LEVERAGE 「TIDES」'06
![]() 先月購入して今頃聞きだして気に入ってるのが、コレ! フィンランドからのニューカマーLEVERAGEデス。 いやぁ、いいね。デカイわ。スケールが。 今時、珍しい感じのオーセンティックなバリバリ正統派HRな音で驚かされた。 メロスピでも、ジャーマンでも、レイドバックしてるわけでもなく、難解なだけのグロプレでもない、誰のフォロワーでもない音で、しかも新人にありがちなヘタレたイメージの曲が全然見当たらないのが凄い。 1stって、勢いとか荒っぽさが目立つモノなのに、なんかすっかり出来上がってるイメージなバンドですね。 勿論、曲にもうちょいフックが欲しいとか、歌詞がイマサンだとか、もっと印象的なソロをとか、コーラスをもうちょいヒネリ入れろとか、色々まだ問題あるけどデビューでこのスケール感と完成度は驚かされますよ。 ちょっとVoがガナるとき、トリートのVoみたいに聞こえるけど、もっとマイルドで伸びる声な逸材ですな。 Keyとかにシアター臭が微かにしますけど、ホントにこのバンドなりのオリジナルな曲調でまとめ上げてるのは見事ですねぇ。 キラーチューンが出来たら大化けしそうな新人バンドです、今から要チェックでっせ! そして安全パイのZENO「Runway to the Gods」'06 デスよ。 ![]() まぁ、BOSTONより(9年ぶり!)時間かけてつくったアルバムなんだし、悪いわけない(w まだ3枚目のフルアルバムってのもスゴいけど(汗 元からメロディアスなバンド(というか、ギター)だったけど、今回はまたのっけから弾きまくりでちょっと驚かされました。 こんなに弾きまくってるハードでキャッチーなイメージだったっけ? と慌てて旧譜を聞き直すくらい(w それにVo交替もなんの支障もきたさなかったようで一安心。 高品質な透明感あるギターソロありのハードPOPが聞きたいなら、コレですね。 深淵な歌詞もなかなかのモノですわ。 最後は、SWEET好きな&グラム好きなマニアなら買わずにはおれないカナダのバンド、CRASH KELLY「Penny Pills」'05デス。 ![]() もうじき2ndでるみたいなんで、そっちでどれだけ発展してるか超期待でしますよ。 まんま、70年代のポッピーなグラムな音で、ちょっと笑える(w まぁ、でもこの古くさいスカスカな感じのポップさがグラム系好きにはたまらんわけで。 今時、この音でどれだけ生き残れるのか不安だけど、昔からThe GRIPとかUKのPOPグラム系のドマイナーバンドもおっかけてる小生としては末永く応援していきたいバンドではありますな。 #
by malilion
| 2006-10-09 02:16
| 音楽
|
Trackback
「時かけ」見てきました。
いや、最初単なるリメイクだと思ってて、アウトオブ眼中でした(汗 なんだよ、完全に新作じゃん! しかも超おもろい!(w あのタイトルがマズイのと、完全新作ですよ! っていう宣伝たりないよー せっかく面白い映画なのにもったいない!ヽ(`□´)ノシ 青春ものだとか、なんだとか関係なく、面白かったですよ。 最後はちょっと切なく終わらせて、未来に希望を持たせちゃう引き方とか後味も大変よろしかったデスねぇ。 こーいう普通に面白い一般向けなアニメ映画がもっと増えるといいのになぁ、としみじみ思う次第です。('(゚∀゚∩ ところでいつの間に復活してたのよ!? そして新譜もだしてたSILVER SUN! 待望の新作デス! タワーに新譜を見つけた時は、まだ生きていたのか目を疑ってしまった(汗 音の方は昔と全然変わらぬ、爽やかで気持ちを明るくさせてくれるメロディアスPOPなご機嫌サーフロックが大爆発ですな。 相変わらずコンパクトサイズなアルバムで一気に駆け抜ける感じで聞き通してしまえる短さ!(w ![]() ![]() 実は、2ndから実に6年の歳月を経て復活した前作も見逃してて、慌てて新譜と合わせて3rdも購入した次第でして… 所で新作。 ちょっと個人的にはイマイチでした。 