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北欧スウェーデンの新世代ハイブリッドHRバンドDEGREEDが大興奮の5thをリリース!

c0072376_14090683.jpgDEGREED 「Lost Generaton」'19

Robin(Vo&B)と Mats(Ds)のEriksson兄弟を中心とする北欧スウェーデン出身の4人組新世代ハイブリッドHRバンドが約二年ぶりに放つ5thアルバムをちょい遅れてGET!

前作に引き続き国内盤がリリースされ一安心だ。

さて本作の内容についてだが、大手レーベル移籍と新マネジメントのバックアップや、Ted PoleyとのコラボバンドMODERN ARTでのアルバム制作経験も間違いなくプラスに働いたのだろう、前作よりさらにサウンドが整理され、よりシャープでモダンになった印象を受け、全体的なサウンドの華やかさとキャッチーさ、そしてスレートな音が増して幾分かアメリカナイズされたように思えるが、しっかりと端々に北欧らしいウェットなメロディ使いやフック、そして細やかなアレンジと艶やかなヴォーカルメロディが実に味わい深く、ドライで作り物臭いUSA産バンド群のサウンドとはひと味もふた味も違うアグレッシヴで骨太なサウンドに満ちた傑作アルバムとなっている。

キャッチーでポップでありながら、ユーロテイスト漂うウェット感と北欧系特有のキラキラしたキーボードと透明感あるメロディ、メインリフでヘヴィに攻めつつサビでは突き抜ける爽快感とフック満点な分厚いコーラスというデビュー時からの方向性は変わる事なく、楽曲の完成度やアレンジの妙、そしてモダンなサウンド造りとバンドが持つ魅力をより一層に磨き上げ、さらにドラマティックさとダイナミックさ迸るサウンドスケールを逞しく成長させた前作を超える強力な高揚感と爽快感がメンツ一丸となって疾走する溌剌サウンドに満ち溢れており、以前にも増して大活躍な Micke Janssonが操る鍵盤が紡ぐ涼やかなデジタルパッセージや煌びやかなシンセサウンドに包まれる中、Robin Erikssonの熱唱と Daniel Johanssonのコンパクト且つエモーショナルでテクニカルな絶妙のギタープレイが交差し、まるで魔法のような眩いトリックを生み出していて、もう大興奮!('(゚∀゚∩

正直、最近耳にした新譜で最も興奮したのが本作で、背筋をゾクゾクするような悦びが駆け上ってくるフレッシュな感触と燃え上がるパッションサウンドを、まさか彼等が届けてくれるとは思っておりませんでした。

さらに洗練されシンプル化が進んだ、と言うと従来のテクニカルパートを隠し味にキャッチーな北欧サウンドを奏でていた彼等のサウンドが好きだった方は不安になるかもしれませんが、よりスマートでモダンなアメリカナイズされたシンプルな楽曲構成故にメロディの美しさが引き立つ、多くの要素を高い次元で融合させた極上のメロディアス・ハードサウンドをコンパクトでモダンな手法と絶妙のアレンジで聴かせてくれるので、旧来の彼等のファンの方でも決してガッカリする事はないと断言出来ます。

さらなるメジャー展開を考慮してか、本作から Robin Erikssonが Robin Redに、Micke Janssonが Mikael Blancという芸名に変更したりと、さらにサウンドのモダン化を進めてアメリカ進出やワールドワイドな展開を目論んでいるのか、そうなると彼等を彼等たらしめている北欧風味、キーボードとギターのセンチメンタルなユニゾンパートなどの以前にも増してメロディアスでロマンチックなサウンドパートなんて如何にも北欧バンドって感じのリリカルな感触が実に心地よいのですが、そういった要素が減退してしまわないかこの先少々心配ですけど……

Ted PoleyとのコラボバンドMODERN ARTで少しは知名度がアップしたかもしれませんが、まだまだ無名に近いのが理解出来ぬ高品質な北欧メロハー・サウンドを届けてくれる彼等、HEAT、ECLIPSE、Work Of Art等の北欧メロハー好きな方からAOR好きな方まで是非お薦めですぜ!


by malilion | 2019-12-02 14:02 | 音楽 | Trackback
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