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生粋のグレ者以外のUSグレ・アルバム AUDIOCRACY


AUDIOCRACY 「Revolution's Son」'08 c0072376_184871.jpg

元YESの Jon Andersonとも交友のあるUSAの音楽一家の出な Tobin James Muellerが立ち上げたプロジェクト作の今の所、唯一作を仕舞い込んでいたプログレHMと一緒にご紹介。

ティーンエイジャーの頃から活動開始したジャズピアニストをメインに、作曲家、脚本家、詩人、カメラマンもこなし、ジャズ、ファンク、ネオクラシカル、プログレ、フュージョン・フォーク、ゲーム音楽、劇場音楽、映画音楽等、多種多数なジャンルのアルバムを多数リリースし多方面で活躍するマルチ・アーティストでありマルチ・ミュージシャンである彼が、プログレ作として製作したのが本作。

基本的に Tobin James Mueller以外、ヴォーカルの Twon(Vo、B、Acoustic G)のみを固定メンバーとして製作されていて、それ以外のパートに多数のゲスト(国境を超えてネットで世界中と音源をやり取りして)を迎えて製作されているので、非常に華やかでバラエティーに富んだシンフォ・プログレサウンドとなっている。

本人が“情熱と感覚の交響曲の嵐”と言う本作をプログレを着想にしたロック・オペラ作として製作したようだが、分厚い合唱パートだけでなくシンフォニックなアレンジがたっぷり施された重厚なサウンドに、しっかりとロックテイスト(Tobin James Muellerがスタジオに籠もるタイプでなく、LIVE好きなのも大きいかも)も含まれているので、この手のマルチ系ミュージシャンがゲストを集めて奏ってみました、なスケールだけデカイお上品で芸術性は高いけれど退屈な一品でない所もポイントが高い。

多分に民族音楽的なテイストや、フュージョン的なテイストも含んでいるので、ガチガチのロック作しか聞かない方には少々奇異に聞こえたり、ピンと来ないパートもあるかもしれないが、静かに耳を傾けていると、長年のキャリアとボーダレスに各ジャンルで活躍してきた実績に裏打ちされた様々な音楽要素がモザイクのように散りばめられているのが分かって、聞いていて飽きない一作と言えるだろう。

個人的には、ユーロティストが強いウェットで美麗なメロディがアルバム全般に満ちていて、USA産的なドライさや大雑把さ、パワー推しのような所が皆無なのも本作を気に入っている点ですね。

ハイテクをハイテンションに、というような方向性をシンフォやプログレに求める向きには向かない一品ではありますが、Jon Andersonのソロ作のように民族音楽要素のあるゆったり蕩々と流れる美麗メロディに身を委ね、心を癒やされたい(にしては、ちょっとロック的過ぎる?)ような方にお薦めの一枚です(*´ω` *)
by malilion | 2016-09-29 01:03 | 音楽 | Trackback

ドイツはダークでハードなプログレHMバンド多いけど、今回は変わり種を


SOUL CAGES 「Same」'94

c0072376_0292975.jpg近年活動を再開した6人組ドイツ産シンフォ寄りプログレ・HMバンドをご紹介。

6人組自体は珍しくないものの、このバンドの場合はちょっと違っていまして、楽器演奏者4人 Jorg Nitschke(Ds)、Knut Nitschke(G)、Thorsten Staroske(Vo、G、Key)、Stephan Tigges(B、backing vo)に加えて、男女2人のバッキング・ヴォーカリスト Beate Kuhbier(backing vo)、Patricia Trautmann(backing vo)が専任メンバーとして在籍しているのです。

このバンド構成を見るとかなりヴォーカルハーモニーにこだわっているように思えそうですが、THERIONのように終始オペラチックに分厚いコーラスで合唱する訳ではなく、通常はリードヴォーカリストが歌い上げ、ここぞと言うポイントで分厚いコーラスハーモニーを披露したり、フィメールヴォーカルのソロパートがあったりするという、HM系にしては変わり種でした。

彼等のサウンドをプログレHM目線で乱暴に例えるなら、夢劇場の“静”部分のみ抽出してメロウに再構築したような音楽と言いましょうか…

今のジャンルやカテゴライズ表現に近いサウンドをあえて言うなら、美声のフィメールヴォーカルがソロで歌い上げるパートがある事もあって、北欧フィメール・シンフォHM系やゴス系に近い感触と言えば伝わるだろうか?
当時からハード寄りのダークでメタリックなプログレメタル・バンドが多いドイツ系として見ても、かなり彼等のサウンドは特異なのは間違いないでしょう。

所謂一般的なプログレHMサウンドとイメージが異り、本家James LaBrieが抑えた歌声の時によく似た歌声のヴォーカルはシャウトする事もなく朗々と歌い上げ、楽曲もミッドテンポ中心でアコギを爪弾く繊細な調べが穏やかに蕩々と流れていく、と言うHM系として捉えるなら余り刺激的でない優美さに重きを置いた一風変わったサウンドなのです。

