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MARILLIONの新譜登場!('(゚∀゚∩ 美しい…


MARILLION 「Sounds That Can't Be Made」'12 c0072376_2111638.jpg

アコースティック調にリ・アレンジしたセルフ・カヴァー・アルバム『Less Is More』'09 から3年ぶり、オリジナル・アルバムとしては『Happiness Is The Road』'08 以来4年ぶりとなるベテラン UKプログレッシブ・ロックバンド MARILLIONの通算17枚目のニュー・アルバムが登場!

ここ数作同様(というか、既にテクニック等の虚仮威しを捨て去ったシンプルな音楽性の)枯れた味わいをベースにしつつも、中東情勢をテーマにした故かダークでヘヴィな上、アラビックで怪しげなメロがグルーヴィーに蠢く、17分超えという長尺な曲で幕を開ける本作。
その哀愁を帯びたメロを切々とエモーショナルに歌い上げるSteve Hogarthの抜群の味わいある歌声がひしひしと胸に迫ってきて、もう最高♪
所々で普段聞けないファルセットを使った甲高い声も聞けるその情感豊かなVoをメインに、シンプル故にスッ、と胸に染みこんでくる、清涼感がありつつも憂いを帯びた淡い美メロは流石の一言ですわ。

うーん、他の追随を許さぬ域に達してますね。ホント、素晴らしい。

変拍子に泣きのギター、起伏に富んだ叙情的な美旋律を大仰に展開するグロプレチックなパートは確かに健在だけれども、音楽形態的にはもうプログレでもなんでもないシンプルなモダン・ロック、って事になるんでしょうが、そんな事彼等の創り出す素晴らしい音の前には微塵も関係ないのです♪

確かに普通にロック好きな方からすると彼等の音は入り込みにくいし、なーんかキャッチーでもポップでもないし、地味だし分かりにくぃ~…と、思われるかもしれませんが、一度その魅力にハマるとその高い表現力と奥深く美しい音楽の虜になってしまうのですよ(汗

ここ日本ではマイナーな存在となってしまっているMARILLION、是非1人でも多くの方の耳にその美しい音楽が届いて欲しいものです…


…で、輸入盤購入してから耳に入った情報では、なんと『Radiation』'98 以来14年ぶりの日本盤がリリースされるとの事!!
しかもLive5曲入ったボーナス・ディスク付の2枚組でっ!! な、なに~~~!? うう、また買い直しかよ!(つд`)
いや、でもコレで少しでもここ日本で彼等の音に触れる人が増えるのならこんなに喜ばしい事はない。ここは我慢して、再び日本盤を購入せねば…orz
と、言う訳で皆さんも、買ってね♪
by malilion | 2012-10-26 21:11 | 音楽 | Trackback

UKシンフォ・ポップ JADIS、待望の新作8th!('(゚∀゚∩


JADIS 「See Right Through You」'12 c0072376_2362756.jpg

英国メロディック・シンフォニック・バンドJADIS、6年振りの新作8thをGET!

清涼感ある静かなイントロに続き飛び出してきたいきなりラウドでクリアーなギターの音で幕を開けるこの新作、プログレ&シンフォのカテゴリーで語られる事の多い彼等の音を正確に伝えられるカテゴリーとは言い難いと痛感した。
極論で言うと、シンフォ的と言えるのはKeyが柔らかに包み込むようにバッキングでリリカルな音の壁を作っている点が殆どで、実際に聞こえているサウンドは爽やかに歌い上げる歌モノ・ハードポップ・バンド的なスタイルじゃん、コレ?

元からシンフォ系にしてはギターが中心だし、歌が巧いVoをメインに据えてASIA的にキャッチーでコンパクトな楽曲でアルバムを構成していた彼等なので、今さらそんな分かり切った事を…と、思われるかもしれませんけどね(汗
いやー、なにせ彼等の新作は随分と久しぶりだったもので、遂々そんな基本的な事も耳から薄れていたもので…

まぁ、こんな風に以前とは印象が変わったように聞こえたのは、今回からメンバーチェンジしてオリジナルのKeyが抜けたりBが抜けたりしているというのも関係してるかもしれないけど。

