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内向的な完成された自主制作サイクル…オランダのUS新作リリース。


US 「The Road Less Travelled」'11 c0072376_15565192.jpg

オランダからコンスタンスに作品を発表する彼の、9作目となる2011年新作がリリース。

相変わらずの一人多重録音(奥さんがバックコーラスするくらい)でのGENESIS系フォロワー丸出しの、モダンさや新世代グロプレバンドのようなスタイリッシュな煌びやかさや新機軸的な音楽要素皆無な、レトロな質感バリバリの野暮ったくアマチュア臭い朴訥としたシンフォニックロックを演っとりますが、今回はブリブリ硬質に鳴ってるBの存在感のせいか、いつものGENESISチックさよりYESっぽい感じが強くしますね。

時代の流れなんぞ完全に眼中にない、ゆったり牧歌的で温かみのあるメロと懐かしい70年代風サウンドも、素人臭いヘボイヴォーカルやお世辞にもテクニカルとは言えない演奏もシケシケな音質もそのままで、変化は皆無。その意味では完全に安定してますなぁ。内向きだけど。

まぁ、それでもここまで明け透けに自分の趣味全開(10分超えの曲を4曲のアルバム…)で妙な媚びや商売抜きに、ネガティブな要素もひっくるめて徹底的に懐古主義のみを貫かれると、いっそ清々しいのは確かですよね(w
アル意味で羨ましいし、アーティストの本来あるべき姿なのかも。

ダイハードなグロプレ&シンフォ・マニアにだけにコッソリお薦めしたい通好みな一枚です。
by malilion | 2011-07-31 15:57 | 音楽 | Trackback

2枚目のLIVE作も、ほぼ同じ内容ってどうなの?Shotgun Symphony最新LIVE作リリース!


Shotgun Symphony 「Highway To Tomorrow 2010 - Live At Firefest」'11 c0072376_349448.jpg

99年に4th『SEA OF DESIRE』をリリースして以来新たな公式音源の発表が無くその活動状況がイマイチ伝わってこなかった彼等だが、先日東北震災のチャリティアルバムに新曲を提供して、まだちゃんと活動していたのが分かったわけだが、その彼等が今回2010年度のLIVEアルバムをリリースしてきました!
しかも、またもや新録曲が1曲収録(ポップでキャッチーな佳曲です)されて! 「おお、これはもしかして近いうちにちゃんとしたニューアルバムが出る布石なのか!?」とか、勝手に盛り上がってしまいましたよ(w

LIVE編成のメンバークレジットを見る限り、Ds以外は以前と変わらぬメンツで今も活動しているようで、容姿的にはさすがに10年以上の月日が経過している為か、メンバー全員がオッサン臭い風貌(失礼!)に様変わりしているものの、演ってる曲も、歌声も、当時と同じ方向性のキーボードをフィーチャーしたキャッチーなメロハーで、さすがに20年選手のベテランだけあって余裕を感じさせる超安定なクオリティの出来であります。

で、アルバムタイトルからも分かるように、1stのLIVE再現という主旨なのか、曲順までそのまんま(1曲だけ4thの曲を最後に演奏してます)の彼等にとって2枚目のLIVEアルバムなんですが、その1枚目のLIVE作も曲目もほぼ1stからの曲だったのを考えると…ねぇ?(汗
なんで1st再現をまたLIVE作にしたのか…そんなに1stの出来が気に入ってる訳じゃない、って本人達はコメントしてたはずなんだけどなぁ…
ひょっとしてデモのつもりで創った1stがリリース(確かにオリジナルの1stジャケはデモっぽかったですけどね…)されちゃったんで、曲は気に入ってるけどチープな音でしか収録出来てなかったからLIVEでより良い出来の演奏を収録した、コレこそがオレ達の本来の1stの出来なんだぜ、と証明したいんでしょうか?
個人的には1stは確かに多少音は薄っぺらいかもしれないけど、素晴らしい出来だと思ってるんですけどねぇ…まぁ、本人的に納得いってないんでしょう…

という事もあって、純粋に彼等のLIVEアルバムとして捉えられない構成なので、今度こそ今までのアルバムからメロディアスな楽曲をチョイスしてバランスよく収録したLIVEアルバムを聞いてみたいですね。まぁ、その前に早く新作スタジオアルバムを届けて欲しいけど(w
by malilion | 2011-07-31 03:50 | 音楽 | Trackback

クサメロ・スパニッシュHMバンドAVALANCHの新譜は、意外な変化が!