当時から疑問だったのが、お約束の変拍子もそう顔をださないし、多少ザクザク刻むリフやツーバスドコドコがあるにしても、テンション高めのインタープレイがある訳でもなし、HM系から見るとシンフォニックで柔和な彼等のサウンドを、どうしてプログレ・メタルとカテゴライズして売りだそうとしてるのか契約してるメタルレーベルも含めて不思議でした。


1992年の春、4曲入りデモテープをリリースし、12月にMassacre Records(!?)とのディールを獲得してデビューアルバム制作にとりかかる。

94年、Beate Kuhbier、Patricia Trautmannnの男女バッキング・ヴォーカリストを加入させセルフタイトルアルバムで゙デビュー。

96年、2nd製作中に売りだったはずの男女バッキング・ヴォーカリストの Patricia嬢があっさり脱退(でもインナーのメンバー写真にはちゃっかり収まっている…)し、メンツ補充せぬまま5人組となり2nd「Moments」をリリース。
尤も以降も、Patricia嬢はヘルプでアルバム製作には随時参加するんですけど…

新譜製作にあたって専任キーボーディスト Enrique Foedtkeを加入させ再び6人組となり、99年に3rd「Craft」をリリース。

キーボーディスト加入の成果か、これまでで一番大仰に盛り上がるパートがあったりして“引き”と“押し”の差が顕著になって、ヴォ-カルハーモニーやフィメールヴォーカルの活躍の場も増え、爽快さも増して一層にドラマチックなサウンドになった。
所謂、一般的なHM的サウンドに近づいたイメージはあるものの、それでも大人しめなサウンドなのに変わりはない…

ここまで徐々に完成度を上げつつもデビュー当初からの方向性に変化がないのは、変化や革新を求めるプログレ系としては珍しいかもしれません。
ぶっちゃけ、元からして彼等はプログレ系じゃないと思うんです(汗

2000年7月にMassacre Recordsをドロップアウトし、新たなレーベルを求めて新作の準備に取りかかっているという情報を最後に、彼等の活動情報は何も聞こえてこなくなった。
恐らく世を覆ったグランジーの暗い影が少なからず影響したのだろう。

バンドサイトによるとレーベルを物色中、01年にキーボーディスト Enrique Foedtkeがバンドを去り、02年にベーシスト Stephan Tiggesも去った。
03年から新ベーシスト Jorg Bodeが加入し、新作の製作にとりかかったものの一向に新譜は完成せず、新レーベルも見つかず…

活動休止期間中、12年に音楽的意見の相違からJorg Bodeがバンドを去り、後任にIngo Vietenが迎え入れられた。
そして、前作から14年ぶりに自主制作盤4th「Moon」が13年にリリースされ、現在に至るという感じですかね。

最新作からこれまでバッキング・ヴォーカルだけだった Beate Kuhbierが Enrique Foedtkeの抜けた穴を埋めるかの如くキーボードもプレイするようになったのが興味深いです。

さすがにこれだけインターバルが開いたのと、既に世の流行が様変わりしてしまった影響でか、以前の三作で聞かれたようなゆったり飄々とした穏やかな雰囲気はサウンドから消え失せ、所謂ドイツのバンドに良く居るダークでヘヴィなHM的な鈍色サウンドを基本にして、Thorsten Staroskeが力強くフックある歌メロを歌い上げる風にヴォーカルアプローチも変化し、フィメール・ヴォーカルもたっぷりフューチャーするゴス的雰囲気も加味したサウンド(スピードは相変わらずミッドテンポ中心)に様変わりしております。

なんて言うか、もうプログレHMというカテゴライズは彼等のサウンドには全く似つかわしくなくなってしまいましたね…
まぁ、本人的にも少しもそんな風に自身のサウンドを捉えていないんでしょうけど(w

しかし、バンドサイトの現メンバーフォトに、2nd製作に少ししか関われなくて抜けたはずの現在も正式メンバーでない Patricia嬢がちゃっかり収まっているのが謎です…
未だにバッキングヴォーカルのヘルプをしてはいるんでしょうけど…いいんだろうか…(汗


RACHEL'S BIRTHDAY 「An Invitation To Rachel's Birthday」'96

c0072376_0295418.jpgドイツ産プログレ繋がりで、こちらのドイツ産プログレHMバンドもご紹介。

当時、未だに世界中で流行し一向に鎮まらぬ夢劇場症候群の熱に煽られるように、ドイツのStuttgartを拠点としたキーボード入り5人組バンドで、プログレHMをベースに、ニューウェーブやシンフォニック・プログレ、ネオプログレ、そしてフォーク等をクロスオーヴァーにミックスしたエキセントリックなサウンドで独自性を確立しようと登場した、ドイツのインディ・プログレHMレーベル Music Is Intelligenceからデビューした気鋭の新人(でした)。

