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新年早々、北欧AORの傑作が届く!('(゚∀゚∩


HEARTBREAK RADIO 「On Air」'13 c0072376_22384048.jpg

北欧AORの傑作アルバムが新年早々に登場したので、早速GET!!

と言っても、今回のアルバムは彼等にとって2ndで、1stは惜しくも国内未発売に終わっていたのです。

元々は北欧オタスケミュージシャン Tommy Denanderの幾つあるか分からない(汗)北欧AORプロジェクトの1つとして紹介されたと記憶しているHEARTBREAK RADIOの1st('05)だが、実際はLAST AUTUMN'S DREAMのフロントマン Michael ErlandssonがLAST AUTUMN'S DREAMの3rdアルバム用に作曲したものの未収録に終わった曲を中心に構成されたアルバムで、Tommy Denanderが中心というよりMichael Erlandssonと、彼の長年の作曲パートナーであるClaes Andreasson、そしてキーボード奏者Johan Axelsson等が中心になって形作られたAORプロジェクトと捉えるのが正しかったようだ。

国内未発だった事もあったし、実際当時耳にした感想は「うーん…悪くないけど、何か今一つピンと来ないなぁ~」というような事もあって積極的に彼等の動向を追う事もなかったし(実際、今回の新譜までこれだけ時間がかかってるしね…)、イマイチ HEARTBREAK RADIOというプロジェクトがどんなモノなの理解出来ていなかったんですね…

で。今回の2ndなのですが、今回は未収録曲を集めたからではないからなのか、そんな1stの時のイマイチな感想を完全に覆す傑作AOR曲で固められていて、実にイイ!('(゚∀゚∩
スタイルとしては完全にアメリカンAORと言えるが、9割アメリカンなトコにそこはかとなく1割だけ北欧のウェットな感触が織込まれている、というようなアーバンな雰囲気漂うお洒落で隙のないAORサウンドを聞かせてくれて、ホントに堪りません♪ いやー、コレは愛聴盤になりますわ♪ 只今ぐるんぐるんとエンドレスで聞きまくっておりまするよ~~♪

TOTOを初めとするフック満載のキャッチーな曲に職人芸をサラリと聞かせるAOR系が好みな方なら、まず間違いなく気に入る事請け合いの好盤です! 迷わず買いですぜ!
裏方さんのアルバムなので来日だとかLIVE活動とかは望み薄でしょうが、是非ともこのまま終わる(裏方職人バンドはすぐ消えちゃうんだよなぁ…)ことなく続々と新譜をリリースして欲しいですね!

ただ、ジャケはもうちょいなんとかした方がよかったんじゃないかなぁ…味も素っ気もなさすぎだろww
by malilion | 2013-01-28 22:39 | 音楽 | Trackback

ポンプの再興か!? 古くて新しい音♪ ('(゚∀゚∩


THE ROOM 「Open Fire」'12 c0072376_0182220.jpg

'09年よりオリジナルメンバーのMartin Orfordに代わってIQへ加入したMark Westworth(key)がバンド終焉間近(98年)に在籍していた事で知られるUKポンプバンド GREY LADY DOWNのGとVoを中心にした5人編成のNEWバンドのデビュー作をGET!


GREY LADY DOWNの音楽性は初期Marillionクローンが出発点だったが、ここで彼等が聞かせてくれる音楽は典型的なUKシンフォ叙情を漂わせつつ、新世代のユーロ・シンフォ系バンドの音とは明らかに違う懐かしの“アノ”ポンプ・ロックの現代アップデート版サウンドとも言う感触で、それが今となっては逆に新鮮に聞こえるから面白い。

