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ANTHEMの新譜遂に発売!('(゚∀゚∩ これで勝つる!


ANTHEM 「HERALDIC DEVICE」'11 ANTHEMの新譜遂に発売!(\'(゚∀゚∩ これで勝つる!_c0072376_0434011.jpg

いやー、3年間首を長ぁ~~~くして待ってたよぉ~~~♪('(゚∀゚∩

一旦『BLACK EMPIRE』に続くニュー・アルバム・リリースの情報が2010年春と報じられたものの、デビュー25周年アニヴァーサリー・ツアーだLIVE作リリースだなんだかんだとゴタつき、延期に次ぐ延期を繰り返して、通算13作目となるスタジオ・アルバム、再結成10周年作である『HERALDIC DEVICE(紋章、の意味)』がやっと今回無事新作発売の運びとなりました。

ボスのシバサタンがコメントしてる様に、これ迄の曲のテイストとは少し異なった感じのメロディやサウンド・イメージが前面に押し出されていて、この新譜には少なからず驚かされた。
誤解を恐れずに初めてアルバムを聴き終えた時の感想を言えば、メタルというよりキャッチーになったハードロック(80年代初期っぽい)、ってニュアンスの曲が多いってイメージだろうか?
音の方も、過去作のように重くゴリゴリしたメタル独特な“アノ”音の感触よりも、幾分いつもよりカラフルで華やかな印象(歌メロがキャッチーだとか効果的に取り入れられてるkeyのせい?)を受けるが、きっとコレは狙ってなのだろう……もしかして、RAINBOWの「DOWN TO EARTH」的な売れ線(アンセム的な、ね)狙いの路線変更なのだろうか?

歌詞的には今まで聞いたことのあるセンテンスが幾つも飛び出してきて、安心の格好良さと少しばかりのマンネリズムと中だるみを感じるものの、この点に関しては以前の路線を完全に踏襲していて、音の方で多少の変革を目指した故の安全策なのだろうかと、妙に勘ぐってしまう。

総じて聴き終えて感じるのは『やっぱりいつものアンセムの音』なのだが、実は耳当たりいいキャッチーさとは裏腹に意図して既定路線から売れ線方向へはみ出そうと藻掻き、激しく試行錯誤した痕がうっすら伺えるこの『HERALDIC DEVICE』は、後になって見返してみると「ああ、あそこが分岐点だったのか」と成る、重要作であり問題作になるんじゃないだろうか、という予感がしてならない。

何れにせよ待たされただけの事はある、じっくり味わい楽しめる好盤なのは間違い。
高品質なHR作なら国籍を問わぬダイハードなメロ愛好家には、これで愛聴盤がまた一枚増えた事になりますな!('(゚∀゚∩
# by malilion | 2011-07-07 00:44 | 音楽 | Trackback

久しぶりのSYMPHONY X新譜! でも出来はイマイチ…(’A`) 


Symphony X 「Iconoclast」'11 久しぶりのSYMPHONY X新譜! でも出来はイマイチ…(’A`) _c0072376_105226.jpg

US産ネオクラ&グロプレメタル・バンド、SYMPHONY Xの延びに延びていた通算8作目となる最新作が4年ぶりに遂に登場! しかも今回は2枚組の大作で!

やたらサイバーなジャケ(今頃!w)がなんとも気恥ずかしいが、アルバムのコンセプト(タイトルは偶像破壊者、って意味)が近未来なイメージに機械による反乱(また古臭いSFテーマだなぁ、オイ…)とかなので、これはこれでOKなのです。古今東西グロプレモノのジャケなんて、もっと小恥ずかしい代物ゴロゴロしてるしね(汗

結果から言うと、新作はイマイチで残念な出来でした。
勿論、超個人的な意見ですけど。

テクニシャンで名を馳せたマイケル・ロメオは相変わらず起伏の激しいスリリングな展開やリフをテクニカルにスピィディーに繰り出すのだが、これだけ時間をかけて練り込み造り上げたハズのアルバムだし、畳み掛けるハーモニー&壮大なスケールはそのままなのに、妙にGもKeyも奏でる音色が同じトーンばかりに聞こえ、実力派シンガーのラッセル・アレンの熱唱も虚しく、結果的にメロディが耳に残らぬ淡泊でフックに乏しい地味な印象(特にkeyフレーズがバッキングばっかで全然耳に残らない…存在感が希薄…)だけが残ってしまった…無念……

只でさえ2枚組なので最後まで楽しむのに集中力を要する作品だというのに、所々で耳を惹く展開やメロが掠めるのだが、最終的に主旋律に魅力が乏しいのと歌メロの扇動力や演奏の“熱さ”が減退している為だろうか、聞き通すのが(disc2は若干取っつきやすい曲でまだマシだけど魅力はやはり薄い…)実に辛いです…

コンセプトに引っ張られて無機質で暗いトーンになった、という理由付けを好意的にしてみてもツマラナイ曲はどうしょうもなくツマラナイって事ですね。

エッジの立ったヘヴィなGサウンドは一層に重々しく、前作でもモダンでキレあるグルーヴィーなリズム隊が頑張ってたものの、荘厳なシンフォニックアレンジが随所で聞けたし、アルバムにも華やかな勢いや起伏があったし、何より歌メロにキャチーさがあっていい出来だったしあのまま順調に進化した新譜は最高傑作か!? とか思ってたんだがなぁ…
まぁ、単に個人的にヘヴィなGリフの割合が増え、アグレッシブさがSYMPHONY X持ち前の華麗さや艶やかな叙情美を壊してしまった最近の作風が気に入らないだけ、という事もありますけど…

それでもここ10年のグロプレメタルバンド全てが目指すお手本だったのに、主旋律がどっかへ飛んでいってしまう激しくツマラナイ美しくもないフック皆無キャッチーさゼロなメロのオンパレードと、食傷気味な高難易度テクのオナニーショーを延々と見せつける某夢劇場みたいな最悪の惨事に至っていない事だけがせめてもの救いでしょうか。

この手のグロプレ・メタルバンドが陥りやすい症候群だけど、非シンフォニックな路線で長尺の曲を飽きさせず最後まで聞かせるのはかなり至難の業だし、そこらの中堅バンドが挑んでも大抵痛い目みるだけなので、次こそは是非メロにもっと磨きをかけ、一聴して耳を引く叙情メロ多目なキャッチーでコンパクトな方向へ路線変更して欲しいですねぇ…
# by malilion | 2011-07-04 01:02 | 音楽 | Trackback

ROB MORATTIのSAGAでの活動期待してたんだけどなぁ…ま、このソロの出来は最高ですよ!


ROB MORATTI 「VICTORY」'11 ROB MORATTIのSAGAでの活動期待してたんだけどなぁ…ま、このソロの出来は最高ですよ!_c0072376_14254821.jpg

SAGAに電撃加入したRob Morattiのニュースに歓喜し、加入後初アルバムの感情を伸せてスティーブ・ペリーばり(コピーじゃないトコがミソ!)に高らかに伸びやかに唄うMorattiの艶やかで瑞々しい歌声にも、聴き手の琴線に触れる強力なフックラインのメロディ、これを様式美さえ感じられる定番の幻想的でカッコいいメロディック・ハード・サウンドな展開で聴かせるその出来にもまずまずの満足感と多少の違和感を感じてたのですが、どうやらと言うか案の定と言うか、早々に脱退(2010年に)してしまった模様…orz
んで、SAGAの方には脱退したオリジナル・シンガーのMichael Sadlerが再加入(ていうか、呼び戻し?)した様です…(うーん、キンキン高い声のMorattiが合わなかった、って事なんですかねぇ…?)

で、そうこう巷を騒がしてる間に、素早くソロアルバムをMorattiがリリースしてきました。
…なんか結果だけ見るとSAGA加入は彼の売名的に使われたっぽく感じちゃうけど、まぁSAGAにはMichael Sadlerの声がピッタリだったし、Rob Morattiの音楽的嗜好がモダンAOR&ハードな方を向いてたんで(そのギャップが新しいSAGAの魅力になりそうだったんだけど…それに今のSAGAの音楽性とそんなに差は無いように感じるんだけどなぁ…)友好的に袂を分かったんでしょうな。

そのソロアルバムの方向性ですが、ESCAPE MUSICからリリースされてる時点でもう勘の良い方なら予想つく通り、Reb Beach(G:WINGER、exDOKKEN、WHITESNAKE)、Tony Franklin(B:exTHE FIRM、exBLUE MURDER他)、Fredrik Bergh(Key:STREET TALK、BLODBOUND)、Brian Doerner(Ds:SAGA)といった実力派をバックに迎え、豪華なメンツで脇を固めたFINAL FRONTIER風な、ぐっと渋みとメロディアスさを増した極上のAORハード・アルバムで、80年代後半~90年代前半の躍動感が有ってキャッチーだったUSメロハーや、SAGA加入で彼の名を初めて知った方やドラマティックなメロハー好きな方なら間違いなく気に入る、Rob Morattiのヴォーカリストとしての実力と魅力を余すことなく伝える高品質な一枚に仕上がってますよ!

所で、ちょっこちょこサバイバーちっくな歌メロでてくるのはリスペクト、なんだよね…?(汗 サバイバーのメンツとカバー曲とか一緒に奏ってたみたいだし…そう信じたい…

そうそう、なんか近々日本盤が出ちゃうとかいう噂を小耳に挟んだので、慌ててこの輸入盤を買う必要はないんじゃないでしょうか? 私は我慢仕切れず、購入しちゃったけど…

うう、また買い直しかよ…(つд`)
# by malilion | 2011-07-01 14:31 | 音楽 | Trackback

グロプレの再販紙ジャケは限定と同じだ…ヤバかったぜ(汗 BABYLON・リイシュー作をGET!