多様なジャンルのサウンドをミックスさせようという試みは面白いものの、そう簡単に魅力的なサウンドが創作出来るはずもなく、又プレイヤーの力量的にもそれを軽々に可能たらしめる訳もなく、少々素っ頓狂な(シアトリカルでフィッシュっぽい?)歌メロもイマイチだし、バックの奏でるメロディアスさは今一歩だし、楽曲のフックやキャッチーさも今一つ、白熱のインタープレイがある訳でもなく、優美で流暢なキーボードが聞き所の、リズムアプローチが少し奇妙かな、というくらいのちょい毛色の変わったプログレHM、というのが当時の印象でしょうか。

残念ながら、そのプログレ・マインドの多くを担っていた作曲の中心人物であるキーボーディストの Alfred Muellerとベーシストの Michael Sixが程なく脱退してしまい、バンドは失速してしまう。

その後すぐ、2000年から Alfred Muellerはワンマン・プロジェクト・バンド SONIQ THEATERで活動を開始し、2016年現在まで16枚ほどの自主製作アルバムをリリースしている。
よりプログレ系へ傾倒したクロスオーヴァー・サウンドを披露しているので、その系統がお好みの方はチェックしてみるのもいいかもしれない。

バンドの方は99年にベースとキーボーディスト不在のまま、新たにギター&マンドリン奏者を加入させツインギター編成4人組になって「The English Rose」なるEPを自主盤でリリース(現物未確認)。

中心人物を失った影響は大きかったようで、一気にサウンドがひなびたフォーク系へ傾倒し、3分~4分程度のコンパクトな小曲ばかりをこじんまりと披露するような方向へ音楽性が大幅に変化してしまった。
まぁ、マンドリン奏者が加入って時点でお察しですが、もうここまで来ると完全に別バンドですね(汗

その後、04年に「Strange Little Creatures」なるEPを同一メンツでリリース(現物未確認)して以降、音源発表がないので、既にバンドは存在していないのでしょう。

プログレ系が好きなリスナー的な目線で言えば、現在もSONIQ THEATERで活躍する Alfred Muellerが若かりし頃に短期間だけ在籍していたプログレHMバンド、という捉え方になるんでしょうね…
by malilion | 2016-09-28 00:20 | 音楽 | Trackback

変わり種って、主流になれないよね…ALTERED VISION


ALTERED VISION 「Fantasia」'96 c0072376_0141291.jpg

ツインギター&ギタリスト2人がツイン・ヴォーカルの4人組イタリア産プログレHMバンドをご紹介。

B級夢劇場フォロワーを多数リリースしてきたプログレメタル好きにはお馴染みのUnderground Symphonyレーベルからのリリースで、厳密には彼等は夢劇場フォロワーに属さぬ音楽性だったが、当時の流行的に同じカテゴリーで輸入盤店等で紹介されていたように記憶している。

プログレHM系なのにキーボードは添え物程度な扱いや、ツイン・ヴォーカル(どちらも力量はイマサン…)を前面に押し出し、時にトリプル・ヴォーカルになるコーラスワークを活かしたコンパクトな楽曲など、かなり特異で面白い音を鳴らしていたバンドで、これ一作の短命な活動で終わってしまったのが悔やまれます。

シンセギターを駆使してフルート等のサウンドを再現しつつイタ公大好き古典的プログレ要素を散りばめ、当時流行の夢劇場症候群サウンド(定番のサックスとか変拍子とか)に、ファンクやモダンなフュージョン的プレイをミックスする面白い試みだっただけに、次作を聞いてみたかった…

そもそもテクニカルHM自体が取っつきにくい音像だし、そこをカバーする意味でももうちょいヴォーカルの力量があるか、ポップでフックある歌メロやフレーズをコンポーズ出来るメンバーがいれば一般層にも訴求したんでしょうが、所謂マニア受けする方向を選択してしまった時点で先が無い宿命だったのかもしれません。

当初、Andrea Brusacaがベースとキーボードを兼任し、Massimo Parolinがギターとリードヴォーカルを兼任するツインギター4人組で93年に3曲入りデモテープを自主製作。

Andrea Brusacaが抜け、ベース専任プレイヤー Michele Bertotを迎え、Omar Palazzaniがギターとリードヴォーカル(後にキーボードも)も担当するツインヴォーカル体制で、94年にPutrefyとのスプリット・テープ(2曲)を自主リリース。

バッキングヴォーカルもこなす専任ベーシスト Renzo Moradinを迎え、満を持してデビューアルバム「Fantasia」を96年にリリースしたものの、程なくして解散してしまう。

