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枯れた味わい、は退屈と同義語じゃねぇぞ…EUROPEの新譜にガッカリ…orz


EUROPE 「War Of Kings」'15 c0072376_18522941.jpg

スウェーデンが生んだ北欧HMの始祖と呼ぶに相応しい彼等の、前作「Bag Of Bones」'12 から3年ぶりとなる記念すべき通算10作目の新譜を、巷ではイマイチな評価が多く(案の定、旧来からのファンの受けも芳しくない)購入を後回しにしまくっておりましたが、コレでも初期から彼等を追いかけているファンの端くれなので遅ればせながら今頃こっそり購入してみました(汗

前作でもブルーズ・フィール色濃い70年代HR回帰的サウンドな、ミッド・テンポとスロー・テンポ主体の渋い枯れた味わいな作風を貫いた彼等だが、本作はマネージメントもチェンジし、プロデューサーも Rival Sonsを手がける人物へと変え、環境を一新しての制作という事で、どのような変化が現れるのかと興味津々でアルバムに耳を傾けた訳ですが…

ぶっちゃけ、退屈でした…('A`)

リフ主体のオーソドックスな古典的HRと言えば聞こえはいいけれど、今さらこの作風で彼等が何か新しいモノを作れるとも思えないし、今までに散々多くのバンドが通った道を辿ってる内に迷子になって、バンドの持ち味を失ってしまったようにしか思えないんですよね。

前作の時も書いたと思うけど、この路線ならもっと優れたアルバムを他の多くのバンドがリリースしてると思うんですよ…

実際、ダークなメロディも楽曲の展開も凡庸で、彼等を擁護する枯れた味わいと言う言葉が、アルバムを聴き終えた後にはもう“逃げ”にしか思えなくて辛い……

やはりこのブルーズ路線を攻めるには、技巧的な問題ではなく Joey Tempestの声質は甘く優しすぎると思うんですよ、ええ。

John Norum のギターはブルーズ・フィール溢れる如何にもと言った渋いプレイと“泣き”が際立っているものの、リフもメロディも印象は薄く、隙間の多い楽曲自体もパワフルとはほどとおく…

正直、よくコレで新譜の国内盤リリースを決定してくれたとビクターには感謝しなきゃいけないんじゃないでしょうか?(汗

初期に彼等の人気を決定づけた日本ファンにとっては再結成以降の音楽性は受け入れがたいだろうが、実際の所、日本以外の諸外国では再結成後のアルバムは高評価されているので、もう二度と彼等が初期の如何にも北欧HMと言った透明感あるサウンドへ戻ることはないのでしょうね…

次も国内盤、出るといいですね……
by malilion | 2015-07-20 18:46 | 音楽 | Trackback

ヴェテランUK PompバンドLANDMARQ 25周年記念的LIVEアルバムをリリース!


LANDMARQ 「Roadskill Live In The Netherlands ~Special Edition~」'15 c0072376_2125749.jpg

彼等にとって三枚目となるLIVEアルバム(映像作品除く)である本作は、2013年のツアーからオランダでのLive映像を収録したDVDとLive音源CDをセットにした特別2枚組盤と言う事で、早速GETしてみました!

元QUASARの Steve Leigh(key)と Uwe D’Rose(G)を中心に1990年に結成され、その後元QUASARメンツ(DsとVo)が次々加入し、言わば元QUASARメンツが結成したバンドと言っていいLANDMARQ。

そんな彼等も今年結成25周年を迎え、ポンプ黎明期から現在まで活動を継続させている数少ない生き残りヴェテランUK Pomp Rockバンドだ。

Tracy Hitchings嬢の病気が一因なのは確実だろうが、近年バンドは開店休業状態だっただけに、創立メンバーの Steve Leigh(key)が脱退して新たに現CREDO、元SHADOWLANDのキーボーディスト Mike Vartyを迎え入れて14年ぶりにリユニオンしリリースした前作「Entertaining Angels」'12 に伴う13年のオランダツアーの様子を伝えてくれる本作は、彼等にとって25周年という節目以上に活動の記念碑的な意味合いが大きいのは容易に想像出来る。

活動低迷期に2枚リリースしているLIVE盤と同様に、アルバム以上にパワフルでシンフォニックなサウンドを聞かせてくれる本作はヴェテラン・バンドらしい円熟のタイトなプレイと、ハスキーで甘い声質というグレ系で他に見当たらない個性的でコケティッシュな歌声を披露する Tracy Hitchings嬢のパフォーマンスをたっぷり楽しむ事が出来る充実の一枚だ。

DVDにはインタビューやドキュメンタリー、そして音源としてはCDに未収録ながらツアーでは演奏された楽曲『Mountains Of Anglia'』『Walkig On Eggshells』を追加収録しているので、ファンならずともこの特別盤をGETせねばなりますまい。

自主制作盤なので、お求めの方はお早めに!
by malilion | 2015-07-19 02:10 | 音楽 | Trackback

豪華すぎるメンツの新プロジェクト・バンドPURPOSEFUL PORPOISEが爆誕!


