17年振りのDRIFTING SUN新作…メンツも全然違うしもう別バンドじゃね?


DRIFTING SUN 「Trip The Life Fantastic」'15 c0072376_2121471.jpg

キーボーディストを中心とするUK産5人組スタジオ・シンフォ・プロジェクトの17年振りとなる3rdをGET!

フランス人キーボーディストの Pat Sanders率いるプロジェクト・バンドなので1996年の1st以降、現在まで全アルバムでメンツが流動的。
なので前作と Pat Sanders以外のメンツが全く異なるが、コレは恒例なので驚くに値はしない。

デビュー作はモロに軟弱なポンプというサウンドだったが徐々にサウンドが変化し、本作ではHRテイストなドタバタしたドラムとエッジの立ったギターを聞く事が出来る風に変化している。
あえて例えるならNWOBH時期のメタリックなサウンドをプログレにMIXしたTWELFTH NIGHT的なサウンドに近いか?
流石に時代が違うのとテクノロジーのお陰でかこちらの楽曲はよりモダンなタッチだ。

ヴォーカル曲の間に挟まれる流麗なピアノ小曲が実に叙情的で、この方向性をより強めた楽曲で固めていればUK独特の湿り気と優美な憂いをたたえたモダン・サウンドの一大シンフォニック・ロック作になっていただろうに…残念!('A`)

リリカルなキーボードだったり、所々で耳を惹く歌メロだったり、メロディアスな楽曲のフレーズだったりが耳を捉えてハッとさせるものの、ポンプ後遺症みたいなヘタウマなヴォーカルの歌声とHRに成り切れてない中途半端にバタつく騒がしいドラムとギターのお陰で、いい雰囲気がブチ壊しになって、結果B級シンフォ崩れHRバンドみたいに聞こえてしまっている。

その影響でか、楽曲全体の完成度が著しく損なわれて何かしらチグハグに感じられてしまう、惜しい一作といった印象が最後まで残った。
[PR]
by malilion | 2015-06-17 20:53 | 音楽 | Trackback
トラックバックURL : https://malilion.exblog.jp/tb/24273942
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
<< 北欧シンフォ系? いいえ、ブ... NORTH STAR最終作をリ... >>