同時に購入したから余計かもしれないんだけど、前作3rdまでは1~2ndまでの超絶ポップな流れを汲んでいるフック満載の楽曲だったのに、新譜はどうにもイマイチ煮えきらないというか、ヴォーカルメロディとか曲のフックが減退してる感じ… まぁ、3枚も連続で高品質なPOPアルバムを提供してくれたんだし、中休みなのかな、と… なにはともあれ解散してしまっていなくて一安心でしたわ。次に期待しよう。 口直しならぬ耳直しに、とジョー・リンの新しいハードPOPプロジェクトをご紹介。 ![]() いやぁ、SURVIVORのジムピートリックが絡んでるだけあってメチャ曲が粒ぞろいでイイです。ハードPOPはこうあるべし! というような素晴らしい内容ですわ。文句のつけようないですなぁ。 このアルバム聞いて思うんですが、正直本人のソロアルバムは曲のメロディもフックもイマサンなんで気にいってなかった自分の耳は正しかったと。 ぶっちゃ、この人いいメロディと曲書ける人と組んで出したアルバムの方がうんと輝いてるんだよね、声とかさ。 このプロジェクトは是非進めていって欲しいなぁ… 梶山とかとはもういいからさ。某雑誌は強引なまでにプッシュしてるけど、あの関係はイケテないよ、正直。 このフロンティア系で進めてくれー!(´Д⊂ と、願う次第でありんす。 さぁて、お次はZENOの新譜を聞かねば! #
by malilion
| 2006-10-01 10:12
|
Trackback
いつのまにか秋っぽい。
近所の空き地にいるぬこがヌクヌクしてて可愛いく見える季節になりました。 でも、相変わらず小生のオツムは夏休みぃ!(マテ そんなトロケタ脳みそスカっとさせてくれるのが FINAL FRONTIER 「FEELIGHT」'06 デスYO! ![]() こんなにキャッチーなメロディと爽快感と透明感溢れる伝統的なサウンドがどうしてもっと日本でウケないのだろうか疑問にさえ思えるほど。 JOURNEYとSURVIVORファンはニヨニヨしながら聴けるYO! ('(゜∀゜∩ 鬱陶しい秋の長雨にも、このアルバムさえあればカラッと爽やか夏がもどってくるぜ!(w 正直、VON GROOVEとかMORATTIなんてどーでもいいんでコッチ本気で進めてくれ! って叫ばずにはいられませぬ。(´Д⊂デモムリカ… これくらいの高品質なハードPOPさを先月リリースされたSHOOTING STARの久々の新譜に求めたかった…まぁ、無理なのは分ってたケドね…うん… そして等々出ましたBILLY TALENT 「Ⅱ」'06 っ! ![]() なんかボートラあるとかいうしぃ…また買い直したさ(´Д⊂グスグス… カナダはトロント出身の2003年8月にデビューしたエモコア・パンク 4人組。 日本には2005年サマソニ05で来日。 2005年カナダのグラミー賞、ジュノー・アウォードではシンプル・プランを押さえて”アルバム・オブ・ジー・イヤー”と”グループ・オブ・ジー・イヤー”の2冠を達成。 とか、オフィシャルで情報はでてるけど、果たしてこのバンドどれだけ日本で認知されてるんだろう… ジャンルとか関係なしで“似てる”ってだけならSUM41とか、アメリカンHI-FIとかSR-71なんかイケるユーザーなら絶対気に入るPOPでキャチーさ加減なのになぁ… エモコアとかそーいうカテゴライズが邪魔してんじゃないかと思えさえもする今日この頃。 ロストプロフェットとかプッシュされんならこのバンドだってもっとプッシュされていいのに。 前作以上にキャッチーでメロディアスになってて、ガナリが減ってるから聞きやすいと思うのですよ。うん。 きっとなんかのCMで使われれば、すぐに耳ざとい人がこのバンドの良さに気が付いてもっと音楽ファンの話題にのぼると思うんだけどなぁ… という、なかなかの傑作アルバムなのですよ。 まぁ誰もここ見てないだろうからここで何を言おうと意味無いのかもしれんけど(汗 でも、POPでキャッチーでメロディアスでスピーディーな日本人好みな音が好きな人にはガチでお薦めですよん♪ お試しアレー #
by malilion
| 2006-09-27 21:13
|
Trackback
スーパーマン・リターンズ観てきました!
