スウェーデンからのニューカマー! Progressive Death Popってなんぞ!?


THE GREAT DISCORD 「Duende」'15 c0072376_0585235.jpg

アルバムに先行して公開されたビデオクリップのイメージが強烈(怖えぇ…)で一部海外でも話題になってたのとバンドサウンドをレビューアーがProgressive Death Pop(!?)と評してたのを見て、フィメールヴォーカルものは苦手なんだけど北欧スウェーデンの5人組バンドのデビュー盤に手をだしてみました。

2014年にフルアルバムのお試し盤といった感じでAcoustic VersionやRadio Edit Versionな楽曲を含むEP「Echoes」をリリースし、15年リリースのデビューフルアルバムにEP曲の完成形を収録しております。

フロントマン兼アコーディオン奏者の Sofia Kempe嬢の異様な白塗りフェイス(犬神家のスケキヨか…)や重く鋭いリズムチェンジから、初期GENESISやKING CRIMSONの影響が大きいのはすぐ分かるが、バンドが語る所によるとOpethやMESHUGGAHの影響も大きいらしい。

アルバムタイトル通りに不気味なSEやホラー映画のような妖しい囁き等がアルバムの随所に織り込まれており、HM系のパワフルで伸びやかな美声を聴かせる Sofia Kempe嬢のヤバいルックスを知らず音だけ聞いていたならば、ダークなシンフォプログレを奏でる美人フィメールヴォーカルをフロントに据えたよくあるNIGHTWISH系な北欧バンドの一つと思った事でしょう。

もう今は、そんな美麗なイメージ欠片も残ってないけど…('A`)

因みにアルバムタイトルのデュエンデ(Duende)はフラメンコ由来の言葉らしいんですが、意味は「言葉で表現できない神秘的な魅惑」とか「歌や踊りの妖しい魅力、魔力」って事らしい…うーん“正に!”ってタイトルだと思いますわ(汗

で、結局その音は別に取り立てて騒ぐほど奇異でもなく、デスというには美声ヴォーカルが朗々と歌い上げているし、ポップというにはそんなに楽曲にフックがある訳でもなく、プログレというにはリズムチェンジが激しいだけで、シンフォ要素は皆無だし一般的な意味でのプログレっぽさは欠片も無い…と、何かもう一つ中途半端と感じましたね。残念。

個人的には、フィンランドのLULLACRYをもっとダークで不気味にしてリズムチェンジ激しくした音、ってイメージでしょうか?

まぁ、凡百のバンドより確実に面白い試みをしているとは思うので、興味ある方はちょっとチェックしてもいいかもしれませんね。
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by malilion | 2016-01-27 00:49 | 音楽 | Trackback
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