如何にも気品漂う英国ポップス♪ DOWNES BRAIDE ASSOCIATIONの3rdをご紹介。

c0072376_12295779.jpgDOWNES BRAIDE ASSOCIATION 「Skyscraper Souls(DBA3)」'17

御存知ASIAのキーボーディストにして近年はYESにも在籍する、プログレ系ミュージシャンとしてだけでなくポップ・ヒットメイカーとして80年代初期から第一線で活動を続ける Geoff Downesが、英国人シンガー Chris Braideと組んだUKポップ・ユニットが2年ぶりに3rdをリリースしたのをちょい遅れてGET!

前作の80年代USポップス風なレトロなジャケデザから一転、YESでお馴染みの Roger Deanの手によるジャケ画を見るだけで今回は前作と違う路線と予想出来る新作だ。

で、聞いてみると、基本路線は以前からの2人のソング・ライターとしての才能が発揮された、プログレ、ポップ、ニューウェーブをベテランの風格たっぷりMIXしたアダルト&モダンでシャレオツなメジャー路線の高品質UKポップ・ロックなのだが、今回はその基本スタンスを護りつつシンフォサウンド寄りにアプローチしたサウンドというイメージで、タイトルトラックが約18分の長尺曲でプログレお約束な構成曲なものの全体的に若干シンフォテイスト(フロイド風?)を感じる程度の変化なので前作までの親しみやすいポップでキャッチーなサウンドを気に入っていた方でも問題なく楽しめるプロフェッショナルなアルバムと言えよう。

また本作から、Geoff DownesとChris Braide2人のキーボード、ピアノ、プログラミング、ヴォーカルに加え、ギターや可憐で幻覚的なフィメール・バッキングヴォーカルや男女デュエット、さらに各曲毎に米英の著名なゲスト・プレイヤーやゲスト・ヴォーカリストを多数迎えつつ、打ち込みを捨てて生演奏のリズム・セクションを取り入れたよりバンド・サウンドへ近いサウンドとなっており、さらに深みと華麗さの増した美旋律が薫るサウンドへと進化したシンフォニック・コンセプト・アルバムとなっている。

ゲスト陣の中で特に注目なのは、XTCの Andy Partridgeだろう。
アルバム全9曲のうち4曲(tracks 1,3,8 & 9)のギター・パートをプレイしていて、本作の淡く英国叙情漂うウェットなモダンサウンドのテイストを決定づけている立役者とも言えるのは間違いない。

また、BIG BIG TRAINの三代目フロントマン David Longdonがヴォーカル&フルートで参加したtrack5では、Chris Braideと David Longdonのツインヴォーカルが聞けるドラマチックで気品溢れるUKポップサウンドも聞き所の一つだろう。

しかしギタリストの参加でここまでサウンドにエモーショナルでハードなフックと陰影が生まれるとは驚きでした。
前の2枚のアルバムとは異なり、Ash Soan(Ds)、Andy Hodge(B)、Dave Colquhoun(G)のコアバンドで本作は製作されており、次作でも同じ構成で是非バンドサウンド寄りの魅力的なアルバムを製作して欲しいものです(*´ω` *)

MUSICIANS

Geoff Downes (Keyboards & Vocals)
Chris Braide (Vocal & Keyboards)

with:

Andy Hodge (Bass)
Ash Soan (Drums:イギリス人名セッションドラマーで Trevor Horn、Squeeze、Adele、Robbie Williams、Gary Barlow等の仕事で知られる)
Dave Colquhoun (Guitars:Rick Wakemanのソロアルバムに多数参加しているギタリスト)

Andy Partridge (Guitar & Mandolin :XTCのリーダーでVo&G)
Kate Pierson (Vocals USAニュー・ウェイヴ・バンド:The B-52'sのシンガー)
Matthew Koma (Vocals USAのミュージシャン、シンガーソングライター)

David Longdon (Vocals & Flute :UKシンフォバンドBIG BIG TRAINのフロントマン)
Tim Bowness (Vocals イギリスのミュージシャン、シンガーソングライター)
Marc Almond (Vocals イギリスのミュージシャン、シンガー)



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by malilion | 2018-01-24 12:21 | 音楽 | Trackback
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