豪華装丁盤(CD番号は同一)も存在するようだが、残念ながら現物は未確認です。
by malilion | 2016-09-27 00:06 | 音楽 | Trackback

フォロワー達の夢のあと…南米PROCESSとドイツCRISES


PROCESS 「World In Motion」'95 c0072376_1395235.jpg

南米ブラジル産ヴォーカルがベースを兼任するキーボード入り4人組プログレメタル・バンドの自主製作デビュー盤にして唯一作をご紹介。

93年の7曲入り「Impressions」なるデモCDリリース(現物未確認)に続くデビュー作(アナログ盤も存在するようだが、内容がCDと同様か未確認)で、以降音源はリリースされていない模様でバンドは既に存在していないと思われる……

因みに93年のデモ楽曲は一曲を除き全て1stに収録されている。

ドイツに同名同ジャンル・バンドが存在し、92年にアルバムをリリースしているようなので、ご注意を。
尤もこのバンドも既に存在していない模様ですが…

活動開始時期を見てもお分かりの通り、モロに夢劇場の成功に影響を受けてバンド活動がスタートした模様ですね。

で、アルバムの内容の方ですが、ハイトーンを抑え目にしてちょい下手にしたJames LaBrieっぽいヴォーカルといい、テクニカルに変拍子を交えつつ複雑に展開する楽曲形態や所々で顔をだすフレーズといい、まんま夢劇場というイメージなものの、お手本より若干古典的なプログレ的音色を使うキーボードと、余りザクザクとリフを刻まずHR的に美しいメロディを奏でるのが主体なちょっと古めかしいギタープレイのせいでか、その他の地域から出現したフォロワーと少し毛色が違って感じられる、HMというよりHR的サウンドなのが面白い点でしょうか?

本家より楽曲がコンパクトにまとめられているのと、お国柄かリズム隊のプレイ(ベースが目立ちまくり)が強調されている点が、この手のフォロワーにしてはの個性と言えるかもしれません。


CRISES 「Same」'95 c0072376_1401599.jpg

ドイツの5人組夢劇場フォロワーで、プログレ風(ココがミソ!)HMバンドの自主製作デビューEPをご紹介。

全体的に夢劇場っぽい事をやりたいんだけど、テクも発想も追いついていないちょっとプログレメタルっぽいメロディアスなHMってな態に落ち着いてるC級に脚が出そうなB級インディ・バンドで、なんと現在も活動中(!)でこれまでにEPや企画盤を含めて計6枚をリリースしている。

ロートンやミドルレンジならば中々良い声をしているのに歌いきれないメロディを懸命に歌い上げ(させられ)る暴挙に出た為に、ハイノートになるとフラットして今にもひっくり返りそうになっているヘタウマ・ヴォーカルがやたら耳につくのが聞いていて辛い…(つд`)

そこかしこで夢劇場チックなフレーズやキメが顔をだす完全フォロワーで、当時世界中にこんな夢劇場症候群の有象無象なアマチュア・バンドがわんさと居たんでしょうねぇ…

その後、ベースとキーボードをチェンジして98年にデビューアルバム「Broken Glass」をインディ・レーベルAngular Records(現在消滅)からリリース。
さすがにデビューEPで無理をさせたと反省したのか、本作ではヴォーカリストのレンジに合わせた楽曲と歌メロ(良いとは言ってない)を歌わせていますね。
バンドの方向性は未だに夢劇場風テクニカルHMと言った態で、メンツの変更とキャリアを積んだ成果かバックのサウンドの質が向上し、やっとダークでミステリアスな雰囲気を漂わせるB級メロディアスHMといった具合(汗

03年、キーボードが抜けて3曲入りプロモCDを製作。
メンツを補充せぬままギタリストの Ondrej Hurbanicがキーボードを兼任する形で4人組バンドとして2nd「Balance」をインディ・レーベルProgman(現在消滅)から04年にリリース。
専任キーボードプレイヤーが居ない影響なのかプログレメタルへの色気が薄れたのか、幾分ストレートさが増したダークでモダンなテクニカルHMという風へバンドサウンドを方向修正したようだ。
ヴォ-カリストの力量も上がった模様で、以前より広いレンジで力強い歌声を披露しているが、相変わらず歌メロはイマイチである…('A`)

ヴォ-カルを Russel Grayから二代目フロントマン Douglas Engelbrechtへチェンジして7曲入りEP「Summerworks」を自主製作盤で05年にリリース。
フロントマンの交代で力強い低音のザラついた声質へ歌声が変化した影響でか、一気にダークでモダンヘヴィネスなHMへサウンドが変化している。
幾分、テクニカル系HMサウンド風味が残っているが、かっての夢劇場フォロワーな印象は窺えない。
まぁ、今現在の夢劇場のヘヴィ化したサウンドに引っ張られているという捉え方も出来るかもしれないけど…(汗

