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ブラジリアン・メタルの至宝ANGRAの新譜をGET!('(゚∀゚∩


ANGRA 「Secret Garden ーLimited 2CD Editionー」'14 c0072376_23332330.jpg

まさかのイタリアン・シンフォニック・スピードHMの雄 RHAPSODY OF FIREの Fabio Lioneを三代目Voに迎え、同時に Kiko Loureiroのソロ・プロジェクトでも叩いていた Bruno Valverdeが新たなドラムスとして加入し新体制となったブラジリアン・メタルの至宝 ANGRAの、約4年半ぶりとなる通算8枚目のアルバムをGET!

今回の新譜もまたコンセプト・アルバムで、非科学的なことを信じない科学者の“科学vs宗教”の葛藤の物語という事だ。

メンバーチェンジと短くないインターバルが彼等に変化をもたらしたのか、コンセプトに引っ張られたからなのか、今回のアルバムは少々以前と異なるサウンドなのが誰でも一聴してすぐ気がつくだろう。

元々HELLOWEEN派生のジャーマン系パワーHMをベースにラテンフレーバーなリズムを導入したメロディック・パワー・メタルが彼等の持ち味だった訳だが、今回は以前より段違いにサウンドがモダン化していて、スピードも抑え目な上に、新フロントマンの Fabio Lioneのクリーンな声質の影響もあってか実にシャープで聞きやすいサウンドになっていて、所々で聞こえるフュージョンチックなギタープレイやリズム隊のプレイが一層そのコンテンポラリー感を強めているように思える。

テクニカルでドラマチックなサウンド形態はそのままに、以前のような顕示欲を満たさんが為だけの難解プレイは最小限に留め、アダルトテイストも漂う洗練されたシンプル・サウンドに纏め上げたこの新しい方向性、個人的に大正解だと思います('(゚∀゚∩

まぁ、イモ臭いB級クサメロスピ好きなメタルヘッドな野郎連中にはハードさとスピードが失せて軟弱になった、臭みと情熱が消えた、とネガティウに捉えられるだろうが、ANGRAをANGRAたらしめている過去の要素もしっかり堅持しつつサウンドをもう一段上のクラスへ発展させた彼等の見事な手腕を前にしては、そんな戯れ言なんぞ完全無視してさらなる市場開拓へ勤しんでくれ、と思わずにおられません。

『LOUD PARK 13』のLIVE音源をフル収録したボーナスCD同梱の2枚組リミテッド・エディションも、5,000セット完全生産限定で発売されていますので、ファンなら迷わずこの限定盤を購入しましょう!
by malilion | 2015-01-30 23:28 | 音楽 | Trackback

復活のDRAGONHAMMER 3rd…でもこの出来なら復活しない方が良かったんじゃ?


DRAGONHAMMER 「The X Experiment」'13 c0072376_0181650.jpg

前作2ndは国内盤もリリースされたが間違いなく今作は“無い”と方々でその内容が酷評されてる9年ぶりとなる、イタリアン・メロディック・パワーメタル・バンド復活の3rdアルバムを、聞いたら('A`)ってなるの分かってて今頃GETしてみた!

いやー、なんて言うか1stの頃からの無意味な迄に突っ走るツーバスに、迸りすぎて滑りだしそうな情熱、そして華麗に舞い踊るシンフォニックなチープ音源のシンセっていう薄っぺらくヘナチョコだけどB級クサメタルど真ん中な彼等のような青臭い大仰なエピックHMサウンド、嫌いじゃないんスよねぇ~(汗

とは言え、短くないインターバルに当然の如くメンバーチェンジが三度勃発し、ベースとヴォーカル&ギターのバンド立ち上げメンツ以外はメンバーを一新してツインギター&キーボードの5人組体制となり、本作レコーディング時のドラムスは David Folchitto(STORMLORD、ex:CONCEPT、ex:KALEDON)をゲストに迎えて穴埋めしたが、現在は新たに Andrea Gianangeli なる人物が加入した模様。

