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Michael Vossのソロ作?SILVERの最終作?を今頃GET!


SILVER 「Idolized」'14

c0072376_2265525.jpgドイツ産メロハー・バンドの9年ぶりとなる、ボーナスベストCD付二枚組の新作を今頃GET!

前作『Gold』'05 までなんとかバンドの体裁を保っていたが、本作から Michael VossのソロHRプロジェクトへ完全に移行したようで、それもあって購入がこんなに遅れてしまいました…

元々、Gary Barden(Vo ex:M.S.G ex:PRAYING MANTIS ex:STATETROOPER)と Michael Voss(G ex:CASANOVA ex:BONFIRE ex:MAD MAX ex:DEMON DRIVE)の二人を中心に Don Airey(Key DEEP PURPLE ex:OZZY OSBOURNE BAND ex:RAINBOW ex:MSG ex:GARY MOORE BAND)と Bernie Torme(G ex:GILLAN ex:OZZY OSBOURNE BAND)、そして Marco Minnemann(Ds ex:H-BLOCKX)等のHRファンにはお馴染みなベテラン達によって結成されたジャーマンメロディアスHRファン狂喜(?)のメロディアスHR・バンドだったのに、過去5枚の作品に唯一参加していたフロントマンの Gary Bardenまで本作には不参加なのが悲しいです…(つд`)

しかし、まさか Michael Vossがヴォーカルを含む全パートを一人で担当してSILVERの新作を発表するとは思いませんでした。
まぁ、元々ヴォーカリストだったんだし、それ自体にそう驚きはなかったけど…てか、ソロプロジェクト化した話を聞いた時、だったら普通にSILVER名義で無く本人名義でソロアルバムとしてリリースすりゃいいのに…と、皆さんも思ったんじゃないでしょうか?
あ、ベスト盤は過去5枚の作品から各3曲ずつチョイスした寄せ集め音源ボートラCDです。

で、新作の内容の方はと言うと、全て Michael Vossが手がけてるだけあって、叙情的でフックある歌メロとエモーショナルなギタープレイを中心にコンパクトに纏め上げられた楽曲がメロディアスに展開するハードポップサウンドは終始ハイクオリティの一言。
正直、独特のハスキーヴォイスによるヴォーカルパートも前任者より上手く(涙)、ポップでキャッチーな楽曲にドハマリな上、女性ヴォーカルを全面的に活用してる事もあって最早SILVERという面影は皆無です…

まぁ、もうバンド作じゃない訳だし、造り込まれているサウンドも、生っぽくないフィーリングも、サウンドのスケールが小さいとか、ことここに至っては最早問題ではないでしょうし、文句を言う輩もいないでしょう('A`)

Michael Vossファンは勿論、ユーロテイストな翳りと甘味のあるモダン寄りハードポップサウンド(CASANOVAがよりユーロティストになった感じな音?)が好きな方なら手を出しても決して損はしない一枚なのは確実です。

ゲスト・ヴォーカルに同郷バンド 元XANDRIAの Lisa Middelhauve嬢と同じく同郷のミュージカル歌手 Michaela Schober嬢を迎えているので、それぞれのファンの方もチェックをお忘れ無く。
by malilion | 2016-05-23 22:00 | 音楽 | Trackback

まるで別バンド!? UKシンフォ DRIFTING SUNが早々に新作をリリース!('(゚∀゚∩


DRIFTING SUN 「Safe Asylum ~Limited Special 2 Bonus Track Edition~」'16 c0072376_41679.jpg

15年に突如として復活し17年ぶりとなる3rdアルバムをリリースした記憶も新しい彼等が、まさかの新作4thをもう届けてくれたので慌ててGET!

