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まさかの再結成第二弾がちゃんとリリースされましたw


ASIA「Omega」'10 c0072376_6311525.jpg

まさかの新作が来るとは信じられなかった、彼等の再結成第二弾が早くも登場です!(疑っててゴメン!)

一聴して1曲目から、昔の良かった頃のアノ“コンパクトでエネルギッシュでポップでキャッチー”な80年代黄金期ASIAの音になってる! と、分かってマジ大歓喜!

前作は、正直ちょっと溌剌さが足りず、間延びした印象のあった彼等ですが、今回は外部プロデューサーを招いた事が吉と出たのか、かっちりとした音で固められたアルバムで、ヘタするとプログレどころか、普通にキャッチーな(以前に比べて曲調が妙に明るいんですよ、コレが)ポップスバンドの作品じゃないの!? ってくらい屈託無く爽やかに、往年の名曲群の残り香を(恐らく意図的に)感じさせるプログレ風味のシンプルでストレートな落ち着いたロックを、今風の音色(特にKeyとかね)で(そして、keyが控え目です)出してるのに驚かされました。

いやぁ、しかしフック満載の独特なGサウンドが今回は縦横無尽に駆け巡るは、そのフレーズがまた妙に耳に残るはで、なんだよスティーブ・ハウも頑張れば(失礼!)出来るじゃないの! と、2828しっぱなしな秀作ですよ、コレは。

「アルファ」と関連ずけられて語られてる新作ですが、別にそんなコト気にする必要は全くない独立した作品だと思いますね。まぁ、売れてた頃のアルバムと関連ある、って言った方が営業的には有利だからなんでしょうけどねぇ(w

そうそう、日本盤「Drop a Stone」、外盤(初回限定)「Emily」、と共にそれぞれ違うボーナス曲が収録されてるので、ファンは前作に続いて2種類購入しなくてはいけません……(´Д⊂

まぁ、お布施だと思って、少しでも長く、多くの音源を彼等がリリースしてくれるよう願い、同じアルバムを買いましょうよ…ね…?
by malilion | 2010-04-22 06:31 | 音楽 | Trackback

国内リリース無いと情報無くて購入を逃してしまう…orz


MEJA「Urban Gypsy」'09 c0072376_4444428.jpg

北欧ポップムーブメントの中でもかなりの成功を収めたメイヤのベストを挟んで6枚目の新譜を、今頃GET!
前作「Mellow」'04発表後、ベストを発表したのでレーベル移籍か、この次のアルバムでガラリと作風を変えてくるのか、とか色々予想してたのだが、どうも前作が日本市場で余り受けなかったからなのか、ポップアーティストなのにインターバルがかなり開く事からなのか、あっさり新譜は日本発売を見送られてしまっていたようだ……残念!
お陰で新譜が出てる事をつい最近まで知らず、マヌケな事をしてしまった。反省、反省。

とはいえ、こんな風に日本盤発売が次は見送られるのじゃないのかなぁ、という嫌な予感にも似た思いは、前作を耳にした時点で薄々感づいていた方も、実は多いのでは?
AORとしては文句ないリラックスしたお洒落なポップスを聴かせてくれたメイヤだったけれど、ボサノバとかジャズポップなんて前作の方向性は、ここ日本じゃドマイナー極まりないジャンルなんだもの。前作がどんなに優れたアルバムだろうと、キャッチーなヒットチューンの生み出せないポップスターに日本じゃ、活躍の場は無いのですよね(´Д⊂

何度もメイヤ自身がヒッピーアートに入れ込んでるという事は語られてたし、実際にアルバムでも表現されてきたけど、なにせ1stのデジタルポップでの大ヒットな「How Crazy Are You?」のイメージが未だに強すぎて、ねぇ。
ナチュラルなロック&ポップスへメイヤが近づけば近づくほどに、日本市場じゃ売れない音になっていく、という…

で、ブルーズアルバムじゃないけど、また渋ぅーい売れ線からひたすら距離を置いた、内向的で、ヒッピーよろしく世捨て人みたいになっちゃった作品をリリースしてくる、どころかもうアルバムリリースする事も無くなっちゃったかなぁ、とか予想してたら、あら意外! と、までいかないけど、ごくごくシンプルな、これまでの作風よりさらにナチュラルなポップアルバムが新譜として届けられた次第でして。

ぐぐっ、と深みを増し、より成熟したこのお洒落な音なら十分日本盤だしても売れると思うんだけど、余程前作までの売り上げが悪かったってコトなんでしょうかねぇ…まぁ、ファンは輸入盤買っても損はないと思いますよ?


SOUL ENEMA「Thin Ice Crawling 」'10 c0072376_4452689.jpg

次はイスラエルの変り種をご紹介。
フィメールVoなのが個人的には難点だけど、勿論技術的な問題は皆無です。
それよりバックの音が面白い。激テク・ヘヴィ・シンフォのコンセプト・アルバムってコトらしいけど、その謳い文句に違わず、凡百のどうでもいいテク系グレバンドなんて足元にも及ばない面白い音鳴らしてます。

クラシカルかと思えば、エキゾチックな音色が飛び交い、変拍子が雪崩の如く襲い掛かり、かと思えば幽玄なアコースティック叙情美へ趣きを変え、かと思えばリトトラ張りの華麗なワルツがドラマチックに繰り広げられる。

