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クラッシック・プログレ・トリビュートバンドから生まれたUSフュージョン・プログレ?


CIRCULINE 「Return」'15 c0072376_12934.jpg

2009年結成の、EL&P、GENESIS、GENTLE GIANT、YES、U.K.、RUSH、PINK FLOYD、KING CRIMSON、JETHRO TULLの9バンドをこよなく愛するUSA北東部産クラッシック・プログレッシヴロック・トリビュートバンドDOWNING GREYのキーボーディスト Andrew Coylerと、ギタリスト Bill Shannonに、ドラマー Darin Brannon3人が中心となり、新たに2014年に結成されたばかりな6人組クロスオーバー・プログレッシヴ・バンドがデビュー・アルバムをリリースしたので即GET!

新人バンドと言っても、各メンバーは経験も豊富で、上記の3人に加え元DOWNING GREYのヴォーカル William "Billy" Spillaneと、Natalie Brown嬢を迎えてのバンド結成なので、メンツ的にはほぼDOWNING GREYの別名バンドと言っても差し支えないだろう。

ただし、DOWNING GREYと違って男女ヴォーカル体制だし、オリジナル楽曲をプレイしているので音楽性は全く別物な上、6人組と思えぬ隙間を活かした音造りがなされており、ツインヴォーカルの特性を活かしてヴォーカルハーモニー多目な(でも非ポップで、歌物な印象も薄い…)コンパクトでフュージョン寄りのシャープで爽快なサウンドを披露している。

ゲストでエレクトリック・ヴァイオリンのスリリングでハードなプレイなども聞けるが、アルバムは全体的にシンフォ・テイストは薄く、9バンドの面影どころか所謂70年代から80年代にかけてのプログレ~ポンプな色も殆ど感じさせないのは、間違いなくDOWNING GREYとは別路線のサウンドを表現したいが為にCIRCULINEを立ち上げたからなのは想像に難くない。

なので定番のシンフォ系を求める向きは、手を出さない事をお薦めする。
逆にモダンなフュージョン系もOKな方なら、アバンギャルドなトコも有るちょっと毛色の変わったこのバンドの音は面白く感じる事でしょう。

他に同郷の多国籍バンドSOUND OF CONTACTのベーシストがゲストでプレイを披露しているので、そちらのファンな方もチェックしてみては如何だろうか?

年配のプログレ・バンドというとプロジェクト形態だったり、スタジオ作しかリリースしないLIVEを演らないバンドも少なくないけれど、このCIRCULINEは既にGLASS HAMMERのサポートバンドとして、2015年4月の北東部アメリカ・ツアーにも参加したりしているので、今後の活動にも期待が持てるLIVE向きなニューカマーと言えるでしょう!
by malilion | 2015-05-03 00:59 | 音楽 | Trackback
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