BABYLON 「BABYLON」'78  グロプレの再販紙ジャケは限定と同じだ…ヤバかったぜ(汗 BABYLON・リイシュー作をGET!_c0072376_155686.jpg

迂闊! つい最近、BABYLONのスタジオ唯一作が去年紙ジャケ&リマスター(しかもオリジナル・ジャケで!)でマーキーからSHM-CDで再発(限定?)されてると知って、慌ててamazonをチェックしたらめっちゃボッタクリ価格(廃盤扱いで海外でプレミアついてる!?)でオークション出品とかされてて、グギギ…! と、なってたんですけど、無事大手輸入盤店(サンキュー、HMVっ!!)のストックからGET出来て一安心した次第でして…(フゥ

マニアの間ではイギリスのENGLANDと双璧を成して"米のGENESIS"と評され'70年代後期の北米産バンドの中でも人気の高いBABYLONのB級グロプレ・シンフォニック作なので、グロプレの再販紙ジャケは限定と同じだ…ヤバかったぜ(汗 BABYLON・リイシュー作をGET!_c0072376_1553653.jpg
音源自体は既に今まで何度かジャケを変えてアナログでリイシューされたりCDで再販されたりしてきたので比較的簡単に入手出来てたんですが、秀逸なオリジナルのジャケ(再販盤は宇宙人顔になってて…)でCD盤ってのは今回初めてだったんですよね~、なので海外のグロプレマニアにもかなり人気ある一品になったんでしょうなぁ。

アルバム自体はGENESIS色が顕著に伺えるツインkeyをメインにつつも典型的なガブリエルVoは擁さず独自性あるVoを据えた、ユーロ風のテクニカルな重厚感とアメリカンプログレ特有の畳みかける勢いと、若干クセのあるキャッチーなコーラスやポップなメロがスリリングに交錯してカラフルで独特な個性へと発展したシーン屈指の名(迷?)盤なので、アメリカン・プログレ好きな方は妙な発掘盤やC級ポンプアルバムに金だすくらいなら、是非とも本作は押さえておかなくてならないアイテムでしょう。

このスタジオ盤以外にもインディレーベルの米SYN-Phonicから77~78年のLIVE音源(多数、未発表曲含)をまとめたLP「NIGHT OVER NEVER」「BETTER CONDITIONS FOR THE DEAD」の2枚がリリース(CDRで今は2in1で入手可能)されているので、本作が気にいった方ならチェックしてみてもいいんじゃないでしょうか?
# by malilion | 2011-06-24 14:57 | 音楽 | Trackback

幻の続編…って感じ? YES10年ぶりの新譜!!('(゜∀゜∩


YES 「Fly From Here」'11 幻の続編…って感じ? YES10年ぶりの新譜!!(\'(゜∀゜∩_c0072376_20311440.jpg

スタジオ作としては2001年発表の『Magnification』以来実に10年振りとなる、イエスの記念すべき20作目『Fly From Here』が完成!

一聴しての感想は、10年ぶりの新譜だってのに2011年にもなって、まさかの「DRAMA」再現になるとは! でした(w

アルバム毎にメンバーが変わるのは恒例行事として、グロプレ人脈の中核となる大量の新旧メンバーが出たり入ったり、離散と集合を繰り返している彼等。
最近音楽に興味を持った方には間違いなく「YES」というバンドというより、懐メロ音楽演奏ユニットかプロジェクトのように捉えられてるだろうけれど、それでも依然として他に真似の出来ぬ『YES』らしいさとなる『サムシィング』が存在してるからこそ、これだけみんなに注目されるし、求められるわけだし、個人的にもそうです。

その点から言うと、このアルバムは紛れもなく「YES」でしたね。
巷じゃ、「DRAMA」の余り物とか、バグルズの3rd用の音源スライドさせたんじゃないの? とか流言飛語が飛び交ってますけど、ちゃーんとイエスしてます。ええ。間違いなく。
個人的には、かなり今回のアルバムはお気に入りですよ。暗くて難解なトコの薄れた爽やかイエス、いいじゃないですか!

80年ドラマイエス時にLIVEでのみ演奏されていたスタジオ未発表曲 『We Can Fly From Here』を20分強に拡大した大曲を核に6分前後の曲が4曲含まれているものの、プロデューサーのトレバー・ホーンや新Voの影響(恐らく難解な歌詞世界を持ち込むジョンの不在と、Keyに主導権が無くG主導で制作が進んだせい?)でか、全体の印象として非常に華やかでコンパクト、そしてとても軽やかにポップスサウンドを響かせていて、ドプログレなYESを求める向きには余り受けは良くないんじゃないかと簡単に想像出来ますが、今の時代にメジャーで売る為ならこの方向性はしごく当り前だと思えますね。

それとコレは予想外だったのですが、key不在期間が長かったり出戻り繰り返す落ち着き無いウェイクマンが居ないのが良い方向へ作用したのか、今作は予想以上にハゥが水を得た魚の如く縦横無尽に、あの独特の線の細いひっかかりのあるGを弾きまくっとります。
ASIAの新譜でもそうでしたけど、ハゥとジェフ・ダウンズ(しれ、っと復帰してて最初吹きましたw)のコンピってかなりいい化学反応起すんじゃないんですかね?

今回の新作を聴き終えて思ったのは、90125YESへ行かずDRAMAの後あの編成でアルバムが制作されていたら、プログレとかいうこだわりは捨てたこんな風にポップで爽やかなイエスの新譜が聴けたんじゃないかなぁ、と。

そうそう、新加入のカナダ人シンガー、ベノワ・デイヴィッドの歌声はジョンというよりジョンに似せてるホーン(独特の鼻に引っかかってるジョン声じゃない)に似てる、という感じ(ややこしい…)で、低音域は余り似てないけどクリアに伸びる中~高温域にかけて結構似てる、っていう声でしょうか?
正直、今のジョンより彼の方がちゃんと声も出てLIVEもこなせそうだし、このまま活動続けても…とか、思っちゃうんですがね…(汗

ここ10年のYES

出たり入ったりウェイクマン
       ↓
もうキーボード抜きでオーケストラとアルバム作るわ&ツアー んで、音楽的に迷走
       ↓
リック出ていらっしゃい! リック参加してツアー
       ↓
この後しばらく活動休止
       ↓
40周年ツアー、リック「なんか体調よくないから代わりに息子にやらせるわ」 オリバー・ウェイクマン参加
       ↓
ツアーやろうとしたらジョンが病気に、ものまねシンガー雇ってツアー
       ↓
ジョンつかえねー、このメンツでアルバム作るわ あ、オリバー・ウェイクマンはツアー要員ってだけだからご苦労さん、もういいよ。
       ↓
トレバー・ホーンにプロデュースさせるわ。「アレ、これって『ドラマ』っぽくね? そういえば未発表曲あったよね?」
       ↓
なんかポップなアルバム出来ましたー♪ ←いまココ 

なーんて解説がそこらの掲示板で貼られちゃうくらいの混乱期を乗り越え、こうして新作を発表してくれただけでもファンとしては有り難いんですよ、ええ…

メンバーの流動やら色々とゴシップが流れてますが、まぁそこは興味ある方は他で調べて下さいな。
なにはともあれ、この編成での次回作は多分無いだろうし、あっさりジョンが復帰してんだろうなぁー、とか予想しつつ次はどんな編成で発表するのかなぁ、とか色々妄想しつつ彼等の活動が続くことを祈って…

所でこの新作、CD+メイキングDVD+アナログ・レコード(!!)の3枚を収めた『Fly from Here BOX SET』も国内盤で発売されますのでマニアな方はお早めに!
# by malilion | 2011-06-23 20:31 | 音楽 | Trackback

AVALONレーベル主導チャリティアルバム、これはいいものだ…


V.A.「ONE FOR ALL,ALL FOR ONE ~東日本大震災チャリティ・アルバム~」'11 AVALONレーベル主導チャリティアルバム、これはいいものだ…_c0072376_15363637.jpg

以前お伝えしたようにAOR HEAVENのチャリティアルバムなんかも話題になり、ジャズだったりポップスだったりと、世界中のアーティスト達による東日本大震災の被災者支援への多数のチャリティー・コンピレーション・アルバムがリリースされ、なんだか胡散臭い震災便乗商品が横行してる気がしないでもない中(その殆どが善意有る行動だと信じたい…)、遂にここ被災現地である日本のMARQUEE AVALONレーベルに所属するHR/HMアーティスト達によるチャリティ・アルバムが今回発売された。

勿論、本作の収益金は義援金として日本赤十字社に寄付され、被災者支援や被災地の復興支援などに充てられるという。

で、AOR HEAVENのチャリティアルバムと同様、このコンピも未発表曲や新曲、未発表カバー曲等が満載で、関わっているアーティストに興味ある方なら、購入しても損はない一品に仕上がっております。

01 Mark Boals / Shine
02 Edguy / I'll Cry For You (Europeのカバー)
03 Epica / Higher High
04 Gotthard / Heaven (Live Version)  既にVoが鬼籍なので新録は当然ならず…
05 Grand Illusion / The One
06 Harem Scarem / No Justice (2011)
07 Lana Lane / Street Of Broken Dreams
08 Last Autumn's Dream / Nothin' Ever Hurt Like You
09 Riot / Wings Are For Angels
10 Royal Hunt / Faraway (Different Version)
11 Soilwork / Epitome / A Bit O'me (Beatstation Remix)
12 Sonata Arctica / Hell Is Living Without You(ALICE COOPERのカバー)

個人的にイマイチだったのがEDGUY版「I'll Cry For You」(EUROPEのカヴァー)で、ちょっとオリジナルにあったしっとり感が損なわれてる感じを受けましたかね…

逆に印象が一気に変わったのが、今回の新録の為に急遽再結成したHAREM SCAREMから届けられた「No Justice」が、しっとりとしたバラードアレンジ(鎮魂歌風?)になっててかなり良い出来で、彼等のファンならこの為に購入しても惜しくは無いでしょう。

LAST AUTUMN'S DREAMもアルバムに入っていても不思議じゃない泣きの美メロ曲を提供してくれていて、慌てて造った感皆無の嬉しい驚きでした。

主旨が主旨なんで基本的に各アーティスト提供曲はしっとり系が多い中、RIOTだけがツインギターのハモリをたっぷりフィーチャーしたツーバスドコドコの疾走曲を提供してて思わず笑っちゃいましたね(w いえ、曲自体はかなり良い出来でお気に入りですよ。

で、今回の企画の一番の目玉曲がリーダトラックの1曲目のバラードで、MARK BOALSを筆頭に、Jeff Scott Soto(TALISMAN、ex:JOURNEY)、Edu Falaschi(ANGRA)、Steve Augeri(ex:JOURNEY)、Robrto Tiranti(Labyrinth)、Charlie Dominici(ex:DREAM THEATER、DOMINICI)、Mat Sinner(Primal Fear、Sinner)、Zak Stevens(ex:SAVATAGE、Circle II Circle)、Judith Hill(故マイケル・ジャクソンの追悼式典でリードVoを披露し注目を浴びた人物)が入れ替わり次々と歌声を紡いでいく様は、80年代DIO陣頭に制作された『STARS』のようで感涙を禁じ得ない。

我々一般リスナーが出来る事は限られているが、こうした善意の支援に応じてくれた各アーティストに心からのお礼と、ブックレット内に添えられた心温まるメッセージとその心意気に拍手を送り、今後とも彼等の活動を支え続けたいものである。
# by malilion | 2011-06-23 15:37 | 音楽 | Trackback

今からの季節にピッタリなALL TIME LOWの新譜っ!(’(゜∀゜∩


ALL TIME LOW 今からの季節にピッタリなALL TIME LOWの新譜っ!(’(゜∀゜∩_c0072376_2283593.jpg「Dirty Work」'11 

ポップパンク期待のニューカマー、って感じで紹介されてた彼等もこれで通算4作目、今回は一層洗練されたロックアルバムをリリースしてきました。

まぁ、この脱パンクな方向性の変化は前作から感じさせてたのですが、ここまで一気に突き抜けるとは…流石若いバンドは思い切りがいいねぇ♪

既にパンクだとかいうカテゴリーは意味ないんじゃないか? ってなぐらいポップでキャッチーですから(w
馴染みやすく“シンガロングしてね!”と言わんばかりの抜群にキャッチーな歌メロと、フック満載で爽快感溢れる(夏っ! って感じですな。歌詞もモロ♪)メロディ、そして明るく弾けるようなノリのよいリズム、そこへAOR化を否定するように斬り込んでくるラウドでドライなギターと、これが受けないはずないだろ、っていう出来ですよ♪

特に今回は歌メロが前作を凌ぐ“ド”ポップさで驚かされますね。
勢い任せのパンクテイストある曲が好きだったファンには、ちょっと受けが悪いかもしれないが、この大衆向けで完成度の高いポップスサウンドは大ありだと思いますね。

がむしゃらで力任せに突っ走るだけだったポップパンク(まだそーいう曲も残ってますけどね)から、よりロック&エレポップな音を巧みに組込んだアレンジの妙も随所で光ってて、楽曲も幅というかバラエティ豊になって最後まで飽きる事なく聞き通せるようになったのは大きな前進でしょう。

まぁ、歌詞はまだちょっと軽薄な感じがするのは否めませんけど、若いんだしそりゃ渋さを求めるのは酷ってもんですもんね(w
こりゃー、この新譜をひっさげてのLIVEは超楽しぃだろーなー♪

メロディアスでキャッチーなハードポップ好きな方は外せないですよ、彼等の新譜はっ! 大推薦です!
# by malilion | 2011-06-22 22:08 | 音楽 | Trackback

期待のJOURNEY新作! うーん…何か足りない?


