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80年代中期にUSメジャー・シーンで活躍した Gregg Giuffriaが率いていたGIUFFRIAの幻の3rdアルバム用デモ音源がオフィシャル初CD化&リマスターでリリース!!

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GIUFFRIA 「The Unreleased Remastered Demos」'25

70年代に活躍したUSメロディアスHRバンドANGELでの活動を皮切りに、後にHOUSE OF LORDSを80年代後期にKISSの Gene Simmonsの助けを借りて結成する事になるキーボーディスト Gregg Giuffriaがその間に結成し80年代中期にデヴュー作を全米スマッシュ・ヒットさせ2枚のアルバムを残した事で知られるUSメロディアスHMバンド GIUFFRIAの幻の3rdアルバム用デモ音源にボーナストラックを1曲加え、リマスター初CD化で米国テネシー州の州都ナッシュビルを拠点とするヘア・メタル・マニア御用達レーベル FnA Recordsから遂に発売されたのを少々遅れてGET!!

2001年にGIUFFRIAのシンガーであった David Glen Eisleyが Frontiers Recordsからリリースしたソロ作『The Lost Tapes』に本デモの楽曲が一部収録されていた事やGIUFFRIAファンやHOUSE OF LORDSファンに前々からその存在が広く知られ(Bootとかね…)ていたが、今回やっと念願叶って1987年にレコーディングされていたGIUFFRIAの未発表3rdアルバム用デモ音源(3rdの仮タイトルは『Pleasure Palace』)が Greg Giuffria公認で正真正銘オフィシャル初CD化&リマスター作となって届けられたのを祝いたい。

GIUFFRIAの2nd『Silk + Steel』'86 がメジャー・レーベル MCA Recordsの求める想定以下の売り上げの為に商業的失敗作と判断され、その流れを受けGIUFFRIAは解散してしまった訳だが、2ndリリース後の1987年から1988年の間のGIUFFRIAからHOUSE OF LORDSへバンドが生まれ変わる過渡期(ギタリスト Lanny Cordolaと出戻ったベーシスト Chuck Wright以外メンツは総入れ替えに)のデモな為、後にHOUSE OF LORDSの1stに収録される『Jealous Heart』『Slip Of The Tongue』『Pleasure Palace』等のオリジナル・ヴァージョンが楽しめ、現在HOUSE OF LORDSを率いているシーン屈指の実力派ヴォーカリスト James Christianと David Glen Eisleyの歌いっぷりの程を聴き比べる事が出来るレアな一作となっている。

実際、80年代的ブライトなHMサウンドには少しハスキー気味でカラッとした声質な David Glen Eisleyの程々に荒れてワイルドな歌唱の方がマッチしており、この時点での歌唱力はお互い甲乙つけ難いレベルで、もしメジャーからドロップせず3rdアルバムがリリースされていたのならHMがメジャー・シーンで持て囃されていた当時ひょっとしたら『もう一度全米スマッシュ・ヒットしていたかも!?』と予想させる、それくらいキャッチーでメロディアスでフック満載な楽曲と後にシネマティックHMなる新機軸サウンドを展開する事になる Gregg Giuffriaの華麗でスケール感あるキーボード・ワークが既に楽しめ、デモ音源ながらノイズや音ヨレ等は聴き取れぬ上質なプロダクションのお陰もあって1stと2ndを凌駕する名盤となっていたであろう事は想像に難くない幻となったのが惜しい音源だ。

ボーナストラックは David Glen Eisleyの『The Lost Tapes』にも収録されていた、オリジナル・ギタリスト Craig Goldy (DREAM CHILD、ex:ROUGH CUTT、ex:DIO、ex:Craig Goldy's RITUAL、ソロ、etc...)の脱退を受けて2ndアルバムに向けた新ギタリストのオーディションに際して使用された楽曲で若き新鋭 Lanny Cordola (後に Ken Tamplinと絡みCCM系作を多数リリースする)がフラッシーでテクニカルなギターを弾きまくっているキャッチーな佳曲が納められている。

Gregg Giuffriaは今やすっかり音楽業界から身を引いてリゾート会社やカジノを経営をして悠々自適な生活を送っている模様で、かっての仲間は未だにロックシーンの第一線で活躍しているのを思うと少々寂しい気もしますが、もう金銭的にも社会的ステータス的にも十分満たされているので音楽活動に必要なハングリー精神は既に無い(現在はLas Vegas在住)んでしょうなぁ…(´~`)

とまれGIUFFRIAファンは無論、80年代USメロディアスHM好きな方やHOUSE OF LORDSファン、そして Gregg Giuffria個人のファンにとっても非常に貴重でレアな音源集で『デモ音源は別に…』と聞き逃すと後々後悔すること必至なメロハー・ファン垂涎の一作なのは間違いなく、いつもそう枚数多くプレスしてくれないFnA Recordsからのリリース作ですからフィジカル盤をお求めの方はお早目にネ!

Track List:
01. Don't Turn Away
02. Slip Of The Tongue
03. Golden Town
04. One Love
05. Pleasure Palace
06. Stand Up
07. Jealous Heart
08. Fools Paradise
09. Reach Out
10. Are You Ready (Bonus Track)

GIUFFRIA Line-up:
Gregg Giuffria : Keyboards、Vocoder、Backing Vocals
David Glen Eisley : Lead & Backing Vocals
Lanny Cordola : Lead Guitar、Backing Vocals
Ken Mary : Drums & Percussion
Chuck Wright : Bass Guitar、Backing Vocals

by malilion | 2025-08-06 16:24 | 音楽 | Trackback
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