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80年代ディスコサウンドって、実はアナログ感覚バリバリだったよねw PEPSI&SHIRLIEリイシュー!


PEPSI&SHIRLIE 「ALL RIGHT NOW」'87 c0072376_2464887.jpg

WHAM!のバックダンサー&バックヴォーカルだった2人組がデビューして、当時のディスコブーム(笑)に乗っていきなりブレイクしたデビューアルバム。
WHAM!が好きだった事もありオリジナルCD盤を購入していたのですが、そんな事も忘れていた先日、何気なくネットを彷徨ってると愕然とするニュースが!
なんと彼女等のデビューアルバムがボートラ入りでリイシューされてる!? これは早速GETせねば!と、AMAZONをポチった次第でして(汗

デビューアルバムにしてシングルヒットを確か5曲ほど出しまくってUKディスコチャートを奮わしまくった(バブリーな時代のお陰で7"Ver.とか12"Verが当時は出まくりましたねぇ、変形LPの多かった事…)と記憶してたのですが、どうにもその後の情報が途絶え、敢なく解散してしまったか…と、思ってたんですが、ちょっと調べてみたら、なんと! 91年に短期間再結成してアルバムをもう一枚リリースしてたのですね…知らなかった…迂闊…(つд`)
そっちの方の音源は未聴なので何とも言えないのですが、この調子でリイシューしてくれないかなぁ…

で、今回のリイシューはデジタルリマスターの文字がどこにも無いものの、明らかにオリジナル盤より抜けのいい音になってる模様なので、音源は弄られてるんじゃないでしょうか?(元のCD音源のマスタリングが87年じゃね…)
加えて未発表曲を含めたボートラが大量に追加されてるので、オリジナル盤を所有されてる方も買い直しても損はないでしょう。
あ、オリジナルのtrack4と今回のリイシュー盤では曲は同じものの、リミックス版の曲が収録されてるのでまんま同じ構成のリイシューって訳でもないのが、なかなかマニア泣かせですよね(w

ダンサンブルでポップでキュートなUKソウルビートの典型的な80年ディスコ曲が心地よいものの、当時はUKポップスは個性的なアーティスト達が群雄活況して超ハイレベルな生存競争でしのぎを削ってた世界でしたので、ちょっと個性という点では弱かったかなぁ、とも思う彼女達は生き残れなかったんでしょうかねぇ…
今だからこそ、Pepsi&Shirlieの音楽が再評価されて欲しいですね。

 …って、まだデュオは存続中!? うは(w 2011年のLIVEスケジュールがブックレットに(w こりゃ、ちょっと音源の方調べてみねば!(汗
by malilion | 2011-11-27 02:47 | 音楽 | Trackback

華やかさは薄れたものの軽薄さが消え失せ、本物志向になったBANGALORE CHOIRの2nd


BANGALORE CHOIR 「CADENCE 」'10 c0072376_18381841.jpg

去年リリースされてたけどなかなか購入出来なかった、Udo Dirkschneider不在時のACCEPT「EAT THE HEAT」のVoを務めたDavid Reeceが結成したアメリカン・HR・バンドの、前作から実に18年振りに発表された彼等の2ndを今頃GET!

再結成に合わせてか1sの「On Target」'92 がデジタルリマスターでリイシューされたが、音源数(違いはボーナス・ビデオ・トラック1曲収録)は同じもののジャケは地味で無難な感じに変更されてました…
オリジナルのパツキンボイン(笑)のオネーチャンが爆弾に乗っかってる方がバンドのバブリーでゴージャスな音をよく現してると思うんだが、何かの契約問題ですかねぇ?