一聴して若干、引っかかりが薄くイマイチぱっとしない淡泊に感じられる(汗)この新作ですが、聞き込んでいくと相変らずのハードかつモダンなアレンジが随所で光るお馴染みのジャディス節とも言える爽快でクリアーなメロディがそこかしこでしっかりと炸裂してるので、従来のファンの方にもご安心していただけるかと。

うーん、それにしてもコンパクトなアレンジで無駄なくまとめ上げられている為か、あっという間にアルバムが終わってしまうのが唯一不満と言えば不満でしょうかね(w
by malilion | 2012-10-24 02:41 | 音楽 | Trackback

THE REASONINGのレーベル移籍後第1弾!('(゚∀゚∩


THE REASONING 「Adventures In Neverland」'12 c0072376_19463656.jpg

英国産フィメールVo美旋律プログレ・シンフォニック・ロックバンド、THE REASONINGのレーベル移籍後第1弾となる4thをGET!

レーベル移籍に伴ってジャケから受ける今までの牧歌的なイメージが何かちょっとシリアスな感じに変わりましたが、どうやら中身の方も予想通り変化した様ですね。

3rdまで在籍していたもう1人の女性Voは既に前作ミニアルバムの時点で姿を消していましたが、今回の新作ではまたまたGが(当初居たG2人は姿を消した)チェンジし、メンバーが減ってKey入り5人組バンドのオーソドックスなメンバー構成に落ち着いた模様だ。
なんでしょうか、どうもここ最近はGだけが妙に安定しませんね。
まぁ、このバンドはGが音楽的主導権を握ってる訳じゃない、とハッキリ分かってるんで、いいっちゃいいんでしょうけど…(汗

で、肝心の新作の内容の方ですが、元KARNATAKAの美声女性ヴォーカリスト Rachel Cohenと元MAGENTAのベーシスト Matthew Cohenら名うてのミュージシャンが結成したバンドだけあって、相変らずルネッサンスを筆頭に70年代から続く英国ロックのお家芸と言える叙情的で淡く美しいシンフォ&メロディック・サウンドをベースに、新世代バンドらしいスリリングでエモーショナルなハードリフや、売りのキャッチーで透明感ある男女混声コーラスハーモニーをフィーチャーしつつ複雑に入り組むパート構成ではプログレ的展開を見せる充実の楽曲群が納められていて、その以前にも増してパワフルな音像には驚かされました。

ミニアルバムで危惧していた、それほど上手いわけでもいい声でもない男Voが、パワメタかスラッシュかという野太い声で決め台詞を連呼するような活用はこの新作ではおおよそ姿を消したのは嬉しい点でしたね。まぁ、所々で未だに聞こえてはいるんですが…

ただ、以前と比べると意外なほどメタリックでパワフルになった(Bがブインブイン鳴らし過ぎだろ…)のが理由なのか、メンバーチェンジが影響したのか、キャッチーさや叙情的な美メロという点では本作は以前の作品より少々劣るように聞こえるのですが、まぁその辺は個人的な好みとも言えるので出来の善し悪しといちがいに批判は出来ないかもしれません…

アルバムの枚数を重ねる毎に微妙に音楽性を変化させつつ新たな方向性を模索している彼等の事ですから、今回は試しにちょっとプログレメタルなテイストも含むモダン・シンフォな方向へ手をだした、って事なんでしょう。うん、そう思って微妙な物足りなさに納得しておこう(汗

他にも売りの男女混声コーラスハーモニーが、本作では初期のように聞こえて来ないのも少々物足りなさを感じさせている一因かも…っていうか、この形態だと只の女性Voがフロントのそこらいるシンフォ・バンドと同じになっちゃうんだがなぁ…うーん…個性が薄れたように思える…

文句が多いのは、既に彼等ならば出来る事が証明されている高いレベルを求めて、ってのが理由ですから、別に大いに不満があるって訳じゃないんですけどね(汗 まぁ、ファンならではの無い物ねだりって奴です。ハイ('A`) スマヌ

自主制作の環境から開放され新天地で新メンバーを迎えた事だし、是非そろそろ来日してくれるか、頑張って次なるアルバムを早く届けて欲しいものです。
by malilion | 2012-10-22 19:48 | 音楽 | Trackback