PURPOSEFUL PORPOISE 「The Water Games」'15 c0072376_2534120.jpg

USAからヴァイオリンをフィーチャーした大型新人バンドが登場したという事で、さっそくデビュー盤を購入してみた。

70年代のプログレをリスペクトすると言うギタリスト Alex Coraを中心に、FRANK ZAPPA BAND、John McLaughlin、JEFF BECK等のセッション等で知られる超有名ドラマー Vinnie Colaiutaに、元DREAM THEATERのキーボーディスト Derek Sherinian、北米Jazz&Fusion&Sessionシーンでその名を知られるベーシスト Ric Fierabracci、そしてミュージカル系の活動から始まりMEAT LOAFでの活動も知られる美貌のエレクトリック・ヴァイオリニスト Ginny Luke嬢という錚々たるメンツをバックに迎えバンド作として制作されたという二枚組の大作は、猛者揃いなだけあってテクニカルでナチュラルなサウンドが実に心地よいフリーフォームでジャズ&フュージョンに近い非シンフォ・サウンドで、混沌とした70年代初期のUSAプログレ臭を強烈に発散していながらもしっかりとモダンな現代風サウンドへヴァージョンアップされていて、このバランス感覚をしっかり効かせてコンポーズされたプロフェッショナルなハイクオリティ・サウンドが大好きです(・∀・)イイ!!

CD二枚組なのにディスク1には20分越え、11分越え、12分越えと大作の3曲しか収録されておらず、この事を見るだけでもこのプロジェクト・バンドがどこへ向かおうとしているのか明白だろう。

ディスク2にはコンパクトな楽曲(それでも7分とか9分台だけどw)が納められており、少々リラックスした歌ものっぽい楽曲も聞かせてくれる点も面白い。

全体的にゲスト・ヴォーカルやAlex Coraの歌声は聞けるものの殆どインスト作のようなものですが、KANSAS風というよりTHE FLOCK的と言った方が伝わるんじゃないか(言い過ぎ!?)という Ginny Luke嬢が紡ぐ、スリリングでエモーショナルなヴァイオリン・プレイだけで全てが許せてしまえて、もう堪りません(*´ω` *)

初回プレスのみボーナス・トラック1曲(収録曲のジャム・セッション)追加収録との事なので、ヴァイオリン好きな方やJazz&Fusionもいけるよ、って方に是非お薦めしたい一品であります。
by malilion | 2015-07-16 02:47 | 音楽 | Trackback

シアター症候群の夢の後…


OVERLIFE 「Last Millenium?」'01 c0072376_957478.jpg

ラックを整理して転がり出てきたスペイン産テクニカル・パワメタバンドの2ndを今頃聞いておりました。

98年にボートラ入りCD付き2枚組というデビュー作らしからぬサービス精神あふれる1stをリリースし、続くこの2ndではメンバーフォトカード、ジャケ・イラストの大型ポスター、そしてジャケシールと、インディ・バンドにしては豪華なオマケ付き長方形BOXペーパーパッケージ2000枚限定盤2ndをリリースした彼等。

6年の沈黙の後、07年に3rdをリリースしたが、その後の情報が途絶えている所を見ると既にバンドは存在していないのでは…

このバンドのサウンドを端的に表すと、DREAM THEATER風(特に2nd時期)テクニカルパート+BLIND GUARDIANを筆頭にしたジャーマン風スラッシュ的疾走リズム、だと思うのですが、字面だけ見ると恰好良いサウンドになりそうに思えるものの、目指す方向に思考が追いつかずに結局テクでゴリ押しした為に楽曲が消化不良を起こし、終始垢抜けぬB級臭さを放ちっぱなしな耳にメロディが残らぬシアター症候群のマイナーメタルバンドそのものと言ったサウンドになってしまったのが残念なバンドと言えましょう。

2nd作成前にヴォーカルをチェンジし、時を経て制作した3rd時にドラムスをチェンジし、それでも終始難解なサウンドを長尺な楽曲で果敢に構築しようと挑み続ける点は立派ではありますが、それ故に3rd時点でもサウンドは洗練されきっておらず、転調を繰り替えずリズムとキャッチーでない歌メロ(ヴォーカルの濁り声と力量的にも問題点は多い…)、そして各楽器の奏でる複雑なフレーズが今一つかみ合わず、時折耳を惹くフレーズがあるもののアルバムを聞き通すと楽曲にフックが欠けている印象ばかり残ってしまい、お手本バンドに無い宗教音楽臭(お国柄?)やサントラ的SEの多用等オリジナリティを確立しようという努力も見受けられるのだが、繰り返し聞こうという意欲を著しく削がれる一作と評さざる終えません('A`)

殆どスペイン語で歌いサビのみ英語で熱唱する彼等のスタイル、どこか日本のメタル系バンドを思わせ実に微笑ましいんですけどねぇ(*´ω` *)
by malilion | 2015-07-08 09:48 | 音楽 | Trackback

Chris Squire R.I.P. 信じたくなかった…


最初デマだと思った。
けど、続々と情報が届き、YESのボス Chris Squireが死亡したのは本当だと分かった…
享年は67歳。若すぎる別れだ。

心よりご冥福をお祈りします。

そして次に思ったのは、Jon Andersonも居ない、Chris Squireも居ないYESに存在価値はあるのか? だった。

YESはどうなるのか? 続報を待ちたい。
by malilion | 2015-07-01 02:33 | 音楽 | Trackback