JOURNEY 「ECLIPSE」'11  期待のJOURNEY新作! うーん…何か足りない?_c0072376_6564987.jpg

過去のどの作品にも増してハード&ヘヴィだとか、前作よりダークな面が強くなっている、とかの巷の評価を期待と不安入り交じった目でチラ見しつつ、彼等の新譜を聴いたのですが…なんだろう…何かが足りないような…

スタジオ14作目、通算16作目のキャリアとステイタスに相応しい味わいある円熟味(全体的に、音が丸くマイルドになってる…イメージ? 個人的に今の時代じゃ、全然ヘヴィに聞こえないよ)を感じさせる出来だが、キャッチーでフックある歌メロはペリー時代に及ばす、高品質でAOR的な完成度を優先したからなのだろうかハードドライビンでアップテンポな“ロックな勢い”を感じさせる曲があと1、2曲は欲しかった気がする。ちょっと退屈だ。

インタビュー等で盛んにアピールしてる通り、ニール・ショーンのギターは縦横無尽に駆け巡ってるんだけど、本人が言う程ヘヴィじゃなく華麗にして透明感ある、ってトコが実はJOURNEYらしくていい点だとも思いますけどね(汗

カバーバンドで歌ってたら本家にスカウトされた、なんて現代版シンデレラ男フィリピン人のアーネルの持つ要素を取り入れ始めたのか、これまでの彼等の作品じゃ余り聴かれなかったミステリアスでアジアンテイストな曲想やテンポ、音色を巧みに組込みつつ(このアジアンテイストがダークだと言われてる原因?)新生JOURNEYのカラーをアピールしてるのはいいんだけど、イマイチキャッチーじゃないという…

本作で参加2作目となるアーネル自体のパフォーマンスは、本家スティーブ・ペリーには今はこの高音域は出せないだろうと、いう瑞々しいハイトーンを伸びやかに披露してるので、その点については問題は全くないんですけどね。

と、するとやはり何か物足りない原因は楽曲にあるように思えるけど、それは過去作ででも良作駄作こもごもだったわけだし、今作だけを特に悪く言う事は出来ないかなぁ、って感じでしょうか?

まぁ、彼等の場合今まで散々最高なモノを造り出して来た産業ロックの総本家みたいな存在なわけだし、どうしてもそこらのバンドと一緒に語れぬ、求められるハードルの高さがネックになってきてしまうんでしょうな。

しかし、グロプレ系バンドがYESの顔、アンダーソン声を求めるのと似てAORハード系バンドはJOURNEYのペリー声をつくづく求めるもんなんだなぁ、と再認識。
個人的には、前任者のジェフの声でのアルバムも聞いてみたかったけど…まぁ、どっちも本家がそこに拘ってるし、フォロワーも当然それに倣うんだろうなぁ…

月並みだけど、次作にこそ新生面を完全消化して旧作を凌ぐようなキャッチーで美メロな作品を期待したいですね。
# by malilion | 2011-06-21 06:56 | 音楽 | Trackback

70年代英国ヴィンテージはどうしてそんなに愛されるのか…WICKED MINDSの新作デス!


WICKED MINDS 「Visioni Deliri E Illusion ~Tribute To Italian Prog~」'11 70年代英国ヴィンテージはどうしてそんなに愛されるのか…WICKED MINDSの新作デス!_c0072376_20154126.jpg

ひたすら英国ヴィンテージを憧憬し、70年代サウンドを追い求め過ぎて、ホントにイタリアン・グロプレバンドなのかと何度も疑っちゃった(笑)彼等の新(新しいのか?)スタジオ盤にして3rdが久しぶりに届けられました。

前作(LIVE作挟む)はサイケっぽいジャケだったけど、今回はTREESかAFFINITY(あくまでイメージで)か?! と、どうしても穿った見方をしちゃう70年代回帰な彼等、前作で散々70年代英国ヴィンテージ(HEEP+PURPLE+SABBATHな感じのね)な音を出して満足したのか、今度は自身の立ち位置を再確認するかの如く、イタリアン・ヴィンテージ・プログレ・トリビュート作をリリースですよ。(w

しかし、前作もモロHEEPな古臭いオルガンがぐるんぐるんしてたけど、今回も70年代イタリアングロプレ・カバーモノとか、ホントに“ド”がつく程70年代愛して止まないんでしょうねぇ、彼等は(w このアルバム聞いてると今が21世紀だって信じられなくなりますから、ええ。ホントに(w

今回のトリビュート、さすがに拘りのある彼等の創るアルバムなので只昔の曲をカバーしてるだけじゃないだろうなぁ、と思っていたら案の定、ムゼオのVoを迎え入れたり元オルメのメンバーやオザンナのメンバーをフィーチャーしたり、と反則気味にやりたい放題でした。いいぞ、もっとやれ!(w 

今回は元ネタがあるわけで、前作の様にHEEP+PURPLE+SABBATHってイメージの音じゃないけど、ヴィンテージサウンド好きや、マニアックなイタリアン・グロプレ好きな方は(つーか、彼等はあんまりにも70年代回帰ってトコばかりクローズアップされて、その音楽性がグロプレかは余り語られませんよね? ハッキリ言ってグロプレじゃないと私は思います(笑))十分、楽しめる一品じゃないでしょうか。

年末頃にはちゃんとした新作が届けられるっぽいので、ひとまず企画モノ作品はこれでお終いにして、是非またHEEP+PURPLE+SABBATHな重厚ヴィンテージ・サウンドで攻めまくって欲しいですね。
# by malilion | 2011-06-18 20:15 | 音楽 | Trackback

M.ILL.IONの久しぶりな新譜、国内盤でるのかな…? 


M.ILL.ION 「SANE & INSANITY」'11 M.ILL.IONの久しぶりな新譜、国内盤でるのかな…? _c0072376_15505987.jpg

今は亡きZero Corporationからデビューし90年代初頭の第2次北欧メタル・ムーヴメントで期待の新人として注目されながらも、幾度とないメンバーチェンジやレーベル倒産、そして移籍問題等の不遇なゴタつきがあり(なのでオリジナルアルバム以外にベストが既に3枚という…)イマイチ活動が軌道に乗りきれず未だにブレイクとは程遠い(涙)それでも細々と活動を続ける、スウェーデンの中堅メロディックHRバンド5人組が3年振りに7枚目となる新作を届けてくれました。

デビュー当初は北欧叙情美を感じさせるハード・ポップ系だったけれど、ここ数作ですっかり骨太でエネルギッシュな、奇をてらわぬタフでベーシックな王道HRへ音楽性を移行(90年代後期は活動中断してたお陰でか、他の北欧勢みたいにグランジーな流行モノ失敗作を残さなかったのが幸いしてる!)させてしまい、その断続的な活動と時流に逆らう派手さと無縁な美メロ的にも決定打に欠ける音楽性のせいか、メロハー市場では世界的に大きなシェアを持つ日本で注目度がめっきり減退してしまったのも、彼等的には痛かったんだろうなぁ…(つд`)

嬉しい事に初期作はリマスター&ボートラ付で別レーベルが出直ししてくれたものの、ここ数年の近作は国内盤未発売時期が長いんですよ…今回も出るかどうか分からない状況なので早めに購入しました…

で、この新作なのですが久しぶりに国内盤がリリースされた前作は(歌メロやキャッチーさは新作よりこっちが優れてる…)かなり強めにレイドバックした、80年代どころかDEEP PURPLEやRAINBOW、WHITESNAKE等を彷彿させるオルガンガンガン鳴り響く英国伝統の香り漂う古典的70年代風のサウンドだったけれど、今回は若干ネオクラ風味(と、少し80年代後期HEEP風のKeyがいい味だしてる♪)のある、いい意味で北欧メロハー要素が感じられて以前の古くささが(そこがこのバンドのキモであり、聴き所なんですけどね)多少薄れ、初期PRETTY MAIDS風というか、80年代後期のバンドが70年代を憧憬して造った正統派HR風サウンド、というアノ音を現代のテクノロジーでリファインした、という感じの音(ややこしい…)っぽく、これまで以上にキレと迫力ある演奏(ちょっとTREATっぽい。今回は特にプロダクションの勝利?)と併せて高品質なメロディアス・ハード作品に仕上がってるのが嬉しいですね。

まぁ、相変わらずスタイリッシュさとは程遠いイモっぽさは残ってるし、力強く疾走するんだけどゴリゴリハードって訳でもなく脳天気にポッピーってわけでもない、イマイチキャチーさの足りぬ煮え切らない哀愁のマイナーメロ(北欧クサメロ系じゃないのがポイント!)を、これでもかと奏ってくれてる今時珍しい超貴重な古式ゆかしき正統派HR(メタルじゃないんだな、コレが)バンドなので応援し続けたいトコです。
# by malilion | 2011-06-15 15:51 | 音楽 | Trackback

やっぱジーザスジーザス言われてもなぁ…PETRA企画モノデス


PETRA 「Back to the Rock」'11 やっぱジーザスジーザス言われてもなぁ…PETRA企画モノデス_c0072376_13494848.jpg

ここ日本ではあまり注目も紹介もされない米国で独自のファンベースを持つクリスチャン(CCM)系アーティスト達(Stryperとかもね)。

その中でもPETRAは、70年代初期より30年余りの活動を誇る老舗メロディック・ロックバンド(アルバムもそうだけど、謎のベストや編集モノが多すぎる…)として米国では高評価され、90年代末期に惜しくも解散(末期はオリジナルメンバー皆無状態)をしたはずなのに『Jekyll & Hyde』'03であっさり復活したり(笑)06年にはLIVEアルバムもリリースしたりと、未だに米国では活動を求められているその筋じゃ大御所なのですが、ここ日本における彼らの知名度はほぼゼロ状態という…