んで、そのメンツの方ですがオリジナルメンバーは2名のみ(VoとG)で、新G(ex U.D.O./ex SINNER)のAndy Susemihlと新メンツのリズム隊での再結成なのでメンバーは殆ど違うって事かな。まぁ、これだけ期間が開いてるので音楽性の変化はメンツによるものだけでもないんだろうけど(w

当時1stはJon Bon JoviとAldo Novaの共作曲や、Richie Sambora、AUTOGRAPHのSdteve Plunkettらが曲を提供した事もあって話題を呼んだ、ガッツリ造り込まれたキャッチーで煌びやかなメジャー級のハード・ポップ・サウンドを聴かせてくれていた訳ですが、長い期間を置いて発表された2ndは、流石に当時の華やかさは失せて地味になった感は否めないもののベテランならではのソツない造りが伺える、どっしり地に足の着いた渋く味わい有るオーセンティックなアメリカンロックを演っとります。

音楽性の変化や年齢的なものにもよるでしょうけど、David Reeceの歌声がちょいデビカバっぽい渋い歌声に変わってて、実に今のサウンドにマッチしてますね。

このままの音楽性なら日本盤がリリースされる事はもう無いだろうし、果たして次なるアルバムが発表出来るか少々不安ではありますが、機会があるならば是非次のアルバムも聞いてみたいものです。
by malilion | 2011-11-26 18:39 | 音楽 | Trackback

ソロとの差が曖昧な感じ…SALUTEの2nd

SALUTE 「HEART OF THE MACHINE」'10 c0072376_21515051.jpg

このマイナーなプロジェクトに興味を持ってる方は既にご存じだと思うのですが、バンドやソロ活動が活溌なMikael Erlandsson(Vo:LAST AUTUMN'S DREAM)とプロデューサーやセッション・ギタリストとしても活動してきたMartin Kronlund(g&b:GYPSY ROSE)によるスウェーデンのメロディアスHRプロジェクトが'10年にリリースした2ndアルバムを今頃購入。

SWEETっぽい70年代UKビートポップロック(いい意味でも悪い意味でも…)に北欧フレーバーをまぶしたような、ちょっと煮え切らないポップロックが個人的には弾けそうで弾けない歯がゆい感じが如何にもって(笑)感じで嫌いになれない出来だったわけですが、その1stはMikael Erlandssonのネームバリューもあって話題になり国内盤もリリースされたものの、今回の2ndでは流石に国内盤リリース(かなり待ってみたんですが、ダメでした…前作もでディストリビューション弱小なトコでしたからねぇ…)はなかった模様…

んで、今回の音の方はと言うと、ミッドテンポメインのよりメロウでポップになっていて実質Mikael Erlandssonのソロと殆ど変わらない音楽性になってしまってますね…

前作がイマイチに感じた方からすれば、Mikael Erlandssonのハスキーながら情感溢れる声を活かしたメロディアスで叙情的な楽曲(一応、LADとの区別で哀愁感はこっちには余り感じられない)が多いので、いい方法へ変化したと捉えられるでしょうが、前作に引き続きメロの煽動性だったりフックはイマイチなのも相まって、それじゃこのプロジェクトの存在意義がないように思えるんですがねぇ…

まぁ、その辺は個人の嗜好もあるので何とも言えませんが…なんとなく、次作はないような気がしないでもない…
by malilion | 2011-11-24 21:52 | 音楽 | Trackback

何故今頃ガチガチなモロYESフォロワーに? Glass Hammer新作


Glass Hammer 「Cor Cordium」'11 c0072376_2243349.jpg

前作『If』から1年弱と言う短いスパンで次作がリリースされるとは完全に予想外だったが、それだけ今のバンド状態が良くクリエイティビティが充実している現れなのだろうか? 聞く前から内容への期待が高まってしまった。
ともあれ現アメリカにおけるシンフォ・バンドのトップバンドの1つと思われるGlass Hammer の最新スタジオ14作目 邦題「心の中の心」がリリースされた。