AVALANCH 「El Ladron de Suenos」'10 c0072376_330571.jpg

去年の春頃に出てたのを知りつつ後まわしにしてた、前作から3年振りとなるツインG&Keyを擁する哀愁の6人組スパニッシュ・メロディック・パワー・メタル・バンドの新譜を今頃購入!(申し訳ないッ!

しかし、今回の新作は少なからずとも驚かされましたね。
ここ数作ジャケのイメージもガラリと変え、ぐぐっとモダンでソリッドかつヘヴィなGリフでゴリゴリ攻めまくる現代的HMな方向性へ進み、このままUS風なモダンヘヴィネス路線を邁進するのと思ってましたから。
所が、通算10作目となる今作は初期のこれぞ巻き舌スパニッシュ! ってな切ない叙情性を帯びた(その暑苦しいバタ臭さがマイナー臭い要因でもありマニアには堪らなかったんです!)メロ要素を再び若干ではあるものの取り戻した、仄かに甘口ポップな隠し味も利かせるリリカルでメランコリックなメロディアス路線へイメチェンを計ってて、これが実にツボを押さえてて素晴らしいんですよ!

もっとも今回のメロディアス要素は初期のような安っぽいモロジャーマンなメロパワ風でなく、最近スパニッシュで流行のシンフォ風なテイストなのでシンセのほわーん、とした柔らかな音が嫌いなメタルヘッドな方には嬉しくない要素かもしれませんね…

まぁ、初期のメロスピ路線から次第にモダンなヘヴィネス路線へとシフトしてきた最近の彼等が気に入ってた人には、若干軟弱になったように聞こえるかもしれませんが、そんなに嘆く程の変化では無く、あくまでスタイリッシュでモダンな新基軸路線を進みつつちょっとだけ今回は叙情的なメロを多くしたよ、ってな感じなのでご安心を。

聴き終えて感じたのは、勢いとクサメロを捨ててヘヴィなモダンさを得た彼等が今度向かおうとしてる方向は、ひょっとしたら爽やかなポップネスと少しばかりアダルトな要素を隠し味にした、多様な音楽性を含むポピュラリティの高いHMなのかもしれないなぁ、とそんな事を予感しました。

まぁ、そう成りたいならまずはスパニッシュ巻き舌を止めて英語歌詞を歌わにゃならんのでしょうけどね…それが没個性を招きかねない危険な賭けなのは、彼等も良く分かってるんでしょう。
とりあえず次なる新作でどういう変化を遂げるのか、興味津々であります。
by malilion | 2011-07-30 03:31 | 音楽 | Trackback

マンティスの30周年記念版…内容はイマイチ、かな?('A`)


PRAYING MANTIS 「Metalmorphosis」'11 c0072376_1610357.jpg

知らぬ間に実はコッソリとリリース(日本盤は未発)されていた彼等の1st『Time Tells No Lies』('81)リリースから数えて30周年の記念盤、自主制作故に音は若干悪いですがそれでも十分問題ないレベルなので、彼等の事を追い続けてるダイハードなファンなら当然GETしてなくてはならないマストアイテムでしょう。

内容の方は、NWOBHMが生んだ泣きと哀愁の大名盤1stからと、それ以前のEPからの曲を最新メンバーでリレコーディングした5曲と成って…え? 旧曲を5曲でフルプライス近い価格!? と、ちょっとその内容と価格には首を捻らざる終えない訳ですが…まぁ、記念盤って考えれば…

当然、ファンにしてみれば曲の方は周知な訳で、別段新鮮味があるわけでも無いし、リアレンジもそれ程効果を発揮してない印象が…(汗
うーん、内容と価格を考えると、どうせなら旧メンバーでリニュニオンして丸々1st新録した記念盤をリリースとか、何か特別な売りがあった方が良かったのじゃないかと思うんだけどなぁ…どうりで日本盤未発売な訳だ…と、いう感じでしょうか?