まぁ、活動初期がカントリー風だったり、80年代にはAOR&産業ロック系(ジョン&ディーノのエレファンテ兄弟が関わってるこの時代のアルバムは最高ですよ!)だったり、90年代中期にはバッドボーズなガンズ風だったり90年代後期はグランジーだったり所謂ヌーメタル風だったりと、その音楽嗜好が時代を反映というか、無節操にコロコロ流行ものに変わるのも、ここ日本では理解され難い要因じゃないかと。

その辺の経過や理由は詳しく知らないのですが、信仰や布教がメインな彼等にとっちゃ音楽性より伝えるべきメッセージを大衆の耳に届ける事の方が重要なのだろうから“その時代時代でウケのいい流行の音”へ変化するのは当り前なのかもしれませんけどね。

でもその“信念無き(と、日本人的には見える)”変わり身がここ日本じゃ好まれないのじゃないかと予想するのですが…CCM系は賛美歌等の影響でか、コーラスが綺麗なバンドが多いので日本人受け(歌詞は、まぁお察し下さい状態ですが)がいいと思うんですけどねぇ…

んで、この最新作(ナンバー無しの自主制作盤)なのですが「CLASSIC PETRA」というサイトで宣伝されてる(再結成バンドとは区別してる旧メンバー編成バンドって事か?)ように、80年代の黄金メンバー、Bob Hartman(G)、Greg X Volz(Vo)、John Lawry(Key)、Mark Kelly(B)、Louie Weaver(Ds)による旧曲の新録モノなのですが、「美しい爽やかコーラスワークバリバリ&分厚いシンセガンガンな華やかでキャッチーだった頃」サウンドが(!!)最新テクノロジーで蘇り超歓喜♪('(゚∀゚∩

個人的には2代目VoのJOHN SCHLITT(ex-HEAD EAST)のちょっとハスキーなものの力強いエッジがありつつ華やかなヴォーカルの方が前任者のマイルドヴォイスより好みっちゃ好みなんですが、これはこれで有りかな、と(w

しかし、一連の謎のベストものでもそうなんだけど、このバンドは毎度ジャケデザインは余り褒められたモンじゃありませんなぁ…80年代がそうだったから敢えてそういう風にしました、って言われても「工エエェェ(´д`)ェェエエ工 」状態なわけで…(汗

まぁ、当時から余りルックスには気を遣ってなさそうな髭面のオッサン達でしたから、それもしょうがないのかもね(w

その辺の裏話は抜きにして、爽やかメロハー好きな方なら、宗教うんぬんは一旦置いておいて一度彼等の音には触れておいて損はないと思いますよ? 当然、この新作もお薦めです!
# by malilion | 2011-06-13 13:50 | 音楽 | Trackback

豪華過ぎるチャリティCD!! ありがとう! そしてありがとう! AOR HEAVENよ!

V.A. 「Rock For Japan(CHARITY PROJECT ALBUM)」'11 豪華過ぎるチャリティCD!! ありがとう! そしてありがとう! AOR HEAVENよ!_c0072376_3143625.jpg

先の東日本大地震の危機に対して救済の意を込めて制作されたチャリティー・アルバム(2枚組み全34曲)。
アルバム売上の利益は赤十字社を通じて義援金として日本の被災地へ送られるとの事。

ビルギット・シュヴァンケ氏率いるドイツのMelodic Rock&Hard Rockレーベル「AOR Heaven」が緊急企画し、のべ34組のアーティストが賛同し曲を提供して実現したこのアルバム、参加メンツが凄いのなんの!

CD 1:

01. FM - Kissed By An Angel(previously unreleased in Europe)
02. Tommy Heart(ex-TNT) - And I Know(previously unreleased)
03. Grand Illusion - Yumi's Eyes(previously unreleased sessions)
04. Harlan Cage - Sinner's Groove(new recording)
05. Fiona - Loved Along The Way(new recording)
06. Dan Reed - I Don't Mind(previously unreleased sessions)
07. Tony Harnell - One Way Ride(previously only released on a digital only)
08. Grand Design - Love Will Shine The Way(new recording)
09. White / Norgren - Message Of Love(previously unreleased cover of the Journey)
10. Hartmann feat. Tobias Sammet - Brother's ((previously unreleased Live)
11. Brian McDonald - In Too Deep(new recording)
12. Shotgun Symphony - The One(new recording)
13. Brett Walker - Good Enough(new recording)
14. Peter Beckett - Too Many Reasons(new recording)
15. Poison Sun - Russian Racketeers(previously unreleased sessions)
16. Big Nature - One Way Ride(previously unreleased)
17. Legs Diamond - Missing A Part(previously unreleased sessions)


CD2:

01. Soul Doctor - You're All That I Want (previously unreleased version Single Remix)
02. Crown Of Thorns - I Won't Wait (previously unreleased sessions)
03. Harem Scarem - Easier(previously unreleased)
04. Robin Beck - The One
05. Torben Schmidt - Run Away(previously unreleased on CD)
06. Mark Spiro - Say Your Prayers(previously unreleased)
07. House Of Lords - Spirit Of Love
08. Mitch Malloy - Anything At All (previously unreleased on CD Live)
09. Dogface - Fired(previously unreleased)
10. Kane'd - Rock Against The D.J.(previously unreleased)
11. Royal Hunt - Back To Square ((previously unreleased Live)
12. M.ill.ion - What I Want(previously unreleased sessions)
13. Johnny Lima - Nowhere Left To Go(previously unreleased)
14. Tommy Denander - Where Is The Fire(previously unreleased on CD)
15. Chris Laney - Coming Home(previously unreleased)
16. Bulletrain - Take Me To The Sun(previously unreleased on CD)
17. Subsignal - Wingless(previously unreleased demo version)

ご覧のように、日本に馴染みあるアーティストが満載でしょ? このメンツ(Shotgun Symphonyに至っては12年ぶりの新録音源ですよ!)を見て興味の湧かないメロハー&ハードポップのファンは居ないだろ、ってなくらいガチな編成です♪

その上に、なんとカバー曲にデモにLIVE音源や完全未発表曲、未発表セッション等々とほぼ未発表音源(!!)で占められているという、極上メロハー・コンピCDなだけでなく音源ファンにもマストなアイテムなんですよ! 流石、AOR HEAVENだぜぃ!('(゚∀゚∩

ブックレット裏面には「甦れ日本!」の文字が載っていて感動!(憎い心遣いだよね!)
更にブックレット中には輸入盤にもかかわらず、このアルバムの企画者であるシュヴァンケ氏と参加アーティストの心暖まるメッセージが日本語(輸入盤なのに!)で載っているという、至れり尽くせりの仕様で大歓喜♪

日本人の一人として、参加してくれたアーティストの皆さんの心意気に多謝デス!!
# by malilion | 2011-06-13 03:17 | 音楽 | Trackback

だって出過ぎなんだもん…(つд`) MAGNUM5枚組アンソロジー!


MAGNUM 「The Gathering」'10 だって出過ぎなんだもん…(つд`) MAGNUM5枚組アンソロジー!_c0072376_12412078.jpg

長年MAGNUMファンをしておいてなんですが、恥ずかしながら遂先日までこのBOX SETの存在を知りませんでした!(爆 反省っ!

いやぁ、だって極悪JET レコードのせいってのが一番の理由ですが(汗 バンドがJET、FM、Polydor、Music For Nations、EMI、SPV とレコード会社を渡り歩いたせいで、レーベル横断のベストってのが造れない状況だったのも災いしたのか、殆ど価値のないレコード会社の金儲けだけの為に造られたベストやアーカイブもの(それでも幾つかは購入しちゃってる自分も自分なんですが…)がバカみたいに出回ってるんで、どうせこれもその類だろうと余り注意してなかったんですよね…(つд`)

そもそもこのバンドめちゃシングル多い(変形ジャケが多いんですよ! UKバンドってのはコレだから!)し、そしてアルバム未収録とかもまた多いし…バージョン違いとか把握して買い集めるの大変なんですよねぇ…入手困難なのに音源マニアやファンは多いからシングルが中古市場とかで高値だしさぁ…orz


閑話休題。


英国の誇り! バーミンガムが生んだ美旋律ハードロック・バンドMAGNUMの70年代から今も続くそのキャリアの集大成とも言える、デモテイクやアウトテイクにセッション、そしてシングルだけ収録のレア音源や12インチ・シングルなどの別ヴァージョンなんかも満載な全82曲入り(!!)豪華5枚組BOOK型CDセットですよ! オマケで1988年にハマースミス・オデオンで行われたライヴ音源まで(14曲分も!)収録しちゃってるという、音源マニアには堪らん一品です!

とは言えやはり長い歴史で培われた幾多のシングルを完全補完とはいかなかった模様で、解散する手前や再結成してからのアルバム未収録曲や日本盤ボートラ等が多々漏れているものの、最も人気が有りセールス的に頂点を迎えてシングルも最も多くカットされた『Wings Of Heaven』前後のポリドール時代からのシングルB面(懐かしい表現w)収録曲でアルバム未収録がかなりの率(REMIXや長いEXTENDED Verとかは、無理だよねぇ…)で補完されているのが嬉しい点でしょう。

そしてこの手のアンソロジーものの定番とは言え、年代順にメンバーの移り変わりや、UK発売盤のみとはいえ『Sleepwalking』までのシングル目録が収録曲と合わせて記載されているのもファンには嬉しいし、資料的にも価値ある一品じゃないでしょうか?

彼等の粗雑乱造気味なベストに辟易してる方はこれさえ押さえておけば多分70%(笑)くらいはOKなので、ファンならずともブリティッシュHR好きな方は購入を検討されてみてはいかがでしょうか?
# by malilion | 2011-06-12 12:44 | 音楽 | Trackback

モダン路線が嫌いな方には…新人なのに古い音、HOUSTONデビュー!


HOUSTON 「Houston 」'10 モダン路線が嫌いな方には…新人なのに古い音、HOUSTONデビュー!_c0072376_0425739.jpg

某大型輸入盤店でプッシュされてたので、何気に購入(BOSTONみたいなジャケに惹かれたなんて言えない…)して聞いてみたら、コレがビックリ!(w 極上の北欧メロハー・アルバムで、めちゃ、いい出来じゃないですか!