フランス人キーボーディスト Pat Sanders率いるプロジェクト・バンドなのでメンツが流動的な彼等だが、さすがにこのインターバルではメンツ変動はなく、前作時空席だったベーシストの座に専任プレイヤ Manu Michaelが迎えられ、5人組バンドの体裁が整えられて新作は製作されたようだ。

バンドのクリエイティビティが活発なのか、同一メンツで一年間活動したのが幸いしたのか、この新作の楽曲では前作で感じられたようなメタリック・サウンドのチグハグ感は一切無く、ファンタジックなジャケットアート通りな、湿り気を帯びた英国叙情が漂うメロディアスなモダン・ユーロ・シンフォサウンドを聴かせてくれる。

どの楽曲もリリカルで華麗なキーボード主導ながら、前作でも感じられた繊細なアコギ・パートや、薄っすらメロディをなぞる柔和なコーラスだったり、優美なストリングス・パート等の美しいアンサンブルや“引き"の美しさが際立つアレンジがバッチリと決まり、これまでの彼等の作品で随一の完成度を誇るアルバムなのは間違いないだろう。

初回限定盤でボーナス2曲入り10曲収録版アルバムが500枚限定(CD-R盤だけど…)でリリースされているので、UKモダン・シンフォ好きな諸兄等は素早く入手するのをお薦めしたい。

本盤は自主制作盤Rなので、ひょっとして後々どこかのインディレーベルと契約して、ちゃんとしたデュプリ盤がリリースされるかもしれないが、そうそう楽観視出来無い(何度痛い目にあった事か…)のがマイナー・プログレ・バンドのアルバムなので、お求めの方はお早目に!
by malilion | 2016-05-21 04:09 | Trackback

如何にも北欧メロディアス!ってサウンドのPEOソロ作リリース!


PEO 「Welcome To The Party」'16 c0072376_13152349.jpg

古くは北欧HRバンド AXIAのヴォーカリストとしてマニアには知られた存在な、スウェーデン・ソロアーティスト Peo Petterssonの9thソロアルバムがリリースされたので即GET!

前ソロ作「Fireplace」'13 にもギタープレイで参加していた Dan Bostrom(G,Vo)とのデュオHRプロジェクト KINGS & DREAMSが14年にアルバムをリリースしていたので、そんなに間が空いた気がしないですがソロ作としては3年ぶりとなります。

前ソロ作は自主盤のR製だった事もあって、そのお粗末な製品の仕上がりに閉口された方(涙)も多々いらっしゃると思いますが、本作はちゃんとデュプリされたAOR HEAVENプレス盤ですのでご安心を。

95年のデビューソロアルバムから一貫しての、メロディアスでフック満載な爽やかキャッチー・ブライトサウンドのトレードマークは本作でもしっかり継承しておりますので、彼のファンやAORファンなら迷わず買いな一枚でしょう。

複数のギタリストを招いて制作された前ソロ作「Fireplace」'13 の流れを汲む体制で制作されたのか、本作で PEOはギターをプレイしておらず、メロハーファンならお馴染みなバンド T'BELL、NIVA、GRAND ILLUSIONに参加の Roger Ljunggrenを専属ギタリストに迎え入れ、自身はベース、キーボード、ヴォーカルのみプレイする三人組バンド体制で制作された為か、所々KINGS & DREAMSっぽいHRテイストを感じられる箇所もあるものの、総じてこれまでのPEOがリリースしてきたキャッチーなAORアルバムに少々メロハー要素(主にハードドライヴィンするGプレイ)が加わった程度の変化です。

個人的には、どこかチグハグ感のあったKINGS & DREAMSより、本作の程よく作り込まれている Roger Ljunggrenとのコラボレートしたメロハー寄りAORサウンドの方が好みですねぇ~♪(*´ω` *)

抜群に歌の巧いヴォーカルが聞けるメロディアスでフック満載の朗らかキャッチーAOR好きな方は、是非お求め下さい!
by malilion | 2016-05-08 13:08 | 音楽 | Trackback

テンション低め?いいえ、ポピュラー音楽要素多目な結果です。TILES新譜リリース!


TILES 「Pretending 2 Run」'16 c0072376_547587.jpg

二十周年記念LIVE盤「Off The Floor」'12 のブックレットに14年前半に新譜リリースと予告しておきながら16年まで順調(笑)にズレ込んだ、USA産プログレ・メタルバンドの、前作スタジオ・アルバムから8年ぶりとなる6th(他にLIVEが3枚)がリリースされたのを、ちょい遅れてGET!

