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哀愁と優美な美メロをアコースティカルに響かせるポーランド人ギタリスト Mirek Gilのソロ・デビュー作がリマスター+ボーナスでリイシュー!

c0072376_10234947.jpgMR GIL 「Alone 20th Anni Edition + Light And Sound」'19

元COLLAGEにして現COLLAGEの、そしてCOLLAGE崩壊後に分派して誕生したSATELLITEとBELIEVEに在籍し、今はBELIEVEを率いつつ、ソロアルバムもコンスタントにリリースするポーランド人ギタリスト Mirek Gilのデビュー・ソロ作リリース20周年を記念し、98年デビュー作と11年3rdソロ作の全曲Remasterd+ボーナストラック4曲追加した2枚組2019年限定盤がリリースされたのを、ちょい遅れてGET!

BELIEVEバンド本体の方もポーランド産シンフォ・バンドらしい、淡い物悲しさが漂う、仄暗く叙情的でたっぷりの美旋律が詰め込まれたシンフォニック・ロック作をリリースしている Mirek Gilだが、ソロ作ではよりゆったりアンニュイな感覚を漂わせつつ、リリカルなストリングスをフィーチャーした美しいアンサンブルで彩られた、どこか物悲しい冷たさも感じさせるものの心地よいメロディが安眠を誘うようなアルバムを届けてくれている訳だが、こうして再びデビュー・ソロ作に耳を傾けると、近年のようにハッキリとBELIEVEサウンドとソロ作のサウンドが明確に差別化されておらず、この時点ではまだまだBELIEVEやSATELLITE、そしてCOLLAGEの影が色濃く感じられるサウンドだったのだなぁ、と再認識させられました。

デリケートで優美なギターの音色に導かれ、しっとり幾重にも折り重なったキーボードや、甘口なヴォーカルがゆったりと混ざり合い、甘く切ないサウンドがアコースティカルに紡がれていく様は実に美しく華やかで、改めて今聴き直してみてもデビュー・ソロ作『Alone』は実にセンチメンタルなメロディが詰め込まれていて、その後のソロ作と比べてみても出色の出来栄えと言えるだろう。

元々、そんなに音が悪いアルバムではなかったのでRemaster効果が絶大、ってな事はないが、それでも音の分離は良くなって聞こえるような気がしますね。

もう一枚の3rdアルバム『Light And Sound』の方は、デビュー作と比べてググッと落ち着いた穏やかなサウンドに変化しており、ピアノ、アコギ、チェロ、ヴァイオリン、に少々メロトロン系も加えたアコースティカルで優雅、そしてシンプルな響きが実に心に染みる珠玉のサウンドを聞かせている(*´ω` *)

ボーナスの4曲は、それぞれ同じ方向性なものの幾分楽曲の完成度が低めに感じられ、アルバムに収録されなくても問題ないかな、というレベルの佳曲のように思えますが、そもそもがオマケなのでそう文句はありませぬ(*´ω` *)

ロバート・フリップに捧げられたボーナス曲は、ちょっとギターがソレっぽいのはご愛敬だ(w

デビュー・ソロ作も3rdも総じて甘く切ないヴォーカルも相まって心地よい美メロが胸に迫るアコースティカルなシンフォ作と言えるので、メロディアスな作品の愛好家なら絶対押さえておいて損はない一品と言えるだろう。




by malilion | 2019-05-01 10:16 | 音楽 | Trackback
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