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GRYPHON好きは是非! ANCIENT VEILがまさかの2ndをリリース!


ANCIENT VEIL 「I Am Changing」'16 c0072376_17334678.jpg

まさかのイタリア産フォーキー・シンフォ・プログレ・デュオの2ndが21年ぶり(!!)にリリースされたので即GET!!

ANCIENT VEILのデビュー作がERIS PLUVIAの2nd名義にされたゴタゴタは、先頃リリースされたERIS PLUVIAの新譜紹介の時に語りましたが、こうしてANCIENT VEIL名義の2ndがリリースされた所を見ると『アレはレコード会社の勝手なプロモで、ちゃんと別バンドなんだぞ。アレがERIS PLUVIAの2ndなんて俺達は認めてないぞ!』という Alessandro Serriの無言の主張が聞こえてきそうです(w

まぁ、普通に考えてERIS PLUVIAのギタリスト Alessandro SerriのサイドバンドANCIENT VEILのデビュー作と捉えるべきだったのは間違いないんですよね(汗

で、この待望の2ndなんですが、前作は弦楽器奏者 Alessandro Serri(Vo、G)と管楽器奏者 Edmondo Romano(Tenor&Soprano Sax)の2人のみがメンバーで、他はサポートメンツで固めていたプロジェクト作の臭いが強いユニットでしたが、本作では新たにキーボーディストの Fabio Serri(Piano、Moog、Hammond organ、Synth)を加えたトリオ編成となり、そこへホルンやフルート、オーボエ、ヴィオラ、ヴァイオリン、チェロ等々のゲスト奏者を再び多数迎えての製作となっております。

既にかなりの年月が流れた事や参加しているバックのメンツも全く違い、更に本作ではフィメールヴォーカル等のゲストヴォーカルが複数参加している事などもあってか前作のようなモロに民族音楽的なフォーキーサウンド色はやや後退し、キーボーディストを迎えた影響もあって幾分“普通のプログレ・バンド”っぽいサウンド・パートが聞こえております。

と、言ってもそれでも十分過ぎる程にフォーキーだし、GRYPHONっぽいアコースティカルで詩情深いシンフォ・サウンドにプンプンと古音楽の薫りが漂っているんですけどね。

うっすらバックでアコーディオンの原型みたいな English Concertinaのひなびた味のあるサウンドが響いているトコなんかモロに中世サウンドで、その手がお好きな方には堪らないでしょう。

フォーキーな楽器メインの楽曲ではあるものの、以前より桁違いにヴォーカル・パートとエレキ楽器のパートが増えた事もあって、パッと聞きトラッド系シンフォ・バンドのアルバムのような感触を覚えるが、しっかりとフルートやオーボエ、そして艶やかなヴァイオリンとピアノが奏でる抒情感豊かなメロディがサウンドの主導権を握っているので、すぐに唯一無二の優美でウットリする繊細な中世風シンフォ・サウンドへ引き戻してくれる(*´ω` *)

Edmondo RomanoがNARROW PASSにゲスト参加している関係でか、イタリアのマルチ・インスト奏者 Mauro Montobbioが本作にゲストで招かれ、アコースティックとクラッシックギターでその腕前を披露しているので彼のファンも要チェックでっせ。

ひたすら美しく繊細なメロディと古音楽風サウンドがお好きな方なら即買うべき一枚です。ほんと、お薦め!
by malilion | 2016-12-27 17:23 | 音楽 | Trackback
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