Vinny Burns復帰!DAREが新譜をリリース!


DARE 「Sacred Ground」'16 c0072376_21592396.jpg

元THIN LIZZY(いや復帰したし現、か)という肩書きも最早何の意味も成さなくなった(泣) Darren Wharton率いるUK AORバンドの9th(LIVE含む)がリリースされたのでGET!

元々デビュー当時はHRバンドだったものの、オリジナル・ギターリストの Vinny Burnsが2ndで抜けてからは軟弱AOR路線へまっしぐらに突き進んで少々退屈な音楽を奏り続けて来た彼等だが、前作「Calm Before the Storm2」でLIVEのみとは言え客演したのが呼び水となったのか、本作はオリジナル・ギターリストの Vinny Burnsが復帰しての一作と言う事で俄然期待しておりました。

で、出てきたのは、渋いディープボイスでゆったり穏やかに、アイルランド風味漂う哀愁のメロディを歌い上げるAORサウンドな方向性に変化はないものの、Vinny Burnsのギターのお陰か以前より“押し引き”の差が明確になり、より叙情性やメロディアスさが増した風に聞こえます。

もっともその注目の Vinny Burns、3rd以降のアルバムより明らかに印象的なフレージングやリフ等を聞かせてくれ、ロングトーンの泣きのフレーズは流石なのですが、どうにもボスである Darren Whartonの穏やかな歌声とAORサウンドという枠組みのせいでか、せっかくの復帰作なものの弾き足りない感がアリアリで…うーん、チョットガッカリかな…また脱退とかしないでね(涙

癖のない美しいメロディや歌メロはいいんだが、穏やかすぎて山も谷もなく、スーッと楽曲が耳を流れ過ぎてしまう個性の薄さと楽曲の魅力不足という弱点は相変わらずですね('A`)

このバンドの事を考えると、いつも幻の3rdブート音源「Aanother Strike(シングルB面曲も収録しててなかなかの品!)」のキャッチーでブライトなサウンドを思い出し、もしあのまま Vinny Burnsが脱退しないでバンドも崩壊せずメロハー路線のまま活動を続けてくれていたなら、ここ日本できっとブレイクしていたんじゃ…と、ついつい思ってしまいます。

是非とも次作で、HM系としては穏やかすぎて、AORとしてはポップさもキャッチーさも弱い、というなんとも中道で個性の薄いサウンドが、より良い方法へ進化してくれる事を切に願って紹介を終えましょうかね…
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by malilion | 2016-10-18 21:52 | 音楽 | Trackback
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