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早くも3作目!北欧スーパー・バンド(?)IMPERAが新譜をリリース!


IMPERA 「Empire Of Sin」'15 c0072376_18141610.jpg

2012年デビュー以来、毎年1枚とコンスタンスに新作をリリースして来た彼等の新譜を、例によって日本盤がリリースされるのを待って見ましたが、どうやら今回は国内盤なさそうなので外盤で今頃購入しました…

まぁ、1st、2ndと、奇跡の国内盤リリースでしたからね。
いつこうなってもおかしくは無いと、マイナーバンドまで追いかけてるマニア諸兄なら予想してたでしょうし特別驚かないかもね…orz

ドマイナーなバンドも国内盤をリリースしてマニアを歓喜させてきたルビコンでさえも、さすがにペイせん枚数しか国内で捌けぬ北欧メロハー・バンドの3rdまでは、いくら名うての強者揃いだろうとリリース出来無いって言う現実は非情だな~(つд`)

で、そんな彼等ですがデビュー以来メンツに変動は無く、スウェーデン人ドラマー J.K.Impera(Ds:Buruce Kullick、Graham Bonneto他)を中心に、ソウルフルな名シンガー Matti Alfonzetti(Vo:JAGGED EDGE、SKINTRADE、DAMNED NATION他)、北欧メロディック・ロック界随一のお助けマン Tommy Denander(G:RADIOACTIVEを筆頭にAORセッションやプロジェクト多数)、そして Mats Vassfjord(B:VINNIE VINCENT、GRAND DESIGN他)の4人のままで、しっかりバンド体制を固めております。

最初は、アホほど有るTommy Denander関連のメロハー・スーパーメンバー・プロジェクトの一作と思っていた方が多数でしょうから『こんなにコンスタントにアルバムをリリースするなんて、ちゃんとした“バンド”なの!?』と驚かされたメロハー・ファンな方も多いんじゃないでしょうか?(w

で、肝心の新譜の方はと言うと、前作までは80年代後期~90年代初期フィール漂う叙情的なメロディー重視のキャッチーでコンパクトなAOR&メロハーといった優等生サウンドだった訳ですが、今回は前作以上にギターが前面に押し出されたダークでハードなテイストを強く感じ、サウンドのバランスを意図的に崩してきたように思えます。

キャッチーでコンパクトでメロディアスという、バンドコンセプトは損なわれていないものの、北欧バンド特有の叙情性がそうさせるのかメロディの湿り気具合が脳天気でハッピーなサウンドを良しとしないのか、Tommy Denanderが関わってきた多くのプロジェクト(IMPERAは彼がリーダーでないしサウンドのイニシアチブを握っていないんでしょう)で聞けるような華やかさや、ドストレートなポップフィーリングが本作は今まで以上に乏しく感じましたね。

ぶっちゃけ、ダークネス要素が増えてキャッチーさが後退したのがアリアリです。
その辺りの変化があっても尚、前2作でも苦言を呈した個性という名の弱点は未だに解決されていないのが残念でなりません。

いい出来だし、クオリティも低くないのに、何故かサウンドが印象に残らない、メロディのフックが耳に引っかからない…ジャケだって手を抜いてる訳でもないのに…うーん、なんか勿体ないなぁ、と耳の肥えたメロハー・ファンなら思うんじゃないでしょうか?

ベテランメンツがサイドプロジェクトで演ってる極上のB級HMバンドを聞いた時のような、抜群の安心感と安定感は心地よいんですけどねぇ…気がついたらアルバムが終わってる、そんな感じなのでした…('A`)
by malilion | 2015-05-26 18:10 | 音楽 | Trackback
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