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何度目だ…Anderson, Bruford, Wakeman, Howeの再発…


Anderson, Bruford, Wakeman, Howe 「Anderson, Bruford, Wakeman, Howe」'89 c0072376_1832098.jpg

これで何度目の再発になるのか海外盤も入れると見当も付かない(汗)、もう今さら何の説明もいらぬだろう「YES」と名乗りたくても名乗れなかった元主要メンバーのバンドの(Bootで幻の2ndデモとか出回ってるけど、アレは殆どジョンのソロ作みたいなモンだしね…完成作品を聴いてみたかったですけど…)唯一作が今回、装いも新たに激レアなシングル限定音源や未発表LIVE音源等を収録したディスク付の2枚組Deluxe Edition盤として登場!(長い…)

リマスター明記は無いけれど、オリジナル盤と比べて音のヌケの変化からしてリマスターは施された音源の模様。
しかし、もうこれが20年も前の音楽なんですねぇ…リマスター効果もあってでしょうが、今聞いても全く新鮮さを失っていないし古く感じ(1曲目の静寂を彩る軽やかなシンセを切り裂くように雪崩れ込んでくる変則ドラミング! 今聞いてもゾクゾクする!)させぬのは流石と言うか「一時代を牽引した一流ミュージシャンの意地」を見た、と言えましょうか。

未だに色々評価が分かれているようですし、はっきり行って当時の産業ロック路線だった「90125YES」より「ずっとYESらしい」アルバム(と、当時はアナウンスされてたしファンもそう思ってる方が多数でしょうが、両者どっちもYESだと私個人は思ってるので…なんとも言えませんねソコは…)として話題を呼んだのが懐かしいですねぇ。

個人的には最初本作を聴いて驚かされたのは、普段YESを仕切る影のリーダー(いや、実質紛う事ないリーダーなんですけどね)とか言われててもイマイチその存在感が表に出てきにくかったクリス・スクワイアの太く野蛮なリッケンバッカーが鳴ってないと、こうもアルバムの印象が変わるのかとその揺るぎない存在感を再認識させてくれた1枚でした。

細かい内容については今さら何も私が特に語る事もないので、紛れもない傑作アルバムなのでシンフォ好きや、プログレ好きは当然抑えておかねばならぬマストなアイテム、とだけ述べておきましょう。

YESを追いかけて方ならとっくに当然購入されてるでしょうけど、さすがに何度も同じ音源を…と、思われてる一般ロックファンの方は、今回はちゃんとレア音源入りなので購入されても損じゃありませんよ、と本作をお薦めしておきます。
by malilion | 2011-05-27 18:03 | 音楽 | Trackback

今頃ですがWORLDS APARTの復活作を…結構いいじゃん♪


WORLDS APART 「CLEAN SLATE」'10 c0072376_17274325.jpg

US西海岸サンフランシスコの4人組ハードロック・バンドが93年にリリースした『Worlds Apart』なるデビュー盤がインディ市場でそこそこの評判を呼び、“DOKKENやSTRYPERを彷彿とさせるアメリカンでキャッチーなメロディアス作!”の謳い文句にまんまと釣られて購入し、評判通りのなかなかなメロディアス派好みの良盤だったと記憶してた彼等ですが、『Day Job』'01以降とんと音沙汰が無いと思っていたらあえなく解散してた模様……
その彼等がオリジナル・メンバーで再結成し、去年に復活作アルバムをリリースしてたのを今頃購入して、今さらこうしてご紹介をしてる訳で(汗

で。その復活作ですが、分厚いコーラスがキャッチーで明るい楽曲に乗る、彼等のファンが求めてるだろう王道であり定番のアメリカン・メロディアス・ハード・サウンドが今も健在で、自身の立ち位置と再結成の意義を良く理解しているようで再結成作に付き物の「今風にしてみました」病ドコ吹く風に、まんまあの当時の方向性なのが期待通りで嬉しい限りでありますが、プロダクションまで当時のまま(音が悪いなぁ…)なのはいただけない…(’A`) 

さすがにキャリアを重ねてるだけあって、デビュー作のようないい意味でバランスの悪い勢い任せの溌剌さも弾けるような若々しさも今は感じられないものの、当時からファンの心を捉えて離さない美メロとハーモニーは安定の、モロ80年代後期メロハー好きの心を今でも十分にヒットする良作(もうちょい勢いある曲欲しいトコだけど…)だと思いますので、復活第一弾作としてはまずまずの出来じゃないですかね。

懐古趣味だけじゃないけど、80年代後期アメリカン・メロハー好きやキャッチーで明るいロック好きな方は、一度試してみるもの悪くないと思いますよ?
by malilion | 2011-05-24 17:27 | 音楽 | Trackback

