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ロシアから暴走野郎共来る! LOST WORLD BAND新譜だよ!('(゚∀゚∩


LOST WORLD BAND 「Solar Power」'13 ロシアから暴走野郎共来る! LOST WORLD BAND新譜だよ!(\'(゚∀゚∩_c0072376_18112070.jpg

ロシアのバカテク暴走列車 LOST WORLD BANDの待望の新作4thがリリースされました!

相変らずトンでもなくエキセントリックで凶暴なまでにテンション高く、屈折した硬質でテクニカルなダークシンフォを留まることを知らぬハイパワーで疾走感バリバリのままゴリ押しするスタイル(笑)に基本的な変化は無いものの、以前よりKING CRIMS臭さやAFTER CRYING風味は薄れ、今回はより憂いある優美さや軽やかでアコースティカルな華やかさが随所で強く感じられ、結果としてより押しと引きの緩急の差が大きくなりアルバムの陰影が強く描きだされる事になるだけで無く、シンフォニックさが増した楽曲がこれまで以上に様々な顔を見せてくれ、実に聞いていて楽しいのです。

その方向性の微変化を象徴するかのように今作はかなりのパートでヘタウマなVoが多くフィーチャーされているのですが、以前とは違う楽曲の緩急の変化と巧くあわさって、実に牧歌的な歌声がマッチしていて技量的な事が気にならないくらい。

まぁ、それでも殆どがインスト曲なのですが、暴れ回るハイテンションなヴァイオリンの調べと絡まる重厚なシンフォサウンドがお好みの方は、買わずに済ます訳にはいかない必聴盤でありますよ!

そうそう、前作とは今回メンバーがリーダー以外一新されてトリオ編成になっているのも影響しているかもしれかいけれど、元々リーダーであるヴァイオリニストのワンマンバンドだったし、音の変化にそうそう影響を与えたとも思えないんだよね・・・
まぁ、メンツがどうあれ優れた作品を届けてくれるなら何の問題もないのです('(゚∀゚∩
by malilion | 2013-03-11 18:12 | 音楽 | Trackback

遂に新たなるサウンドを確立した新生STRATOVARIUSのNEWアルバム!('(゚∀゚∩


STRATOVARIUS 「NEMESIS」'13 遂に新たなるサウンドを確立した新生STRATOVARIUSのNEWアルバム!(\'(゚∀゚∩_c0072376_3411384.jpg

今や北欧のみならずユーロ圏を代表するメロディック・パワー・メタル・バンドの1つとなったフィンランド出身バンドSTRATOVARIUSが『ELYSIUM』'11 以来2年振りとなる通算14作目のスタジオ・アルバムをリリース!

08年の中心人物であるTimo Tolkki(G)の脱退以来、新Gを迎え新体勢となったものの、これまでの自身のサウンドをセルフコピーするような作品を2枚リリースし続けてきた彼等だが、遂にここにきて“新生STRATOVARIUS”と呼ぶに相応しいサウンドのアルバムをリリースしてくれた。

後任GのMatias Kupiainenがやっとバンドに馴染めたからなのか、はたまた弱冠24歳のフィンランド人Ds Rolf Pilveを新たに迎え入れた事がさらなるフレッシュな化学反応を促したのか、この新作では巧くこれまでのSTRATOVARIUSの特徴だった歌メロや北欧独特のメロディアスさを受け継ぎつつ、よりモダンでスタイリッシュな、下手をするともはやメロパワとは呼べない実にオーセンティックなロックサウンドを掲示してきた事に少々驚かされましたねぇ。

恐らく旧来のファンは、メロパワと言うにはバランスの取れすぎなG控えめなバンドサウンドが(Gプレイヤがボスで旧来のサウンドの中心だっただけにね…)気に入らない、とかメタル特有の「臭さ」や「暑苦しさ」といった北欧メロスピ系なんかに顕著なスリリングさと表裏一体なスピーディでマイナーなメロなどの要因が綺麗に消え失せた、ブライトな音でバラエティに富んだ楽曲を隙なく配したこの新生STRATOVARIUSのニューアルバムを敬遠するのじゃないかと予想するのだが、AOR系やキャッチーでフックあるコンパクトにまとめられたメロディアスなサウンドが好みなより一般大衆向けな音がお好みな方には歓迎される事と思う。
個人的には新作のこの新たなハイクオリティなサウンドの方向性、大好きです♪

新Dsなのだから当然なのだけど、前任者よりより多様でスムースでテクニカルだけど控えめなリズムと、もう随分と長い間バンドに在籍していて気が付けば古株2人の内の一人となったJens Johansonの奏でる、Timo Tolkki脱退前後で肥大化していたシンフォな感触は控えめにこれまでに余り聞かれる事のなかったメカニカルな音色が耳を惹くキーボードサウンドが、今回の新生STRATOVARIUSサウンドを象徴しているように思えますね。

「えー、ヘビメタとかちょっとー」と敬遠している方や、モダンで美しいメロのフック溢れるキャッチーで洗練されたロックサウンドを好む方に是非! もうHMという狭いカテゴライズでは彼等のサウンドは語れなくなったのです!
by malilion | 2013-03-09 03:42 | 音楽 | Trackback

完成までに5年も掛かってるのね…USニューカマー!


