まさかの復活! 米国産メロディアスHRバンドGUILD OF AGESが再結成第一弾作をリリース!

c0072376_14120058.jpgGUILD OF AGES 「Rise」'18

米国産メロディアスHRバンドが復活し、前作から17年ぶりとなる4thアルバムをリリースしたのでGET!

クソったれなグランジーの波に全米が覆われる前の90年代に、如何にも日本人好みな80年代風味も残すメロディアス・サウンドを聞かせた前身バンドCAUGHT IN THE ACT(Bobby Barthがバンドに深く関わってAXEの弟分的な紹介もされてましたね)の2枚のアルバムが当時ゼロコーから国内盤でリリースされていたので彼等を知るメロハー好きな方も多いと思いますが、オランダの同名アイドル・グループ(!?)との混同を避ける為にGUILD OF AGESへ改名して活動を続けるものの、グランジーまっただ中なメロハー暗黒時代だった事や改名のゴタゴタの影響、そして時流を鑑みての音楽性のブレ等もあってか売り上げは伸び悩み、3rdアルバム『Citadel』を01年にリリースしたのを最後に02年に敢えなく解散してしまう。

時は流れ、14年にイギリスで開催されたFIREFESTへ一時再結成で招待されLIVEを披露したのが呼び水になったのか本格的にバンドは再始動となり、90年代から彼等に好意的な日本市場を鑑みてか、再結成第一弾作をここ日本で先行してのリリースと相成った訳です。

そうそう、これだけインターバルが空いたにもかかわらず、バンドの頭脳である Anthony“Antz”Trujillo(Guitars、Keyboards、Backing Vocals)をはじめバンドの顔であるフロントマンの Danny Martinez等もちゃんと居る、前作と同一メンツで再始動(風貌はワイルドさを増してるけど)してくれた事は素直に喜びたい。

再結成したはいいけれど、オリジナルのメンツが一人二人、しかもドラマーだけ、なーんてバンドは最早同じバンドでも何でもない集金集団ですからねぇ…

しかも、いつもの通りにAXEの Bobby Barthがプロデュースという、ホントに17年もシーンに不在だったのかと思わず疑ってしまう念の入りような、満を持しての再結成第一弾であります('(゚∀゚∩

で、内容の方でありますが、ハードエッジなギターにキャッチーなヴォーカルメロディ、華麗な分厚いコーラス、爽快でありながら憂いを漂わすウエットなメロディが美しいフックある楽曲、とCAUGHT IN THE ACTの2ndアルバムから続く新譜と言われても少しも疑わぬだろう、何の変哲もない90年代当時の米国産バンドらしからぬ仄かなユーロテイスト香るメロディアスHRサウンドをまんまに再現しておりまして、コレが今の耳で聞くと逆に新鮮でイイんですよねぇ~♪

勿論、今の時代のプロデュースを施されておりますのでサウンドはモダンで高品質ではありますが、なんだか妙に懐かしい、つい笑顔になってしまう、メロハー好きな諸兄なら分かって貰えるだろう実に安心出来る良質なメロディアス・アルバムなのだ。

当然、バンド消滅以降各自の活動を通して腕を磨いて来た事も関係しているのだろうが、楽曲も演奏も総じて安定安心の高レベルに纏まっていて、解散前より断然に奏でるサウンドやフレーズ、コーラス等が優れている点も見逃せません。

ああ、そういえば当初から幾分それっぽかったんですが、経年による変化の現れか歌い方の変化なのか、ちょっと Danny Martinezの声質が変化していて掠れる声になる時に、オランダのメロハー・バンドTERRA NOVAの Fred Hendrix(Vocals、Guitars)っぽく聞こえたりして、個人的に2828しちゃいましたね(*´ω` *)

スピーディーでゴリゴリな殺伐としたメタルサウンドやオーバープロデュースすれすれのドキャッチーな造り込まれたメロハーサウンドをお求めの方は決して手を出してはいけない、ハイテンションなインタープレイやテクニカルな技の応酬なんて皆無な、ちょっとノスタルジックな雰囲気を漂わす本当に奇をてらわぬ真っ正直なメロディアスHR作であります。

ファンは勿論、80年代後期~90年代初期のメロハー好きな方に是非お薦めしたい一作です。

また、最近CAUGHT IN THE ACTの2枚のアルバムがEscape Musicからカップリング・リマスター盤(2ndのジャケに手が加えられたジャケ)で、限定1000枚でリイシューされておりますので、彼等の昔のサウンドが気になった方がおられましたらそちらをチェックしてみるといいのではないでしょうか?

オリジナル盤をお持ちの方も、かなりクッキリとクリアで太い音になっておりますので、リマスター盤お薦めですよ。



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by malilion | 2018-07-29 14:05 | 音楽 | Trackback
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