しかし、一時期は雨後の筍のようにRHAPSODYばりに壮麗なアレンジとクワイアでシンフォニックな味付けの大仰なエピックメタルを疾走感満載でドラマティックに展開する劣化コピー・クサHMバンドが大量に出現(夢劇場の時といいイタリアンHM界はちょっとコピーバンドが大杉でしょ…)しましたが、元々ニッチなジャンルだったのもあってすぐ市場が飽和してアッという間に姿を消していった彼等……SHADOW OF STEELをはじめ最近その手のバンドが地味に復活してきてる気がするんだけど、何かの前触れなんでしょうか?(汗

で、新作の出来の方はと言うと…うん、まぁ…そうだね。評判通りかな。
かっての勢いが失せた悲しい姿、もう完全に別バンドだ、とどこかで酷評されてたけど、それは大げさ過ぎるにしても七割は同意出来る、そんな風な残念な出来ですわ('A`)

キラキラしたチープ音源のKeyがシンフォニックな音の壁を精一杯築き、赤面しちゃう大仰なエピック・メロディも高らかに芝居掛った歌唱スタイルのヴォーカルがガナリ立て、ツーバスドコドコの疾走ドラムが畳みかけるメロパワサウンドの方向性は初期のままなものの、致命的に楽曲のスピードが失せ、ハイトーンヴォーカルが消え、過剰なまでにメロディアスだった楽曲は淡泊(モダン化した、とも言えるか?)になり、クサメタルと揶揄され失笑を買っていたアンバランスなまでにメリハリある装飾過多な楽曲もそれ故強烈な個性となっていたにも関わらず、本作では全て平凡な出来になってしまっている。

しっかし、SHADOW OF STEELの復活新譜の時も感じたけど、今時なんでこんなスッカスカな軽いボトムな音なんスかね?
チープなのもインディバンドの味と言えば味ではありますが、さすがに01年デビューで今までキャリア重ねてるバンドですし、ここまで薄っぺらで軽いサウンドではなかなか擁護出来ませんわ~('A`)

楽曲自体の方向性や造りは悪くないと思うんですけどね、この劣悪な音造り(MIXも悪いのか?)と劣化著しいヴォーカルパートをなんとかすれば十分今だって通用しそうなメロパワサウンドだと思えるので余計に残念です…orz

以前は極上のB級メロパワバンド、と紹介出来たけど、この新譜の出来では数ある凡庸なマイナーB級メロパワバンドの一枚に過ぎない、としか紹介出来ませんね…

そうそう、ゲストVoとして Titta Tani(ASHENT,ex:DGM)が一曲参加して熱唱を聴かせてくれてます。
by malilion | 2015-01-26 00:11 | 音楽 | Trackback

20年前の音に聞こえない、SYZYGY(WITSEND)記念音源をリリース!


SYZYGY 「Cosmos & Chaos ~2014 Edition~」'14 c0072376_1814034.jpg

1993年にWITSEND名義でリリースされたUSAグレの異色作がバンドデビュー20周年記念盤(新録作業は2013年にしたからって事らしい)、リマスター&一部リレコーディング&4曲ボートラ入りとなって、装いも新たに新ジャケでリリースされたのでGETしてみました。

全編に渡って耳を惹く物悲しくも軽やかなアコースティックギターが爪弾かれ、終始飄々とした隙間の多い音像が耳に優しいので一聴した印象は所謂定番のプログレ的な感触は少ないが、聞き込むと実はしっかりとグレ特有なキーボードワークだったり複雑なリズム展開や変拍子だったり込み入った曲の構成だったりと、グレ的要素がそこかしこに散りばめられていて、93年リリース当時としても異色なシンフォ系プログレ・サウンドだったろう事は想像に難くない一品だ。

実際、リマスター&リレコーディングの効果もあって今の耳で聞いても十分通用する個性的な音だし、他ではなかなか耳に出来ない独特なプレイを繰り広げていると思う。

ただ、次作まで10年待たされる事になったし、オマケにバンド名も変わったり、その上音楽性も変化していたので正直別バンドと捉えても問題ないだろう。
デビュー当時はWITSEND名義で本作をリリースしたが、他に同名バンドがいるというお決まりのパターンで改名し、SYZYGYとなったというややこしい事情も関係してるしね(汗