LOBATE SCARP 「Time And Space」'13 完成までに5年も掛かってるのね…USニューカマー!_c0072376_256657.jpg

「SPOCK'S BEARD系のUSシンフォシンの新バンドだよ」という触れ込みでお店のプッシュもあり購入したこのロサンジェルスのバンドのデビュー作、確かにUS系独特のドライで硬くレンジの狭いスケールの小さい音でコンパクトに固められている楽曲共々、如何にもUSA産という音でした。
またSPOCK'S BEARD系と言うにはVoメロがそこまで流暢でもキャッチーでも(Voもイマサンくらいのレベル…)無かった印象を受けましので、ソレ系をお求めの方には少々キツイかと。

海外のバンド紹介にある「スペース・オペラ・ロック狂想曲」という一文から連想されるようなシンフォ系というより、所謂ジャズやフュージョン系の音をベースにラテンなリズムだったりのリズム隊がかなり前面に出てきて暴れ回る(ミックスの関係か?)楽曲がメインを占めており、メロディよりブインブインと唸りまくる音が耳につきましたからね。

もっともリズムを前面に押し出した曲ばかりでなく、完成までに5年かかったと言うだけあるヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、サックス、トランペット等によるTHE LOBATE SCARP SYMPHONIC CHOIRと名付けられた50人以上のメンツから成る混声合唱団をフィーチャーした楽曲では「如何にもシンフォ!」というユーロ・グレ系な曲や、分厚い合唱団のコーラスをバックに荘厳でメロディアスに展開しまくるラスト曲なんかも演ってくれたりしてますので、どうにも一筋縄で行かない面白そうなバンドのようですから興味ある方は一聴してもいいんじゃないかと。

そうそう、如何にも「USA産グレですよ!」と言わんばかりの、SFチックなジャケのスペイシーなイメージはアルバムの音から余り感じられなかったんだけどコレって…(汗
バンド名が月にある耳たぶ状の崖(lobate scarp)から来てるから、っていう先入観じゃないのん?(汗
by malilion | 2013-03-07 02:56 | 音楽 | Trackback

ベテラン揃いなのに新鋭UKグレバンド(w LIFESIGNSデビュー!('(゚∀゚∩


LIFESIGNS  「Same」'13 ベテラン揃いなのに新鋭UKグレバンド(w LIFESIGNSデビュー!(\'(゚∀゚∩_c0072376_23583354.jpg

UKプログレッシヴ・ロックの新鋭グループ、LIFESIGNSのデビュー作をGET!

新鋭と言ってもメンツはそれぞれ名うての名手揃いで、JOHN YOUNG(Key&Vo)はJohn Wetton BANDやGREENSLADE等で活躍し、NICK BEGGS(B&Stick&Vo)はKAJA GOO GOOやSteve Hackett BAND等の活動で知られ、MARTIN BEEDLE(Ds)はCUTTING CREWやSarah Brightman等で知られている3人に、レコーディング&プロデュース担当のSteve Rispinを加えた4人がバンドメンバーとなっている。

お気づきのようにGがメンバーに名を連ねていないが、LIFESIGNSはKey主導のELP型バンドではなく今回はゲストGプレイヤを招いての作品となっている。
ゲストを招いたと言ってもプロジェクト臭いアルバムではなく、逆に新人バンドなのに各メンツの友好関係の広さからか豪華すぎるゲスト(アルバムのクレジットで確認してね♪)が集っているのも、また本作の売りの一つだろう。

音の方はいかにもUK産と言った、煮え切らないポップさと爽快なコーラスによるキャッチーさを併せ持ったIT BITESや中期GENESISを思い起こさせる英国叙情が優美に漂うモダン・メロディが如何にも21世紀型シンフォサウンドと言った感じで、実にソツがない。

玄人メンツの集合バンドなだけあって、特に奇をてらう事も無くこれみよがしなテクやインタープレイの応酬を見せつけるわけでもない、安定して上手い演奏とタイトでソリッドなシンフォサウンドを展開しているので、フレッシュさを求める向きや分かりやすいグレ系の音が好きな方には少々、地味で肩透かしに感じるかもしれないけど…

