QUEENSRYCHE+FATES WARNING×イタ公プログレ÷DREAM THEATER=TIME MACHINE

c0072376_19442935.jpgTIME MACHINE 「Eternity Ends」'98

今やイタリアのインディ・レーベル LUCRETIA Recordsのオーナーとしての方が有名かもしれない Lorenzo Dehoがかって率いていた5人組イタリア産プログレッシヴHMバンドをご紹介。

90年代初めに Lorenzo Deho(Bass、Keyboards、Vocals)を中心に Ivan Oggioni(Rhythm Guitar)と Andrea Ruggeri(Lead Vocals)の3人で結成され、以降常に流動的なメンバー構成でシングルやEP、企画盤、そして旧譜リイシューやアルバムを多数発表していく事になる。

上記の3名にセッションプレイヤーとゲストプレイヤーを迎え、自主製作EP『Project:Time Scanning』で93年にデビューを果たす。

デビュー作ながら組曲を含む大仰なキーボードをフィーチャーしたテクニカルで忙しないリズムチェンジを繰り返す楽曲は、如何にもユーロ・プログHMの典型と言うダークで難解なサウンドで、レンジの狭い劣悪な音質の自主製作盤ながらこの時点で既に後の片鱗を伺わせる一作であったと言えよう。

まぁ、安っぽい打ち込みドラムみたいな軽いボトムの音や、歌メロのイマサン具合やトッ散らかった展開の楽曲構成はいただけないけど…

また、バンドがプレイしている音楽がプログレッシヴHMでデビューが93年となると、92年から世界で吹き荒れた夢劇場症候群の一派と思われるかもしれないが、そのサウンドは明らかにQUEENSRYCHEやFATES WARNINGといった一連のUSテクニカルHMの影響が顕著で、この時点ではまだ彼等は夢劇場サウンドの洗礼を受けていないのは明白であった。

因みにこのデビューEP、Lorenzo Deho的に記念作だしお気に入りなのか、この後97年に1曲ボートラ付きでジャケをカラフルにしてリイシューし、再び99年にもデビュー当時のドイツ盤アナログEPにのみ収録されていたトラックをさらに1曲追加してデジタルリマスターを施し、ジャケデザインも新たにスタイリッシュに手直しされリイシューされている。

1994年、『Dungeons of the Vatican』なるEPを限定500枚で自主リリースする。

EPと言っても1曲を除きデビューEP収録曲を再度収録した3曲入り盤で、「Dungeons of the Vatican」はバンドが最初に作曲した楽曲で、蔵出し的に旧曲を再録リリースしたマニア向けアイテムと言え、デビュー前の彼等の姿を伺い知る事が出来る興味深い一枚と言えよう。

因みにこのEPも後に大量のLIVEテイクを追加されてリイシューされている。

この時のメンツは Lorenzo Deho(B、Key)、Ivan Oggioni(Rhythm G)のみ残留でフロントマンに Jonathan Lavino(Vo)、Mirko Criscione(Key)、Fabio Brigliadoro(Ds)、Joe Taccone(G)のキーボード入りツインギターの6人編成となっている。

1995年、バンドメンツを整え満を持して初のフルアルバム『Act II:Galileo』をリリース。

この時のメンツは Lorenzo Deho(B、Key)、Ivan Oggioni(G)、Joe Taccone(G)のみ残留で、新たなフロントマンに Folco Orlandini(Lead & Backing Vocals)、Antonio Rotta(Ds)のツインギター編成5人組となりゲストにテナーサックス・プレイヤーとキーボーディストを招いて製作されている。

ただ、私の所有しているオリジナル・イタリア盤のブックレットにはメンバー直筆サインが入っているのだがドラムスだけサイン(メンバーフォトはある)が無く、さらに本作には Mark Allegriなるドラマーがヘルプで参加している所をみると、製作途中でドラマーが抜けたのかもしれない。

この後、このファーストアルバムもボーナスディスク付きでリイシューされるのだが、そこでは Nicola Rossetiなるドラマーの名前とメンバーフォトがあるので、アルバム完成後に新ドラマーが迎えられたと言う事なのだろう。