このアルバムのサウンドを上手く表現出来ないのだけど、YES系がベースっぽいように感じるのはギタープレイとギターのサウンドのせいだろうが、実際は70年代初期の一連のUKプログレ的なヘヴィで複雑なバンドサウンドと80年代初期USグレ的な朗らか歌メロを組み合わせたサウンドのように聞こえる。

この後バンドは改名しサウンドの方向性も変化させてしまった訳だが、他でちょっと耳にする事が出来ないこの独特なサウンドの方向性を続けてくれた次作を聞いて見たかったなぁ…

断続的な活動なのと売れ線でない音楽性の為、当然のようにバンドは未だにオブスキュアな存在だし本作も自主制作盤なので、興味ある方はお早めにGETする事をお薦めする。

ボーナストラックはバンド初期84年録音のデモと2010年のLIVE音源ですので、オリジナル盤を持っている方でも本作は押さえておいて損はありませんぜ。
by malilion | 2015-01-25 18:10 | 音楽 | Trackback

アイヤイヤーイ~♪(・∀・)予想外にSONATA ARCTICA新作イイじゃん


SONATA ARCTICA 「Pariah's Child」'14 c0072376_464284.jpg

ここ数作、初期の音楽性から脱却しようとして迷走を重ね、フレーズの切れも、キャッチーな疾走感も、爽快感あるメロディも、何もかも失って、本来彼等がファンから支持された要素をスポイルする、気の抜けたコーラの如き駄作ばかりをリリースしていた彼等。

正直、もう新作を購入する予定も無かったんですが、某所でこの新作には初期要素が復活してる、という噂を小耳に挟みまして通算スタジオアルバム8作目となるこの新譜に今頃手を出してみました。

で、一聴した感想は初期のような青臭いメロスピ・サウンドは勿論復活してはいないけれど、以前の迷走していた妙にひねくれたアレンジばかりで耳障りだったボヤけたメロディの駄曲は姿を消し、歌メロを前面に押し出したコンパクトでキャッチーな所謂普通のメロディアス・ロックアルバムだな、と。

初期のような北欧HM独特のキラキラした心の琴線に触れる哀愁漂う美しいメロディーとは別方向の、大衆向けへ迎合した自然と口ずさむような民謡ライクな明朗メロディを歌メロとバックの楽曲で奏でるスタイルへ様変わりしたこの新作、個々の楽曲の完成度は平均して上がっているものの以前のように一発で耳が惹きつけられる胸のすくようなキラーチューンが見当たらない(Tony Kakko のハイトーンも皆無だしね)のが少し悲しいですね…

既にパワメタ要素は殆ど姿をけしたものの相変わらずリズム隊は単調だし、歌メロの扇動力やアップテンポ部分の高揚感が不足しているし、やたらヴォーカルと芝居がかったSEやオペラティックな語りが耳に付くのが少々残念…な一作かな?

もうとっくに初期からのファンは姿を消しているだろうし、メンバーチェンジに次ぐチェンジで殆どオリジナルメンバーが残っていないから既に別バンドと考えれば、この路線でも文句も無いしまずまずの出来のアルバムと思うけれど、大衆向けに近づけば近づく程にメロディの美しさだったりキャッチーさを足りなく感じてしまう、そんな今のSONATA ARCTICAなのでした…('A`)

うーん、次の新譜…どうしようかなぁ…
by malilion | 2015-01-23 04:01 | 音楽 | Trackback

LAST AUTUMN'S DREAM 2年ぶり新譜リリース! しかし再びメンバーチェンジ勃発!


LAST AUTUMN'S DREAM 「Level Eleven ーLimited 2CD Editionー」'14 c0072376_1825364.jpg

デビュー以来毎年年末に届けられる新譜を心待ちにしているファンも多いだろう、ご存じスウェーデンのメロディアスHRバンドが、初めて毎年恒例のリリースサイクルを崩して今回2年ぶりにリリースした11枚目のアルバムを今頃遅れてGET!