まぁ、いくらデジタルリマスターと言っても旧盤の出直しモノより、最新メンバーでの熟成されまくったリレコーディングによるマテリアルの方が音もテクも優れてるし、メンバーも納得いく作品に仕上がってる、とは予想出来ますが長い間旧譜と付き合ってきた旧来のファンはそうそう易々とリアレンジモノに納得は出来ないんじゃないかなぁ…

とは言え、彼等の事を何も知らぬ人がこの記念盤に手をだすとも思えないし、完全に自己満足とファン向けの内輪ネタモノとして捉えればハナからそうマジメに考えるものでも文句を言う品でもないのかもしれませんね。

彼等の音を未体験の方は、まずは曲も録音技術も今聞いても十分耐えうるし、個人的には彼等の最高傑作で未だに彼等自身でさえコレを超える哀愁漂う泣き泣きの一大叙情派メロディアス作を再現出来てないと思ってる『A CRY FOR THE NEW WORL』('93)を先に耳にする事をお薦めしますよ。
マジでコレを聞いたら彼等の他の作品が聞きたくなる事間違いなし!
by malilion | 2011-07-29 16:10 | 音楽 | Trackback

ZEBRAHEADの新作は、文字通りナイスっス!!('(゚∀゚∩


ZEBRAHEAD 「GET NICE!」'11 c0072376_1644162.jpg

陰鬱としたストレスフルな世に放つ、愉快痛快な一撃! 3年ぶりとなる新作は最高にゴキゲンでっせ!

帯にある『笑顔を鳴らそう』なる煽り文句が、今回の彼等の新作を的確に言い表してると思う。

相変わらずバカバカしいまでにパワフルでポジティブ、そしてスピーディーでファンキー♪
キャッチーでフック満載な爽快ポップチューンが怒濤のグルーヴを伴って軽快に炸裂! マジ堪りませんわ~~♪

そもそもアルバムタイトルに『ナイスにしょうぜ!』だなんて付けるとは(ww
さすがZEBRAHEAD! こんなフザけたアルバムタイトル、コイツ等じゃないと似合いませんよ(ww

暗いニュースばかりの不穏なこんなご時世だからこそ、元気漲るハイエナジー&ハイテンション応援歌を恥ずかし気もなくド直球に高らかに熱唱する彼等、超カッコイイです!

モッシュ&モッシュ! ダイブ&ダイブ! なファンと彼等の弾ける笑顔が輝くLIVEは絶対楽しいんだろうなぁ、ってアルバムからビンビン伝わってきて、釣られてこっちまで頭フリフリ笑顔になっちゃいますよ(w

グロプレファンやメタルヘッドには「テクより勢いの、軽薄なラップ混じりなエモバンドだろ?」って気難しそうに蔑まれそうだけど、楽しいものは楽しいんだからしょうがない♪ 絶対彼等の新作、お薦めですよ!
by malilion | 2011-07-28 16:44 | 音楽 | Trackback

10年ぶりの新作をリイシューMAD CRAYON


MAD CRAYON 「Preda」'09 c0072376_1741315.jpg
叙情的でロンティックながらも如何せん古臭いイタリアン風ポンプなデビュー作('94)から始まって、ぐぐっと洗練されてちょいシンフォ風味とハードさが増した2nd('99)を経て、10年ぶり(!!)の新作となった彼等の3rdがプレス盤でリイシュー!

元々そんなにテクニカルでも個性ででも秀でたイメージの無かった彼等ですが、ここここに至って完全に独自性(相変わらずVoは弱いものの、この音楽形態ならば大問題では無い)とオリジナリティを確立した感がありますね。
正直、まだバンドが存続してたのと新作でここまで化けてくるとは全く予想してませんでした(失礼!

