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英国モダン・シンフォJADISが未発音源集の第二弾をリリース!

英国モダン・シンフォJADISが未発音源集の第二弾をリリース!_c0072376_20362365.jpgJADIS 「Medium Rare II」'19

頑固一徹、流行に惑わされず己の道を突き進む Gary Chandler(Guitars、Lead & Backing Vocals、Keyboards、Arrangements、Production & Mixing)率いる英国メロディック・シンフォニック・バンドJADISの18年LIVE音源や、Reworked、Remixed、未発音源やカヴァー曲等を収録したレア音源集の第二弾が、『Medium Rare』'01 以来18年ぶりにリリースされたので即GET!

完全にコレクター向けアイテムながら、Gary Chandlerの爽快感あふれるクリアーでキラキラとした美旋律を紡ぐギターの圧倒的な存在感と、持ち味であるシンプルでストレートでありながら他のUKポンプ勢とは一線を画していたキャッチーでブリリアントなポップサウンドや英国叙情香るドラマティックなシンフォニック・ロックな楽曲等、フュージョンチックなモダン・サウンドに乗った軽快でスタイリッシュなサウンドセンスをタップリ堪能出来るレア音源集だ。

最新LIVE音源を聞けば旧曲も今のJADISサウンドにアップデイトされているのが分かり、それに加えて現在のベーシスト Andy Marlowのプレイだけでなく、半数はオリジナル・ベーシストの John Jowittのプレイした音源で、脱退したとは言え未だにバンドと良好な関係であるのが窺えるのが嬉しい。

既発音源のリミックスや手直し、さらにバラバラなLIVE音源をひとまとめにしたものだが一貫してモダンでハイセンス、そして高い技量が窺えるコンパクト・サウンドで、爽やかに歌い上げる歌モノ・ハードポップ・バンド的な実にポピュラリティの高いサウンドだと再認識させてくれる。

うーん、ホントに Gary Chandlerはギターと歌が抜群に上手いですねぇ♪(*´ω` *)

ともあれ、ファンは即買いなのですが、一般UKシンフォ・ロック好きな方にはちょっと敷居が高いかもしれないけれど、彼等の入門盤として本作のサウンドをチェックして、バックカタログを辿るのもよろしいのではないでしょうか?

Track List

01.There's a light
Recorded during the band's brief yet successful Return to Gigging in 2018.

02.Truth from the lies
A New Unreleased Track
オリジナル・キーボーディストである Martin Orfordが復帰(何度目!?)した16年の最新作『No Fear Of Looking Down』リリース直後に作られた未発新曲。

03.No Sacrifice
Edited & Remixed with Replayed Drums & Keyboards.

04.What kind of reason
Remixed & Edited version of the piece from Fanatic.

05.Standing still
Remixed version of the piece from Photoplay.

06.Photoplay
A completely Revamped, Reworked and extended version of this instrumental from Photoplay, which now has Drums & Bass added.

07.Daylight fades
Recorded Live in 2018.

08.Hear us - End section
Recorded Live in 2018.

09.Animated
A New & Unreleased Instrumental Track.

10.Your own special way
A cover of The GENESIS song from Wind & Wuthering.
(GENESISのカヴァーで未発スタジオ音源)

11.Comfortably numb
A cover of the PINK FLOYD classic recorded live in 2001. This is Remastered from Alive Outside CD.
(PINK FLOYDのカヴァーで既発音源ながら今回新たにリマスターを施されている)


by malilion | 2019-03-09 20:30 | 音楽 | Trackback
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