ヴォーカルを三代目フロントマン Dominik Eckertへチェンジし、過去曲のリメイクやリミックスを収録した企画盤「15 Years」を自主製作盤で08年にリリース。
ミドルからハイに伸びやかに歌い上げる歴代で一番歌が上手い新フロントマンのお陰でかバンドサウンドの質が一気に向上し、前作のヘヴィでダークだった印象が薄れ、初期の作風だったプログレ・メタル風味が戻ってきている。
そりゃ、この新ヴォーカリストの力量を得たなら、過去の妥協して仕上げた楽曲をリメイクしたくなるわなぁ(w
きっとデビュー当時、こんな風に下から上へ歌い上げてくれる抜群に歌が上手いフロントマンが居て欲しかったんだろうなぁ、というのがひしひし伝わってくるかのように、ギターリストが自由奔放に弾きまくっているのが興味深い。

メンツ変わらぬまま、リメイク企画盤と同じモダン・プログレHM路線で3rd「Coral Dreams」を09年に7hard Recordsからリリースしている。
キーボード不在なのと、モダンヘヴィネス・サウンドへの変化を経由した為か、完全に夢劇場フォロワーから脱却し、独自性を確立したA級予備軍プログレメタルバンドへ成長したと言えるでしょう。

このバンドが気になった方は、まず最新作である「Coral Dreams」をチェックして、気に入ったなら過去作を遡る方がよろしんじゃないでしょうか?
by malilion | 2016-09-26 01:31 | 音楽 | Trackback

実は言われる程、夢劇場臭くないTHE QUIET ROOM


THE QUIET ROOM 「PROMO '95」'95 c0072376_0112938.jpg

ETERNITYのデモテープ引っ張り出して聞いてたら、一時期アホみたいに買い込んで(泣)いた夢劇場フォロワー達のアルバムがゴロゴロ出てきたので、コロラド州デンバーからのツインギター&キーボード入り6人組USA産プログレメタル・バンドをご紹介。

92年に夢劇場が2ndで起こした成功が全世界の音楽業界を激震させた影響か、雨後の竹の子の如く世界各地からフォロワー達が出現し、次なるサクセスを目指して各バンドが独自性を生み出そうと日々試行錯誤を繰り返しておりました。

このTHE QUIET ROOMもそういったフォロワー・バンドの一つではありますがモロ夢劇場成分だけと言うわけでなく、夢劇場の成功以前から独自路線を突き進んでいた同じくUSA産プログレメタル・バンド FATES WARNING等のダークでミステリアスなプログレメタル・サウンドの要素も取り入れた作風で、スピードよりヘヴィさに重きを置いた楽曲形態なのが個性といえば個性でしょうか?

そこまでテクニカルでもなく、楽曲構成も入り組んでいないし難解さは薄目なので一般層に受け入れて貰いやすいサウンドなハズなのですが、ヴォ-カルが下手では無いけれど歌メロがイマイチなのと、ドライなサウンドのメロディの扇情性やフックも今一歩という、何故メジャーへステージアップ出来無かったのか納得なインディ・バンドではあります。

ギタリスト主導のバンドの割に全体のバランスを考えた楽曲でアルバムが構成されているのと、インディにしては音がまともな為か、聞き終えた後に自主盤にありがちな劣悪な印象を持たないのも、このバンドの強みと言えば強みと言えるでしょう。

Jason Boudreau(G)主導で1992年に結成され、まず5人組で93年に3曲入りデモテープを製作、次いで George Clasco(G)を迎えツインギター&キーボード6人体制になって5曲入りプロモCDを95年に自主盤でリリース、プロモ盤の楽曲(再録&リアレンジされた)5曲を全て含むデビュー作「Introspect」を97年にインディ・レーベルからリリース。
メジャー・レーベルとの契約を画策したのか3曲入りデモテープを98年に製作したものの、続く2ndリリースまでにメンバーチェンジが勃発し、デモテープ時から在籍の Jeff Janeczko(key)を除く、ヴォーカルをシャープなハイトーン中心の Chadd Castorからミドルレンジ中心でダミ声シャウトの Pete Jewellへ、ベースを Josh Luebbersから Rob Munshowerへ、ドラムスを Mike Riceから Graeme Woodへチェンジして、結局再びインディ・レーベルの元で前作同様の路線のまま、よりダークでヘヴィでミステリアスさを増した「Reconceive」を00年にリリースし活動を続け、01年に3曲入りデモテープを製作、ベースが抜けて不在のままヴォーカルを Pete Jewellから Terry Rodgersへチェンジして再び02年に3曲入りデモテープを製作したものの、全米を覆うグランジーの波に呑み込まれたのか2002年4月に解散を迎えている。

因みに二代目ヴォーカリストの Pete Jewellは05年に他界しているので、このラインナップでの再結成は二度と不可能となってしまった…
by malilion | 2016-09-25 00:08 | 音楽 | Trackback