タイトルが示す通り地動説で有名なイタリアの天文学者ガリレオをテーマにしたコンセプト・アルバムで、SEやナレーション等を導入した映画的なスケールの大きいサウンド造りになっており、デビューEPの暗さやテンションが消え、唐突なリズム展開やテクニカルで長尺なリード・ソロが控えられた、よりコンパクトでメロディアスな歌メロもキャッチーになって大幅に楽曲の質が向上した、オペラティックなヴォーカルをはじめイタリア的な叙情感や艶やかな美旋律が随所で光る、ある意味でストレートなユーロHM的サウンドのアルバムと言えるかもしれない。

本作に置いては明らかに夢劇場の影響(みんなサックス使いたがるよねぇ…)が伺え、以前のQUEENSRYCHEやFATES WARNINGといった一連のUSテクニカルHMのカラーが薄れ、ドライ気味なサウンドだったのがウェットなユーロ系HMサウンドへシフトしている点が大きな変化だろう。

本作で、彼等は晴れて日本盤デビューを果たし、アルバムの高評価を受けてバンドはイタリア国外での初LIVEを体験する。

1997年、再びメンツに変動が起こり、編成も新たにEP『Shades Of Time』をリリースする。

まず『Act II:Galileo』製作時にゲストプレヤーだった Stefano Della Giustina(Tenor Sax)が正式メンバーに迎え入れられ、新たなフロントマンに Morbyなる人物が迎え入れられている。

Morbyはこの後にイタリアン・プログHMバンドLABYRINTHへ加入する事になるが、デビュー後すぐに脱退した Joe Terry(Fabio Lione)から二代目フロントマン Rob Tyrant(ex:NEW TROLLS ex:VANIXA)へチェンジするまでに2nd製作のリハーサルに参加していたヴォーカリスト Giacomo Jeanflancinの事と思われる。

本作のみで脱退した Morbyの歌声は Joe Terry(Fabio Lione)的なハイトーンも歌いこなす如何にもユーロHM系メタルシンガーというイメージで、個人的にはカバーする音域も広いしなかなか上手いヴォーカリストでバンドにもマッチしていたと思うだけに残念ではあります。

まぁ、TIME MACHINEとLABYRINTH天秤にかけて、よりストレートなHMサウンドのLABYRINTHが自分の好みだと脱退したんでしょうね…

サックスプレイヤーを正式メンバーに加えた事で彼等の作品中で唯一といっていい程にサックスの音色とプレイがフィーチャーされたEP作であるのと、新曲とデビューEP曲の97年Version、そしてBLACK SABBATHのちょいプログ風カバー“Heaven And Hell”で構成された、よりメロディアスでストレートなHMサウンドを披露する異色作で、そう言う事もあってか本作の音源はボーナストラック等で他のアルバムへ収録される事はなく、この後リリースされる二枚組レア音源集である『Hidden Secrets』にしか収録されていない。

因みに本作もREMIX&REMASTERされボーナストラックを追加されて後にリイシューされている。

98年、恒例のメンバーチェンジが起き、編成も新たにシングル『Secrets Oceans Part 1』をリリースする。

まずフロントマンを Nick Fortarezzaへチェンジし、創設メンバーであったギタリスト Ivan Oggioniが抜けてシングルギターの5人組編成バンドとなる。

元よりキーボードを弾いていた Lorenzo Deho(Bass、Aditional Keyboards)に加えサックスプレイヤーの Stefano della Guistina(Keyboards、Tenor sax)もキーボードを奏でるツインキーボード体制となったのが影響したのか、以前にも増して非常に良いキーボード・パッセージがフィーチャーされたバンドサウンドとなり、リード楽器としてサックスのプレイも十分にフィーチャーされていて、シングル収録の“Behind the Cross(Ocean version)”と“Never-ending Love(1998 version)”で巷に溢れる夢劇場フォロワー達とは一味違う演奏を聴かせてくれる。

この時点で既にかなりテクニカルなインタープレイを見せつけるプログレ的テイストは希薄になりつつあり、出発点であったQUEENSRYCHEやFATES WARNINGといった一連のUSテクニカルHMの影響は消え、代わってDREAM THEATER的なヘヴィさとイタリアンバンドならではの艶やかさと大仰さの表現にバランスが傾いているように思える。

