IZZ 「Ampersand Volume 2」'16 ![]() ツインドラムにツイン・フィメールヴォーカルという特異な編成7人組USA産プログ&シンフォ・バンドの Volume.1が04年にリリースされている、その第二弾がリリースされたので即GET! 前作同様、セッション等の未発表曲集だが本作にはLIVE音源は含まれていない。 セッションのアウトテイクとは言え収録されている楽曲は総じてクオリティが高く、アコギの爪弾きにフィメールヴォーカルが乗っかるポップス風な楽曲やピアノの弾き語り、そしてクラッシック風なピアノ独奏の小曲等々、実にバラエティ豊かで方向性も多岐に渡っていて、そこらのB級シンフォ・バンドのアルバムよりも確実に楽しめる出来だ。 とは言え、基本セッション作なのでドラムが入ってない曲が大半でロック作的にはパワー不足なのは否めないし、納められている楽曲はどれも断片的な小曲ですぐ終わってしまい、オリジナルアルバムのような纏まりがある訳でもない。 まぁ、ファン向けなのは間違いないでしょう。 逆にファンにとっては John&TomのGalgano兄弟が中心で創ったデモテープを聞いているような、手の付けられていない宝箱を見つけたようなワクワク感があり、次から次に飛び出してくるこれまで彼等の作品で耳にした事のないプログレッシヴな実験作や、ポップでハートフルな美しい男女ヴォーカル曲などを楽しむ事が出来る堪らない一品と言えよう。 セッション集だからこその、余計な装飾が一切廃された生の音が楽しめ、ヴォーカルを取れるメンツが4人もいる強みである分厚く美しいヴォーカルハーモニーがタップリ楽しめ、個人的には大満足な一枚でした。(*´ω` *) 唯一の不満は、あっさり終わってしまう事くらいかな? プログレ&シンフォ作かと言われれば、ちょっと違うかもしれないが、このくらいのアッサリ目で(彼等にしては)ストレートな楽曲のピアノ大活躍なヴォーカル中心な歌モノ・アルバムだとサラリと聞けていいねぇ♪ もっと聞きたかったなぁ~
by malilion
| 2016-11-08 01:24
| 音楽
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