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たまには、渋ぅ~いアメリカン・フォークロックは如何? MICHAEL McDERMATTが新譜をリリース。


MICHAEL McDERMATT 「Willow Springs」'16 たまには、渋ぅ~いアメリカン・フォークロックは如何? MICHAEL McDERMATTが新譜をリリース。_c0072376_0354478.jpg

インギーの新譜で荒んだ心(涙)を癒やそうと、手を伸ばしたのがコレ。

アメリカのSSW Michael McDermattが4年ぶりとなる通算10作目をリリースしたのでご紹介。

まぁ、国内じゃ殆ど知名度なんて無いも同然なのでしょうがないけど、UKのシャレオツなAORデュオ WORKSHYの Michael John McDermattとは別人なのでご注意を。

本作のサウンドをメロハー好きだったりHR/HM系の人に連想して貰いやすい音を乱暴に例えるとJon Bon Joviのソロ作にサウンドが近く、John Cougar Mellencampばりな大地に足のついた、ゆったりリラックスした、適度に埃臭いストレートなアメリカン・フォークロックが、実に心を癒やしてくれるのです。

カントリーっぽいドライなギターサウンドを始め、マンドリン等を掻き鳴らす、如何にもアメリカン! という渋いサウンドに、しゃがれ声が乗っかって浪々と歌い上げられていく…うーん、いいわぁ(*´ω` *)

荒野で焚き火を囲みながら、夜空を見上げて熱いコーヒー飲んでる、そんな情景が浮かんできそう(w

本作は今までで一番渋めな、カントリーに近づいたアーシーなサウンドですが、初期の頃は同一方向性ながらもよりロックサウンドに近く、歌メロもポップでアルバム全体も朗らかなイメージだったんですけどね…まぁ、SSWってのは得てして年月を経るとどんどん内省的で渋いサウンドへ傾いていくもんですから…

秋の夜長に、たまにはこんな風に渋いサウンドにじっくり耳を傾けるのも、なかなかおつなものですなぁ♪
by malilion | 2016-10-12 00:31 | 音楽 | Trackback
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