前作でジョン・アンダーソン似の新Voをフィーチャーし、イエス系サウンドへ一気に原点回帰を計ってグロプレ・フィールドへ舞い戻った彼等だが、今回もその『YESスタイルの継承と発展』路線は変わらず、耳馴染みの良いメロディアスで爽快なイエス的なサウンドをテクニカルに繰り広げるのと、壮麗で抜けの良いスケールの大きなシンフォニック・サウンドを鳴り響かせていて大変心地よい。

まぁ、グロプレ的観点から言うとジャケット・デザインも前作と同じイメージ(定番のR・ディーン風ね…)なのもさることながら前作とほぼ同じ音楽性って、それは単なるイエス・フォロワーの1つに成り下がった懐古趣味なだけじゃないかという野次も浴びそうだが、これはこれで1つのシンフォ・サウンドの定型スタイルだし有りっちゃ有りでしょう。そーいう意味じゃ間違いなく“グロプレ”じゃない只の“懐古シンフォ”けど。

結論から言えば、モロYES風なトコも(いや、以前からそうだったんですけどね…)多々有るので孤高のオリジナリティだったり、プログレらしい革新性を求める向きには気に入らないだろうけれど、STARCASTLEとかアコースティカルで爽快キャッチーなトコもある所謂アメリカン・シンフォの一番人気である系統のYES風サウンド(実際、本家じゃ絶対聞けないアメリカンで牧歌的な曲想だったりが聞ける…)が好みだよっていう方なら間違いなく気に入るだろう音だ。

これまでのYESがリリースしてきた音は好きだけど、ちょっと難解だしやたら長い曲でキャチーじゃないからイマイチお気に入りには成らないなぁ、と思われている新世代な方にこそプログレへの入り口としてこのバンドのアルバムを聞いて欲しい。
そーいう意味では今現在のYESより、よりコンパクトで今の時代に即した“らしい”音を鳴らしているとも言えるんじゃないだろうか。

まぁ、さすがに次もまんま同じだったら進歩のない懐古趣味へ陥ってしまったんだなぁ…と、少し落胆するだろうが…きっと彼等ならそんな不安は吹き飛ばす傑作アルバムを届けてくれるだろうと期待しつつ、もう一回このアルバムをリピートしますかね…
by malilion | 2011-11-21 02:25 | 音楽 | Trackback

メロハー好き悶絶間違いなし! Work Of Art の2ndは即買い!


Work Of Art 「In Progress」'11 c0072376_2423377.jpg

1stであるデビュー作は正に“北欧のTOTO”で、少々借り物感が強く感じられたものの、3年振りの本作2ndでは1stのAOR/ハード路線を継承しつつも、期待に違わぬモダンでポップ、そして当然のようにコレでもか! とばかりにフック満載なメロハー好きのツボを押さえまくったキラッキラの(笑)ゴージャスでブリリアントな素晴らしいアルバムを届けてくれました!

デビュー以降、正に『Frontiers Records』が仕掛けるメロハー・プロジェクト要員とばかりに各メンバーがW.E.T.やLIONVILLEを筆頭に色々なアーティストのソロ・バックアップだったりプロジェクト・ヘルプだったりに動員されていた彼等。

その様々な経験が生きたのか、1stでも北欧HR寄りの楽曲からジャズ/フュージョン風(お手本のTOTO風と言う方が正しいか…)なアーバンティストAORサウンドまで、実に幅広いタイプの楽曲を演っていたが、本作では露骨なTOTO風味は薄れ、仄かに北欧の叙情性をさり気なく楽曲にまぶしつつ、よりソリッドにしてシャープ、何より爽快感抜群の瑞々しい楽曲がアルバムを所狭しと彩っていて、80年代産業ROCK~AOR好きは夢見心地間違いなし! な出来となっていて即買いをお薦めする1枚ですよ!!