ってのが、某輸入盤店のタタキ文句だけど、ホントにその通り(w
聞く前は勝手に、出身国っぽいアラビアンな音階とかそーいうバナキュラーな音が編み込まれてるんじゃないの? とか、穿った見方してましたが、全くそんなコトは無く、アル意味で無国籍な何でも有りの音が怒濤の様に乱舞しております。

さすがに最近のバンドらしく、ビンテージに凝り固まってる北欧の連中のような古い音へのこだわりみたいなもんは皆無で、少々メタリックな感じも伺えるGの音は今風な所もあるものの、ハードロック系の怒りに満ちたリフ刻みまくりなんて全くありません。
いや、確かに4曲目のいきなりスラッシュ~プログレKeyソロ~フォーキー、なんて超絶わけわかんない展開はありはしますけどw
むしろ、もっとキャッチーで爽やかな開放感に溢れてたり、泣き泣きの渋いフィールに満ちてます。

とにかく、他に似てるような音が見当たらない、面白い音なので辺境プログレマニアな方か、ハイテクプログレが聞きたい方は是非!
by malilion | 2010-04-21 04:50 | 音楽 | Trackback

待ち人来る。しかし……orz


MASTERMIND 「INSOMNIA」'10

c0072376_329357.jpgべレンズ兄弟率いる、USグレ&シンフォ・メタル・バンドの、新たにTracy McShane嬢なるフィメールVoを迎え、前ミニ『Broken』('05)を挟んで、フル・スタジオ作としては『Angels of the Apocalypse』('99)以来、何と11年ぶりとなるLion Music移籍第一弾であり、7枚目となる久々のフルアルバムをGET!

前ミニアルバムで男2+女2組となったバンドは再度メンバーチェンジがあった模様で、現在は男3+女1(+サポートにbか)の形態に落ち着いてるようです。内、一人が既に何作もこのバンドのアルバムに参加してる現STRATOVARIUSのイェンス・ヨハンソン(Key)が再び参加。

現在までに唯一の来日公演だった小屋でのLIVEを、べレンズ兄がラテカセのようにMidiギターをガッツンガッツン、ワイルドに切り替える様に驚きつつ、見事な演奏技術を最前列でかぶりつきで見てたあの頃(日本盤デビューの2ndリリースの頃ね)から、早ウン年……この最新作を聞くまでもなく、もうすっかり初期のEL&Pに多大な影響を受け、Midiギターを駆使したKeyレス(!!)のクラシカルでハイテンションなインタープレイバリバリの未来形プログレを標榜してた音楽性から離れ、シンフォ~ゴス・メタルの流れを汲む、マッタリとミッドテンポな退屈極まりない音楽性に様変わりしてしまいました…残念!(´Д⊂

やはり初期の彼等がもってた異様なテンションとスラッシュ・メタルかと思える程のあの強引な曲展開と怒濤の疾走感が、シンフォ・サウンドとジャズっぽいフュージョン寄りな音になった3rd以降、致命的な迄に激減していき、今回に至ってはもう流行がすっかり終わってるゴスっぽいメタルをフュージョンタッチを交えて奏ってるんだもの…ねぇ? コレはいい! とは、個人的に全く言えなくなってしまったの、ご理解頂けるでしょう?

勿論、今回もイェンス・ヨハンソンが参加してるわけだから、テクバリバリのインタープレイ系の曲は収録はされてはいるのですが…軽い、軽すぎるのですよ。音がっ!
初期のあのへビィな音圧は皆無です。コレはテクニカルなジャス&フュージョンって音じゃないですかねぇ…最早、プログレですら無いと思う。まぁ、テクニカルなサウンドだし、Midiギターっていう変わり種楽器つかってるから、グロプレでもいいっちゃいいけど…

あ、ネガな点ばかりあげつらいましたが、新加入のTracy嬢の歌声は、透明感のある艶やかな高音が持ち味だった前任Vo Lisa嬢に対して、幅広い音域と表現力を持つ、ちょっと高音の語尾をガナる感じで力強くエモーショナルに歌い上げる歌唱力はばっちりで、女Voとしてはパワー系で技巧的にも前任者より巧いです。尤も、ルックスの方は、残念ながら前任者の圧勝ですが……orz

とはいえ、その力強く綺麗なTracy嬢の美声にべレンズ兄のへなちょこVoが混ざってきて全て台無しにしてますけど…(汗
わざわざ女Vo入れてるんだからヘッポコな声聞かせなくてもいいのに…どうしてこの人達は…この辺のダメさ加減というかガサツなトコが、彼等が未だにメジャーになれない要因じゃないのかなぁ、と思う次第でして。

まぁ、今回のアルバムを一言で言うなら、ゴス寄りのドラマティックな楽曲で、パワー抜群のフィメールVoが活躍してるフュージョンメタル、となるんでしょうかね……ただ、こんなアルバムを彼等が創る必要性は全くないと思うのです。
だって、初期にあった独自性と革新性が、全く失われてしまっていて、コレを同じバンドというのは正直ツラ過ぎです…(T_T)
折角のMidiギターも、専任Keyがいるんじゃ、余り意味もないし、ね…

前フルから11年、ミニから5年も待たされた挙げ句が、この出来じゃ泣けるってモンです。ファンとしては。

次もこの路線なら、もう金輪際、彼等のアルバムは購入はしませんよ。
サヨナラ、MASTERMIND。楽しい想い出をアリガトウ、ってなモンです。
by malilion | 2010-04-04 03:32 | 音楽 | Trackback(1)