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HIBRIA「SKULL COLLECTORS」'08
![]() ブッチャけ、もう活動してないと思ってました(w ダサいジャケに反して驚異的なゴリゴリの正統派HMで鳴り物入りのデビューして早や、4年。 08年も暮れの暮れ、忘れた頃に彼等が2ndアルバムをひっさげて帰ってきました! ……っていうか、リリースのインターバル長すぎだろ!!(w ブラジルのバンドというと、なにかとANGRA系で語られる連中が多い中、彼等の音はある意味レイドバックしまくりな、まっとうな正統派な音を出す数少ない有望株なんで期待して待ってたわけだけど、長すぎるってば! 音の方は相変わらずな、オブセッションやインギーんとこで唄ってたM・ヴェセーラを彷彿とさせる力強いVoが、しょっぱなからパワー全開でグイグイと引っ張っていっていく正統派HMで、メロスピとか最近のトレンドっぽいとこが皆無な気持ちよく頭を振れるサウンドです。 まぁ、全編通して聞くと力押し一辺倒でメロが弱い単調な印象が残るし、ちょっとドライすぎるかなとも思うんで、もうちょい甘みがあってもいいのかなぁ、って気はするなぁ… そのへんを助長してるのが、ツーバスドコドコのドラム…というか、ちょっとリズムが単調過ぎるせいかも… まぁ新人だしそのへんは大目にみてよ、ってな声が外野から聞こえそうだけどね。 とにかく正統派が好きな人には絶対お薦めでしょう。 どこの馬の骨かわからんドイツ辺りのマイナー正統派バンドに金使うくらいなら「こっちを聞けよ!」って、薦めても問題ないアルバムですよ! ▲
by malilion
| 2008-12-31 18:41
| 音楽
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Eclipse「Are You Ready To Rock」'08
![]() しかし、このジャケセンスは…(汗 知らない人はまず手を出さないだろう、このジャケ。もうちょっとなんとかしようよ(´Д⊂ スウェーデン産北欧メロハーと聞いてイメージするいつもの“アノ音”とは若干ちがって「哀愁の翳り」と、いうような北欧系特有なマイナー臭漂うダサっぽさは希薄で、華やかな80年代を意識したメジャー感バリバリのフック満載なポップで明るい曲想がメインなアメリカン寄り(USロックそのものじゃないトコがミソ!)の、だけど適度に湿り気のある彼等の音、大好物です♪ 今回は、一段とノリノリのストレートな直球勝負なロックンロール感が全面に押し出されてて、跳ねウネるタイトなリズムに乗ってキャッチー極まりない歌メロが炸裂するこの感覚、どこかで聞いたよなぁ、と思ったら後期タリスマンのソレに近いリズムのウネリなんですね。 分厚いコーラスからキャッチーなVoメロや、ギターもピロピロだし(w まぁ、そう私には感じられる、ってだけでパクリとかそーいうんじゃないんで、誤解のないように。 しかし、ここまでイイとは予想してませんでした。 しょっぱなから最後までハイテンションな勢いに溢れており、なんと言っても楽曲がメチャキャッチーで、このジャンルが好きな人なら終始そのエネルギッシュで爽快な疾走感漲るメロハーチューンの連続にニヨニヨしっぱなしなこと請け合いですよ。 つまんなミッドテンポの曲も、最近のトレンドを感じさせる音なんて微塵もない、その潔さがまたイイ!!(w オーセンティックなハードロックとは、かくあるべし! みたいな勢いと簡潔さです。 ところで、方々でこのバンドのVo、エリックの声質がEUROPEのジョーイに似てるとか言われてるのを見かけるんですが、全然そうは聞こえないんですけど…(汗 むしろデビカバを意識してるっぽい謳い回しがチラホラ感じられるんだけど…まぁ、そのへんは各自の聞こえ方、感じ方だし、このバンドの音楽性とは関係ないか。 ともあれ、最近の轟音や陰鬱な音に飽き飽きだったオールドロックファンには、一服の清涼剤になること間違いなし、な彼等の新作です。必ずGETしておきましょう。 ▲
by malilion
| 2008-12-15 15:50
| 音楽
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