イタ公と言うとどうしても暑苦しく押しつけがましいサウンド(Voパートが少ないのも功を奏してる?)をイメージしがちだが、この新作にはそんな気配は微塵もなく、軽快で華麗なエレピの乱舞と変幻自在な重厚シンセが実にツボを押さえてる上に、ドラムスが繰り出す多彩なリズムと硬質なGも相まって実にクールでいいのですよー♪

古典的でベーシックなヘヴィ・イタリアン・シンフォ(非メタルなGもいい)なフォーマットでありつつも、よくある凡百のヴィンテージリバイバルでは無く、ちゃんと今風なモダンでちょいオサレな音にアップデートされた怒濤のkeyサウンドが実に心地よく、イタ公シンフォ好きならずともスタイリッシュなモダン・グロプレ好きな方にもお薦めです!

オリジナルはCDRで自主制作販売されてたものの、今回念願のプレス盤&見開き紙ジャケ(このデザインはどうなんだ、って声はあるでしょうけど…)で再販されたので、オリジナル盤持ってる方も形質劣化を考えるならお求めになっても損はないのじゃないでしょうか?
by malilion | 2011-07-27 17:04 | 音楽 | Trackback

Panty & Stocking with Garterbelt、まさにWORSTなサントラ第二弾発売っ!


The Original Soundtrack 「Panty & Stocking with Garterbelt THE WORST ALBUM」'11 c0072376_13385597.jpg

アニメサントラとは思えぬハイソでヒップでテクノなドラムンベース、DUBSTEP、エレクトロの成分満載なクラブユースにも訴求するだろう仕上がりの前作は、オリコンウィークリー初登場10位を記録して周囲を驚かせたましたが、その発売から7ヶ月待ちに待たされて(ホントか!?ww)待望のサントラ第二弾が遂に登場!

内容は全24トラックで、前作未収録BGMやTeddy Loidを大フューチャーした既存曲REMIX版(コレがメチャカックイイ!)を含めた14トラックと、曲の間にスパイス的に配置された『Cherry Corrida』と題された痛快にして声優さんセクハラワード満載のバカバカしいまでに下品なオーディオドラマを10トラック収録してます!(w

サントラ第一弾のトラックは最近じゃTVのバラエティなんかのBGMに使われたりしだしてますけど、今回のトラックも色々なトコで活用されるんじゃないかなぁ、と思わせるインパクト十分なサウンドですよ(w

いやー、それにしても売りのドラマ部分ですが、もうこれが笑っちゃうくらい「チンコチンコチンコチンコチンコ!」の連呼で(ww
規制なんてどこにあるんだ、ってなくらいぶっ飛ばしてる内容で、超下品で最低に卑猥でこれ以上ないってくらい俗悪ですな!(褒め言葉)
そんな内容にも関わらずきっちり演じきる声優さんのお二人、さすがプロだなぁと感心しきり(w

つーか、サントラだと言うのを忘れちゃう楽曲の充実ぶりで、パンストファンならずともユーロビート&テクノ系好きな方ならノリノリ(古っ!)になってレイヴしまくれる作り込みまくられてるチューンがギッチリ満載ですから、手を出してみても損はありませんぜ!
by malilion | 2011-07-22 13:39 | 音楽 | Trackback

未だ脈々と受け継がれる北欧B級ハードポップの系譜…ELEVENER新作2ndデス!


ELEVENER 「SYMMETRY IN MOTION」'11 c0072376_2514492.jpg

北欧HRバンド、MILLIONのKeyがVoを務めたAORサイドプロジェクトの2ndが、本業のMILLIONのNewアルバムに引き続き3年ぶりに登場!

