ライオン王国復活!北欧HMバンドNARNIAが新譜をリリース!


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インギーの曲をパクリ(本人公認 笑)まくった北欧様式美HMの権現のようなデビュー作が未だに忘れられない CJ Grimmark(G)率いる北欧スウェーデン産5人組メロディアスHMバンドが、7年ぶりに再起動し7thをリリースしたので即GET!

09年にトレードマークだったライオンがジャケから消え、デビュー当時からの盟友だったフロントマンの Christian Liljegren(Vo)も去り、音楽性も一気に時流に迎合したダークなモダンヘヴィ・サウンドへ様変わりした6th「COURSE OF A GENERATION」リリース以降、音源発表のなかった彼等だが、再び Christian Liljegrenをフロントマンに迎えいれ、血迷った6thの方向性を封印し、14年の発表通り活動を再開(バンドロゴも元に戻ってる!)してくれたのをまずは祝いたい。

6thの時点でフロントマンだけでなくベースも抜け、キーボーディストも居ないという、殆ど別バンド(新Voの声質は前任者に似てたけど)に成り果てていただけに、再びバンド名をシンプルに冠したアルバムは心機一転再起動作を意味するんだろうと予想しつつビクつきながら聞いてみたけれど、専任キーボーディストをちゃんと迎え入れ、初期の方向性をベースにしつつ“今のサウンド”要素もしっかり取り込み、6thで手をだしたヘヴィ過ぎるダークネスさでない王道ユーロHM的なダークでモダンなサウンドに仕上げてきたまずまずの出来に一安心だ。

以前と少しも変わらぬ衰えぬ美声を以前より力強く歌い上げる Christian Liljegrenと再び組み、キーボーディストもしっかり在籍している事から、初期のように弾きまくりなギタープレイとインタープレイが飛び交う派手なサウンドが聞けるかと期待したが、もうそんな歳でも時代でもないんだよ、とばかりにバランス重視なコンパクトな楽曲と、かなり渋く、隙無い、ツボを心得た手堅いプレイと今までにも増してメッセージ性の強い歌詞世界を繰り広げているのを成長と取るか、老いたと見なすか、はリスナー次第と言うところだろう。

Christian Liljegrenと CJ Grimmarkの2人でバンドを立ち上げ、派手な北欧様式美HMな音楽性でスタートし、徐々にメンツを集め完成度を上げつつ他の音楽要素も加え、途中流行のプログレ・メタルっぽい事をして失敗、フロントマン交代に始まり大幅なメンバーチェンジで新世代の流行であるダークなモダン・ヘヴィネスサウンドへ接近するも2010年活動休止。

これだけインターバルが開いた為かライオンの姿は復活しておらず、そして恐らく敬虔なクリスチャンである Christian Liljegrenの影響でかシンプルなジャケに落ち着いた本作は、6thの時の没個性っぷりを思えば、初期のテイストも残しつつ今風な鈍色北欧HMサウンドもなかなか良いけれど、やはりデビュー当時のようなインギー楽曲パクリ騒動ばりの話題性や北欧様式美HMのド派手な華やかさが無いのが、少々寂しくもあります。

とは言え、今時こんなに奇をてらわぬドストレートで勇壮な味わい深い王道ユーロピアンHMサウンドを聞かせてくれる良いバンドもなかなかいないので、次なる作品が無事届けられる事を祈って紹介を終えたいと思う。

PS.前作が国内盤リリースが見送られたので今作も、と思っていたら無事日本盤がリリースされるようです('(゚∀゚∩
しかもボートラ1曲入り…また買い直しか…(つд`)
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by malilion | 2016-10-04 00:10 | 音楽 | Trackback
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