テクニカル要素薄めなプログレメタル ETERNITY X


ETERNITY 「Never Ending Dream」'91 c0072376_323183.jpg

SOUNDSCAPE聞いていたら、5人組ツインギターのUSA産プログレメタル・バンドの事も思い出したのでご紹介。

DREAM THEATERやSHADOW GALLERYのサウンドとの類似点を当時から指摘されていた彼等だが、複雑に展開する楽曲形態にプログレ的なテイストは感じられるが、実は彼等の音楽的バックボーンにプログレ的な要素は余り無く、むしろ雄々しいエピック的なHMサウンドがベースとなっているように思える。

スラッシュ的なスピーディーさは無くむしろ古典的アメリカンHMなフォーマットに、夢劇場のような過剰なヘヴィさも無く、複雑怪奇な展開のメロディ迷子なハイテク楽曲という訳でもないので、ちょっとプログレっぽい展開のある楽曲のHMバンドとしてプログレメタルへの入門バンドとしてはいいかもしれない。

これでもう少しヴォーカルが巧くて、もうちょい歌メロにキャッチーさがあり、バックの奏でるドライなサウンドがもう少しメロディアスだったなら、ここ日本でももっと注目されたかもしれませんね…
所々で聞こえるエレピの華麗な調べや、アコギが爪弾く繊細なメロディに光るものはあったのに…(つд`)

…というか、デビュー前のデモテープ時のプログレ要素皆無なメロディアスHR風サウンドの、ほどほどキャッチーでストレートなB級アメリカン・ロックを奏ってる時のサウンドの方が好きだったんだよなぁ~~~
当時、全世界を席巻した夢劇場の影響とは言え、当初の方向性のまま活動してくれていたなら、また違った展開もあったかもしれませんね。

当初4人組で85年にスタートした彼等が、初音源の5曲入りデモテープ「Never Ending Dream」'91、続く6曲入りデモテープ「After The Silence」'93(EP盤で一曲インスト追加の7曲入りも存在?)をリリースし、メンバーチェンジを繰り返してツインギター&キーボード入り6人組となり満を持して 「Zodiac」'94 で自主製作盤デビューしたものの、すぐメンバーチェンジが勃発してキーボードとギタリストの片割れが脱退、ヴォーカルでリーダーのKeith Sudanoがキーボードとサイドギターを兼任する4人組へ戻って、続く2nd「Mind Games」'95 を自主製作でリリース。
そして、この2ndまではETERNITY名義だったものの、同名バンドとの混同を避ける為に、3rd「The Edge」'97 リリースを期にETERNITY Xへバンド名を改めている。

音楽形態的にキーボード兼任は厳しかったのか、この3rdリリース前にキーボーディストのみ再び迎えて5人組になったものの、バンド活動が上手くいかずメンバーチェンジが再び勃発し、デモテープ時から唯一オリジナルメンバーで残留しているベーシストの Robert Maziekien(Zeek)のみ残してツインギターのキーボード抜き5人組バンドとしてメンツを一新したものの結局4th制作中に活動を休止してしまう。

そのお蔵入りになっていた最終作のデモ音源は、結局2000年にデモのまま4th「From the Ashes」としてリリースされ、バンドは解散。
バンドサイトでは続くロックオペラ的なアルバム「THE ORDER」がリリースされるとアナウンスされていたが、リリースは未だに実現していない。

リーダーの Keith Sudanoによって近年再結成が画策されたものの願いは叶わず、2014年にソロアルバムをリリースするに止まっている。

因みに1st、2nd共に98年にドイツのインディレーベル ANGULAR Recordsからリイシュー(デモテープからボーナストラック収録)されているので、今でも比較的容易に中古盤を見つける事が出来るハズ。

デモテープの音源も今ではDLして購入する事が出来るので、もし彼等のサウンドを気になる方がいましたらちょっとチェックしてみるのもいいかもしれません。
by malilion | 2016-09-24 03:12 | 音楽 | Trackback

夢劇場が2ndの後、進まなかった“もしもの音”を奏でるSOUNDSCAPE。


SOUNDSCAPE 「Discovery」'97 c0072376_169972.jpg

NOVA REXを検索したついでに、同じように昔気に入っていたものの、それ以降碌な情報皆無だったバンドを検索したら、なんと! まだ活動してるっぽい!('(゚∀゚∩
と、いう事でこのバンドをご紹介。

USA産コネチカット州をベースに活動するプログレ・メタルバンドの『少年の成長を描いたコンセプトアルバム』で、ぶっちゃけ当時雨後の竹の子の如く世界各地から出現した夢劇場フォロワー・バンドの一つです。