シングル発表のメンツ編成のまま、待望の2ndフルアルバム『Eternity Ends』が98年にリリースされる。

1stアルバムに続き本作もコンセプトアルバムで、題材はイタリアン・バンドらしく“イエス・キリストの生涯”で、特にイエスの人生の様々な瞬間やその後の思いについて厳かに艶やかにサウンドで綴られていく。

本作のサウンドはコンセプトに引っ張られたのか、今まで一番艶やかで壮大なスケールを感じさせるバンドサウンドとなっており、ヘヴィさやテクニカルさ、そしてスピードやパワーなどよりも如何にそのイエスの生涯を克明に描き出すかに情熱が注がれており、アコースティックギターや厳かなコーラス、そして情景を描き出す重厚にしてリリカルなキーボードワーク等の全てが実に古典プログレ的な繊細な表現がなされていて、彼等の作品中最もHM的サウンドから遠いアルバムなのは確かだろう。

この題材の為ならダブルキーボード体制も必然と言える程にサウンドのスケールが実に雄大で、ゆったりと美しいメロディを新フロントマン Nick Fortarezzaがその美声でしっとりとオペラティックに歌い上げ一大歴史絵巻を描ききっている本作は、個人的に彼等の最高傑作ではないかと思う。

同じプログHMバンドと言っても、聖書という題材をここまで優美に雄大にサウンドで綴ることはユーロ圏のバンド、特にイタリアのバンドにしか出来ぬように思え、事ここに至っては夢劇場の影響など些細でしかないと言えよう。

またイタリアでLUCRETIA Recordsがディストリビューションしている関係でかANGRAのヴォーカリスト Andre Matosが一曲でその伸びやかな歌声を披露しているのと、脱退したギタリスト Ivan Oggioniも一曲でギターを客演しているのもファンには嬉しいサプライズだろう。

アルバムリリース後、Andre Matosをフィーチャーしたシングル『Secrets Oceans Part 2』'98 がリリースされる。

“I Believe Again (Ocean version)”なるキーボード増量MIX版と“Behind the Cross (Radio edit)”の二曲が収録されていて、共にアルバムに未収録曲なのでTIME MACHINEファンはチェックし忘れないようご用心を。

次に2000年にリリースされたのは『Hidden Secrets』なる二枚組編集盤であった。

この作品はフォーラムでバンド・ファンが選んだレア・ソングやデモ、未発表曲、そして旧曲を収録したコンピレーション・アルバムで、TIME MACHINEファンには外す事の出来ぬマストアイテムと言えよう。

バンドの1992年から1999年までの9種類あるラインナップの音源を全て収録しているアンソロジー作であり、これまでにリリースされた楽曲や、または未リリースのレコーディングされたトラックのデモ、LIVEトラック、既発曲のアンプラグド・ヴァージョン等のレアトラックを数多く収録した内容は質、量、共に充実していて、なかでも聞き所は"1000 Rainy Nights"のオリジナルバージョンである "Will You Remember"なる楽曲や“I hold the key”と“Prisoner of dreams”のアンプラグド・ヴァージョン、そして録音状況は劣悪なものの、スタジオ作では聞く事の出来ぬ激しくクランチーなギターがワイルドに暴れまくる"Never Ending Love"のオフィシャル・ブートレッグ等、スタジオ作では決して聞けない彼等の新たな一面を知る事が出来る非常に興味深い一作だ。

しばしのインターバルの後、アルバムリリースに先駆けて5曲入りEP『Aliger Daemon』を2001年にリリースする。

恒例のメンバーチェンジが勃発し、ボスの Lorenzo Deho(Bass、Keyboards)は当然として Joe Taccone(G)のみ残留し、新フロントマンに Pino Tozzi(Vo)、ギタリストにGianluca Ferro(G)、ドラムスにCludio Riotti(Ds)とほぼバンドメンツが一新されている。

5曲中2曲のみが新曲で、それ以外は既発曲だが、リードトラックの“Eyes of Fire(Daemon mix)”と“Army of the dead(Daemon mix)”は後にリリースされるアルバム収録曲とミックス違いなのと、アルバム裏面では“Eyes of Fire”が“Kiss of Fire”とタイトルが変更されている。