だってアナタ、無駄を省いたメロ第一に心がけるツボを衝きまくりな職人芸Gと華麗にして煌びやかなKey、そしてヨラン・エドマン(MADISON, YNGWIE MALMSTEEN他)とジョーイ・テンペスト(EUROPE)を足して2で割ったようなマイルド声Voの突き抜ける伸びやかなハイトーン&分厚い美声コーラスとくれば、もう『王道メロハー』のド直球ど真ん中ですからねぇ。悶絶でしょ? でしょ?(w

いやー、2ndでこの完成度ってマジで凄いんですけど(w ホント、『Frontiers Records』は大当たりを引きましたねぇ~


北欧メロハー、AOR、80年代産業ROCK好きを根こそぎ惹きつけるアルバムの一枚なのは間違いなしです。抜かりなくGETしましょう!
by malilion | 2011-11-17 02:43 | 音楽 | Trackback

相変わらず耳を惹くメロを紡ぎますねぇ、ムスティンさん。MEGADETH新作!


MEGADETH 「TH1RT3EN」'11 c0072376_2391860.jpg

04年復活後4作目にしてデイヴ・エレフソン(b)が復帰しての通算13作目になる新作が登場!

相変わらずこのバンドのVoの歌声や歌唱力はC級で聞けたものじゃないのだが、ムステインこそがこのバンドの頭脳でありメガデス自身であるので、その事についてどうこう言うのはナンセンス極まりない。よって以降、その点に関してはスルーで。

んで、このバンドを聞くに値させている(と超個人的に思ってる)のは、切れ味鋭い鋭角的なカッチョイイリフや狂気を孕んだインテリジェンスな歌詞、そして押し寄せる攻撃的なヘヴィネスとハイテンションでテクニカルな楽曲群というポイントになるのだが、今回もその点に関しては及第点をクリアしていて一安心といった所でしょうか。

今作を語る上で外せない話題が、解散前までムステインの盟友であったものの裁判沙汰で互いを訴えるまで感情が悪化していた『ジュニア』ことデイヴ・エレフソンがベーシストとして復帰した後の初の作品である、という点でしょう。
でもこの新作を聞く限りじゃ、ぶっちゃけ彼が復帰した意味は余り感じません…音的に……まぁ、オリジナルメンバーであり、重要な盟友が復帰した、って事はメンバーの結束に拘るメタルファンには歓迎すべき事なんでマイナスにはなってませんね。
ただ、仲違いしてる時にムスティンが言ってた事がホントだとしたら、彼は音楽的にほとんどインプットをしないっぽいので、そう考えると誰が戻ってこようと関係なかったんだろうなぁ…とは思います(汗

作風としては初期を思わせる「インテレクチュアル・スラッシュ・メタル」を掲げていた頃のスピーディー&アグレッション満載で難解なリズムを刻んでいた前作に比べ、ミドル・テンポを主軸とした本作はスピード感では見劣りするものの、楽曲自体は6th「COUNTDOWN TO EXTINCTION」'92 から8th「CRYPTIC WRITINGS」'97 頃辺りの中期をイメージするような造りで歌メロのキャッチーさでも本作が上で、楽曲自体もフックがあり聞きやすく、弾きまくるギター・ソロも前作以上にフィーチャーされていてなかなかの良作なので、ファンならば購入しても文句は無い出来でしょう。

MEGADETHが持つイントロやリフの魔力が最も炸裂している(1曲目のイントロ! このアルバムで彼等にゾッコンになりました)「Rust in Peace」'90 ばりの名作が再び聴ける可能性はまだまだ無くはないので、是非彼等には頑張ってもう一花咲かせて欲しいですね。
by malilion | 2011-11-15 23:10 | 音楽 | Trackback

メロハー好きには大好物なXORIGINデビュー作!