TWELFTH NIGHTいつもの再発盤シリーズ


TWELFTH NIGHT 「Live And Let Live ~The Definitive Edition~」'84 c0072376_11451674.jpg

UKポンプ・ロックの代表的なグループの一つであるTWELFTH NIGHT のお馴染みのDIGITAL REMASTERED再販盤シリーズが届けられた。

今回は今は亡きカリスマ・ヴォーカリスト Geoff Mannに捧げられるべく84年に追悼盤としてリリースされたファンにはお馴染みの、Geoff Mann在籍時の83年11月4日&5日にLondon Marquee Clubで行われた、N.W.O.B.H.M.の追い風を受けてかバック演奏陣の強烈な弾けっぷりとGeoff Mannの独壇場であるエキセントリックでナルシスト全開な一人芝居が堪能出来る伝統芸術的UK ROCK LIVEを収録した「Live And Let Live」のリマスター&リミックス&秘蔵音源追加盤だ。

今回の追加音源再編集盤は、以前SI盤やCYCLOPSE盤でリリースされていたモノよりリマスタリングされ著しく音質が向上した上に、当日演奏されたもののカットされ今までCDには収録されなかった未発表音源等が2枚組にの大ボリュームにたっぷりと納められていて、ファンにとっては欣喜雀躍といった所だろう。

只、その秘蔵テープから掘り起こされて追加された貴重音源部分の音質が残念ながらかなり悪く、それが音質が上がった本編LIVEパートの間に挟まれる形で今回新たに編集され直した為、高音質から悪音質、そしてまた高音質と交互にLIVE演奏の音質状況がガタガタと変わってしまい、1つのLIVE作品としての完成度を著しく貶める結果となってしまったのが非常に残念ですね('A`)

まぁ、元からして追悼記念盤だし「そこまで完成度を求めなくてもいいじゃん」と、言われればそれまでなのだが…

またDISC1の最後には、83年10月27日に演奏されたものの結局アルバムには収録される事のなかった(レア音源集『COLLECTORS ITEM』'91 にデモ(?)音源が収録されている)約20分の未発表マテリアル「THE COLLECTOR」の熱演が収録されているのも嬉しい所だ。
by malilion | 2012-10-22 11:46 | 音楽 | Trackback

幻のUK Progressive Rock作!でも…('A`)


TIME 「Same」'75 c0072376_2062876.jpg

限定盤という謳い文句と元ENGLANDのドラマー Jude Leighが在籍してたバンド、という売り文句に惹かれて怪しいレーベルからの初CD化再発モノを遂購入…

以前からジャケ画とSPONTANEOUS COMBUSTIONのGary(G、key、Vo) & Tristan(B、Vo)のMargetts兄弟が、後にENGLANDで活躍するJeff“Jode”Leigh(Ds、Vo)、後にNIGHTWING(現ENGLAND)で活躍するAlec Johnson(G、Vo)等、末期SPONTANEOUSのメンバー(本作のLead VocalはMike Udellだが、LPにはクレジットされていない)と共に改名し新たに結成した幻のUK Progressive Rockバンド、という情報や名前だけは目にしていただけに、胡散臭いと思いつつ激レア音源だけに誘惑に負けて手を出してしまったのよー(つд`)スマヌ

CDにはDIGITALLY REMASTEREDの文字がしっかりと刻印されているものの、所々で音がヨレてるし、懐かしのピチパチノイズやバンドの音にノイズがしっかり乗っかってる、どう聞いても板起こし盤です。ハイ(汗
まぁ、市場に出回ってないレア音源だし、CDーRじゃなくマトモなデュプリ盤なので、そこはレア盤の音を耳に出来るってだけで御の字なのでこの際、細かいことはいいっこなしって事で…

で。肝心の内容の方なのですが、よく声の伸びるハイトーンVoがメロディアスに歌い上げる為かYESっぽくもあり、そこはかとENGLANDっぽい展開の箇所もありつつ、ブリブリとベースが終始暴れまくる硬質かつ変拍子で畳みかける屈折しまくった変則的な音と展開を聞かせてくれて、噂に違わぬUK・ハードプログレの好盤でした。うーん、ちゃんとしたオフィシャル盤で聞きたいなぁ…('A`)