ゴリゴリのパワメタへ大変身!のARTHEMIS新譜('(゚∀゚∩


ARTHEMIS 「HEROES」'10 c0072376_16563632.jpg

国外じゃなかなか評判がいいという噂の、イタリアン・メロパワメタル・バンドARTHEMISの 前作『Black Society』以来、約2年ぶりとなる2010年リリース6枚目のフル・アルバムをご紹介。

いえ、国外じゃ去年末頃にリリースされてたんですが、レーベル変えてどこかから国内盤発売があるかも…との期待も虚しく、待てど暮らせどリリース情報はアナウンスされず、遂に国内盤発売を諦めて輸入盤を購入した次第でして。

クサメタル好きには割りと知られた存在な彼等なので既にご存じな方も多いでしょうが、前作リリース後にリーダーのAndrea Martognelli(G)以外の全てのメンバーが脱退してしまい、今回は総メンツ入れ替えでの心機一転再出発作となっているのです。
ていうか、もう別のバンドだよね、それって…という心配が的中してか、音の方も大幅に変化しておりました。

ジャケからして、既に雰囲気が「違う!」となったファンの方々も居るはずの、真っ黒な出で立ちのメンバー…モロ、厳めしい(デスやゴシック臭は皆無なので御安心を)80年代後期アンダーグランド・パワメタ・バンドのユニフォームって感じですわ(w

前作から既にジャケがモダン路線だったので、有る程度の予想はついてましたが、まさかここまでガラリと音やイメージを変えてくるとは…
個人的には大歓迎な正統派モダン・パワメタ路線なんですが、前記したように今回から国内盤発売がない、って事がここ日本ではこのイメチェンが国内発売元からどういう目で見られたのかを如実に物語ってますなぁ…(つд`)

ここ日本で受けた哀愁のクサメロ・シンフォな美旋律(少々、類型的でしたよね…?)は完全に影を潜め、明らかにダークな雰囲気漂う、ゴリゴリしたヘヴィさと甘みの無いモダンでソリッドな重量感を前面に押し出した正統派メタル寄りのサウンド(アメリカンな類型ベースだけど、歌メロ等が若干甘いメロ強めってとこがポイントか?)にシフトした訳ですが、持ち前の疾走感は健在だし、キャッチーさも失われず、寧ろコンパクトになって引きしまった好印象を個人的には受けましたね。

分かりやすく言うと、以前は湿り気のあるメロが売りのユーロピアンなバンドが、突如としてちょいスピードメタル寄りなアメリカン・パワメタっぽいドライな音になった感じ、って言えばいいのかな?

結果としてこれまでのARTHEMISサウンドより遥かにタフでヘヴィになったし、ストレートでコンパクトになったこの新機軸、新Voの野太くちょっとザラついた声質のパワフルな歌唱法に良く合っているので、これまでのファンからは賛否分かれる変化でしょうが、是非このモダン・アグレッシブ路線のまま突っ走って欲しいですね。
by malilion | 2011-05-18 16:57 | 音楽 | Trackback

コレクター向けだね…The Wishing Treeリイシュー1st。


THE WISHING TREE 「Carnival of Souls」'96c0072376_16271343.jpg 

2010年にまさかの2ndが13年ぶりにリリースされたのに続き、1stもマリリオンの自主レーベルRACKET RECORDSからリイシュー品が届けられた。

ジャケは以前2006年にUS盤でリリースされた時と同じデザインながら内容が若干変更され、本編はアルバムと同じ収録曲ながら、エンハンスドで未発表曲のデモ音源2曲とイタリアでのTV用ライブ映像(ハンナとロザリー2名だけでの弾き語りで超レア映像!)が2曲追加されている。

ブックレットにはリマスターうんぬんは明記されていないので、恐らくオリジナル音源のままだと思われるし、デモ音源の方もそれ程必死になって買うべき音源でもないオマケ程度のものなので、若かりし頃の初々しくも美しい巨乳美声Voハンナの動いてる姿が見たいっ! という方(もっとも映像のハンナは動きもなく突っ立ってるだけなんですけどねー)だけ用のリイシュー作という感じか?

まぁ、日本盤や最初の出直しUS盤を持ってる方は特別慌てて購入する必要のない音源なので、全てカタログを揃えたいというマニア向け商品ですね。
なので恐らくすぐ廃盤になっちゃうでしょうから、コレクターな方だけはお早め目に。
by malilion | 2011-05-15 16:28 | 音楽 | Trackback

相変わらず渋いっ! NAZARETH新譜っ!