GREY LADY DOWN後期の時点で既にMarillionフォロワーから脱却した独自の音(本家自体が別次元に行ってしまったし…)を聞かせていたが、この新バンドではGが明確にサウンドのイニシアチブを握っている為かややもすると軟弱に聞こえるポンプの特徴である分厚く柔和なKeyサウンドは控えめで、若干ハード目なキレの良いGの演奏を中心にキャチーで印象的な歌メロが絡み、殷々鬱々サウンドへと陥りやすいグロプレ系と相反する明快なメロディラインが展開するものの、USA産バンドのように突き抜けてポップになり切れない中庸的なサウンドが実に英国的だなぁ、と妙に納得してしまいました(w

新世代USAテクニカル・グレ系のようなメタルテイストは皆無だし、懐古色の強い北欧グレ系や他のユーロ系グレサウンドとも違う、最近音を聞かせてくれたバンドで近いのを強いて上げればJadisっぽいサウンドかなぁ? という英国UKポンプバンド出身者でしか出し得ない、ヘヴィネスやテクニカルさよりも優雅さや美しさに重きを置いた微妙にして唯一なサウンドを、どうぞお試しあれ(w

しかし、バンド名はもうちょっとなんとかならんかったんかねぇ…
GREY LADY DOWNも映画タイトルからの(しかも、あんまりイケてない…)拝借だし、この人等はバンド名にあんまりこだわりないんでしょうか…?
by malilion | 2013-01-25 00:19 | 音楽 | Trackback

まさかの復活!?QUASARアーカイヴ音源リリース!


QUASAR 「Live 1984 - 1990」'10 c0072376_04289.jpg

ポンププロジェクト等で引っ張りダコの、LandmarqやStrangers On A Trainで美声を聞かせるTracy Hitchingsがかって在籍し、80年代初頭にMarillion、IQ、Pallas、Solstice、Twelfth Night、Pendragon、Castanarc等やNWOBHM勢等と共に有象無象が入り乱れた中で英国次世代ロックムーヴメント・バンドの1バンドとして注目された、MIDIギターを操る日本人ギタリストも在籍していた事のあるジェネシス影響下のシンフォ・バンドの、84年~90年の未発表アーカイヴ・ライヴ・テープからの音源を収録した記念音源作品集。

83年と89年に2枚のアルバムのみを残した彼等だが、群雄割拠する次世代ロックムーヴメント・シーンの新バンドでは当然の如くメンバーチェンジが激しく、79年結成以来のリーダー(B)以外のメンバーは安定していない。

今回のアーカイヴ音源は予想通り音質はイマイチ(ブート並のシケシケですわ…('A`) )なものの、その頃在籍したものの残念ながらアルバムにその歌声を残さなかった女性ヴォーカリストSusan Robinson(二代目フロントマン)がリード・ヴォーカルを取る貴重音源や、90年のライヴでは若かりし頃のTracy Hitchings(三代目フロントマン)がよく伸びる美声を聞かせてくれる5曲も収録(当時からTracyは歌が巧いですわー)しているので、彼等のコアなファンには大変興味深い音源集となるだろう。

まぁ、音楽的にはB級も危ういC級シンフォになりかけな音(汗)なんで諸手をあげて誰彼にもお薦め出来る品じゃないけど、コノしょぼい薄っぺらい音がいいんだ! っていうマニア諸氏もいるにはいるでしょうからね…


QUASAR 「Live 2011」'12 c0072376_0423164.jpg

なんと20年振りに再結成し活動をスタートさせた彼等が、現在89年以来の新作(!)を制作中らしい!!

当然の如く、リーダー(B)以外のメンバーを一新して、今回新たに美声の新女性ヴォーカリストKeren Gaiser(五代目フロントマン)を迎え、以前の4人編成から5人編成になりパワー・アップしての2011年復活ライヴの模様を納めたLIVE音源をリリースしてくれた!