ツインG体勢でGの片割れがKeyも兼任している為かKey主導で曲が進まず、聞こえてくる音数はシンプルなものの終始リズムがとっちらかったように複雑ながらも激しくパワフルに展開するドライヴ感満点の音楽性なせいで、プログレというよりどこかHRっぽくも聞こえたのが意外と言えば意外でしたね。

オフィシャル再発を願いつつ、コッソリと棚の奥に仕舞っておくとしますか…
by malilion | 2012-10-21 20:10 | 音楽 | Trackback

ソロくらい終始アコースティカルでもいいのに…(*‘ω‘ *) IZZメンバーソロ♪


JOHN GALGANO 「REAL LIFE IS MEETING」'12c0072376_1864136.jpg

USオルタナ・Symphonic Rockバンド IZZ(US本国ではアートロックとバンドは紹介されている)の中核として活躍するGalgano兄弟(KeyとB)のベーシスト John Galganoのソロデビュー作。

IZZ自体の音楽性は、テクニカルな演奏力と1~2回聴いただけでは理解出来にくい複雑な構成の楽曲と変拍子が売りなものの非常にメロディアスでキャッチーな楽曲がメインの進化したモダンプログレ&オルナタシンフォ・バンドだが、当然というかソロ作である本作では一聴して穏やかでハートフルなフォークロックといった趣のある楽曲がメインで占められており、また違った一面を見せてくれている。

Brian Coralian(Ds)、Paul Bremner(G)、Greg Dimicelli(Ds)、Greg Meade(G)等々新旧IZZ人脈をバックに迎え自身のVoをメインにしつつ、IZZにも参加している美声フィンメールVoのLaure Meade嬢を交えた男女混声ヴォーカルの多彩なコーラスワークで楽曲を彩る所や、哲学者Martin Buberの著作に触発された内省的な歌詞とユーモアを交えた二部構成のタイトル曲等はIZZっぽくもあり、軽いSymphonic色を散りばめたメランコリックながらも緻密なアンサンブルをドラマチックに展開するコンセプチュアルな作風はファンならずとも一聴の価値有り。

「自分はグロプレが聴きたいんだし、ハートフルなアコースティック・ナンバーには興味ないよ」って方もIZZそのものと言える聴かせ所満載なメロディアスなシンフォニック・ロックを随所で披露していますので、懐に余裕がお有りなら手をだしても決して損はしない一枚だと思いますよ。
by malilion | 2012-10-20 17:23 | 音楽 | Trackback

北欧メロハー高品質作♪('(゚∀゚∩ ECLIPSE新作!


ECLIPSE 「Bleed and Scream」'12 c0072376_0384347.jpg

Frontiers Records主導で進められたW.E.TやPRIDE OF LIONSのToby Hitchcock(Vo)のソロ・プロジェクトへの参加は言うに及ばず、世界規模で各種企画モノへの楽曲提供や新人メロハー・バンドや有名人絡みプロジェクトへの客演で引っ張りダコで、今やすっかりTommy Denanderと並んでメロハー・ファンにはお馴染みの北欧お助けマン&ソングライターというイメージが定着してしまった Erik Martensson率いる彼のメインバンドである北欧メロディアス・HMバンドECLIPSEの約4年ぶり、4作目となるアルバムをGET!

サビメロの胸のすく爽快にしてキャッチーな展開とHMらしい疾走感あふれるスリリングなドライヴ感、北欧特有の透明感あるウェットなメロディアスさ、抜群の歌声と歌メロを誇るヴォーカルの広いレンジ、適度にアグレッシヴ&ハードエッジなテクニカル・ギター、とメロディアス・ハードの美味しいトコを殆ど網羅する極上サウンドは前作同様なものの、初期の頃と比べ若干アメリカンな印象が強くなった(少し音がドライになって哀愁感は減退したかな?)分メジャー感とスケールがUPしたような感じがして、もう文句の付けようがありませんわ♪('(゚∀゚∩

美旋律にばかりこだわるとついつい軟弱で女々しい感じになりがちなのですが、しっかりHMバンドとしてのパワフルさやラフな感触もキープしている絶妙なさじ加減とメタリックさが、流石は幾多のプロジェクトに関わる裏方仕事をこなしてきただけある猛者が率いるバンドだと感心しきりです。

