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変わり種って、主流になれないよね…ALTERED VISION


ALTERED VISION 「Fantasia」'96 c0072376_0141291.jpg

ツインギター&ギタリスト2人がツイン・ヴォーカルの4人組イタリア産プログレHMバンドをご紹介。

B級夢劇場フォロワーを多数リリースしてきたプログレメタル好きにはお馴染みのUnderground Symphonyレーベルからのリリースで、厳密には彼等は夢劇場フォロワーに属さぬ音楽性だったが、当時の流行的に同じカテゴリーで輸入盤店等で紹介されていたように記憶している。

プログレHM系なのにキーボードは添え物程度な扱いや、ツイン・ヴォーカル(どちらも力量はイマサン…)を前面に押し出し、時にトリプル・ヴォーカルになるコーラスワークを活かしたコンパクトな楽曲など、かなり特異で面白い音を鳴らしていたバンドで、これ一作の短命な活動で終わってしまったのが悔やまれます。

シンセギターを駆使してフルート等のサウンドを再現しつつイタ公大好き古典的プログレ要素を散りばめ、当時流行の夢劇場症候群サウンド(定番のサックスとか変拍子とか)に、ファンクやモダンなフュージョン的プレイをミックスする面白い試みだっただけに、次作を聞いてみたかった…

そもそもテクニカルHM自体が取っつきにくい音像だし、そこをカバーする意味でももうちょいヴォーカルの力量があるか、ポップでフックある歌メロやフレーズをコンポーズ出来るメンバーがいれば一般層にも訴求したんでしょうが、所謂マニア受けする方向を選択してしまった時点で先が無い宿命だったのかもしれません。

当初、Andrea Brusacaがベースとキーボードを兼任し、Massimo Parolinがギターとリードヴォーカルを兼任するツインギター4人組で93年に3曲入りデモテープを自主製作。

Andrea Brusacaが抜け、ベース専任プレイヤー Michele Bertotを迎え、Omar Palazzaniがギターとリードヴォーカル(後にキーボードも)も担当するツインヴォーカル体制で、94年にPutrefyとのスプリット・テープ(2曲)を自主リリース。

バッキングヴォーカルもこなす専任ベーシスト Renzo Moradinを迎え、満を持してデビューアルバム「Fantasia」を96年にリリースしたものの、程なくして解散してしまう。

豪華装丁盤(CD番号は同一)も存在するようだが、残念ながら現物は未確認です。
by malilion | 2016-09-27 00:06 | 音楽 | Trackback
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