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UKモダン・シンフォHR作なDEC BURKEソロ3rdをリリース!


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元DARWIN'S RADIO、元FROST*のギタリスト&ヴォーカリストで、現在はソロアーティストとして活動する英国ミュージシャン Dec Burkeのソロ・3rdアルバムをGET!

バックバンドのメンツは、スウェーデンのシンフォ・バンドCARPTREEのキーボーディスト Carl Westholmのみ残留で他は一新されている。

ドラムにBIG BIG TRAIN、THE ENID、KINOといったプログレ&シンフォ系でお馴染みのバンド遍歴を持つ Steve Hughesに加え、スウェーデンのプログレHMバンドPAIN OF SALVATION の元ベーシスト Kristoffer Gildenlowという名うてのミュージシャンでリズム隊を固めた4人編成で、前作のようにバッキングで女性ヴォーカルを迎え入れてはいない。

その辺りはデビュー当初はウォーム・ハートなマイルド・ヴォーカルで些かパワー不足だったのが否めない歌声に、LIVEを重ねて Dec Burkeが自信をつけた現れなのかもしれませんね。

で、内容の方はと言うと、アルバム・タイトルからも窺えるコンセプト作で、前作同様モダン・ロック路線であるものの、以前のようなモロにFROST*的という感触は薄く、これまでにも増して重くウネるリズムの上で暴れるヘヴィなギターをフィーチャーし、テクニカル且つソリッドでタイトなHR風サウンドを繰り広げる期待以上の充実作だ('(゚∀゚∩

バックのサウンドが著しくパワフルになったのは、やはり強力なリズム隊を得たが故の当然の帰結としても、自信に満ちて力強く歌い上げる Dec Burkeのヴォーカル・パフォーマンスの向上とキーボードを必要以上にフィーチャーせぬ手法とも相まって、本作はシンフォ&プログレ系ミュージシャンのソロ作とは思えぬ、その実にパワフルなサウンドに驚かされる。

前作でのちょっと靄のかかったようなエコー深めなサウンド(ちょい音悪め)が、ソリッドでパンチ力あるクリアサウンドへ変化したもう一つの要因は、ミックスが元GALAHADで現在ソロで活躍中の Lee Abrahamとマスタリングがプログレメタル系でお馴染みなTHRESHOLDの Karl Groomというポイントも間違いなくあると思われますけどね。

勿論、ベテラン・ミュージシャン集団の一作ですからヘヴィでパワフル一辺倒なんて事はなく、いつものように感傷的でリリカルなアコギの爪弾きや、ウェットで物悲しいピアノや、メロトロン、ストリングス(ちょいZEPPELIN風)、合唱等を加えたシンフォニックなパートも織り混ぜつつ、ダークな翳りを帯びた哀愁と叙情性のある、ドラマチックでキャッチーな歌物メロディックHRサウンドを展開しているので『メタル化したのか!?』との危惧の念に駆られる必要はありませんのでご安心を(*´ω` *)

ちょっとユーロ・シンフォ風味のあるプロフェッショナルなUKモダンHRサウンドをお好みの方は、是非一度チェックしてみて下さい。
by malilion | 2016-11-07 00:16 | 音楽 | Trackback
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