どうやら既に自主制作で本作はリリースされて、輸入盤メロハー・マニアには知られた存在だった模様で、ヒューストンというバンド名(と、ジャケ)でアメリカのバンドかと思ってしまいがちですが、メンバーの名前やバックアップしてる面々の名前を見て、すぐスウェーデン出身のFreddie AllenとHampus "Hank" Erixなる2人を中心とするプロジェクト(バンド?)だということが分かりました。
内容の方は、古くからの北欧メロハー&ハードポップ愛好者の思い浮かべる、キャッチーで仄かな哀愁漂う透明感ある美しい歌メロと華やかなコーラスをメインに、派手になりすぎずフックとハードさを演出するツボを抑えつつ適度に泣くGと、キラキラした分厚いキーボードが印象的な、アノ古き良き北欧メタル&80'産業ロックそのものという、JOURNEY、TOTO、FOREIGNER、SURVIVOR、AISA、BOSTON辺りが好きな方ならドストライクという堪らないバンドでしょう。(w

80年代回帰を選択する事自体はそれほど難しい事ではないでしょうが、既に先人達がかなりの高レベルのものを造り上げているし、有る程度の求められるフォーマットも決められているので、その分目新しい要素を取り入れにくくヘタをすると劣化コピー扱いされ易い、称賛を勝ち取るには楽曲の質の高さと完成度を求められる実に難しいジャンルなんですよねぇ。

その辺りをふまえてなのか、デビュー作だというのにTommy Denander(ホント、どこにでも出てくるのねこの人…)、Mats Olausson、Thomas Vikstrom、そしてRicky Delin(RAINMAKER)といった個性的なメロディック・ロック・シーンの職人達がHOUSTONの脇を固めてサポートしており、アルバムは実にフレッシュでハイクオリティに保たれていて、マンネリとも焼き直し感とも全く無縁なのでご安心を。

まぁ、その代りと言うか安定と完成度と引き換えといいましょうか、良くも悪くもこのバンドならではの突出した『個性』という要素は希薄になってしまってるんですけどね…

そうそう、恐らく当初は自主制作(全10曲)でリリースされたであろう本作、このジャケを新装した出直し盤は大手インディ・レーベルと契約してのリリース(全12曲)となったようで、その際2曲の新曲が追加されていますから、オリジナルジャケを購入された方で彼等が気に入ってる方なら買い直しても損はないのではないでしょうか? モダン路線が嫌いな方には…新人なのに古い音、HOUSTONデビュー!_c0072376_0442110.jpg
# by malilion | 2011-06-12 00:44 | 音楽 | Trackback

久しぶりの超大型新人DEGREED! メロ愛好家は刮目せよ!(’(゜∀゜∩


DEGREED 「Life, Love, Loss」'10 久しぶりの超大型新人DEGREED! メロ愛好家は刮目せよ!(’(゜∀゜∩_c0072376_14182691.jpg

メロハー愛好家や輸入盤市場では既に話題になってた彼等の記念すべき1st作(この前にデモあり)であり、Key擁するスウェーデン産メロディア ス・ハード・ロック・バンド本邦デビュー盤(国内盤はボートラ2曲追加!)をちょい遅れてGET!

いやぁ~、噂に違わぬ良作ですね、コレは! 実に素晴らしいっ♪
購入する前から、クラッシクな北欧メタルを新世代のモダン・フィルターに通して80'sメインストリームロックへの憧憬を残しつつ、今風に進化させた音、みたいに紹介されてて「それってどう進化してんの?」って思ってた訳ですが聞いて一発「成る程! 正にその通り!」という音ですわ♪ ああ。これじゃ、上手く伝わらないか(w

クラッシックな80年代マイナー北欧メタル・サウンドを現在のテクノロジーでさらに格好良くメジャー感溢れる方向へリファイン、なんて言うは安し(大抵はパロディにしか聴こえない安っぽい80'sリヴァイヴァルなバンドの多い事多い事…('A`) )だけど、なかなか奏れるもんじゃないのにね! いやぁ、凄いです。

ちょっとハスキーになったヨラン・エドマンかジョーイ・テンペストってな雰囲気の、中低音から高音(無理して線の細い金切り声でハイトーン上げてないトコも大変よろしい)まで綺麗に伸びる北欧メタル伝統のマイルドな甘い美声が、切ない歌メロを歌い上げるトコが実にいいんだなぁ、コレが。
この手の北欧バンドにありがちな“なんちゃって”な雰囲気やコーラスで誤魔化して聞かせちゃう、というような事もなく、ほんのり哀愁と透明感漂う抜群に気持いいキャッチーでポップな良曲が次から次へと飛び出してきて、マジ大歓喜♪

いわゆる仄暗いマイナー調で哀愁たっぷりに聞かせる従来の北欧HM(近年の80年代回帰路線とは一線を画す00年代進化系なのがミソ!)とは一味違って、北欧らしいウェットで艶やかなキラキラした透明感を保ちつつ今風のモダンなアレンジで隙無く固めた(新人離れした高い完成度!)メジャー感バリバリの、ポップでキャチーでフックありまくりな“正に珠玉のメロディ”を奏でてるんだから、これでメロ好き派な方が気に入らない訳が無い、ってなくらいの久々に超大当たり新人バンドですよ、ええ。

強いて文句つけるとすれば、新人北欧メロハー・バンドなんだし個人的には完成度よりも、もうちょい勢いと言うか早い曲が1、2曲欲しかったかな、ぁ、と。
後はAOR的なバランスを優先したからか、ちょっとお行儀の良いポップロックバンドっぽいと言うか、楽器のインタープレイパートが少ないのも若干物足りないかなぁ、とも感じましたね。
楽曲がコンパクト過ぎて呆気なく曲が終わってしまうので、もうちょい曲を聴いていたい、って思えてしまうなどという新人バンドにありえない(笑)殆ど難癖付けと同様な文句くらいかな(w

同郷のH.A.E.T.や、ALIEN、BAD HABIT、TREATやECLIPSE、そしてURBAN TALE等が気に入ってる方なら間違いなく“買い!”な一枚ですよ。
# by malilion | 2011-06-11 14:19 | 音楽 | Trackback

何度目だ…Anderson, Bruford, Wakeman, Howeの再発…


Anderson, Bruford, Wakeman, Howe 「Anderson, Bruford, Wakeman, Howe」'89 何度目だ…Anderson, Bruford, Wakeman, Howeの再発…_c0072376_1832098.jpg

これで何度目の再発になるのか海外盤も入れると見当も付かない(汗)、もう今さら何の説明もいらぬだろう「YES」と名乗りたくても名乗れなかった元主要メンバーのバンドの(Bootで幻の2ndデモとか出回ってるけど、アレは殆どジョンのソロ作みたいなモンだしね…完成作品を聴いてみたかったですけど…)唯一作が今回、装いも新たに激レアなシングル限定音源や未発表LIVE音源等を収録したディスク付の2枚組Deluxe Edition盤として登場!(長い…)

リマスター明記は無いけれど、オリジナル盤と比べて音のヌケの変化からしてリマスターは施された音源の模様。
しかし、もうこれが20年も前の音楽なんですねぇ…リマスター効果もあってでしょうが、今聞いても全く新鮮さを失っていないし古く感じ(1曲目の静寂を彩る軽やかなシンセを切り裂くように雪崩れ込んでくる変則ドラミング! 今聞いてもゾクゾクする!)させぬのは流石と言うか「一時代を牽引した一流ミュージシャンの意地」を見た、と言えましょうか。

未だに色々評価が分かれているようですし、はっきり行って当時の産業ロック路線だった「90125YES」より「ずっとYESらしい」アルバム(と、当時はアナウンスされてたしファンもそう思ってる方が多数でしょうが、両者どっちもYESだと私個人は思ってるので…なんとも言えませんねソコは…)として話題を呼んだのが懐かしいですねぇ。

個人的には最初本作を聴いて驚かされたのは、普段YESを仕切る影のリーダー(いや、実質紛う事ないリーダーなんですけどね)とか言われててもイマイチその存在感が表に出てきにくかったクリス・スクワイアの太く野蛮なリッケンバッカーが鳴ってないと、こうもアルバムの印象が変わるのかとその揺るぎない存在感を再認識させてくれた1枚でした。

細かい内容については今さら何も私が特に語る事もないので、紛れもない傑作アルバムなのでシンフォ好きや、プログレ好きは当然抑えておかねばならぬマストなアイテム、とだけ述べておきましょう。

YESを追いかけて方ならとっくに当然購入されてるでしょうけど、さすがに何度も同じ音源を…と、思われてる一般ロックファンの方は、今回はちゃんとレア音源入りなので購入されても損じゃありませんよ、と本作をお薦めしておきます。
# by malilion | 2011-05-27 18:03 | 音楽 | Trackback

今頃ですがWORLDS APARTの復活作を…結構いいじゃん♪


WORLDS APART 「CLEAN SLATE」'10 今頃ですがWORLDS APARTの復活作を…結構いいじゃん♪_c0072376_17274325.jpg

US西海岸サンフランシスコの4人組ハードロック・バンドが93年にリリースした『Worlds Apart』なるデビュー盤がインディ市場でそこそこの評判を呼び、“DOKKENやSTRYPERを彷彿とさせるアメリカンでキャッチーなメロディアス作!”の謳い文句にまんまと釣られて購入し、評判通りのなかなかなメロディアス派好みの良盤だったと記憶してた彼等ですが、『Day Job』'01以降とんと音沙汰が無いと思っていたらあえなく解散してた模様……
その彼等がオリジナル・メンバーで再結成し、去年に復活作アルバムをリリースしてたのを今頃購入して、今さらこうしてご紹介をしてる訳で(汗

で。その復活作ですが、分厚いコーラスがキャッチーで明るい楽曲に乗る、彼等のファンが求めてるだろう王道であり定番のアメリカン・メロディアス・ハード・サウンドが今も健在で、自身の立ち位置と再結成の意義を良く理解しているようで再結成作に付き物の「今風にしてみました」病ドコ吹く風に、まんまあの当時の方向性なのが期待通りで嬉しい限りでありますが、プロダクションまで当時のまま(音が悪いなぁ…)なのはいただけない…(’A`) 

さすがにキャリアを重ねてるだけあって、デビュー作のようないい意味でバランスの悪い勢い任せの溌剌さも弾けるような若々しさも今は感じられないものの、当時からファンの心を捉えて離さない美メロとハーモニーは安定の、モロ80年代後期メロハー好きの心を今でも十分にヒットする良作(もうちょい勢いある曲欲しいトコだけど…)だと思いますので、復活第一弾作としてはまずまずの出来じゃないですかね。

懐古趣味だけじゃないけど、80年代後期アメリカン・メロハー好きやキャッチーで明るいロック好きな方は、一度試してみるもの悪くないと思いますよ?
# by malilion | 2011-05-24 17:27 | 音楽 | Trackback

ゴリゴリのパワメタへ大変身!のARTHEMIS新譜('(゚∀゚∩


ARTHEMIS 「HEROES」'10 ゴリゴリのパワメタへ大変身!のARTHEMIS新譜(\'(゚∀゚∩_c0072376_16563632.jpg

国外じゃなかなか評判がいいという噂の、イタリアン・メロパワメタル・バンドARTHEMISの 前作『Black Society』以来、約2年ぶりとなる2010年リリース6枚目のフル・アルバムをご紹介。

いえ、国外じゃ去年末頃にリリースされてたんですが、レーベル変えてどこかから国内盤発売があるかも…との期待も虚しく、待てど暮らせどリリース情報はアナウンスされず、遂に国内盤発売を諦めて輸入盤を購入した次第でして。

