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80年代末~90年代初頭の北欧ノルウェー産メロディアスHRバンドの激レア・シングル音源コンピレーション盤の第二弾が早くもリリース!

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Various Artists 「ROCK OF NORWAY presents Norwegian Melodic Hard Rock and AOR Volume 2 Rare Singles」'23

80年代末期から90年代初頭にかけての北欧ノルウェーの無名HR&AORバンド達が残したシングル集の第二弾が早くもリリースされたので即GET!

第一弾の時も述べた様に北欧ノルウェーで80年代後期~90年代初頭の間に短期間だけ活動していたメロディアス・ロック&AORバンド達が残したレア・シングル音源を集め初CD化した、ROCK OF NORWAY、C+C Records、Norske albumklassikereがクラウドファンディングで企画したコンピレーション盤の第二弾で、第一弾が余りに好評だった為に急遽続編盤の発売が決定したマニアックながら人気企画盤であります。

収録されているバンドはほぼ無名な存在で、本作収録の貴重7インチシングルかEPしか音源を残していないバンドばかりながら、STAGE DOLLS、RETURN、DA VINCI、ALIEN、TREAT、TALK OF THE TOWN、SKAGARACK、MINDLESS等に続く北欧メロディアス・バンドとなるかもしれなかったポテンシャルを十分に感じさせる貴重音源オンパレードとなっており北欧メロディアス・ハード&北欧ハード・ポップ・マニアには見逃せぬコンピ盤だ。

一聴した印象では第一弾がメロディアスHRに大きく傾いた音楽性のバンドを数多く収録していたが、今回はロックンロール系の縦ノリ重視なスリージーでグラムっぽさも感じさせるサウンドなバンド音源が数多く収録されており、00年以降にSKID ROWの影響色濃いワイルド・サウンドを引っ提げて登場してくる北欧ロックンロール&バッドボーイズ系バンドの源流とも言えるバンド達が今回は多めにチョイスされている様に思えます。

なので第一弾の様なキーボードのフィーチャー具合は低く、ハード・ドライヴィンなギター・サウンドが大きくフィーチャーされている音源が多く、北欧メロハー&ハードポップに通じる軽めのメロディアスでキャッチーな楽曲は少なく感じますね。

一応、名の知れている一定の知名度がある参加バンドの音源と言うと、80年代北欧ノルウェー産HMバンドの代名詞、TNTのオリジナル・シンガーであった Dag Ingebrigtsen (ex:TNT、ex:TINDRUM、ex:THE KIDS、ex:SUBWAY SUCK etc...)のソロ音源(バックはTNTの面々なので実質、初期TNT! Ronni Le Tekroの癖有りまくりなギターが鳴りまくっとります)と80年代ノルウェー産メロディアス・ハードポップ・バンドの代表格で未だに根強い人気を誇るDA VINCIが1990年にリリースした最終音源である7インチEPの音源が収録されているくらいで、後は一般的にはほぼ無名な存在のバンドばかりではあるものの、北欧バンド特有の叙情感あるウェットな美旋律はどの音源にもしっかりと息づいており、アメリカナイズされたサウンドを鳴らすバンドであっても完全に能天気に成り切れぬ湿ったメロディを奏でている所など実に北欧産バンドらしく、だからこそ80年代にワールドワイドな成功を収められなかったんだと納得しきりではありますが、日本人的にはそれ故にマイナーで無名なインディ・バンドな彼等の遺した市場的に成功しなかった音楽に未だに心惹かれる訳でして、もう決して二度と聴く事が叶わぬ米国市場を夢見ながら北欧ミュージシャン特有の音楽性がしっかりと感じられる唯一無二の80年代北欧ピュア・メロディアス・サウンドを楽しませてくれる好盤だ。

そうそう、キャッチーで如何にも80年代風のビッグコーラスがフィーチャーされたオーバープロデュース気味な北欧メロディアス・サウンド、DA VINCIファンはこの音源目当てで購入しても決して損はしないと思いますよ?