XORIGIN 「State of the Art」'11 c0072376_19175585.jpg

北欧から期待の新人デュオ(ユニット?)登場! デビュー作は本国では今年の夏、日本盤は秋に発売と相成りました。

新人のデビュー作とは言っても、既に2人ともそれなりのキャリアを持っていますので、処女作とは言え侮れない完成度の作品です。

で、音の方はと言うと、モロにアメリカンAOR(TOTOベースですね)に北欧の叙情的なフレーバーをまぶしたという、美麗にして爽快なメロディアス・ロック好きには文句なく大好物なサウンド傾向でしょう。買いデス。

まぁ、デビュー作だから余りイチャモン付けるのはなんなんですけど、少々アッサリ気味過ぎるというか没個性と言いましょうか、優等生過ぎると言うか教科書通りで御行儀が良すぎて爽やかで心地よいメロが流れていってしまい、ミドルテンポかつキャッチーでフック満載な楽曲目白押しにも関わらず耳に残りズライ嫌いがあるのが問題点でしょうか。

殆どポップスで煌びやかな音像も、ハード目なサウンドを求める方や生っぽさを求める向きには好まれない、整頓され過ぎた無機質にも思える音なので、好き嫌いがハッキリ別れそうですね。

次作があるならば、もうちょいバランス崩したバンドらしい哀愁を増したロックサウンドを聞いてみたいとは思いますね。
by malilion | 2011-11-12 19:18 | 音楽 | Trackback

ZEPっぽい頭の曲は、USAプロモ用の戦略なのかなぁ…HOUSE OF LORDS


HOUSE OF LORDS 「Big Money」'11 c0072376_613248.jpg

James Christian率いるアメリカン・メロディアスHRバンドHOUSE OF LORDS、09年以来となる2年振り通算8枚目のスタジオ・アルバムが完成!

再々結成してから解散前の80年代アリーナ・ロックな方向性だったり、実験性を感じさせるプログレな方向性だったりで音像がブレていてイマイチどこへ向かおうとしてるのか定まらず歯がゆく感じていた彼等ですが、全世界に蔓延していたダークでネガティヴな流行のヘヴィネス病が薄れ、次なるメロハー時代が巡ってきたのを敏感に察知したのか、最新作では当初の80年代アリーナ・ロックな方向性へ進む事にした模様。

まぁこのバンドの場合はそこいらのVoだったらダメダメな駄曲確定な曲も、現リーダーのJames Christianの太くレンジの広い説得力ある神懸かり的な力強い歌声で大抵の曲は聴ける曲にしてしまえる反則的な切り札を持ってますので、アルバムの出来自体にはさほど不安は感じてなかったんですけど(w

後はいい曲、耳に残るメロやフックの有無がポイントだったんですが、今回は多少毛色を変えるメロだったり余り聞かれなかったアレンジや展開だったりでマンネリに陥る事(頭2曲はちょっとツェッペリン風?)を回避しつつ、従来のミステリアスなシンフォサウンドを聞かせるHOUSE OF LORDS節も残すという中庸路線な音で、ちょっと全体的に地味かなーっていうまぁ悪くない仕上(さすがに若々しさは少ない…)がりですが、そこは流石にベテランだけあって期待を裏切らぬ手堅くソツ無い仕事ぶりで纏めてます。

とは言ってもHOUSE OF LORDSというと、どうしても当初のリーダーであったGregg Giuffriaの華麗にしてド派手で装飾過多(笑)なKeyプレイが聞けないのがちょっと物足りなさを感じさせているのも事実でして…まぁ、反面コンパクトでタイトなVo中心のHR作としてまとまっていて完成度が上がっているんですけど。
現在パーマネントなKeyプレイヤがメンバーに在籍してないのも、そんな感想を余計に強くしてるのかもしれませんが…

ここ数作の美麗なシンフォ・アレンジが影を潜めさせ、初期のミステリアスな雰囲気を漂わせる叙情的な楽曲を交えつつ、フック満載の美メロをツボを心得た出しゃばり過ぎないドライなG(VoリーダーのバンドだしKeyも居ないし当然なんだけど、もうちょいGが目立って耳を惹くリフなりを奏でて欲しいなぁ…)が盛り上げつつ、James Christianが熱唱(このバンド、バラードは相変わらず鉄板ですなー)する、というイイトコ取りなスタイルで次のアルバムも進むのか、興味は尽きません。