クサメタル好きには割りと知られた存在な彼等なので既にご存じな方も多いでしょうが、前作リリース後にリーダーのAndrea Martognelli(G)以外の全てのメンバーが脱退してしまい、今回は総メンツ入れ替えでの心機一転再出発作となっているのです。
ていうか、もう別のバンドだよね、それって…という心配が的中してか、音の方も大幅に変化しておりました。

ジャケからして、既に雰囲気が「違う!」となったファンの方々も居るはずの、真っ黒な出で立ちのメンバー…モロ、厳めしい(デスやゴシック臭は皆無なので御安心を)80年代後期アンダーグランド・パワメタ・バンドのユニフォームって感じですわ(w

前作から既にジャケがモダン路線だったので、有る程度の予想はついてましたが、まさかここまでガラリと音やイメージを変えてくるとは…
個人的には大歓迎な正統派モダン・パワメタ路線なんですが、前記したように今回から国内盤発売がない、って事がここ日本ではこのイメチェンが国内発売元からどういう目で見られたのかを如実に物語ってますなぁ…(つд`)

ここ日本で受けた哀愁のクサメロ・シンフォな美旋律(少々、類型的でしたよね…?)は完全に影を潜め、明らかにダークな雰囲気漂う、ゴリゴリしたヘヴィさと甘みの無いモダンでソリッドな重量感を前面に押し出した正統派メタル寄りのサウンド(アメリカンな類型ベースだけど、歌メロ等が若干甘いメロ強めってとこがポイントか?)にシフトした訳ですが、持ち前の疾走感は健在だし、キャッチーさも失われず、寧ろコンパクトになって引きしまった好印象を個人的には受けましたね。

分かりやすく言うと、以前は湿り気のあるメロが売りのユーロピアンなバンドが、突如としてちょいスピードメタル寄りなアメリカン・パワメタっぽいドライな音になった感じ、って言えばいいのかな?

結果としてこれまでのARTHEMISサウンドより遥かにタフでヘヴィになったし、ストレートでコンパクトになったこの新機軸、新Voの野太くちょっとザラついた声質のパワフルな歌唱法に良く合っているので、これまでのファンからは賛否分かれる変化でしょうが、是非このモダン・アグレッシブ路線のまま突っ走って欲しいですね。
# by malilion | 2011-05-18 16:57 | 音楽 | Trackback

コレクター向けだね…The Wishing Treeリイシュー1st。


THE WISHING TREE 「Carnival of Souls」'96コレクター向けだね…The Wishing Treeリイシュー1st。_c0072376_16271343.jpg 

2010年にまさかの2ndが13年ぶりにリリースされたのに続き、1stもマリリオンの自主レーベルRACKET RECORDSからリイシュー品が届けられた。

ジャケは以前2006年にUS盤でリリースされた時と同じデザインながら内容が若干変更され、本編はアルバムと同じ収録曲ながら、エンハンスドで未発表曲のデモ音源2曲とイタリアでのTV用ライブ映像(ハンナとロザリー2名だけでの弾き語りで超レア映像!)が2曲追加されている。

ブックレットにはリマスターうんぬんは明記されていないので、恐らくオリジナル音源のままだと思われるし、デモ音源の方もそれ程必死になって買うべき音源でもないオマケ程度のものなので、若かりし頃の初々しくも美しい巨乳美声Voハンナの動いてる姿が見たいっ! という方(もっとも映像のハンナは動きもなく突っ立ってるだけなんですけどねー)だけ用のリイシュー作という感じか?

まぁ、日本盤や最初の出直しUS盤を持ってる方は特別慌てて購入する必要のない音源なので、全てカタログを揃えたいというマニア向け商品ですね。
なので恐らくすぐ廃盤になっちゃうでしょうから、コレクターな方だけはお早め目に。
# by malilion | 2011-05-15 16:28 | 音楽 | Trackback

相変わらず渋いっ! NAZARETH新譜っ!


NAZARETH 「Big Dogz」'11 相変わらず渋いっ! NAZARETH新譜っ!_c0072376_15583456.jpg

前作「The Newz」'08から3年ぶりとなる新作が久々に登場!!

前作も色々バージョン違いの商品がリリースされましたが、今回も「通常盤」「Deluxe Edition」「Collectors Edition」と3種類発売される模様で、「Deluxe Edition」はアンプラグドLIVE5曲入りのボーナスCD付で「Collectors Edition」は前記の「Deluxe Edition」にさらに7インチ・アナログ盤(!!)が添付される仕様の模様です。うう、マニア泣かせだな、ヲイ!(w

アナログ盤の内容の方が不明なので、ちょっと今は見送って(済まぬ!)まずは「Deluxe Edition」をば購入しました。
LIMITED BONUS DISCの内容はというと「Big Boy」「Simple Solution」「My White Bicycle」「Love Hurts」「Open Up Woman」の5曲のUNPLUGGED Verを収録してますので興味有る方は此方の方がオトクなのでご購入をお薦めします。

しかし、分かってた事だけど渋いっ! 渋過ぎるっ!(笑)
ホントに全然今の周りの状況だとか売れ線だとか流行なんて完全無視のマイペースっぷり、甘みもイヤラしい計算も無い、泥臭いハードなブギーからのHRアプローチ曲を奏り続けてますなぁ…

渇いたギターにダン・マッカファーティーの独特なひび割れたしゃがれ声がのっかるだけで、もう他に誰もマネの出来ない魅力を放ってるってのは反則ですわ(w
一発でNAZARETHだって分かる、このトレードマークは重要ですもん。最近のバンドには、この手の強烈な個性が薄れてますよね。
どうにもここ日本ではB級ブリティッシュバンドってか、70年代にちょっとだけブレイクしたバンド、みたいな捉え方されてるのでもっと認知度上がって欲しいけど、さすがに若い世代にはこの何の衒いもない無愛想な音は…ちょっと受けつけないでしょうなぁ(汗

まぁ、デビューして30年の間、初期の豪快一発疾走する縦ノリロックから80年代は多少オサレでモダンになって売れ線に擦り寄ったり90年代で落ちぶれたりしたものの、一貫してこのオヤジっぽくて埃臭い渋い音のままなのがアル意味凄いですねぇ。
今じゃ、こんな渋くてシンプルな音だすバンド、メジャーシーンでなかなかお目にかかれませんもの。(w
でもだからこそ、不器用だけど決してファンを裏切らぬ漢達の熱い信念を感じます。

どうかこのまま末永く活動を続けて欲しいものです…
# by malilion | 2011-05-05 15:58 | 音楽 | Trackback

安心の出来、BAD HABITの新作! でももうちょい冒険して欲しいなぁ…


BAD HABIT 「Atmosphere」'11 安心の出来、BAD HABITの新作! でももうちょい冒険して欲しいなぁ…_c0072376_2014824.jpg

北欧ハードポップの雄、BAD HABITの待望の新作6thアルバムが登場!

てか、随分と前にコレも購入してたんですけどこのバンドの場合「ハズレはまず有り得ないだろ」と後回しにしてほかのアルバム聴いてました(汗
まぁ、案の定予想通りの安定感あるエモーショナルにしてメロディアスな、北欧スウェーデンのバンドらしい透明感とウェット感に満ちた良作アルバムなので問題なんて皆無なんですけど(w

コンパクトでありながらキャッチーなフックがちゃんと各曲に仕込まれてる、耳あたりの良いメロが穏やかにドラマティックにアルバム構成を考えて繰り広げられていく様は、ホントAOR&ハードポップ作のお手本のようで、ケチなんてつけられない完成度です。

まぁ、強いてあげるとすれば安定しすぎというか初期の頃にあったスピーディな曲が1、2曲欲しいトコですが、それはAOR系というくくりで考えるとあまり重要なポイントになってこないんですよね(汗
だから個人的な好みと言うか、すっかり落ち着いた彼等だけれど、今でも初期のHR風な楽曲がもうちょい聴きたいなぁ、という贅沢な望みしか文句としてはつけられません。

総じてレベルが高くまとまったメロディアスな良作で、北欧メロハー好きならずともAORファンやキャッチーなロック好きな方なら、かなりの率で気に入るアルバムだと思うので購入を検討されてもいいんじゃないでしょうか?

あ、所で13曲目のイントロ数秒のトコでピチ!ってノイズ入ってるんですが、コレって環境で? それともマスターに問題? 何度再生しても同じトコでノイズはいるんでマスターにノイズ入ってるんじゃないかと思うんですが…
# by malilion | 2011-05-01 20:14 | 音楽 | Trackback

やっとEUROXのリイシュー作入手完了!


EUROX 「MEGATREND」'87 やっとEUROXのリイシュー作入手完了!_c0072376_2057299.jpg

遂にこの日が来たっ! ガリアンサントラ再発に続きTAOの唯一作のCDリイシュー、さらに真打ちとしてEUROXのアルバムが満を持して紙ジャケ仕様リマスター・リイシューというファン感涙ものの出来で!!
いやぁー、長かった! なんたってオリジナルリリースから実に24年ぶりの復刻となるわけですからねぇ。当時、CD出始めたばかりの頃で手がでなかったんだよなぁ…(T_T)
それにしてもやっと入手出来ましたよ。既に再販されて一ヶ月が経過しちゃってるわけですが、色々お店を探し回ったんですけどどこも売り切れ、もしくは入荷させてないようで、結局いつもの流れでアマゾンでポチる事に…
でもなかなか来ない!(泣) いつ再入荷すんだよー! と、首を長くしてコノザマメールが来るのを待ってた訳ですが、やっと品が届きました! これで勝つる!!

まぁ、音楽的にはふた昔前のオサレ風味なニューウェイブ(汗)ポップという感じで取り立てて何も申すことはない出来なので、そのへんは好きな方の解説なりサイトなりを参考にして購入を検討してはいかがでしょうか?
個人的にはライナーにも書かれている通り、独特の抑揚あるマイルドで魅力的な声の初代リードVo根本氏がチェンジ(泣)してるという点や、ガリアンの主題歌を歌っていた時のようなプログレテイストは楽曲からめっきり姿を消し、バイオリン奏者がソロを取って目立つトコも無くなってオサレな音に埋没してる時点で、コレクターズアイテムとして所有してるという意味以外に、このリイシュー作に価値は見いだせないんですけどね。

しかし、返す返すもメンバーチェンジのゴタゴタ等無くボートラに入ってる初期曲の方向性でスムーズにアルバムが作成されてれば、2代目Voだからってこうも今作の評価が自分の中で低くなる事はなかったかもしれないのが悔しいですね…まぁ、時代が時代でしたから、それもしょうがないんでしょうけど(泣)

なにはともあれ、現在オリジナルメンバーで作成中という新作を是非早く聴きたいですね! 念願の根本氏リードのフルアルバムですからっ!!