さすがに機材も進化したし、メンツもキャリアを積んだだけあって「Live 1984 - 1990」で聞かれるような危うく薄っぺらな演奏ではなく、英国叙情をたっぷりと含んだシンフォニック・ロック・サウンドを高音質で聴かせてくれる。

新ヴォーカリストKeren Gaiser嬢の歌声は、パワフルではないもののクリアでよく伸びる透明感ある歌声(典型的なフィメールVoに思える…)で、Tracyが聞かせたようなちょいハスキーで特徴的な舌っ足らずでコケティッシュなイメージはない。
この辺が良いか悪いかは個人的な好みになるだろう。
まぁ、現時点ではさすがに巧さでも個性でもTracyに軍配が上がるが、なんと言っても新人だしこの後の成長に期待しましょう。

Liveは89年の代表作『THE LORELI』からの曲を中心に新曲を1曲も加え、ドラマティックなサウンドを披露して十分に観客を沸かせているし、新編成ではkeyもVoを取る為、男女ツインヴォーカルとなって今までにない美しいハーモニーを来るべき新作で聞かせてくれるのを期待しよう。

しかし、どっちも自主CDR盤ってのがいただけない…ジャケもチープなカラープリントだし…
せっかくの活動再開を記念してのアーカイヴ盤ならちゃんとしたデュプリ盤で欲しかったなぁ…('A`)
by malilion | 2013-01-24 00:44 | 音楽 | Trackback

新年早々、板起こし…('A`)


LEVIATHAN「Same」'74

c0072376_19302367.jpg古今東西その音楽ジャンルを問わずLEVIATHANという名のバンドは山程存在してきた訳ですが、このバンドは'74年にシングルとアルバムを残しているアメリカン・グログレハード・バンドの唯一作としてグロプレマニアにはつとに有名な一枚デス。

数年前にもアナログジャケを忠実に再現した紙ジャケでリイシューされていましたが、今回も新たにアルバム未収録だったシングル音源を追加した形(新たにデジタルリマスターされたのかは不明…)でのリイシューとなったので、前リイシュー盤をお持ちの方もチェックしておいて損はありません。

で、このバンドの何がそんなに有名なのかと言うと、ピアノ&オルガン&メロトロンをそれぞれ操るメンバーが3人(バンドは6人編成)いて、そのトリプル・キーボードを売りにメロトロンを豪快にフィーチャーするUSAバンドらしからぬサウンドを展開していたポイントがグロプレマニアな方達に昔から好評だったんですねぇ。

以前からLP(オリジナル盤ね)もそこそこ高価だったし、輸入盤店でジャケだけはよく見たことあるよ、って方も多いんじゃないでしょうか? あ、珍しくこのバンドは当時日本盤もリリースされてました。

まぁ、これまでにそのメロトロンうんぬんでゲタを履かされ内容以上に高評価された作品も多々ありましたが、このバンドの作品に限ってはPurpleやHeep等から影響を受けたと思しき陰影に富んだUKヘヴィネスとCrimsonやDoors等のアート・ロック的で幽玄な叙情性が巧くブレンドされた『ZEPPELIN meet DOORS』と当時よく言われたスケールの大きいサウンドの上で、これでもかと重厚感のあるメロトロンやBlues色を渋く匂わせるハモンドが炸裂してますので、グロプレマニアな方のみならず70年代ユーロ系ハードロック・ファンな方にもお薦め出来る名盤なのは疑いようもありません。

「まーた再発かよ!」とお嘆きになる諸兄の気持も十分理解出来ますが、まぁココは最新盤を入手しておこうじゃありませんか…


FIREBALLET 「Night On Bald Mountain」'75 c0072376_193144.jpgオリジナルCrimsonのメンバーにして実質的リーダーだったと言われるIan McDonaldのプロデュースでも知られるアメリカン・グログレハード・バンドのデビューアルバムにしてシンフォニック系プログレの名作が、今回またリイシューされた。

このバンドも当時、日本盤がリリースされてましたね。2ndは未発だったみたいだけど。

以前リイシューされたCDもLP板起こしな上、かなり酷い音だった記憶があるが、今回のリイシューも残念ながら板起こし盤である…ただ、以前のヘロヘロプチプチ板起こし盤に比べ遙かにいい板起こし(変な説明だ…)で、多少ヨレる箇所はあるものの総じて音質は良く、正規盤のリリースが望み薄な現状ではコレで我慢せざる終えない…orz