結論。 第一作、二作の旧スパーマン映画観てて面白いと思った奴は 速攻で映画館へダッシュだ! 大画面であの赤マントの活躍を刮目せよ! いやぁ~~~ホント、超面白かったです。 まぁ、お話的には古典的っていうか、まんまな王道ヒーローもんですよ。 なので最近のヒネリのあるお話とか展開好きな方には古くさく感じるかも。 流血シーンも、お行儀良く隠されてるしね(子供連れでも見に行ける良品だ) でも、そこがスーパーマンのスーパーマンたる所以なんで、 それでいいのです。 なんたって元祖スーパーヒーローだしね! あのテーマ曲とかすげぇ懐かしい(w でも変らずカッコイイ! 流石のJ・ウィリアムズだ!(息子ももっと活躍してくれー) 墜落飛行機救出劇とか、今のCG技術で再現されるスリルあるシーンに仕立て上げられてて最高でしたよ、ホント。 あのシーンだけで、スーパーマンファンならもう完全にノックアウトされちゃいます。 勢いで旧作の1,2もDVDこうてしまうくらいいい出来でした(w DVD出たらリターンズも買おう♪ そして、遂に、待ちに待った、ANTHEMの新譜ががががが! 『IMMORTAL』'06 リリースされましたネ! ![]() 今回も評判良いのですが、実際に素晴らしい作品ですヨ! 今までの再結成以降の作品、正直全曲が全曲気に入ってる、とは言い難かった… 良くて3曲ほどイイのがアレば…、とか森川じゃねぇしなぁ、とか思ってた訳ですけど今回はその私でも90点あげちゃうくらいアルバム全編が素晴らしくキャッチーでスピーディでヘビィでイイです! 一曲目からキタキタ! って感じデスヨ。 ホント、コレが再結成第一弾ならエビ反りまくって喜んでたでしょうな。 再結成して早々に渋谷のタワーでやったインストアLIVE観にいっても旧作からの曲の方が正直ノリノリでカッコ良かったしね… まぁでも、これでこれからのANTHEMも一安心かと。 このレベルまで来たら、もう後は大丈夫だ! って言えると思う。 今なら、ANTHEM知らない奴にでも、いいバンドあるんだよ、って紹介出来る音だもの♪ いやぁ、完全に昔以上のレベルへ戻ってきてくれた柴サタンに乾杯っ!! 新譜サイコーだよーーー! #
by malilion
| 2006-09-20 01:56
| 音楽
|
Trackback(2)
更新停滞しまくってる…('A`)
べ、別に連ザ2しまくってて、暇がないとかじゃないんだからね! と、ツンデレ風に言い訳してみたとこで事態は好転するわけもなくー ちまちま作業してるんで、来週までにはなんとか(汗 き、気を取り直して最近のスカッと、を! BILLY TALENTに1stを、最近聞いてます。 ![]() 首をながーくして待ってますよ。 カナダ産のバンドはなかなか日本じゃ売れないんだよなぁ…何故? エモコアとかジャンル分けされてるけど、お店ではパンクのラックに放り込まれてる罠(w まぁ、どっちでもいいんだけどね。 ちょっと鼻にかかったひしゃげたVoが好き嫌い分れるトコかもしれないけど、この男らしいコーラスとコンパクトに進んでくキャッチーなサウンドは気分爽快ですわ。 はよ2ndでないかなぁ… 同じ路線で(え? 違う?)LOSTPROPHETSの3rd「Liberation Transmission」'06もガンガン、ヘビロテ中! ![]() 捨て曲なしのキャチーなギターPOPですな。 自らも言ってるようにポリスとかトンプソンツインズ、デュランデュランなんかのテイストを隠し味に、ノリのいいサウンドに分厚いコーラスで押しまくってます。 イイですわ、コレ。 2ndまではなんかガナってるだけの曲とか、イマイチなのも結構あったんだけどここに来て大バケしましたね。いやぁ、やっぱどこか屈折してて、だけど心地よいUKPOPは最高だぁ♪ お次はアメリカの新しいサウンド、って注目されてるAVENGED SEVENFOLDのメジャーデビュー1st「City Of Evil」'06。 ![]() だって、モロジャーマンメタルだもん。 