人気ブログランキング | 話題のタグを見る

フランスのマルチ・インスト奏者JEAN PASCAL BOFFOの13thアルバムが限定盤でリリース!

フランスのマルチ・インスト奏者JEAN PASCAL BOFFOの13thアルバムが限定盤でリリース!_c0072376_20243511.jpgJEAN PASCAL BOFFO 「Le Jardin Des Reves」'20

フランス人ギタリスト JEAN-PASCAL BOFFOは、70年代からLARSEN、MANDRAGORE、TROLL、90年代は Christian Decampsのバック・バンドFILSといったプログレ&シンフォ・バンドに参加するだけでなく、様々なバンドやアーティストとのコラボレーションの合間にソロ・アルバムを発表するなど、フランスのプログレ系インディ・レーベルでは最も有名なMUSEAと契約した第1号アーティストとしても知られており、近年はギタリストとしてだけでなくコンポーザーとしても広く活動する彼の、前作から2年ぶりとなる13thアルバムをご紹介。

Mike Oldfieldや Anthony Phillipsから影響を受けたギタリストらしく、初期はファンタジックでアコースティカルな作風のアルバムをリリースしたが、キャリアを重ねる毎にJAZZやクラッシック、ニューエイジ・ミュージックやフュージョン、歌ものシンフォ、アンビエント、幻想的なシンセ・ミュージック、デジタリーなエレクトロニック・ミュージック、そしてバナキュラーな中近東音楽と多種多様で雑多な音楽要素を取り込み、様々に自身の音楽を変化発展させてきたアーティストで、ソロだけでなく97年には Eric Delaunay(TIEMKOドラマー)、Gilles Coppin(HALLOWEENキーボーディスト)等とのプロジェクト・バンドDEBOCOなどで精力的に活動を続け、次々と作品を発表している。

近作はどちらかと言えば曲作りやプログラミング等のコンポーザー的な立場に専念している節がありましたが、本作では繊細なアコギとベースをメインでプレイし、フランスのジャズ・ベーシストの Laurent Payfert、ジャズ・ドラマーの Niels Engel、フランス・プログレ・バンドの代表格ANGEにも参加しているドラマー Herve Rouyerの他に、ヴァイオリンやフルート、サキスフォン等の8名のゲスト演奏者を招いて制作するいつものスタイルとなっているので、彼のセンスある流麗で優美なギター・プレイがお好きな方には嬉しい一作だろう。

『夢の庭』というタイトルに相応しい幻想的でファンタジックな美しいジャケットのイメージ通り、小洒落てスムースなリズム隊をバックに、優雅で繊細な幻想美を伴ったインスト曲を中心とした2人の美声女性ヴォーカル入りの楽曲もあったりと、エレクトリック・ギター、アコースティック・ギターを巧みに使い分け、ミステリアスにファンタジックに、そしてセンチメンタルに美旋律を紡いでいく、彼の幅広い音楽遍歴が結実した細やかなギター・プレイが実に印象的な、フォーク&ジャズ・テイスト溢れるサントラチックな仕立てのゆったりとしたメロディが叙情香る作風となっている。

彼の作品はインスト作が大半だが、今回はゲスト・ヴォーカリストが招かれており、数は少ないが歌有りの楽曲も複数収録する他にも、バッキング・ヴォーカルでハミングやチャント、そして語り等の声を楽器のように用いる手法によってその美声が楽曲の彩りに華を添えていて、実にムーディーで華やか、そして心地よく味わい深い(´ω`)

Jean Pascal Boffoの爪弾くギターの暖かくも淡々とした音色はゆったりとしてシンプルながら独特のフレーバーを漂わせており、実に知的で魅力的な優れたミュージシャンとしてその手腕が際立っているのは確かだろう。

本CDは見開き紙ジャケット仕様の自主盤で、限定100枚プレス(!!)となっているのでお求めの方はお早目に。

また、同じく限定でCD盤より2曲少ない(12曲分のDLコード付き)全10曲収録の色違いジャケの180g重量盤アナログLPもリリースされているのでアナログマニアな方はそちらの方も是非チェックしてみて欲しい。フランスのマルチ・インスト奏者JEAN PASCAL BOFFOの13thアルバムが限定盤でリリース!_c0072376_20251875.jpg

Musicians:
Jean Pascal Boffo (Guitars、Electric Bass)

Niels Engel  (Drums、Percussions)
Laurent Payfert    (Double Bass)
Herve Rouyer     (Drums、Percussions)
Stephanie Grevedon  (Violin)
Pierre Cocq Amann  (Saxophones、Flute)
Jo Cimatti       (Vocals)
Claire Parsons     (Vocals)


by malilion | 2020-11-25 20:20 | 音楽 | Trackback
<< クリスチャン・ミュージシャン... 北欧シンフォ・バンドTHE... >>