ただ、彼等はその他の凡百フォロワーと違ってポップでキャッチーなサウンドで、本家のように妙にヘヴィさにこだわったりテクに走ってメロディがどっかへ迷子になるような事はなく、本家 James LaBrieばりにハイトーンを聞かせるヴォーカルが耳に残る歌メロを歌い上げ、古典的なプログレ風なキーボードをたっぷり聞かせつつコンパクトに叙情的メロディアスな楽曲を纏め上げている点が、実に好ましいのです(*´ω` *)

簡単に言っちゃうと、夢劇場が2ndで聞かせた「Images & Words」'92 の後に捨てた、メロディアスでキャッチーな要素を強め古典的プログレ要素を増した方向へもし彼等が進んでいたら? と言うような方向性と言えると思います。

数で言うとイタリア勢フォロワーが当時めちゃくちゃ存在してたんですが、彼等のような路線を選択するレベルの高いバンドはなかなか居らず、この路線をすごく期待していただけに彼等の新作を首をなが~くして待っているのですが、寡作なバンドなのが悲しいですね…(つд`)

97年に自主製作盤でデビュー、その後シングル「Man and Machine」を99年にリリース(現物未確認)、その後、デビュー作と変わらぬ方向性のプログメタルな2nd「Grave New World」を98年に完成させいたものの、諸般の事情からリリースする事が叶わず、やっと2009年に自主製作盤でリリースして以降、音源のリリースはない模様ですが、未だにちゃんとフェイスブック(メンツも変わらず!)が更新されているので、活動継続中なのでしょう。

USA産と思えぬウェットなユーロテイスト漂うフック満載なメロディを聞かせるプログレメタルをお好みな方なら、チェックしても損はないバンドの1つですよ!
by malilion | 2016-09-20 16:03 | 音楽 | Trackback

まだ活動してたのか!? グラムHMバンドNOVA REX


NOVA REX 「Blow Me Away」'92c0072376_7413229.gif

とっくに解散してると思っていたかって好きだったインディ・バンドが、ところがどっこいちゃんと現在も活動中(解散し再結成された)と最近知ってビックリ(今年で活動31年!)させられた、なんて事ありません?

このUSA産4人組(結成は85年カナダのトロント州だがフロリダへ移住)ハードポップ・バンドも、その一つ。
まぁ、最近までその活動を知らなかったのにも、ちゃんと訳がありまして…

87年にシングル「Turn it Up(Loud)」でデビュー、92年リリースの5曲入りデモテープ「NOVA REX」、そして続く7曲入りの本作デビューEPまで、如何にも80年代風な煌びやかでキャッチーな分厚い綺麗なコーラスをたっぷりフューチャーしたハードポップ寄りハリウッド・ロックだった訳ですが、続く1st「Ain't Easy Being Cheesy」'94でヴォーカル(とドラム)がAbbie Stancatoから Derek Madisonへチェンジし、音楽性は同方向なもののダーティな濁り声のフロントマンに変わったのと若干時流も意識したのかヘヴィさとダークさが増して、初期の好ましく思えた音楽要素が全てスポイルされたように感じられた為、個人的にここでこのバンドへの興味が失せてしまいました。

その後もバンドは活動を続けたようですが、音楽性をさらにグランジーな時流に近づけた2nd「Violent America」'96 で再びヴォーカルを Mark Wolfsonへチェンジし、3rdアルバム製作時点で再びヴォーカルを Ray Dammit へチェンジし、バンドは殆ど解散状態なまま、ゲストを全パートに多数招いてなんとか完成させた「The New Kings」'99 を最後に一端解散し、しばしの沈黙の後で再びリーダー Kenny Wilkerson(B)を中心にメンツを一新して活動を再開し、まずベストアルバム「Greatest Hits -Then and Nowー」'10 をリリース、そして初期の音楽性(かなりグラム寄りになった)へ近づいたシングル「Crank It UP!」'13 「Shes A Bitch」'15 をリリースと、現在も元気に活動している模様。

たまには昔好きだったバンドの事を検索してみるもんですね。

しかし、元々MOTLEY CRUEやRATTを彷彿とさせるグラム寄りサウンドの要素はありましたが、ええ歳こいたオッサン連中が未だに、セックス、ドラッグ&ロックンロール、とか宣ってる様には苦笑いです(汗

2015年にRetrospectから本作はRで再発盤もリリースされたようなので、オリジナル盤は見つからない、高くて手が出ない、って方でも音源だけなら入手は可能な模様。まぁ、今日日はDLで全部済ませるか…

ところで、デビューEPにもBitchって曲あったし、最新シングルのタイトルもそうだし、どんだけオッサン等はおねぃちゃん好きやねん(w
by malilion | 2016-09-19 07:34 | 音楽 | Trackback

90年代後半、グランジーの波がどれだけ有望な若手の芽をツブしたのか…


SAGE 「Luv 'N' Lust」'92c0072376_0163486.jpg
ラック整理していて、SACRED SEASONと同時に、ツインギター五人組USA産メロハーバンドのコレも転がり出てきたので、ここでご紹介。