聞き込んでいくと分かるのですが、華麗にして聞かせ所を心得た優美なKeyと、終始優し気で柔らかな午後の陽射し(ジャケの田舎っぽいイメージ通りw)のような音の後で意外な程ブイブイ暴れてるB&Stickに耳を惹きつけられて、ついつい何度もアルバムをリピートしてしまう、そんな一枚なのです。
by malilion | 2013-03-05 00:00 | 音楽 | Trackback

進化の果てに何が聞こえてくる?BROTHER APE新譜!('(゚∀゚∩


BROTHER APE 「Force Majeure」'13 進化の果てに何が聞こえてくる?BROTHER APE新譜!(\'(゚∀゚∩_c0072376_16471484.jpg

新世代北欧ハイブリッド型モダン・シンフォ・グレ(?)バンド、BROTHER APEの6作目となる新作が3年ぶりに登場!

数作前から既にプログレという形態では無くなっていた彼等のサウンドだが、最新作では一層に旧来のプログレ的なサウンドから距離を置いていて完全にグレ系では語れない音になってしまった。

ドラムンベースよろしくかなりデジタル処理されたリズムをベースに、ドライなモダンサウンドがスタイリッシュに展開していく本作、一聴した感触はまるでフュージョンのようで驚かされたものの、聞き込んでいくと以前からの特徴であるウネるベースや前作で聞かれたアコースティカルなサウンドに乗っかるVoが朗々と響いていくアンニュイな感触などに今までの作品の延長上に本作がある事が伺える。

サウンドがフュージョン系に傾いたからなのか、コーラスを別にすればVoは少なめで歌メロの印象は薄い。
前作の優しげな歌メロが好みだっただけに完全にオマケ的な扱いになっているのは少々残念。

前々作で聞かれたダークでアンビエントな、ちょっとアンニュイっぽい音像が戻ってきていたり、Voが少々UKオルタナバンドっぽく聞こえるパートも多々あるのも影響しているのかもしれないが全体的にロック的なダイナミズムに乏しい一作になってしまったように思える。

一般的な北欧グレ&シンフォ系の音は皆無なのでソレ系を求める向きには合わないのは確実なものの、『プログレとは本来こうあるべきだ!』と言わんばかりに現在進行系で音楽ジャンルをボーダーレスに展開するスピーディーなソリッドサウンド、実にハイセンスで小気味よいです。
by malilion | 2013-03-03 16:48 | 音楽 | Trackback

外れ無しの良作!JIMI JAMISONソロ第二弾!('(゚∀゚∩


JIMI JAMISON 「Neber Too Late」'12 外れ無しの良作!JIMI JAMISONソロ第二弾!(\'(゚∀゚∩_c0072376_1242899.jpg

言わずと知れた80年代US産業ロックの王者 SURVIVORの元2代目Vo、Jimi Jamisonのソロ2作目アルバムをかなり遅れて購入。

まぁ、FRONTIERS RECORDS主導だし、最近は北欧のお助けマンと化しているErik Martensson(ECLIPSE)が全面バックアップ&ぷロデュースと聞いていたので、内容に不安は無いのは明白、とばかりに他のアーティストのアルバム買い込んだりと少々ズボラしてました(汗

で。新譜の内容は予想通りにAOR~ハード目とバラエティに飛んだ楽曲で隙無く固められている上を、往年より少々ハスキーになってスティーヴ・ペリーみたいに聞こえる事も多々あるJimi Jamisonの抜群の美声が伸びやかに、爽快に駆け抜けていくキャッチーなメロディアス・ロックの良作アルバムです。

まぁ、当然と言えば当然なのですが北欧勢がバックを固めているからなのかソロだからなのか、US風なカラっと乾いた音は聞こえず、本家SURVIVORの楽曲のようなスケールの大きさも感じにくい所が不満と言えば不満ですが、殆ど難癖つけと変わりない文句なので、こんないいアルバムにイチャモンつける事自体が間違っているんですけどね(w

巧いVoの声を聞きたい&躍動感あふれるポップなメロディが弾ける王道80年代産業ロック好きなら文句なく気に入る作品なので、迷わず即買いましょう。

そー言えば、なんか最近また古巣のSURVIVORへ電撃再々加入(3度目の加入)したらしいですね。
なんかSURVIVORのフロントマンは落ち着きがありませんなぁ…

恐らく今度は新生SURVIVORで美声を聞かせてくれるであろうJimi Jamisonの今後の活動に注目です。
by malilion | 2013-03-01 01:24 | 音楽 | Trackback