ただ、ブックレットの歌詞とタイトルは未だに“Eyes of Fire”と明記されているので、初回限定の縦長デジパック盤(Underground Symphonyお得意のアレ!)だけタイトルを表記ミスしたと言う事だろう(笑

因みに本EPと次のフルアルバムのみ同郷のインディレーベル Underground Symphonyとレーベル提携した為かUnderground SymphonyのCD番号とレーベルロゴが見受けられる面白盤です。

たった2曲の新曲ではあるが、この時点で既にかなりバンドサウンドが変化している事が見て取れ、『Eternity Ends』'98の影響が大きかったのか巷の流行を意識したのか一気にシンフォHMへ接近した音像に様変わりしている。

続く02年、満を持して3rdフルアルバム『Evil』がリリースされる。

毎度同じくコンセプト・アルバムで、今回の題材は『Bone Chilling』なるイタリアの人気小説に基づいたアルバムだ。

メンツはEPリリース時と変更なしのツインギター5人組編成ながら、EPの時に予感出来た通り大々的にキーボードをフィーチャーした壮大なシンフォニック・サウンドがスピーディーに高らかに突き進み、夢劇場の呪縛から解き放たれイタリアン・バンドらしい濃密なオリジナリティを確立したと思ったら今度はオペラティックな分厚い男女混声合唱まで披露する北欧シンフォHMな呪縛に囚われる事になるなんて…と、いうのが初めて本作を耳にした時の印象でした(汗

新フロントマンの Pino Tozziの歌声はしっとり系で典型的なメタル系シンガーのようにダーティにガナったり金切り声でシャウトしたりするタイプではないので旧曲を歌うには少々苦しいかもしれないが、『Eternity Ends』以降のバンドが目指す叙情感あるダークなユーロピアン・シンフォHMには実に良くマッチした伸びやかな歌声と甘い声質だと思う。

しかし、ここまで分厚いキーボードサウンドをフィーチャーするのにツインギター編成のキーボードレスって、ちょっと編成に無理あるよなぁ…と、思いつつブックレットを見ると、ゲストに同郷臭メタルのシンフォ・バンドSKYLARKのキーボーディスト Eddy Antonini(!)が参加し、他にも Roberto Gramegnaなるキーボーディストにオーケストレーションまで任せているのを知って、成る程ソレでこんなにシンフォに急接近した臭メタルチックなサウンドになったのかと納得しきりでした('A`)

まぁ、初期から大仰なキーボードはフィーチャーしていたバンドサウンドでしたので、それがシンフォへ発展したと考えれば当然の流れなのかもしれませんね…でも、ここまで全面にキーボードサウンドを押し出すなら何故専任キーボーディストをメンバーにしないの?(汗

因みにこの後 Pino Tozzi(Vo)は当然のように脱退し、以前ここでもご紹介した ORA NOMBROなるイタリアン・シンフォ・グレHMバンドで2008年にデビューを飾ることになるのだが、サウンドのモダンさや完成度は断然こちらの方が上なもののそのサウンドの原点はTIME MACHINEの『EVIL』にあると言えるかもしれない。

しばしのインターバルの後、現在の所の最新作にして最終作(?)と思われる4thアルバム『Revivi Scence(Liber Secundus)』を04年にリリースする。

4thフルアルバムは、今日における世界の悪(テロ)にメインにしつつユダヤとパレスチナの紛争を含む中東の終わりなき闘争をテーマにしたコンセプト・アルバムでない(!)普通のアルバムだ。

まぁ、大きく見れば中東がコンセプトとも言えるけど、一応今までのようなコンセプト・アルバムじゃない、って事で。

そして恒例のメンバーチェンジで、ボスの Lorenzo Deho(B、Key、programming)は当然として Gianluca Ferro(G、Key、programming)のみ残留し、新フロントマンに Marco Sivo(Vo)、ギタリストにGianluca Galli(G)、ドラムスにSigfrido Percich(Ds)と再びほぼバンドメンツが一新されている。