そうそう、今回のリイシューにあたりオリジナルCDでは10曲収録だったのに、デビュー・シングル2曲(根本氏Vo!))をボーナストラックに追加してます。
# by malilion | 2011-04-30 20:58 | 音楽 | Trackback

一回りして今のトレンドになってるんだろうか?80年代LAメタル


一回りして今のトレンドになってるんだろうか?80年代LAメタル_c0072376_1149366.jpgDYNASTY 「KNOCK YOU DOWN」'11 

モロにSKID ROWの影響大な80年代LAメタルをベースに北欧独特のキラキラ感あるウェットなポップさを掛け合わせて、若さあふれる溌剌さを発散しまくる曲で、何の衒いもなくスカッと(実体験してない分、妙な呪縛に囚われてないものと思われ)パワフルに攻め立てる新世代バンド注目株の本邦デビュー盤!

いやぁ、スウェーデン産メロ系なので日本人好みなキャッチーでフックありまくりの楽しげな楽曲満載だし、90年代風な妙な鬱屈も皆無な上、無駄にヘビィでもダークでもないしで超いいですよ、コレ。
モトリーやSKID ROW等のポップになるギリで踏ん張ってた音イメージのLAメタル好きだった方は無条件で気に入る事間違いなし! 安心してお薦め出来る一品ですよ(w
ルックスはそれ系だけど、マイナー北欧バッドボーイズモノにありがちなダーティでスリージィなロックンロール系楽曲がわずかしかアルバムに収録されて無いトコもミソ♪
80年代風とは言うけど、懐古趣味って訳じゃなく微妙に違うちゃんと今の音にアップデートされてるとこは、さすがに今の若手が出してる音だけあるしね。

後はこの手のバンドのお約束として、バンドの顔となるヒットシングル曲が生まれれば、王道な路線だし安定して活動していけるんじゃないでしょうか? LIVEも楽しそうだし是非来日して欲しいですね。

ああ、そういやVoが歌唱法だけじゃなくモロにSKIDのバスのルックスコピーなのは笑えます(w 世代が違うからこそ出来るんでしょうなぁ~
# by malilion | 2011-04-28 10:30 | 音楽 | Trackback

本編発売前にサントラ発売で大丈夫か?

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「El Shaddai ASCENSION OF THE METATRON」'11 

巷で噂のあのゲームサントラを光の早さで購入してまいりました(笑)
いやー、皆さんもご存じの通りPV等やオフィシャルサイトで公開されてるBGMが凄くいい雰囲気なんですよねぇ~

ANUNAとか賛美歌系好きな人は、おそらくPVを見たらその華麗にして荘厳なチャーチオルガンにうっすら響くチャント風コーラスで耳がダンボになってたはず(笑)
で、今か今かとサントラ発売を待ちわびてた訳ですが、まさかゲーム本編より先に発売されちゃう事になるとは(w
これもやはりPV効果で話題作となった影響なんでしょうか?
まぁ、こちらとしてはサントラが無事発売されただけでもOKなので、文句は欠片もありません。

初回盤には特製スリップケースがつくとかで、無事残り少なかった初回盤をGET出来ました(ふぅ~

収録曲の方は期待通りの出来で、厳かな雰囲気の中にそここはかとなく民族音楽風なアクセントがあったり、教会音楽をデジタリーに処理した今風サウンドやピアソラばりなお洒落で優雅なフレンチポップアレンジ風もあったりと、ジャンル的には何でも有りのごった煮状態なんですが、作品全体を貫く「白」のイメージが雄々しくも力強く美しい独特のサウンドに仕立て上げ、煌びやかな事この上ないんですよねぇ。

歴史物映画のサントラや宗教音楽系もいけちゃうよ、って方なんか一度本作を試してみてもいいじゃないでしょうか?
# by malilion | 2011-04-26 14:01 | 音楽 | Trackback

10年は若返った印象の2011年URIAH HEEP新作!!

10年は若返った印象の2011年URIAH HEEP新作!!_c0072376_11505218.jpgURIAH HEEP 「INTO THE WILD」'11

今さら説明不要な70年代より生き続けるキャリア40年超えの最古参ブリティッシュHRバンド、ヒープの通算22枚目となるスタジオ・アルバムが登場!

頭からいきなりいつにも増してハードにオルガンが唸りを上げ、ヘビィなGがネチこくリフを刻んだ時点で「おお!?今回はかなりイケるんじゃないか!?」と嬉しい予感をさせる新作ですが、正にその通り! いつにも増して荘厳かつ叙情的なメロディと重厚な音の洪水が畳みかけてきて一発で魅了されてしまいました♪

ここ数作枯れたというか若干ポップなAOR寄りのアプローチが感じられたアルバムが続いてたので、正直あまりパッっとしない印象だったのですが今回は違います。ええ、違うんです。

真っ向からHR作へ挑んだのが功を奏したのか格段にスケールがデカイ、正にブリティッシュHRっていう疾走感と雄大で力強い音の固まりが止まることなくガンガン炸裂してもう最高♪

ファンならずとも古典的メロディアスHR好きな方ならばイケると感じるのじゃないでしょうか?

旧来からのファンには初期のような妖しい雰囲気(ちょっと初期RAINBOW風?)の曲なんかも収録されたりしてて嬉しい驚きのハズ(*´ω` *)

Dsのメンバーチェンジ(もうお年なので仕方がないよね…)がこの変化を誘発したのか、プロデュースの勝利なのかなんなのか知りませんが、このソリッドでタイトな音なら最近のHRユーザーの耳にも古臭くは聞こえないでしょう。

ベテランバンドというと、枯れた渋い味わいへ逃げがち(ミックもう63才だし、それも当然だ)なのに、ここに来てまさかここまでフレッシュでパワフルな新作が聞けるとは…(涙)

嬉しい驚きに小躍りやら感涙に咽ぶやらで忙しいったらありゃしない(笑)

しかし、これだけパワフルで暴れ回ってる印象なのに、実際は聴かせどころを押さえつつしっかりとコンパクトに曲をまとめあげてる所はさすがベテランの貫禄といったとこでしょうか?

勢い任せの若手バンドなら無駄で退屈なリードGやKeyソロでせっかくのいい曲が助長になる事しきりですからね。

このコンパクトなまとまりの良さも、アルバムを聴き終えた後の爽快感につながってるんじゃないかなぁ?

個人的に今回の新作は『Look At Yourself』'71 がそうであったように、オルガン&ワウギター&ファルセットコーラスというHEEP要素が巧い具合に2011年風にアップグレードされた、新しいHEEPサウンドの良き基本フォーマットとなる作品のような気がします。

「HEEP? まだあんなロートルの古臭い音聴いてるの?」と、敬遠してるメロ愛好家な方にこそ今作は聴いてもらいたい一品ですね。




# by malilion | 2011-04-26 00:05 | 音楽 | Trackback

なにがあったん?RING OF MYTHアコースティック化!?

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RING OF MYTH 「RING OF MYTH」'11 
 
Vo&B&key、G、Dsのトリオ編成でUSグロプレと来ればELP風かRUSH風かというのが定番パターンですが、予想に反して思いっ切り病んだYES風サウンドを聴かせていた彼等の6年ぶりとなる3rdが登場!

疾走感はあるものの徹底して非メロディック&アンキャッチーで、変態的に屈折したRUSHがYES張りに展開の激しく構築度の高い曲をゴリゴリと偏屈メロをテクニカルに、ソリッドに演奏しまくってる、といったアバンギャルドなイメージが強かった彼等ですが、ここに来てどんな心境の変化が起きたのか、一曲目からして幾分爽やか(!!)で軽やかなアコースティカル歌モノ・サウンドが飛び出してきて、バンドを間違えたかと本気で焦ってしまいました(笑)

しかし、何があったんでしょうねぇ~ホントに。
USAグロプレバンドがポップ化するのは良くある事なのでそのパターンなら別段そこまで驚きはしないんですが、彼らの場合は時代を反映してハードになったと言うより妙にダークでレイドバックしたというか渋く枯れたと言いましょうか…
彼等のような異様なテンションと無茶ぶりなスピード展開が売りのバンドはUSA勢グレモノに多々いるわけですが、よりにもよって今回は正反対なベクトルへ進んだというか…なんでこんなにローテンポで非シンフォな方向へいっちゃったん?(笑)
元々YES風味な所はあったのでアコースティカルになるのも頷けるんだけど、ここまでヘッポコ歌モノ風になっちゃうとは予想外でした。

でも、歌モノになるとやはりVoの弱さ(というか声質も、か)や貧弱なコーラス等が浮き彫りになってしまうのがいただけませんよね。
うーん、このバンドのこんな音は誰も欲しがってないんじゃないかなぁ、というのが正直な感想でしょうか。

歌モノにしてはVoが弱くコーラスも美しくない、さりとてキャッチーでポップというわけでもなく、テクバリバリのハイテンション演奏をアグレッシヴにたたみかけるわけでもなく、変に屈折してる曲(スローなせいか調子っぱずれにも聞こえる)を奏ってるけど妙に肩の力が抜けた、まるで炭酸の失せたヌルいコーラのような…これじゃ、どこへ訴求したかったのか皆目検討つきませんわ。
元々、彼等の音を支持してる数は少なかったはずですが、今回のこの方向性を誤ったとしか言いようのないこのアルバムでは、旧来のファンさえも根こそぎ失いかねないのじゃないかなぁ?

まぁ、まだ完全にグロプレチックな箇所が消えたわけでもなく、テクが衰えた風でもなく、変則的なリズムパターンの屈折した展開の早いパートのある箇所や曲も聞ける事は聞けるので、もしかして次は元の変態展開グロプレな方向へ戻ってくるかもしれない、と希望を持ちつつ次なる新作を待ちますか…
# by malilion | 2011-04-25 10:24 | 音楽 | Trackback

まさかのリイシュー…WALK THE WIRE


WALK THE WIRE「WALK THE WIRE」'94  まさかのリイシュー…WALK THE WIRE_c0072376_125379.jpg

94年当時、今は亡き(涙)ゼロ・コーポレーションから国内盤も発売されていた(いい時代だったなぁ…)UK産メロディアス・ハード・ポップバンド5人組が残した唯一作が、何故か今頃になってリマスター&ボーナス・トラック3曲追加の全13曲収録で、YesterRock(ここは本当にマニアを唸らせるツボを心得た再発レーベルですよねぇ♪)からオフィシャル(!!)CDリイシューで登場!!

音の方は国内盤がリリースされたのも頷ける日本人好みな音で、キャッチーかつ英国独特の陰りあるウェットな叙情性を前面に押し出した、マイルド風味なVoをメインに軟弱になり過ぎないシャープなGと柔らかで煌びやかなKeyがツボを刺激しまくる、マイナーポップ物が好きなマニアには堪らない一品ですヨ。
まぁ、この一枚で消えた事から伺えるように若干フックが弱かったり、このバンドならでは!という個性が少々薄かったりはしますが、80年代後期の北欧ハードポップや、初期FM、GRAND PRIX辺りに通じる湿り気たっぷりなポップサウンドが好きな人方なら、一発で気に入る事間違いなしの一枚ですので押さえておいても損はないアルバムです。

と、ここまで持ち上げて置いてなんですが、ボーナスの3曲が所謂ハズレ曲という奴でして、まぁ当時アルバムから外されたのも当然かな、というイマイチな出来(汗)のデモっぽい音源を今回リマスターして収録していますからオリジナル盤持っている方なら無理に購入しなくてもいいかも…
音の方も、元々隙間の多い軽めな音のアルバムでしたからリマスターで劇的に音の分離が良くなって印象が変わった、と言うことはないみたいですから。
# by malilion | 2011-04-24 22:30 | 音楽 | Trackback

DREAMTALE新作イイじゃん!やっと安定の兆しか?

