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移籍&復活!! マンティス節再び!!

PRAYING MANTIS「Sanctuary」'09c0072376_0452896.jpg

未だに30年前のNWOBHMムーヴメント代表格として語られ続けているので今のシーンしか知らない方達には「古くさい」とか「まだいるの?」とか、言われちゃってるかもしれないけど、美コーラスと哀愁のメロディー(マンティス節!)を特徴とした叙情派として日本で高い人気を誇ってきた彼等のスタジオ通算8作目にして、トロイ兄弟以外のメンツを一新しての待望の復活作が6年ぶりに登場!!

数多の有名無名なバンドが次々とシーンから消え去っていく非情な現状の中、フロントマンがなかなか固定出来ない難題のせいでか、はたまた楽曲のせいかマネジメントの問題でか、長い長い低迷期の末に等々、彼等も解散してしまったと聞いていただけに、今回まさに華麗に復活したと印象付ける新作で彼等が舞い戻ってきてくれたのは大変喜ばしいのですよ。いやぁ、よかったなぁ。

で、そーいう問題のせいもあってか最高傑作の呼び名も高い3rd「CRY FOR THE NEW WORLD」を超える傑作がなかなかリリース出来なかった彼等ですけど、今回少なくともヴォーカリストの歌唱力と安定度ではこっちの方(3rdはColin Peel)が勝ってるように思えて一安心。いえ、別にG・バーデンとかの歌唱力に不満があるわけじゃ…

尤もヴォーカル、ツインリード、キーボードの奏でるファン感涙必至のウェットな哀メロは従来通りなのですが、Gの美メロに減退が感じられるんですよね…それと、疾走感が著しく失せているのもいただけない。
まぁ、その代わりといっては何だけど新VoのM・フリーランドの存在は、前作で露呈した「パーマネントなヴォーカル不在」ゆえのVoメロ弱体化という悪い印象を払拭し、新たな魅力を盛り込んだだけでなくAOR的なポップさと大衆受けしそうなよりコンテンポラリーなメロが前面に押し出されてるんで、新たなユーザーを獲得出来るかも、とかトラタヌしたりして。

結果として、楽曲の充実度というと未だにアノ名作3rdを超えられてはいない、と個人的には感じてしまうのが歯がゆいのですけどね…

まぁ、再結成第一弾より第二弾(3rdの事ね)の方が白眉の出来だったんだし、体勢を一新してのクリス&ティノのトロイ兄弟が生みだす“泣きまくり”の美旋律の嵐が、再び次作で吹き荒れるだろうと期待して新作を待ってます。
by malilion | 2009-07-29 00:46 | 音楽 | Trackback