つーか、誰かこのバンドの詳細知ってる方いたら教えて欲しい…(汗

本作は、ビックリマンのピカピカシールみたいな光沢のあるステッカー状ジャケが特徴的な彼等のデビュー作で、そのジャケのイメージ通りの、カラッとしたブライトで抜けのいい、キャッチーなメロディアスポップ寄りの、如何にもアメリカンという煌びやかで分厚いコーラスたっぷりなロックを奏でております。

知る限りでは、「Luv 'N' Lust」'92と「State of Mind」'94 のオリジナル・アルバムを二枚、「Greatest Hits 1987-1994」'04 のBESTアルバムを一枚の計三枚を残して、1994年に解散。例によって例の如くシングル等の存在は未確認デス…

このバンド、音楽好きな友達がつるんでバンドを結成という典型的パターンではなく、ラジオフレンドリーなヒット曲を生み出してきた音楽プロデューサー(US南部テネシー州Lakeside Studiosのオーナー)である Travis Wyrick(G)を中心に結成されたバンドで、BON JOVIやBAD COMPANYのオープニングアクトを務めた事もあるようだ。

千羽鶴がジャケのカラーコピー製?のチープなジャケの2ndでツインギターの片割れのみ脱退して4人組になっているが、ゴージャスでブライトなハードポップの音楽性に変化はなく、この後に襲い来るグランジーの波に呑み込まれて呆気なく解散してしまったのでしょう。

まぁ、アルバム収録の楽曲の出来にもバラつきあるし、SKID ROWやMOTLEY CRUEの影響が透けて見える楽曲が殆ど(汗)と、オリジナリティという点で少々疑問も(2ndで幾分改善された)残り、決してA級と言えぬ地元のローカルB級インディ・バンドの一つ、という扱いで間違いはないと思いますけどね。

もし時代が時代なら、そのまま活動を続けていてオリジナリティが出てくれば或いは…と、同じようなパターンで歴史の闇に埋もれていった良質なインディUSAバンドは数知れず、ですね…(つд`)

まぁ、有り得ないんですけど、デジタルリマスターでリイシューなんて、夢のまた夢なのかしらん…orz
by malilion | 2016-09-17 00:09 | 音楽 | Trackback

隠れたインディ・メロハー・アルバムの一品 SACRED SEASON


SACRED SEASON 「Same」'94 c0072376_1748532.jpg

ラックを整理してたらまた懐かしいドイツ産メロハー・アルバムが転がり出てきたので、ここでご紹介。

まぁ、メロハーマニアな方なら既にご存じでしょうが、一応明記しておきますと、94年に自主製作盤でデビュー、98年に同じく自主製作2nd「No Man's Land」をリリースし、以降音沙汰ありませんので、二枚のアルバムを残すのみ(シングル等の存在は未確認)で既にバンドは存在していないのでしょう…

彼等のデビュー当時、ここ日本市場では、B級、C級問わず疾走ジャーマンメタル・バンドの数々がリリースされ、ドイツ産バンドが持て囃されていた時代でした。
ヴォーカルがギターも兼任するkey入り四人組の彼等が奏でるそのサウンドは、所謂ジャーマンメタル系では全くなく、そのせいでか日本盤はリリースされず、知る人ぞ知るマニアック・バンドという扱いになってしまったと予想します…orz

ドイツ産とは思えぬ、ユーロテイスト漂う哀愁たっぷりな、時に切なく、時に爽快に駆け抜ける、透明感あるキャッチーなメロディが満載なアルバムで、当時行きつけの輸入盤店でもかなりプッシュされていました。

実際、このアルバム冒頭の一曲目を店員に試聴させられ、やや線の細い甘い声質のハイ・トーン・ヴォーカルと、テクニカルではないもののツボを押さえたエッジの有るギター、そしてキラキラしたキーボードが絡み合う欧州的な湿り気を持った抒情派ハードポップ風・サウンドにノックアウトされて、即ダッシュでレジへ向かいましたから(笑

ただ、こんなに素晴らしいサウンドを奏でるバンドなのにマイナーな存在に終わった訳もしっかりあって、如何せん楽曲の出来のバラつきが大きく、その辺りがインディーのマイナー・バンドたる由縁でもあります…(つд`)

一度、05年頃にリイシューされたという噂を聞きましたが、その後再結成等の話は聞こえてこなかったようなので、単なる発掘再発盤という扱いだったのかもしれません…

意外に中古盤で転がっている事もあるようなので、ボップなユーロ系メロディアス・サウンドがお好みの方ならば見かけたら即GETしておいて損はない一品と言えましょう。
by malilion | 2016-09-15 17:38 | 音楽 | Trackback