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激渋ブルーズから路線を変え、ちょい甘メロ有のメジャー路線ブルーズHR作をRIVERDOGSがリリース!

c0072376_22462759.jpgRIVERDOGS 「California」'17

USA産ブルーズHRバンドRIVERDOGSの6年ぶりとなる再結成第二弾にしてスタジオ作としては通算4枚目となるアルバムを、かなーり遅れてGET!

Vivian Campbellは知っての通り現在はDEF LEPPARDで活動してる訳だし、元DIOメンツ集めてDIOトリビュートバンドLAST IN LINEなんかも始めてしまって、こりゃぁRIVERDOGSの新作は望み薄かなぁ…なんて勝手な想像をしておりましたが、裏切られる事なくちゃーんと新作が届けられてファンの皆さんは喜色満面でしょう(*´ω` *)

03年に再結成した、という情報が流れたものの一向に新譜リリースの報は届かず、なんだかんだと難産の末生み出された前作は、あの Vivian Campbellがバンドに復帰したという話題性があったものの、その余りの渋ぅ~い音楽性故か日本盤リリースは見送られましたが、本作で再び日本盤リリース(しかも日本先行リリース!)と相成った模様でこれは何より目出度いですね。

製作メンツは前作と同じく、Rob Lamothe(Vo&G)、Nick Brophy(B&Key)、Vivian Campbell(G&Vo)、Marc Danzeisen(Ds&Vo)の四人で、どうやらメンバーチェンジ等のゴタゴタはなかった模様で一安心と言った所でしょうか。

で、その新作ですが、のっけからノリノリなアメリカンHRが飛び出してきて度肝を抜かれました(w

『あぁ、前作の方向性じゃ余りにも玄人向け過ぎて売れなかったから軌道修正してきたかぁ』と思いつつ聴き進めていくと、次第にいつもの渋ぅ~いブルーズフィール濃密なサウンドが飛び出してくるものの前作程の枯れた埃っぽい乾いたサウンドではなく、幾分ポップフィールも感じさせる如何にもアメリカンというアーシーなギターサウンドが響き渡る、贅肉を削ぎ落としたシンプルでドストレートなロックサウンドが展開され、丁度メジャーな1stのサウンドと前作のレイドバックしたサウンドを上手くMIXした(彼等にとっては)中庸サウンドのように感じられなかなか好印象です。

2ndで Vivian Campbellが抜け、一気に飾り気の無い泥臭いブルーズ路線へ傾倒していった彼等ですが、もしあの脱退劇が無くそのまま活動を続行させていたなら、きっとこんな豪快なギターサウンドが聴けるメジャー路線寄りのメロディを充実させつつ味わい深いブルーズHRアルバムをリリースしていたのじゃないだろうか、と思わせるようなモダンサウンドなアルバムだ。

DEF LEPPARDでのポップでドメジャーな歌モノサウンドを追求している現在の活動とLAST IN LINEでのピロピロ派手に弾きまくるピッキングハーモニクスを多用したワイルドなプレイが影響したのか Vivian CampbellはHR寄りの自由奔放でフックあるメロディアスなプレイと哀愁タップリな泣きのギターサウンドをアルバムへたっぷりと刻みつけているし、個人的にお気に入りのヴォーカルである Rob Lamothe(Vo&G)のデビカバ張りのソウルフルでハートウォーミングな渋い歌声と、今では彼のソロ作で聞く事の叶わぬポップ寄りなヴォーカルメロディが久しぶりに堪能出来て、前作の反省をふまえてか幾分メジャー・ロック路線へ近づいた本作のサウンドは個人的に大満足な一枚と言えましょう('(゚∀゚∩

まぁ、本作の方向性は、そもそもFrontiers Recordsから連絡があってキャッチーで洗練されたHRサウンドにブルーズ・テイストを融合させたデビュー・アルバムと同じスピリットやスタイルの新作を製作する、という話から出発した訳だから新譜のサウンドがこうなるのも当然の帰結とも言えるんですけどね。

LAST IN LINEでのメタリックな如何にも80年代ブリティッシュHMなギターヒーローかくあるべしという弾き倒しプレイとは一味違う、よりレイドバックしたアーシーでドライなサウンドでありながら、フックが効いた感傷的でエモーショナルなギタープレイや疾走感溢れるドライヴィングするギターを気持ち良く弾き倒す迸るプレイが全編に渡ってフィーチャされているので、Vivian Campbellのファンやギターキッズにとってはそこも聴き逃せぬポイントでしょう。

次作がいつになるか分かりませんが、是非ともこの方向性で新作を届けて欲しいものです。



by malilion | 2018-02-19 22:42 | 音楽 | Trackback
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