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DREAMTALE  「EPSILON」'11  

ハロウィンを源流に北欧で発展してきたSTRATOVARIUS & SONATA ARCTICA直系バンドであるフィンランド産メロパワ・バンドの3年ぶりの新作となる5thアルバムが登場!!

デモ当時から追っかけてるけれど、トレンドに即乗っかる事の多いノンポリの新世代バンドが台頭しつつあるこのご時世に、幾多のメンバーチェンジを経て尚キーパーサウンド+北欧独特のキラキラ系メロハー・サウンドに変化無しなのは揺るがぬ信念を感じる。

頭から疾走感ばりばりでキスク似のエルッキ・セッパネンがか細いハイトーンを張り上げるメロハー好きにはお馴染みな“お約束サウンド”が飛び出してきて思わずニヤけちゃうこの新作、某B誌じゃ叩かれてたけど彼等のこれまでの作品を振り返って見てもかなりいい出来だと思いますよ。
北欧マイナー系やフォロワー・バンドも愛せる方にとっては、正に期待通りの雄々しくドラマティックな出来じゃないでしょうか?

勿論、track2のサビとか聴くまでもなく(笑)現時点では所謂“借り物”な箇所が多すぎてオリジナリティって点で言うと問題は大ありだけど。
とはいえ本家バンドがその音楽性を既に変化させてしまってる今、B級臭さは否めないもののこの“初期本家サウンド”を頑なに守り続けてる(初期ブラガーもそうだったしね)その姿勢はメタル、って感じで大変好ましい。
個人的にもデス系やゴシック系の要素はあまり好ましく思わないので、時代遅れだとかマンネリと蔑まれようと是非今後もこの方向性で続けていって欲しいですね。

しかし、初めて前作と同じVoがアルバムで歌ってるだけでも、かなり印象が違うもんだと再認識。勿論、いい意味で。
このバンド、ソロならいざ知らずどうにもメンバーチェンジが今まで多すぎだったもんねぇ。
今回もチェンジはあるものの、フロントマンがコロコロ変わるのはいただけないもの…

後はこの方向性のままに、彼等なりのオリジナリティの確立(現時点でかなりポップで親しみやすいメロだしね)とキラーチューンが出来れば、ブラガーがそうであったようにもう一段上のレベルへ駆け上がれるのは確実なので、願わくば次作でこそその辺りの問題点をクリアして大化けして欲しいものであります。
# by malilion | 2011-04-23 14:31 | 音楽 | Trackback

この方向性はいただけない…PENDRAGON の久しぶりの新譜なのに…(T_T)


PENDRAGON 「Passion」'11 この方向性はいただけない…PENDRAGON の久しぶりの新譜なのに…(T_T)_c0072376_10563182.jpg

3年振りとなる彼らの9th作がブックレット付きデジブック仕様&DVD付きの限定盤で登場!

一聴して感じるのは、ダークネス&ハードそして地味になったなぁ、というあまり有り難くないイメージ。
聞き込んでいくと、以前の英国的ロマンティシズムあふれる柔らかでファンタジックな空気感はかなり減退しているものの、お馴染みの泣きのGは満載だしヘナチョコVo(今回はコーラスも盛り込んでるけどこれもダメダメな出来ですな…)はまんまだしで、実際は良くも悪くも“いつものペンドラゴン”であり、それほど変化はしていないのだが妙に暗く地味に感じてしまうのは、ハードでドライな音造りのギターのせいだけでなく全体的なメロがイマイチなせいもあるかと。

Keyは以前と変わらぬ幻想的でシンフォニックな翳りを帯びた音色を要所要所で聞かせてくれるものの(立場上バッキングに比重を置いているんで…)、今回の新規軸なのか打ち込みだとかデジタリーでダークネスなSE等を随所に盛り込んで最近の音っぽいものに仕立て上げようとしているせいもあって、
数作前のような透明感あるリリカルなメロやドリーミングな感触を阻害しているように思う。
まぁ、要はデジタリーな現代的音の仕掛け(妙にSFチックなんだよね今回は…)は個人的にはこのバンドの音には似合わないんじゃね? というのがデカイんですけどね。

そして、なによりVoメロの美しさが近年はとみに減退しているように感じるのがツライとこ。
元々、ニックのVoは褒められたものじゃないだけに、全体のメロと弱いながらもツボを押さえた歌メロで聴かせていた訳だから、大げさに言えばこの魅力減退はバンドの存在意義を脅かすと思う。

所々で未だにハッ、とする美しいメロが聞けるんだし、次こそ違う方向性に進んでくれる事を祈って待ちますか…
# by malilion | 2011-04-22 10:56 | 音楽 | Trackback

WHITESNAKE これがHR最終作ってホント…?

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デイヴィッド・カヴァデール率いるWHITESNAKEの、通算11枚目となるフル・アルバムが前作より3年ぶりに登場!

今回のラインナップは、テクもバッチリでメンツ的にも豪華なダグ・アルドリッチ&レブ・ビーチのギター2人組は前作同様で、マイケル・デヴィン(b)、ブライアン・ティッシー(ds)のベテランにリズム隊が一新され、そこに前メンバーのティモシー・ドゥルリー(key)がゲスト扱いで参加する、という5ピースバンド構成を基本にしてアルバムは制作された模様。

前作はかなりギターの音が良かったアルバムと記憶してるが、今回もガッツリとギター・オリエンテッドな作風を貫いているので、老けてカヴァデールが軟弱になったんじゃないかと危惧してたファンの方はご安心を。

ところで、今回の新作は彼等に何を求めるかで評価が露骨に変わるように思える。

つまりアメリカで大成功を納めた87年以降の音が好きな比較的新しい彼等のファンにとっては、少々古臭いフックの乏しい音に聞こえ、87年以前の初期からの彼等のファンにとっては、ちょっと軽いけど最近忘れて久しい初期白蛇節がメロはイマイチだけど以前に比べれば戻ってきた、と喜ぶんじゃないか、というように。

そういう2種類のファンが反目しつつ存在することをカヴァデールだって重々承知しているのだろうから、初期のブルージーなスタイルと、アメリカ進出後のスタイルを折衷案よろしく混在させた今回のような音をリリースしてきたのだろう。
だから基本的には前作『GOOD TO BE BAD』'08 の流れを汲む作風ながら、R&Bを基調にした初期の骨太で渋い味わいのヘヴィ・ブルーズをを、より今風なモダンでAOR的なクリーンな音で奏でてる、という風に聞こえる。当然、87年以降のアメリカナイズされた音にMIXして。

個人的な趣味で言うと『SERPENS ALBUS』'87 は曲キャッチーでいいし別バンドとして捉えてまだ許容出来るとしても、『Slip Of The Tongue』'89 は代打のヴァイが曲をメチャクチャにしてしまったバンド史上一番の駄作と思ってる自分のような初期白蛇ファンでも、今回のアルバムはなかなかいい出来だとかなり楽しめてるものの、やはりバックがアメリカ人だからなのか、初期のようなブリティッシュ・HR・バンドならではの独特の湿り気を帯びたフィーリングというか、陰りのある煮え切らないけど艶のあるメロディという“あの音”は聞こえてこず、どこかカラっと爽やかアメリカンなんだなぁコレが…orz
いえ、アルバム構成や曲はよく練られていて高品質なヒットポテンシャルを秘めた良作なんですけどね。

新作を評価する上でもう1つの重要な点として、前作の順当な続編という以上に、メンバーの不遇な故障だとかのゴタつきもなく遂に「1987年の幻影」をふっ切る事に成功して、ファンの求める質の高い作品をリリース出来た、という点に尽きるのじゃないでしょうか?
まぁ、アルバム全体としては若干87年以前の白蛇のセルフカバー風味な、モダンな音像も相まってなんだか2011版『SLIDE IT IN』って感じ? と言えば新作未聴な方にも今回の音を一番良く分かって貰えるんじゃないかなぁ。

とはいえ、やはり決定的に変わっている点、というか足りてない物があるのも事実でして。

老獪なやり手ビジネスマンがどういったモノが市場で求められてるかリサーチして、その通り売れる品をバッチリ練り上げてきた、というような、ちょっと冷めた感覚が終始つきまとってるのがね…なんていうか、以前感じられた迸るような“熱さ”が無いんですよ。明らかに。
音がいいからとか、そーいう技術的な事でなく“整いすぎてる”というか、無茶な破綻がない(そりゃ、キャリアを考えりゃ当然だけどさ)というか、以前のジャケやら歌詞やらで下品なエロ三昧(笑)しでかしまくってた白蛇にしちゃお上品で御行儀が良すぎるイメージ(歌詞の方向性は相変わらずなんだけどね…)な音と言いましょうか…
さすがに“ラブハンター(笑)”デビカバも自分の置かれてる立場や状況をちゃんと弁えているでしょうから、「白蛇」に求められてるガイドラインを逸脱しない手堅い造りを目指して、AOR寄りなHRサウンド(コレがキモだと思うんだ…)に仕上げたらこうなったんでしょうけどね。ちょっとだけ、そこが残念かなぁ……

文句ばかりで申し訳ないけど、やはり大好きなバンドだからこその苦言としちゃ、ギター・オリエンテッドな作風ゆえダグ・アルドリッチ&レブ・ビーチのギター組の“らしさ”を随所に感じるものの、ひっかかりの弱いメロ(印象的なリフが無いのが原因!?)を終始奏でてるのも気がかりな点でしょうか。

80年代以前の白蛇サウンドを再構築しつつ、リスナーが期待するテクニカルなプレイも随所で聞かせて自己主張もしっかりこなし、尚かつ旧来のレイドバックした音像が破綻しないような今風のモダンな作品に仕上げてる点をとっても、ギター2人組がとんでもなくスキルが高い事の証明になってるとは思うんだけど、それと耳に残る良いメロを奏でられてるかどうかは別問題だと思うんですよね…
まぁ、何はともあれ一度は引退したカヴァデールの造り出す音にそれほど期待して(前作は自分的にカーテンコールみたいなもんですから…)なかっただけに、見事に予想を裏切って確実に“今のバンド”として進化した音を鳴らしてるのは嬉しいのですけど。

次が(コレがHR作としちゃ最後って言ってるっぽいけど…)あるなら、もうちょいはっちゃけたバランス悪い勢い任せな初期風のHR曲を聴いて見たいなぁ…
# by malilion | 2011-04-10 00:18 | 音楽 | Trackback