若干創り込まれすぎな嫌いがあるものの総じて高品質なのは間違いなく、いずれの楽曲のメロディーや練り込まれたアレンジ、配されたフックが生み出すバラエティーさも富んでいて、最後までアルバムを飽きさせないのも見事の一言。

数カ所で往年のバンドのフレーズやキメ技とハッタリがオマージュ的に楽曲に散りばめられているのも、古参メタルファンはニヤリとさせられますね(w

メインバンド以外のFrontiers Recordsでのお仕事が忙しいでしょうけど、是非もっとコンスタンスに新作を届けて欲しいバンドなのでした。
by malilion | 2012-10-20 00:41 | 音楽 | Trackback

歓喜と落胆…MOON SAFARI&SAGA新譜


MOON SAFARI 「Lover's END Pt.Ⅲ」'12 c0072376_2051564.jpg

2013年1月に来日が決定(!!)している北欧スウェーデンのプログレバンドの新星MOON SAFARI。

『LOVER'S END』'11 の続編となる新録シングル盤を輸入盤で速攻購入!
いやー、シングルって言っても1曲で24分もあるんですけどね(汗

しかし、購入して気が付いた。来日記念盤として本作にボートラが入って日本盤がリリースされるとか…(ガーン!
うう…また買い直しか…でも我慢出来なかったんだよぅ…(つд`)

んで、内容の方ですが、彼等の作品で出来が悪いわけがない!
相変らずハイトーンで歌い上げるメインボーカルを分厚いバッキングボーカルがサポートする甘々にしてキャッチーなコーラスワークをメインに、リリカルなキーボードサウンドとクリアなギターサウンド(この曲は特に往年のYSっぽい音を出してます♪)が紡ぐメロディーと耳障りのいいフック満載のサウンドは80年代ボップスそのもの!
それでいて、その裏でこっそりテクニカルでグロプレな味付けをさらり(実際インタープレイでのアンサンブルはなかなかのモノ)と聞かせてくれる楽器群のオサレなテクは健在で、その爽快サウンドにはいささかの曇りも有りません。

うーん、なんて素晴らしいバンドなんでしょう。
歌モノ好きやポップス・ファンまで巻き込めるグロプレバンドなんてそうそうありませんからね!
まぁ、余りにも爽快でアクの無いそのアコースティカルなサウンドに拒否反応を示す筋金入りのグロプレファンは多いでしょうが、その爽快なメロディーラインは音楽ファンならば誰だって聞き惚れてしまう事請け合いなのです。

久しぶりにLIVE会場へ足を運びたくなるバンドですわ、ホントに♪ ('(゚∀゚∩



SAGA 「20/20」'12 c0072376_20544329.jpg

結成35周年を迎えるカナダの重鎮にしてプログレ・ポップバンド SAGAのタイトル通りとなる通算20作目(日本盤リリースは13年振り!)のアルバムが3年ぶりに登場!

一旦脱退したもののアッサリと元の鞘に戻った初代Vo Michael Sadle、その参加作としては『10,000 Days』'07 以来5年ぶりとなる復帰第一弾という事で期待したんだが…うーむ…

前作『The Human Condition』'09では新加入のモラッティが溌剌とハイトーンで歌い上げ、それが新しい風を吹き込む呼び水になっていたのかいつもの定番サウンドも実に新鮮に感じられたんですが、どうものこの新作ではまったり風味のどっちかというと個性が薄い…下手すると没個性な普通のハードポップ路線アルバムになってしまった…

なんでこんなにイマイチなんだろう? と繰り返し聞き込む内に気が付いたのが、「定番のSAGA節炸裂!」っていうポイントが実に少ないのです。
まぁ、本人達からしたらまた同じ事の繰り返しかよ、って否定的になるのも分かるんですが、あの螺旋を描くようなキーボードとギターのユニゾンが駆け上がるSAGAお得意のアノ音が聞こえてこないのが実に物足りないんですよね~~~

まぁ、長い歴史を持つバンドですし今までも出来の善し悪しの差があったり、活動に浮き沈みあったから慌てるような事はないとは思うのですが、折角久しぶりの日本盤リリース作がイマイチな出来の作品ってのが哀しいです…ハイ(つд`)
by malilion | 2012-10-18 20:56 | 音楽 | Trackback

臭メロを捨てて男臭い音へ変化!(笑 アルテミス新譜です!