まぁ、あのジャーマンの臭いトコが抜けてモダンになってるのがUS産ゆえなのですが、あのクサクサメロディがジャーマン系が好きな人には堪らないわけで、そこが抜けてるこの音は…(汗 いわゆるジャーマンな視点から見ると、ひっかかりの少ない平淡な音になるんだよなぁ… 悪くはないけど、もしコレがドイツのバンド、って事だったらきっとここまで話題にならんバンドだと正直思います。 マスコミとか、色々プッシュしてるみたいだけど、日本じゃブレイクしないと思うなぁ… だって、今さらなんだもん。この音。 次は恒例のグロプレモノ。 スウェーデン産シンフォ・ロック・バンドBROTHER APEの2nd「Shangri-La」'06です。 ![]() 正直デビュー盤「On The Other Side」'05はイマサンでピンと来ない音だったけど、2ndで大バケしましたね。 シンフォニック・ロックにしては珍しくコンパクトで、メロディアスな曲が中心なのですけど、そこはかとYESの影響が見えるのは当然として、ところどころでフュージョンっぽいサウンドになってるのがちょっと変ってて面白い音かな、と。 いや、フュージョンっぽいのはいくらでもあるんだけど、キャッチーで爽やかコーラスありのグロプレでこーいうのあんま聞かないんで。 それに、Gの音やらフレーズに初期TOTOっぽいトコあって、またそれがPOPさを増させてるのかもしれませんね。 普通に歌ものとしても聞けるんだから、グロプレモノには珍しいのです。オススメ! 変わり種で日本のハードロックバンド、VRAIN「Emerald」'06か。 ![]() 本人語ってるけどXの影響を受けて始めたっぽいが、それ程そんな風には感じられなかった。 むしろ、奇をてらったトコの無い、珍しくコンパクトにまとまってる上質インディHRバンドだと思う。 低めの女Voがいいアクセントになってて、煌びやかなKeyの音がちょっと80年代風。 この手のバンドに珍しく歌モノ指向が強いんでGとかKeyソロは派手じゃないけど堅実な作風ですな。 妙にひけらかしのソロするバンド多いけど、曲がつまんないという欠点を露呈してるのが殆どの中、このバンドはそのヘンを感じない全編が平均点的な曲で固められてるのも珍しいトコか。 まぁ、その分飛び抜けたキラーソングみたいなのが無かったんでそーいう曲が一曲でも出来てくると一気に上のクラスへチェンジしそうなポテンシャルは感じさせるという点で、期待のホープ、って事になるでしょうか。 最後はマニアックなので、WICKED MINDS「Witchflower」'06が暑い日中どよーん、と流れてます(w ![]() HEEP+PURPLE+SABBATH、そしてグロプレっぽい隠し味、でこのバンドは言い表せると思いますね。 あの裏声コーラスとかも再現! の、結構HEEPになりきってるVoとか、笑える。 初期HEEP好き、ハモンドロック好きにはたまらんですな。イイです、ハイ。ヘビロテ中です(w しかし、今回もジャケからしてサイケっぽいなぁ~~ この人達、イタリアでどーいう活動してんだろう? 懐古主義な人には大受けなのは分るけど、今っぽい音が好きな人には、どうしょうもなく古くさく聞こえるんだろうなぁ… でも、そこがイイんだけどね!迷わず突き進んで欲しい! 何が言いたいかっていうと結局、ヒープ最高ぅ!('(゚∀゚∩ ってね! ちなみにコッチがLPジャケ。 ![]() #
by malilion
| 2006-08-02 22:17
|
Trackback
|
カレンダー
カテゴリ
以前の記事
2023年 04月 2023年 03月 2023年 02月 2023年 01月 2022年 12月 2022年 11月 2022年 10月 2022年 09月 2022年 08月 2022年 07月 more... お気に入りブログ
最新のコメント
メモ帳
検索
最新の記事
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||