐かしいですなぁ…今の音に慣れた耳で聞くと、スカスカな音(シンセのサンプルが超古いww)のプロデュース具合とかにしみじみしたりして(w アルバム的には、余りひっかかりの感じられない淡々とした(そこが80年代ニューウェーブなんだからしょうがないけど)オサレな歌謡ロック(voのせいか、ちょっとゴダイゴっぽい)が詰め込まれてますが、当時でも斬新だった歌謡ロックバンドにヴァイオリンパートメンバーが居ると言うポイントはしっかり生かされてはいるものの、当時を知ってる方か、ナツメロ好きな人じゃないときびしぃ内容……かな? とは言え、購入してガッカリすぎる! なんて事は無いでしょう。てか、そもそもこの音源に手をだす人で、そんな事思う奴はいねぇか(w 「銀河漂流バイファム」OPのアルバムヴァージョンとか、逆に新鮮かも? 今回の復刻盤リリースにあたって、アルバムにボーナス音源として、「銀河漂流バイファム」のOP(TVと同じシングルバージョン)とED、それとCMソングが1曲プラスされてますので、オリジナル盤を持ってるぜ! と、いう奇特な方も購入せんわけにはいかんでしょうな(w #
by malilion
| 2010-05-02 23:04
| 音楽
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