1stはKey&Vo&Bを Johan Bergquistが務め、G&Dsを幼馴染みの Andreas Brodénが担当するという、絶賛する程ではないけれどソコソコ味のある甘い歌声(ちょいウェットン風)とAORテイスト溢れるキャッチーな楽曲を損なうこと無い歌メロを披露してて、意外に本家MILLIONよりこっちの方が人気出るんじゃない? と次作に期待が持てた北欧AORプロジェクトだったわけですが、この新作はその唯一の相方だった Andreasが去り、Johan Bergquistもキーボードに専念する為か専任Voを加入させ『本格的に5ピースバンドの体裁を整えて心機一転気合いの入ったメロディアス・ハード作だぜ!』という声がスリーブ内に収まるグループショットから聞こえてきそうな1作となっております。

で、その悪くなかった Johan Bergquistが身を引いてフロントマンに迎え入れたのは、PRISONERやHEART BREAK RADIOなどで Tommy Denanderと活動してきた Pierre Wensberg(Vo)なのですが…

RISONERやHEART BREAK RADIOでも線が細いものの、分厚いバッキングや楽曲のお陰、もしくは Tommy Denanderがプロダクションで盛り立ててたのかそこまで気にならなかった Pierre Wensbergの歌声が、如何にもマイナーレーベルというプロダクションで露わになったのか、こんなにイケてないとは…orz

ぶっちゃけ専任でこのレベルな上、歌の上手さが大きなポイントを占めるAORというジャンルを演るのは(マイナー北欧ハードポップでいいなら話は別だが…)如何なものかと…(汗 と、いうレベルでして('A`)

いや、アルバム全体の完成度や方向性は決して低くも悪くもない出来だし、柔和で煌びやか、そしてツボを押さえたGのドラマティックなフレイジングとさり気なくキャッチーに楽曲を盛り立てるKeyの爽やかなサウンドが、70年代後期から脈々と受け継がれる北欧B級ハードポップそのものな音で、この手が好きな方には堪らない一枚と成るんじゃないかと簡単に想像つきますから。

でもやっぱり、メジャー所の音を期待してる方からすれば『何この煮え切らない微妙にキャッチーでポップな曲と、声はいいけどヘタウマVoのバンド?』ってな感想になっちゃうんじゃないかなぁ…('A`)

個人的には新作のメロハー的なアプローチより1stの時のような産業ロック寄りな音像の方が Johan Bergquistの音楽性をより生かせるんじゃないかという気がするんですけどねぇ…

まぁ、メンバー集めて初めてバンド形態になっての1作って事だし、中心人物はKeyの Johan Bergquistなんだから、早々にもっと上手いVoにチェンジするか、このVoがLIVEで鍛えられてもう一段階上手くなったり(望み薄だけど…)したら、3rdで今度こそもう一段上のレベルへ大化けする可能性もなきにしもあらずなので、次こそそのウィークポイントを修正した素晴らしい作品を届けて欲しいですね。



by malilion | 2011-07-19 02:52 | 音楽 | Trackback

TIME HORIZON…この80年代風ポップテイスト・グロプレで2011年新人バンドなのか…


TIME HORIZON 「Living Water」'11 c0072376_1511041.jpg

その筋では有名な贔屓にしてる某輸入盤店さんで『ASIAを思わせる大型アメリカン・シンフォニック・ロック・バンドの2011年デビュー作』という煽りに惹かれつつ購入した本作ですが、ドラムス操りながら歌うVo氏はアナウンスされてるようなウェットン風ディープボイス系じゃなく、所謂ポンプ系に多くいたマイルド系声質で、中域をメインにそこそこ高いキーも出せる、メチャ上手い訳でもないがバンドの雰囲気にはマッチしてる、といった感じでした。

人気でれば、後々で専任Voが加入するとかもありえそうですね。

しかし、ツボを押さえたkeyのメインで使用してるサンプリングが明らかに狙って80年代初期アメリカン・グロプレハード風(STYXとか、その辺ね)なモロにアノ音で、終始ニヤニヤしっぱなしでした(w 好きなんでしょうなぁ~きっと。その気持よっく分かりますよぉ~~♪('(゚∀゚∩

で、肝心の音の方ですが、ドプログレでもシンフォでもない、軽やかでちょいスペーシーな古式ゆかしきKeyの音色もあって80年代初期アメリカン・プログレハード風のシンフォ・ポップと言った方(ややこしい…)が正しいかもしれない、ロックっぽいスリリングさやハードさの無い(しかし、ドラムの音がなんでこうまで軽いのか…)まったり柔和なサウンドでした。

そもそも言われる程ASIAしてる訳でもなく、コーラスワークが『若干それっぽいかな?』ぐらいで、ASIA的なキメの華麗なハッタリ&テクニカル技かましまくりも、息を呑む超絶ソロを披露する訳でも有りませんから、そーいうのを求めてた方にはちょっと肩すかしじゃないかなぁ?