第一弾が気に入ったメロハー好きな方の為に言っておくと、縦ノリ重視なロックンロール系音源が多いもののしっかり第一弾と同じ如何にも北欧メロハー&ハードポップな音楽性のバンド音源も収録されており、フィメール・シンガー Trine Arentz嬢をフィーチャーした5人組バンドTAKE OFFなどは第一弾に収録されていてもおかしくない軽やかでキャッチーな北欧ハードポップ・サウンド(シングルのジャケデザインはもうちょっとどうにかならんかったんか…)を聴かせてくれている他、小柄な見た目に反してHMシンガーにも通じるパワフルでドスの効いた歌声でグイグイ楽曲を引っ張る Lone Grefsrud嬢をフィーチャーしたLIMELIGHTは華やかなキーボードが鳴り響くモロにメロディアスな80年代北欧ハードポップ・サウンドなので、メロハー好きな第一弾が気に入った方も完全にスルーする訳にもいかない第二弾は、ROCK OF NORWAYの Per Erik Jansen氏と Terje Hoiland氏が中々心憎いチョイスを行ったと言えますね。

第一弾に続き全てがオリジナル・マスター・テープからのリマスターと言う訳ではなく幾らかは板起こしと思しき音源も収録されていますが、それで本作収録音源の価値が些かも損なわれる事はなく、80年代末~90年代初頭の北欧ノルウェー産メロディアス・ロックがお好みな方は一度幻の音源盛りだくさんな本コンピレーション盤をチェックして見ても決して損する事はないでしょう。

もし第三弾がリリースされるなら、今度は北欧プログレの流れを汲むテクニカル系HRバンドやハードポップ・バンドなんかのドマイナー・バンド音源を多数収録した激レア盤をお願いしたいですね(w 昔から北欧プログレ系でシングルやEPしか残してない優良バンド、結構存在してるんスよねぇ~

CD-1:The A-Sides Track List:
01. Dag Ingebrigtsen - Tor With The Hammer (1984)
02. Torpedoes - Bail Me Out (1992)
03. Bangkok Babes - Last Day (Of My Life) (1991)
04. Da Vinci - Ain't No Goodbyes (1990)
05. Sons Of Angels - Queen Of All Queens (1991)
06. Ammunition - Taxi Driver (1991)
07. Merry Go Round - Tonite (1991)
08. Blackout - Listen To The Earth (1988)
09. Eternity - Cry For The Innocents (1991)
10. Tight-P. - Heat Beat (1987)
11. Take Off - New Life City (1986)
12. Heartline - Nightfall (1988)
13. Fury - Paradize (1989)
14. Limelight - Floating Away (Part Of My Dreams) (1987)
15. Whiplash - Without You (1987)
16. Lord Percy - Take My Hands (1988)
17. Crank It Up! - Heart On The Line (1989)
18. Wild Child - Give Me One Good Reason (1991)

CD-2:The B-Sides Track List:
01. Dag Ingebrigtsen - I'm In Love With R & R (1984)
02. Torpedoes - More Than Memories (1992)
03. Bangkok Babes - Nothing Last Forever (1991)
04. Da Vinci - Blame It On The Radio (1990)
05. Sons Of Angels - Baby Wanna Ride (1991)
06. Ammunition - Dance (1991)
07. Merry Go Round - Ride (1991)
08. Blackout - When Will They Ever Learn (1988)
09. Eternity - I Want Out (1991)
10. Tight-P. - Flying High (1987)
11. Take Off - Mrs. Blue (1986)
12. Heartline - I Wanna Rock (1988)
13. Fury - Game Like War (1989)
14. Limelight - Fire And Ice (1987)
15. Whiplash - Tears In The Night (1987)
16. Lord Percy - Take My Chains (1988)
17. Crank It Up! - Innocent (1989)
18. Wild Child - Sweet Sweet Rosalin (1991)


by malilion | 2023-09-26 17:08 | 音楽 | Trackback
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