94年デビューの1stリリース後にベーシストが加入して以来不動のメンツに、本作でも変化は無い。
シリアスでインテリジェンスな空気漂う緻密なサウンドとプレイを披露する、RUSHとDREAM THEATER影響下にあるUS産モダン・プログレッシヴメタルな方向性にも大きな変化は無いので旧来からのファンも安心だ。

前作はMIX担当だったが、遂に念願叶ってRUSHのプロデューサー Terry Brownの手によってプロデュースされている本作は、二枚組トータル・コンセプト・アルバムとの事で、いつにも増して豪華なゲストを多数迎え野心的な挑戦を試みている。

で、内容の方はと言うと、ゲスト効果かコンセプト・アルバム故なのか定かではないが、これまでのテクニカルで複雑なモダン・プログレサウンドに新要素が加わったのが一聴して分かる。

いつもにも増し落ち着いたロートーンのメロディアスな歌メロと多用されるコーラス(賛美歌風パートまで有る!)が耳につき、より一般向けなロックサウンドへ接近したように聞こえるのと、90年代モダンHMの定番だった一時期のヘヴィでダークでゴリゴリな硬質サウンドのドライさが薄れ、“引き”のパートが光る、多少丸みを帯びた軽めでメランコリックな、そこはかとウェットさを感じさせるサウンド(強引にRUSHで例えると『Signals』っぽい?もしくは『Grace Under Pressure』?)になったように思える。

個人的には、いつもの音数の多い密度の高く緻密で圧力あるハードサウンドも彼等らしいとは思うが、聞きやすさを重視した、隙間が多目でアコースティカルな響きを感じさせるナチュラルなサウンドの方が一般受けすると思うし、マイナーなRUSHコピーバンドのレッテルを打ち破って彼等が一気にブレイクする転機が訪れそうなこのドラマティックで音楽性の幅が広がった新譜サウンドの方が好ましく思えるのです(*´ω` *)

ていうか、本家RUSHがじき活動を止めそうな今こそ彼等に光が当たるチャンスだと思うので、是非よりメジャーな方向を目指して頑張って欲しい!


最後に豪華ゲスト陣を少しご紹介。

JETHRO TULLの Ian Anderson(Flute)
元DREAM THEATERの Mike Portnoy(Ds)
MAX WEBSTERの Kim Mitchell(G)
80年代 Miles Davis BANDに参加した米ジャズ・ギタリストの Mike Stern(G)
DISCIPLINEの Matthew Parmenter(Vo)
PILLBUGSの Mark Mikel(Key Bck Vo)
STEVEN WILSON BAND(PORCUPINE TREE)の Adam Holzman(Key)
STRATOSPHEERIUSの Joe Deninzon(violin、Vo)
PORCUPINE TREEの Colin Edwin(B)
ARTENSION、EDWIN DAREの Kevin Chown(B)等々…

他にもキーボーディストや、ヴァイオリン、チェロ、サキソフォン、オーボエ等々の管弦楽器奏者が多数参加しておりますので、興味ある方は是非チェックしてみて下さい。
by malilion | 2016-05-07 05:41 | 音楽 | Trackback

UKマルチミュージシャン LEE ABRAHAMが新作シンフォ・ソロをリリース


LEE ABRAHAM 「The Seasons Turn」'16 c0072376_0302186.jpg

第二世代UKポンプとして未だ気を吐くGALAHADに一時期在籍しアルバム制作に参加もしたのに、その存在をバンドに抹消された(涙)ポンプ系UKマルチミュージシャンの5thがリリースされたのでGET!

