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新生SPOCK'S BEARD初のスタジオ盤お披露目!


SPOCK'S BEARD 「Brief Nocturnes And Dreamless Sleep - Special Edition」'13 c0072376_16192275.jpg

メンバー・チェンジ後、初のアルバムとなる通算11作目のスタジオ・アルバムをGET!

例によって例の如く、待ちきれず限定2枚組ユーロ盤を既に購入してたんですが、ボートラが入るという事で国内盤を買い直し…('A`)

で、国内盤の宣伝文句でバンドのオフィシャルサイトのみで発売してる限定盤に日本盤だけボートラを2曲追加とありますが、真っ赤な嘘です。
音源目当ての方は騙されないように。
オフィシャルサイト限定盤はボーナスディスクの最後に「Postcards From Perdition」なるインスト曲が収録されてますが、国内盤には未収録です。
代りにオフィシャルサイト限定盤に収録されてない曲が確かに2曲収録されてますが、説明的には間違ってますのでご注意を。

ユーロ盤のディスクはピクチャーディスクでジャケ画がプリントされているが、国内盤はロゴがプリントされているだけの簡素なもので、装丁の豪華さでは明らかに外盤が勝っている。
まぁ、音源が多い方がお得と考えるなら国内盤一択だけど(w

で、この新作の内容の方ですが、既発のLIVE作でも歌声を聞かせてくれていた元ENCHANTのヴォーカリスト Ted Leonardのペンによる曲からスタートするなど、バンド側もファンがこの新作でどこに一番注目してるのか理解してる心憎い新メンバーのお披露目を演出してくれてます(w

HRバンドだったりするとフロントマンのチェンジは大事で、次なる新作では保守的に以前のイメージを継承するアルバムをリリースしたり、メンバーチェンジをいい事に今まで出来なかったメジャーでポップな方向へ一気に音楽的なイメージを変更したりと、少なからずバンド活動に波風が立つわけですが、さすがスタジオ・ミュージシャン集団である柔軟にして老獪なこの玄人バンドは一味違いますね。
しっかり新メンバーの持ち込む新風(そこはかとKANSAS臭いフレーズや展開、歌メロがww)を生かしつつ、旧メンバーのNeal Morseが作曲に名を連ねゲストでも参加してる旧来のイメージを保ったシンフォニックでなドラマチックな楽曲だったり、変拍子とポリフォニーを多用したジェントル・ジャイアント風コーラスが目まぐるしく駆け巡る楽曲だったりを披露して、新旧のファンをがっつり満足させる両対応のアルバムを違和感無く構築して万全の体勢で強かに挑んできてますから。

まぁ、そういう訳で旧来のファンも安心して購入出来る彼等の新しい一歩であるこの新譜、もち即購入に決まってますね。
by malilion | 2013-07-20 16:35 | 音楽 | Trackback

廃盤だったなんて…祝リイシュー!('(゚∀゚∩


GLASS HAMMER 「The Inconsolable Secret - 3CD Deluxe Edition」'05 c0072376_16124159.jpg

ここ数作でアンダーソンばりの歌声を聞かせたJon Davisonが、何がどうなったのか御本家YESに抜擢されて一気に元居た(る?)バンドに注目が集まる形となった彼等の、音楽性が迷走し始める直前のUS・シンフォニック・バンドらしいファンタジックな音を聞かせてくれていた時期のアルバムがボーナスCD付3枚組で限定リイシューされた。

どうやら長らく廃盤だった模様で、ブックレットに『もう一度チャンスを与えてくれてファンに感謝!』みたいな事が書かれている所を見ると、YES効果でバックカタログにオーダーが入って以前は評価が少なかった本人達的には傑作(いや、実際に傑作アルバムだけど)アルバムがもう一度陽の目を見ることになったのを喜んでいる様子。
世界中にいる忠実なYESファンは、新メンバーの元居たバンドなんかもチェックしてコレクトしますから、元よりUSシンフォな彼等の作品群がYESファンに好評だったのは想像に難くないですね。
勿論、現在の所最新作の「Perilous」'12 の、モロYESフォロワーな音を聞いて旧譜を買い漁った新規ファンもいたんでしょうけど(汗

で、本編である2枚組CDの方は特にクレジットも無いので、元の音のままでデジタル・リマスターなどは施されていない模様。実際聞き比べてみたけど、変化は聞き取れなかった。

