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2010年 06月 02日 ( 1 )

今さらグランジーサウンドへの傾倒はないよね…


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タイトル通りOliver Hartmann (ex. AT VANCE)率いるバンドの 3rdアルバムです。
前作でAOR路線へぐぐっ、と接近した音楽がかなり良かったと記憶してるので、この新作も期待して購入したわけですが…

AT VANCEで聞けたハイトーンVoは前作同様かなり抑えめで、というか今回全く叫んでないんじゃないか、ってくらいミドルからそれ以下のディープボイスで唄ってます。聞きようによっては、白蛇のデビッド・カヴァディールっぽくも聞こえるくらいのディープでルースな歌唱が今回メインです。
それに合わせたのか、音楽性がそっち方向だからなのか、USモダンへヴィっぽさ(今さら!!)のあるどよーん、とした仄暗い音がアルバム全編を支配していて、ちょっと予想外。

というか音楽性がそっちへいくと、余計にレンジの広かった自身のVoが生かせないんじゃないかと、自分のリーダーバンドでそれでいいの? と、心配しちゃうような出来です。

只、内容自体はキャッチーなメロハー路線に変りはないようなので、今回はちょっと違った今風要素(グランジーな音じゃなく、単に暗いアルバムって感じ?)を取り入れてみました、って事なのかもしれない。それが成功してるかどうかは別にして…相変わらず唄は絶品に上手いんだけどね。

巷じゃ、80年代風の煌びやかでキャッチーな音を聞かせる、メロディアスでポップな新人バンドが続々と世界各所で台頭してきてる模様なので、今さらそっちへ行くのはどうなのよ? と思う事しきりなアルバムでした。出来は悪くないだけに…
by malilion | 2010-06-02 16:52 | 音楽 | Trackback