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アバンギャルドなインストもいいけど、もっとロックな作品が聞きたかったなぁ…TREVOR RABIN新作!


TREVOR RABIN 「JACARANDA」'12 c0072376_465755.jpg

Trevor Rabinが前作『CAN’T LOOK AWAY』からは23年ぶりとなる新作をリリース!

YESの大ヒットアルバム『90125』'83 の立役者であるものの『Talk』'94 を最後にバンドを脱退し、近年では映画音楽の作曲家として日本でもお馴染みの映画『Armageddon』'98 『National Treasure』'04 をはじめ、数々の映画の音楽を手掛けて成功を収めているTrevor Rabinが、久しぶりにソロ名義のアルバムを発表したの今頃知って、慌てて購入(汗

内容の方は、前作ではTrevor RabinのVoが全面にフューチャーされたハードポップ風な作風だった訳ですが、今回は基本的にリラックスな雰囲気を漂わせるロック&フュージョン・インストルメンタル・アルバム、という趣になってます。

んが、勿論彼が眠たくなるアンニュイなインストアルバムなんか制作する訳もなく、お約束の流れるような躍動感あふれる劇的な速弾きの曲もあれば、ドブロギターが活躍したり、アコースティックGで攻める大陸的な趣のある曲などなど、バリエーションに富んだ多様な楽曲の随所で冴え渡る独特のハーモニーGが斬り込んできて(ラビン節炸裂!)ますますの多才ぶりを発揮するTrevor Rabinのソロ・アルバム以外の何モノでもない、という快作に仕上がっていますので、彼の一級品のGプレイや高いコンポーズ能力を知る人は迷わず購入しても損はありませんぜ!

まぁ、以前のようなキャッチーな歌モノを期待していた向きには少々期待外れな作品かもしれませんが、彼の独特のGトーンとマルチに楽器を奏でるその多才さと、楽曲の完成度は一聴の価値ありなのですよ。

次はもっとロックな歌モノアルバムがリリースされる事を祈りつつ、彼のますますの活躍を期待しましょう。
by malilion | 2012-08-29 04:07 | 音楽 | Trackback

非情に残念な出来…('A`) FROZEN RAINの新譜


FROZEN RAIN 「Ahead Of Time」'12 c0072376_346310.jpg

ベルギーからのAORバンドとして注目された1stが輸入盤で話題を呼んだ彼等、マイナーとは言え約4年ぶりの2ndで遂に日本盤デビューです♪ ('(゚∀゚∩

フック満載のリフにツボを押さえむせび哭きまくるG、完成度の高い楽曲を彩るAORテイスト満載の煌びやかなKey、とここまではホントにこのバンドの爽やかな清涼感漂うハードポップ・サウンドは言う事無しで大絶賛ですわ♪

まぁ、お察しの通り問題が無い訳じゃないんですけどね。ええ。
うーん…なんでバックの演奏がここまで高品質なのに、VoだけC級なんでしょうか…?('A`)
ちょっとかすれ気味のハスキーボイスの新任Voはレンジも狭く「ここでもう一つ上のキーを伸びやかに歌って欲しい!」って、トコでヘニャるんです…orz
苦労して1stリリースした後だし、早く2ndリリースしたかったのかもしれないけど、このVo人選だけはいただけませんね。
特にVoの質が重要なAOR系路線で、このC級Voは致命的です('A`)
お陰で折角の高品質で叙情的なメロと哀愁のフレーズが光る楽曲がブチ壊されて「B級にしちゃいいね」ってな程度の感想しか持てません…

日本盤には1st以前の別メンバーで作成されたデモ音源(アルバムとは曲かぶり無)が6曲も収録されているのですが、ここで聞けるVoの方が断然歌声もいいし、上手いんですよ…
ああ…このメンツで活動してくれてればなぁ…という気持が余計に強くなって素直に喜べない…orz

是非、3rdではこのヘボいVoチェンジして上手い誰かを発掘するか、この際AOR系の名前知れてる上手いVoに歌ってもらった方が絶対にバンド的には知名度が上がると思うんですけどね…

まぁ、その前にこのアルバムの“出来”で次があるのかどうか、ちょっと不安なんですけど…
by malilion | 2012-08-14 03:46 | 音楽 | Trackback

ジャケを見てP・モラーツ!?と思った貴方はオールド・グロプレ・ファンですね?w


HARTMANN 「Balance」'12 c0072376_2285088.jpg

最初、ジャケを見たとき「パトリック・モラーツのソロデビュー作!?」と驚かされ(古い話だw)ましたが、まぁよく見ればコンセプトは違うっぽいようで一安心です(汗

ひたすらハードでドライヴィンなダークネスなHMへ傾斜していくAT VANCEから脱退し、ソロ活動で明るいAOR路線へと進んできたはずなのに何を血迷ったか前作で「モダンハードネスなAOR」という有りそうで無さそうな独自の方向性を提示した訳だが、やはりというか当然というか余りウケは良くなかった(というか、だったら脱退する必要ないじゃん…)模様で、初期のライトでメロディアスな路線へ再び作風を戻しての新作、ソロ4thアルバムがリリースと成った模様。

ちょっと枯れた感じの声質と、明らかにデビカバ(80年代後期の白蛇時代ね)意識してるリラックスした歌唱法で、歌心に満ちた定番のハードポップ風ロックをシンプルに奏ってくれていて、それが実にいいのです♪

いやぁー、やっぱり抜群に歌が巧いんですわ、Oliver Hartmannは。
恐らく殆どの人が、この味わい深く巧い歌声を聞く為にアルバムを購入してるようなもんですからね。その歌声が活かされない前作の路線は明らかに間違ってたんですよ。ええ。

というわけで、かなりアメリカン・ポップを意識したドライな音なものの、そこはかとユーロなメロディが顔を見せるキャッチーな楽曲でウェットな歌い回しがいいアクセントになっている高品質なAOR・アルバムですので、巧いVoの歌が聴きたい方にお薦めですよ。

若干、ミッドテンポとバラードな楽曲が多い為に、アルバム全体を聞き通すと途中でちょっとダレ気味になるものの、そこらの質の低いポップス聞くくらいならこのアルバムを聞きましょう。絶対に損はしませんから。ホントに。
by malilion | 2012-08-09 02:30 | 音楽 | Trackback