目玉の3枚目には、現VoであるJon Davisonをフィーチャーした現行メンバーでの新パートを加えて、本編から約70分の再録&リミックスされた音源が収録されていて、Voが変わるとこうもイメージが変わるのか、と再認識される一品に仕上がっている。

まぁ、ぶっちゃけモロYESなサウンドなんですけどね(汗
てか、再録したパートや音が明らかに“狙ってる”んで、絶対確信犯だと思うんだが…

リミックス前には華麗にして荘厳なイメージだったストリングス・オーケストラや合唱団入りの大掛かりなクラシカルなバッキングコーラスや、彼等のアイデンティティだったパイプ・オルガンやムーグ、そしてメロトロン等の多様なKeyの音も、アンダーソンばりの清涼なコーラスが全てを打ち消してしまう…

YESで注目してくれた新規ファンに向けて、というならバッチリ焦点の合っているボーナスディスクだとは思うが、以前からの彼等のファンはちょっと複雑な気分ですね、コレは…('A`)

まぁ、ともあれファンとしてはオリジナルを購入済みだろうと、このオマケ付限定盤もしっかりとGETしておきましょう。
インディ・グロプレバンドの音源は、限定じゃなくても極悪にプレス数が少ない事なんてザラ(汗)なので、お早めに!
by malilion | 2013-07-19 16:14 | 音楽 | Trackback

むせび泣くメロウなGサウンドが最高!('(゚∀゚∩ RED SAND新作!


RED SAND 「Cinema Du Vieux Cartier」'13 c0072376_5383725.jpg

早いインターバルでのリリースとなった、カナダのMarillionことRED SANDの通算6枚目となる新作をGET!

ジャケや曲タイトルからも察せられる通り、映画を題材にしたコンセプト・アルバムで、物悲しい調べに乗って映画館内での観客のざわめきが拡がる中フィルムの回る音に導かれて蕩々と流れ出るオープニング曲に引き続き、定番のマリリオンのメロウでセンチな部分だけを取り出してググッと濃縮した哀愁と叙情性たっぷりの美旋律が紡がれていく。

グレ系のコンセプトアルバムにしてはあっさりコンパクトに纏められている本作だが、構成の為か若干曲毎の区切りというかポップさやキャッチーさがこれまでの作品と比べると劣るように感じるものの、代りに幻想的で甘美な泣き泣きのまったりGサウンドがいつにも増してメロディアスに大活躍しているので、今回はこういう方向性の一品なのだと納得出来るかな?

もっと曲を聞かせて欲しい、という点といつもの酷いジャケ画以外には文句など無い彼等の新作は、メロディアスなサウンドに目がない諸兄は間違いなく買いですぜ!
by malilion | 2013-07-19 05:39 | 音楽 | Trackback

現在風古典サウンド(!?)のニューカマーは、なんとUSA産!


ELEPHANTS OF SCOTLAND 「Home Away From Home」'13 c0072376_20282169.jpg

GENESISやYES影響を受けたUSシンフォニック・ロック・バンドらしいが、余りそう聞こえない…(汗

ただ明らかに最近主流なUSシンフォ・スタイルではなく、先進的な楽器だったり音色やハイブリッドな音楽性、そしてHM的要素皆無の、古典的グロプレを現代風にモダンにリアレンジした音で、むしろ70年代初期の混沌としていたUS・プログレ直系なサウンドと言えるかもしれない。

最近のギッチリと音で壁を作るシンフォの作風とは相反する隙間の多い音造り(古臭く聞こえもする…)は意図しての事だろうし、このバンドの叙情性に重きを置いたドラマチックなサウンドの方向性には良く合っている。

バンドはVo&Key、G&Vo、B&Vo、Dsの4人編成で、リードVoを複数で兼任する形式で歌声(USプログレのお家芸なキャッチーなコーラスは聞こえない)を披露するのだが、どのメンバーの歌声も巧いと言うわけでなく『まぁSI系レベルよりマシかな』という程度の雰囲気Voなので、ヴォーカリストの歌声だったり力量に厳しい方は避けた方が無難かも。

ただ、恐らくメインでリードVoを担当するKey兼任なメンバーの歌声が、少々うわずり気味で初期のRUSHで聞けたGeddy Leeの歌声っぽく聞こえ、古臭いイメージのバンドサウンドによくマッチしている点は評価出来るんじゃないでしょうか?(汗

まったり古典的な70年代USグロプレ好きな方には是非一聴してもらいたい、最近珍しいタイプの面白いインディ・ニューバンドではある。
by malilion | 2013-07-17 20:29 | 音楽 | Trackback