アメリカのバンドでありながらメンバーにイタリア系と思われる名前が多く見受けられる為か、そのサウンドは土臭さや野暮ったさは全く無くヨーロッパ的なクラシカルな響きが感じられる繊細な構築性と叙情性、そしてキーボードを軸とした非常にアグレッシブな攻撃的アンサンブルが高次元でミックスされたユーロ圏や英国を思わせる正統派のシンフォニック・ロックを完成度高く展開しているのと無関係ではないだろう。

Ian McDonaldが参加し、美しいフルートとアルトサックスを聴かせてくれるからと言う訳じゃないだろうが、プログレ・パッチワークのようだと揶揄される事も多々ある『どこかで聞いたフレーズ』がチラホラ聞こえるのは、Crimsonを始め、EL&PやYes、そしてGenesisにVDGG等の英国の先輩グループ等を徹底的に研究した成果でしょうね。
だからと言って下手なコピーに陥る事なく、メンバー全員による分厚く美しいコーラス(Heepっぽい!)や、ツイン・キーボードによるパワーあるサウンド、そしてクラッシックの名曲等も巧くアレンジして自分のモノにして演奏している所など、ハイライトのパイプ・オルガンも導入された圧巻の傑作、旧LPB面で18分を越える組曲『Night On Bald Mountain(ムソルグスキーの“禿げ山の一夜”をモチーフ)』を聞くまでもなく、流石の腕前とオリジナリティを感じさせてくれます。

てな訳で、グロプレな諸兄は望み薄な正規盤がリリースされる事を祈りつつ、この上質板起こし盤を入手しておきましょう…

しかし、板起こしでもいいから2ndもリイシューして欲しいなぁ…LP持ってるけど、聞く環境が…聞くまでが面倒なのが…
って、以前はソレが普通だったのに随分と堕落したなぁ自分も(w)
by malilion | 2013-01-23 19:31 | 音楽 | Trackback

B級好きな方はチェックしてていいかも?


CYCLOPHONIA 「IMPACT IS IMMINENT」'12 c0072376_17543644.jpg

ノルウェー出身のツインVo&ツインGを擁する6人組メロディック・パワー・メタル・バンドのデビュー・アルバム。

ハッキリ言って80年代に掃いて捨てるほど居たハロウィン劣化コピーのB級ジャーマンの域を出ていない。
まぁ、彼等の場合は年代的に恐らくStratovarius辺りがコピーの入り口で、そのまま源流のHelloweenまで辿りついて影響を受け、そこはかと北欧フレーバーを加味した現在のスタイルを確立したんでしょう。

臭メロにスピーディな2バス連打&ハイトーンのシャウト炸裂とくればお約束の展開の目白押しで、その筋がお好みの方なら2828しながら楽しめるんじゃないですかね。

如何せんせっかくのツインVoも殆ど意味のない使われ方(どっちもへなちょこハイトーン…)で、フロントマンが2人いるのが活かされていないし、オリジナリティという点で言っても残念ながら現状では90年代に掃いて捨てる程居たStratovarius劣化コピーバンドさえ越える何かを提示出来ている訳でもない、好事家にしかお勧め出来ないマニアックなB級HMバンドという評価を覆す事は出来ません。

このバンド自体の方向性は好みなんですが、せめてツインVoなんだから美しいハーモニーを聞かせるとか、何かしら有効な使い方が出来てくればモロに先輩バンド達の劣化コピーっていう印象も変わると思うんですけど…
まぁ、311とかゼブラヘッドなんかのエモ系じゃ珍しくもなんともないんですが、古式ゆかしいHM系では面白い編成には違いないので、是非この編成を活かして何かしら新規軸を提示して欲しいですね。
by malilion | 2013-01-17 17:59 | 音楽 | Trackback