まぁ、彼等は一切の不安がない安心良作をリリースするのは分かってますので、急いで買い込む事もないかと思いましてね(汗

で、BESTを挟んで新スタジオアルバムがリリースされた訳ですが、内容はいつも通り突飛さも奇妙さも無い代わりに期待通りなセンチメンタルで哀愁メロディ満載なキャッチーでポップなAOR寄りHRサウンドで、ファンならずともメロハー好きには文句ない出来でしょう。

ただ、今回リズムセクションの要であった Marcel Jacobが2009年7月に急逝した時と同じように再びメンバーチェンジが勃発してしまった模様です。

元FAIR WARNINGの Andy Malecek(G)とスウェーデンが誇る泣きメロ職人ハスキーヴォイスシンガー Mikael Erlandsson(Vo)を中心に結成されたバンドなのは皆さんご存じの通りしょうが、その立ち上げメンツの Andy Malecekが脱退してしまった…orz

なんかインタビューとかでも本作レコーディング前に体調不良を訴え Andy Malecekは代役ギタリストにプレイさせてレコーディングに不参加、って情報を事前に耳にしてたんですが、まさかそのまま脱退してしまうとは…
FAIR WARNINGの頃から健康問題を抱えていただけに、大事に至らなければいいんですけど…

後任はレコーディングで代打を務めたギタープレイヤーである Peter Pac Soderstrmが収まった模様。

新譜には初期風な作風の楽曲が多く納められているのと代役Gのプレイも全く問題ないので、そこは嬉しいっちゃ嬉しいんですけどね…

初回限定盤に納められている二枚目のCDの方には、オリジナルの楽曲でプレイしていたAndy Malecekのギタープレイだけ残し、バックをアコースティックアレンジにしたプレイで纏め上げているアコースティックアレンジ曲が4曲納められているので、ファンなら迷わずこの限定盤の方をGETしましょう!

結果的にこれがAndy Malecek の最後のプレイした楽曲って事になった訳だし…(つд`)

しかし、Jamie Borger(Ds)がネタバラししてるけど1曲目の『Kiss Me』を最初聞いた時、苦笑してしまった(w
SWEETの『Hell Raiser』っぽいリフとリズムから始まって、サビ前の転調でBEATLESっぽい歌メロになるんだもんなぁ~(^~^)

何はともあれ再び新メンバーを迎え新体制となった彼等が、今年の年末にまた新しいアルバムを何事も無く届けてくれる事を祈って…
by malilion | 2015-01-21 18:17 | 音楽 | Trackback

十周年でまさかの活動休止…LIGHTBRINGER最終作をリリース


LIGHTBRINGER 「Monument」'14 c0072376_2303984.jpg

活動十周年を迎えさらなる飛躍を期待されていたバンドだったが、リーダーのHibiki(B)が作曲スランプに陥ったのを切っ掛けに、この度無期限の活動休止を迎えてしまった…
そんな彼等の最後となる限定2枚組アルバムをちょい遅れてGET!

前作で歌謡ロック化が顕著だったが、アルバムリリースに先駆けて限定シングルとしてリリースされた『ICARUS』が初期作風のメチャ格好良い曲だっただけに期待してたのになぁ…この結末とは…(ツд`)

実際、Hibikiが作曲に関わったという2曲以外の曲は、今回KeyのMaoがメイコンポーザーとして活躍した曲なのだそうだけど、やはりというか当然というか、モロに歌謡ロック風曲で正直このバンドにこのサウンドも曲も(そして酷い楽曲の完成度も)求めてないんだよねぇ、という事になる。

状況としちゃ、シュエンカーが抜けた後にKeyメインの楽曲で勝負して惨敗(個人的にはその時期のアルバムも好きです)したUFOの状況に似てるかな…まぁ、そう考えると潔く活動休止しただけ立派と言えるかも。

いつか活動再開するのを信じて、今はこの最終作に静かに耳を傾けます…
by malilion | 2015-01-21 02:27 | 音楽 | Trackback