まず一聴して即分かるのが、前作でのキーボードの過剰な登用で活躍する場を奪われたギタリスト達への贖罪なのか反省なのか、本作では若い二人のギタリストがこれでもかと所狭しとアルバム全編に渡って目一杯に流暢な早弾きプレイを披露し、キーボーディスト不要を高らかに叫ぶかの如く音符の嵐を怒濤の如く詰め込んでいて、シンフォHMから一気にスピードHMへバンドサウンドが変化している。

新フロントマンの Marco Sivoはマイルドな声質で良く伸びる歌声を披露しながらも、ダーティなガナりやシャウトも織り交ぜてメタルソングもしっかりと歌えるスキルを持っている、タイプとして元HELLOWEENの Michael Kiskeっぽいタイプに近いかもしれない。

また、テーマが中東という事でかこれまで彼等のアルバムで聞く事がなかったオリエンタルなフレーズやメロディが所々で顔を出すのと、二人のギタリストの過去のバンドイメージを一切考慮しない自由奔放でトリッキーなプレイの影響でか、これまでダークで硬質なイメージだったバンド・サウンドに今までになくブライトでクリアーなイメージが加わって、良い意味でキャッチーでメロディアスになったように思える。

ただ、多くの新要素がバンドサウンドに持ち込まれフレッシュなサウンドへリメイクされたのと、シンセサイザーが控え目になって添え物的な扱いになった事もあって、これまで良くも悪くもユーロ系のテイストをプンプンと漂わしていたバンドサウンドが、一気にドライなテクニカル・スピードHMやシンフォ・スピードHMの類型的サウンドに接近してしまったのは間違いなく大きなデメリットだろう。

まぁ、テクニカルでスピーディなプレイが効いたモダン・サウンドってヤツと、艶やで優美なサウンドってのはなかなか両立させるのは難しいですから、思い切って古臭いサウンドを捨てて新しいサウンド創りへ挑んだ、って事なんでしょうね…

以前のサウンドアプローチの方が好きか、新たなモダン・スピードHMサウンドの方がしっくりくるか、はリスナー側の受け取り方次第って事でしょうから、後は実際耳にして是非の判断をして頂くのがいいだろう。

はじめにギターだらけのアルバムだと申しましたが、本作にもゲストでキーボーディストが二名参加しており、そつなく短い時間で印象的なプレイやパッセージを聞かせ、実は歴代一番のシャレオツでモダンなキーボードサウンドとセンス抜群なプレイを聞かせているという事実に少々驚かされます。

また、再びANGRAのメンバーが本作にゲストで招かれていて、Rafael Bittencourt(G)と Kiko Loureiro(G)の2人のリードギタリストの華麗なプレイがフィーチャーされているので彼等のファンの方は一度チェックしてみて下さい。

正直、デビュー当初からメンツが変わりまくりだし音楽性も変化しまくりでイマイチこのバンドならでは、という個性が掴みにくい事やリイシュー作の多さや再録多目なEP等々もあってファンを混乱させ、どうにもマイナーな知名度のインディ・バンドではありますが、その時々で高品質なサウンド創りへ挑み続けて来た Lorenzo Dehoのクリエイトする音楽、決して嫌いじゃありません。

大雑把に夢劇場フォロワーと捉えられがちな彼等ですが、ちゃんとアルバムを聞けばその影響から早い段階で脱している(そもそもフォロワーじゃないし)恐れず変化し続ける事が個性とも言えるオリジナリティのあるバンドですので、ご興味ありましたら一度チェックしてみても決して損にはならない、そんなイタリアン・プログHMバンドなのです。

所で一度2007年に次なるフル・アルバムのレコーディングが開始されるとアナウンスされたが、その後一向に情報がないまま、バンドサイトも消滅して現在に至るんですが…やっぱりもう解散して、バンドは存在していないんですかね?

まぁ、Lorenzo Dehoさえ居ればいつでも活動再開出来るんでしょうけど…


[PR]
by malilion | 2018-03-12 19:40 | Trackback
トラックバックURL : https://malilion.exblog.jp/tb/29366425
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
<< 生まれ変わった豪快アメリカンH... 早すぎたオランダ産ポンプ... >>