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スイス産バンド CRYSTAL BALLが新譜「Liferider」をリリース!


CRYSTAL BALL 「Liferider -Limited Digipak-」'15 c0072376_2113775.jpg

前作「Dawnbreaker」'13 より長らくフロントマンを務めてきた Mark Sweeneyから Steven Mageneyにヴォーカルがチェンジし、フロントマン交代後二作目であり通算8作目となるスイス産HR/HMバンドの新作が2年ぶりにリリースされたのでGET!

前身バンドCHERRY PIEを含めれば結成20年とベテランな彼等、CRYSTAL BALLとしても15年のキャリアを誇り、テクも楽曲も申し分なく、さらにコンスタンスに良質なアルバムもリリースしている彼等ですが、どうにも今一つブレイクしきれておりません。

基本的にこのバンドは同路線サウンドをずーっと追求していて、硬質なギター・リフで楽曲のエッジを保ちつつ、耳を惹くキャチーなメロディの上をポップなサビと分厚いゴージャスなコーラスが埋め尽くす粒揃いの楽曲が心地よい朗らかな正統派HMをやっとりますが、この新作は少々趣が違います。

ポップなキーボードは以前からふんだんに使用されていたので今さら問題にならないんですが、全体的にメタリック度が薄まり、より普遍的でオーセンティックなHR風な楽曲が多い事と、ミッドテンポの楽曲ばかり収録されていて、以前のような分かりやすいメタルサウンドとスピード感が余り感じられなくなってしまった、というのが大きな変化でしょうか?

フィンランド気鋭のBATTLE BEASTの紅一点ヴォーカリスト Noora Louhimo嬢が一曲ゲスト参加し、パワフルで美しい歌声を披露してくれたり、前作に引き続きプロデュース、ミックス&マスタリングを元ACCEPT,元U.D.O.のStefan Kaufmannが担当、のみならずアコギのプレイも聴かせる貢献振りと、話題性も十分にあるんだけどなぁ…

うーん、ちょっと停滞気味に感じられてしまう一作でした。

いつもの Michael BormannとMichael Vossの2人が珍しくバック・ヴォーカルで本作に参加していないのにも驚かされましたが、趣を変えた楽曲ではチェンジした Steven Mageneyのしゃがれ声が前任者以上に聞き苦しく感じてしまうのもマイナスポイントかもしれません…

以前は国内盤もリリースされていたものの最近作は国内盤の話はとんと聞きませんが、長いキャリアを誇る彼等なので、きっと次作ではもろもろの問題点をクリアして良作を届けてくれると信じて新作を待ちますか。

そうそう、限定のデジパック盤にはボートラが3曲収録された全15曲版なので、ファンはそちらを購入しましょう。
by malilion | 2015-10-03 20:54 | 音楽 | Trackback
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