US産だからという先入観のせいでも無いでしょうが、グロプレ特有な根暗さは無く、高尚さも難解さも感じられず、眠たくなるような自己満足シンフォサウンドでもない、歌メロ自体はとても魅力的でキャッチーだったし、無理にテクに走る訳でもなく、曲もコンパクトにまとまってて助長さを感じなかったのが好印象な、全体的にレトロなテイストのアルバムでした。

ドグロプレ物を求める向きにはお薦め出来ないものの、間違いなく80年代アメリカンハード好きな方にはコッソリと教えたくなるような、そんな一枚でしょう(w

しかし、なんかジーザスがどうとかブックレットにデカデカ明記されてるので、もしかしてCCM系のバンドなのでしょうか?
歌詞はそこまでそれ系って訳じゃないと思うんだけど…仔細な情報がよく分かってないんで何とも言い難いんですけどね…

まぁ、バンドとしてコレと言って特筆する程の個性や話題性が有る訳じゃないので、もし本当にCCM系の80年代風グロプレ・バンドだったのなら、それはそれでセールスポイントになる、のかなぁ…?
by malilion | 2011-07-18 01:51 | 音楽 | Trackback

もう夏まっ盛りなんですけど…(汗 「春」テーマのEDEN'S BRIDGEミニEP発売っ!


EDEN'S BRIDGE 「First Leaf」'11 c0072376_414132.jpg

待てど暮らせど一向にリリースされなかったケルティック・ロック・バンド噂の四部作、「冬」に続いて「春」テーマのEPがやっとリリースされた!
つーか、もう夏ド真ん中なんですけど(汗 まぁ、リリースが遅れるのは良くあることなんですけど、モノがモノだけにここはちゃんと出して欲しかったなぁ…趣ブチ壊しですやん…orz

今回もオリジナルのスプリング・ソングを5曲収録したEPで、前作は「冬」がテーマだっただけにどこか寂しげで儚い曲想が多かったが、今回は一転して瑞々しく穏やか、そして時に力強く、時に日だまりのようなアンニュイな雰囲気の曲もありと、大変カラフルで春の木漏れ日のような柔和な音が心地よくて大変よろしいです。

この四季をテーマにしたコンセプトEP群はいつもの彼等お得意の分厚いKeyが鳴らず、軽快なアコースティカル・サウンドをメインにまったり奏でるフォーマットがどうやら決めごとのようで、ケルティックでもグロプレでも無い音だけれど、これが実に良いのですよ。

一聴して当たり障りのない心地よいスーパーのBGM風だが、妙な緊張感を強いる事ないこんなヒーリング風な楽曲だからこそ、透明感ある可憐なフィメールVoがよく栄えて、彼等ならではの持ち味が上手く醸し出されているように思えますね。

元IONAメンバーも居ることから、同じケルティック・シンフォ系統で語られる事(全部が全部、誤解でもないけど…)があるようだが、彼等は本質的にシンフォ・グロプレ・バンドじゃないと思うので、今回のコンセプト作は実に良くそんな自身のカラーを出せている好例なんじゃないかと。

そうそう、今回はちゃんとしたプレスCDでした(w
再販は無いっぽいけど、出来たら前作の「冬」EPもちゃんとプレス盤出して欲しいなぁ…('A`)
変形ジャケのナンバー入り自主限定盤なので、気になる方はお早めに。因みに私の№は180番でした。
by malilion | 2011-07-15 04:02 | 音楽 | Trackback