全体的な方向性や音像はいい感じなので、もうちょいキャッチーでポップだったりスピード感あるテンポ早めの曲が1、2曲あれば、もっとアルバムにメリハリが出来てより一層にHOUSE OF LORDS独特のミステリアスさも増すし、James Christianの熱唱が際立つ作になると思うんだがなぁー…

まぁ、現在でも十分上質でバランス取れた大人のロックを聞かせてくれているわけだし、新人バンドって訳でもないのでその辺の溌剌さはちょっと望み薄かもしれないなぁ、と無い物ねだりをしてみたりして(w
by malilion | 2011-11-02 06:14 | 音楽 | Trackback

北欧より冴え渡る爽快美音来る!GRAND ILLUSION再結成作第二弾!


GRAND ILLUSION 「PRINCE OF PAUPERS」'11 c0072376_0123859.jpg

北欧スウェーデン産メロデハー・バンドの雄、GRAND ILLUSIONの再結成作第二弾が早くも登場!

いやー、再結成してそのままフェードアウトなんていうバンドも多々あるんでねぇ、心配してました。
再結成作である前作「BRAND NEW WORLD」'10 より待たされる事無く新作5thアルバムが届けられたのを素直に喜びたい!

特に彼等の場合、2001年のデビュー・アルバム「THE BOOK OF HOW TO MAKE IT」をリリース当初からG不在だったりでイマイチバンド形態が不完全で、ややもするとプロジェクトに思えるきらい(3rdで専任Gが加入したんだけどね…)があって一旦解散するまでコンスタンスに、北欧特有の艶やかな叙情性と透明感、そして抜群のテクニックに裏打ちされたコンパクトで爽やかなポップチューンがギュッと詰まった高品質作を届け続けてくれていたものの、アルバム・ジャケットの向こうにバンドの実体を感じにくかったんですよね…
まぁ、何はともあれ順調に活動を続けてくれていたみたいで一安心です♪

と、言っても不安はまだ拭い去れて居ません。相変わらずバンド形態は不完全で現在のメンバーは、ピーター・スンデル(vo)、ペア・スヴェンソン(vo)、アンダース・リドホルム(b&g&key)の3名だけだし、特に今回はスティーヴ・ルカサー(!)やジェイ・グレイドン(!!)を筆頭に名うてのスタジオ・ミュージシャンが多数参加して彼等をガッツリとサポートしてる事もあって、よりプロジェクト臭が強くなってしまったのが…

勿論、そのお陰で作品自体の出来映えとスケールはググンとUPして、前作よりも躍動感に満ち溢れた楽曲にはAORにも通じる円熟味も加わり、さらにポップでキャッチーに、さらに華麗でゴージャスになったんですがねー…

うーん…AORプロジェクトとして捉えれば別段珍しくもない事かもしれませんが、一応彼等はメロハー・ロックバンドだと思ってるんで…

ネガティブな事を最初に述べましたが、勿論アルバムの出来映えは今までで最高の仕上がりでして、耳に心地よいメロディアスでフック満載のうるさ過ぎず軟弱過ぎずの絶妙なバランスの、分厚いハイトーンコーラス&ツボを心得た一級品職人芸Gプレイが斬り込んできて夢見心地にしてくれるメロハー・ジャンル最高峰な劇的ロックチューンが炸裂しまくっとります。

生っぽさやスリージーさを求める向きには小綺麗過ぎに聞こえていただけないかもしれませんが、SWEETを始めキャッチーで美しいコーラスが特徴のバンドが好みの方や、北欧メロハー好きやAORファン、80年代アメリカンハードロック好きな方なら間違い無く一発で気に入る事間違いなしの、爽快にして劇的な美音が満載のアルバムですので是非お求めになって下さい。
by malilion | 2011-11-02 00:13 | 音楽 | Trackback