如何にもプログレ系という、センチメンタルでファンタジックな美しいジャケアートを眺めるだけで、どんなリリカルなサウンドが飛び出してくるのかプレイヤーにレコードを乗せる前からワクワクさせられる。

で、内容の方はと言うと、ソロ作ながらも基本的にKey入り5人組編成バンド(Lee Abrahamは今回VoとBにノータッチ)のプレイを中心に、豪華ゲスト勢を多数招いて制作されるいつものパターンに変化はない。

注目のゲストの方は、ほぼ00年代デビューのUKネオプログレ・バンドのメンツばかり

CREDOの Gerald Mulligan(Ds)
CREDOの Mark Colton(Vo)
Darwin's Radio、FROST*の Dec Burke(Vo&G)
NINE STONES CLOSE、RIVERSEAの Marc Atkinson(Vo)
TINYFISHの Simon Godfrey(Vo)
JADIS、IQの Martin Orford(flute)
COSMOGRAFの Robin Armstrong(Back Vo)等々…

を迎えているので、各バンドのファンやプレイヤーのファンならば入手しておいて損は無いだろう。

サウンドも前作と同路線で、柔らかなキーボードの音色に包まれた、穏やかな叙情をたたえたドラマチックで感傷的なシンフォ作だ。

4名のゲスト・ヴォーカルが代わる代わる個性豊かな歌声を披露するので、それだけでも各曲の顔つきが変わり、まったり気味になりがちなサウンドをヴァラエティ豊かにしている(*´ω` *)

前作以上に咽び泣くエモーショナルな哀愁のギターが、ゆったりと流れゆく楽曲を盛り上げる重要ポイントを担っていて、鍵盤系サウンドは完全に引き立て役になっているから、派手なキーボード・プレイをご所望な方には少々物足りないかも。

まぁ、基本歌モノ中心で穏やかな楽曲の彼のソロに、ソレを期待して購入する方は余り居ないとは思うけど…

メロディアスでゆったり美しいシンフォ・サウンドをお求めの方は、是非一度チェックしてみて下さい。
相変わらずの自主盤なので、お求めの場合はお早めにね!
by malilion | 2016-05-04 00:25 | 音楽 | Trackback

無駄なメタリックさに変化が!? DAYNAZTYが新譜をリリース!


DAYNAZTY 「Titanic Mass」'16 c0072376_1321317.jpg

北欧スウェーデン産ツインギターの5人組HMバンドが約2年ぶりに5thをリリースしたので、おっかなびっくり手を出してみました…

80年代LAメタル的華やかさを纏った北欧のSKID ROWと個人的に認識してた彼等が、前作でいきなりの大変化を果たし無駄に暗さが漂う欧州型モダン・ヘヴィネスサウンドになった事にガックリしてた訳ですが、続く本作では前作の重々しくメタリックな感触が幾らか薄れ、初期の躍動感あふれる溌剌とした感触が戻ってきたサウンドが一曲目から飛び出してきてくれ一安心しました。

勿論、初期からのキャッチーでテクニカルな要素は変わらぬものの、ザクザクとした疾走するソリッドなギターリフがモダン・ヘヴィネスを強力に主張していて、既に80年代LAメタル的華やかさと決別した方向性なのだけれど、前作より明らかにブライトなサウンドが鳴り響いていて、デビュー以来のファンとしては嬉しいのです。

良く聞くとメロディアスなツインリードや隠し味的に配されたキラキラしたキーボードのサウンドなどに初期からの残り香が色濃く漂っているのが分かり、前作はサウンドを変化させる事に自身も勇み力んだのか、意図的に初期の要素を消して無駄にドライなサウンドで固めたアルバムだったように思えます。

しかし、煌びやかなLAメタルから鈍色でダークなユーロ・モダンヘヴィへ一気に変化したサウンドに、初期のメロディアスさや甘味が戻ってきたら今度は80年代ドイツ産HMっぽく聞こえるのがなんとも面白いですね。

やっぱり前作は歌メロが平坦だったのと、ギターもやたらリフ押しでメロディアスさが足りなかったんだよなぁ…
ともかく彼等の中には北欧HMのメロディアスさがちゃんと残ってくれていたようで何よりです。

前作“だけ”が気に入っている方には、北欧メタル要素が透けて見える楽曲が古臭く聞こえてしまうかもしれませんが、個人的には前作より、余程この新作の方が好みですわ(*´ω` *)

つーか、そんなその他に大勢いるバンドと同じ方向性なんて進む意味ないでしょ? と、個人的に思っとります。
やっぱり自身が持ってる武器を活かして、独自性を創造しなきゃね!
by malilion | 2016-05-01 01:27 | 音楽 | Trackback