NAZARETH 「Big Dogz」'11 c0072376_15583456.jpg

前作「The Newz」'08から3年ぶりとなる新作が久々に登場!!

前作も色々バージョン違いの商品がリリースされましたが、今回も「通常盤」「Deluxe Edition」「Collectors Edition」と3種類発売される模様で、「Deluxe Edition」はアンプラグドLIVE5曲入りのボーナスCD付で「Collectors Edition」は前記の「Deluxe Edition」にさらに7インチ・アナログ盤(!!)が添付される仕様の模様です。うう、マニア泣かせだな、ヲイ!(w

アナログ盤の内容の方が不明なので、ちょっと今は見送って(済まぬ!)まずは「Deluxe Edition」をば購入しました。
LIMITED BONUS DISCの内容はというと「Big Boy」「Simple Solution」「My White Bicycle」「Love Hurts」「Open Up Woman」の5曲のUNPLUGGED Verを収録してますので興味有る方は此方の方がオトクなのでご購入をお薦めします。

しかし、分かってた事だけど渋いっ! 渋過ぎるっ!(笑)
ホントに全然今の周りの状況だとか売れ線だとか流行なんて完全無視のマイペースっぷり、甘みもイヤラしい計算も無い、泥臭いハードなブギーからのHRアプローチ曲を奏り続けてますなぁ…

渇いたギターにダン・マッカファーティーの独特なひび割れたしゃがれ声がのっかるだけで、もう他に誰もマネの出来ない魅力を放ってるってのは反則ですわ(w
一発でNAZARETHだって分かる、このトレードマークは重要ですもん。最近のバンドには、この手の強烈な個性が薄れてますよね。
どうにもここ日本ではB級ブリティッシュバンドってか、70年代にちょっとだけブレイクしたバンド、みたいな捉え方されてるのでもっと認知度上がって欲しいけど、さすがに若い世代にはこの何の衒いもない無愛想な音は…ちょっと受けつけないでしょうなぁ(汗

まぁ、デビューして30年の間、初期の豪快一発疾走する縦ノリロックから80年代は多少オサレでモダンになって売れ線に擦り寄ったり90年代で落ちぶれたりしたものの、一貫してこのオヤジっぽくて埃臭い渋い音のままなのがアル意味凄いですねぇ。
今じゃ、こんな渋くてシンプルな音だすバンド、メジャーシーンでなかなかお目にかかれませんもの。(w
でもだからこそ、不器用だけど決してファンを裏切らぬ漢達の熱い信念を感じます。

どうかこのまま末永く活動を続けて欲しいものです…
by malilion | 2011-05-05 15:58 | 音楽 | Trackback

安心の出来、BAD HABITの新作! でももうちょい冒険して欲しいなぁ…


BAD HABIT 「Atmosphere」'11 c0072376_2014824.jpg

北欧ハードポップの雄、BAD HABITの待望の新作6thアルバムが登場!

てか、随分と前にコレも購入してたんですけどこのバンドの場合「ハズレはまず有り得ないだろ」と後回しにしてほかのアルバム聴いてました(汗
まぁ、案の定予想通りの安定感あるエモーショナルにしてメロディアスな、北欧スウェーデンのバンドらしい透明感とウェット感に満ちた良作アルバムなので問題なんて皆無なんですけど(w

コンパクトでありながらキャッチーなフックがちゃんと各曲に仕込まれてる、耳あたりの良いメロが穏やかにドラマティックにアルバム構成を考えて繰り広げられていく様は、ホントAOR&ハードポップ作のお手本のようで、ケチなんてつけられない完成度です。

まぁ、強いてあげるとすれば安定しすぎというか初期の頃にあったスピーディな曲が1、2曲欲しいトコですが、それはAOR系というくくりで考えるとあまり重要なポイントになってこないんですよね(汗
だから個人的な好みと言うか、すっかり落ち着いた彼等だけれど、今でも初期のHR風な楽曲がもうちょい聴きたいなぁ、という贅沢な望みしか文句としてはつけられません。

総じてレベルが高くまとまったメロディアスな良作で、北欧メロハー好きならずともAORファンやキャッチーなロック好きな方なら、かなりの率で気に入るアルバムだと思うので購入を検討されてもいいんじゃないでしょうか?

あ、所で13曲目のイントロ数秒のトコでピチ!ってノイズ入ってるんですが、コレって環境で? それともマスターに問題? 何度再生しても同じトコでノイズはいるんでマスターにノイズ入ってるんじゃないかと思うんですが…
by malilion | 2011-05-01 20:14 | 音楽 | Trackback