ARTHEMIS 「WE FIGHT」'12 c0072376_2110144.jpg

国内盤未発のまま終わった前作『Heroes』'10 以来、2年ぶりとなるイタリアン・メロディック・HMバンドARTHEMISの7thが無事国内盤がリリースされたのをかなり遅れて購入(汗

前作でリーダー・アンディ以外のメンツを一新し、初期の所謂マイナー感漂う典型的なイタリアン・臭メロパワから、一気に現代的なダークでモダン・ヘヴィネスな方向へ舵をきった彼等だが、続く本作も同じ路線が踏襲されているので前作が気に入った方なら迷わず購入して問題ありません。

今回一層に楽曲がアグレッシヴでストレートなっており、中でもしょっぱなからスラッシュに接近したかのようなスピーディでクランチーなザクザクした強靱なギターが大活躍していて超格好いいんですよコレが♪

ちゃんと以前のメロディアスさや叙情性も残しつつ叙情感溢れる硬派なスピードメタルというのは、ただヘヴィなだけのドライでダークな轟音USメタル群に無い重要な要素だと思いますし、この甘みが隠し味になってる彼等のような音の方が日本人好みでしょうね。

まぁ、個人的にも嘔吐同然の声とも言えない声でゲロゲロ唸ってるだけの耳障りで只の騒音でしかない三流クソVoより、以前より歌メロが平坦になってしまったもののこのバンドのように力強く熱唱出来るVoがいるバンドこそ、まだまだA級に成りきれないアンダーグラウンドな存在なのが現状であるけど頑張って活躍して欲しいし、それこそが健全なMHの音楽世界(汗)だと思ってしまいますから。

…しかし、ボートラ入りとは言え対訳無しの歌詞だけ国内盤で2700円はぼったくりじゃないんですかねぇ?
まぁ、そんなに枚数売れないだろうにそれでも国内盤出してくれた事には感謝したいですけど…そーいう安っすい商売根性が彼等のファンベースを拡げる支障になってる気もしないでもないんだよなぁ…
by malilion | 2012-10-17 21:12 | 音楽 | Trackback

爽快USハードロックかくあるべし!BONRUD新作!

BONRUD 「Save Tomorrow」'12 c0072376_1449091.jpg

2004年にリリースされた1st『BONRUD』は如何にも80年代USメタル…というかジャーニーのパチもんみたいなダサいジャケ(汗)が微かに記憶に残っているアメリカはミネアポリス出身のマルチ・プレイヤー Paul Bonrud(G)率いるハードロックバンドの8年振り(!)となる2ndをちょい遅れて購入!

前作もそうだったけど、お世辞にもその音楽性とマッチしているとは言い難い安っぽいアメコミみたいなジャケを手にとってしばし絶句…いやー、まだ生きてたのねこのバンド(汗)。
とは言ってもPaul Bonrud以外バックのメンツ総入れ替えだし彼個人のソロ・プロジェクトであるのは明白(まぁ、バンド名がバンド名だし…)なので、その意味ではいつでもアルバムをリリース出来たのかもしれないけど…

唯一前作から引き続き参加しているのは、あの超有名プロデューサー Keith Olsen(!)だけ。
前作ではMIXを担当したが今回はなんと共同プロデューサーとしてもクレジットされている所を見ると、元々裏方での仕事が多いPaul Bonrudとは気心が知れたミュージシャン仲間なんでしょうね。

で、新作の音楽性だが8年振りだと信じられないくらい変化は無く(笑)ギターオリエンテッドでキャッチーな王道80年代アメリカン・ハードロックのまま。
新Vo Rick Forsgrenのどこまでも伸びるクリアでストレートなハイトーン・ヴォイスが随所で炸裂し、突き抜ける爽快感を一層強力に感じさせている。

造り込まれたドライな音だし、叙情感や深みといった味わいのようなモノは弱いものの、溌剌さとパワフルさがそれらのマイナスを補って余りあるお手本のようなメロディアス80年代アメリカン・ハードロック作の高品質作であるのは間違いないので、その手の音が好みな方なら押えておいてもまず損はない一枚ですよ。
by malilion | 2012-10-17 14:24 | 音楽 | Trackback