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まさかのリユニオン作!? BABYLON A.D.が待望の4thをリリース!

c0072376_18353877.jpgBABYLON A.D. 「Revelation Highway」'17

1985年サンフランシスコにて結成され、1989年に大手メジャー・レーベルARISTAから華々しいデビューを飾った彼等が、スタジオアルバムとしては17年ぶりとなる通算4枚目のアルバムを少々遅れてご紹介。

2015年のLIVE音源以来、音源リリースの無かった彼等が、音源初リリースから30周年を記念するように新譜をリリースしてきた訳ですが、なんとアニバーサリー盤と言う事でなのかメジャーデビュー前のメンツ5人組(!)でリユニオンして今回はアルバムを製作しリリースしてきたのには驚かされました。

ゴージャスなグラム系サウンドでデビューしたにも関わらず直ぐにガンズのストリート系ラフサウンドの波やブルーズ回帰の波、そしてグランジー時代と連続する不遇な時代の中でも活動を続けて来た彼等ですが、メジャーデビュー前にギタリストを John "Jones" Mathewsから Danny De La Rosaへチェンジしたのと、00年の3rdリリース時に Robb Reidから Eric Pachecoへベーシストをチェンジした(後に Robb Reidはバンドへ復帰)くらいで、非常にラインナップは安定してたんですよね。

今回のメジャー・デビュー前のバンド創立時ラインナップへのリユニオンが一時的なものなのか今後も続くのか定かではありません(オフィシャル・サイトではオリジナルメンバーで活動を続けて来たかのような説明が…)が、メジャー時代の如何にもアメリカンHMというドライでキャッチーなサウンドも悪くないが、メジャーデビュー前のユーロテイスト漂うウェット感ある80年代UK風なツインGのハーモニーを活かしたマイナー調で美麗なメロディアス・サウンドも実に味わい深く個人的にも大好物なので、今回のリユニオンは地味に嬉しかったりして(*´ω` *)

で、待望の新作ですが、バンド創立時ラインナップへのリユニオンと言う事もあってか06年にリリースしたメジャーデビュー前のデモをアーカイヴ作としてリリースした「In The Beginning... Persuaders Recordings 8688」から4曲を今回再び録り直して収録(他の楽曲も以前の音源なのかは不明)しており、その他の楽曲も明らかにデビュー前のイメージを意識したグラム化する前のブリティッシュ風HMサウンドなテイストも漂わせていて、メジャーデビュー後のブライトなアメリカンHMサウンドを好んでいた方々には少々違和感があるかもしれませんが、相変わらずキャッチーでメロディアスな事には変わりありませんので安心して購入されてもよろしいかと。

まぁ、いくらリユニオン作だと言っても流石に30年も前の方向性とサウンドを今再現しても完全に懐メロで場違いでしょうし、デビュー作のような音圧高めのハッピーなグラムサウンドも今さらなのは確実ですから、本作のような今風なモダンさと00年を経過したダークで硬質な男臭いマッチョなテイストを旧来の楽曲に組み込んで現在の音楽市場にもしっかり対応した折衷案のようなバランスの取れたサウンドに落ち着いたのは当然と言えましょう。

デビューこそ華々しかったものの時代の荒波に揉まれ、中断時期や解散を挟んだせいでその実力に相応しい評価を得られずイマイチここ日本では知名度が低い彼等ですが、この新作が少しでも多くの方の耳に届き、再び華々しいメジャーの表舞台で活動出来るよう願わずにはおれません。

P.S. 国内盤を後日購入してライナーの解説で判明したのは、メンバーチェンジは一時的なものでないリユニオンという事と、旧曲と新曲の混在したアルバムという事でした。
   また国内盤ボートラは本作収録曲のデモ音源なので、特に音源マニアでない限り国内盤を強いて購入する意味は余りないと言えます。


by malilion | 2017-12-09 18:30 | 音楽 | Trackback
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