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意外に歌物ポップ・シンフォ!John Mitchellソロプロジェクト作リリース!


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IT BITESFROST*、ARENA、KINO等々のバンドでヴォーカリストを務めるのみならず、グレ系大御所のツアーサポート、レコーディングエンジニアやプロデューサーとしてUKロックバンドのアルバムに関わるなど、ここ数十年UKプログレッシヴ・ロック・シーンに留まらず常時なにかしら活動をして注目を集めているマルチ・ミュージシャン John Mitchell(Vo,G,B,Key)。

今作はドラム以外ほぼ全ての楽器を自ら演奏し、アレンジ、プロデュースも行っている実質的なソロ・プロジェクトにあたるユニットのデビュー作の、ミックス違いの三曲のボーナス・トラック入り限定ヴァージョンをGET!

アルバムは John Mitchell(Vo,G,B,Key)、Craig Blundell(Ds FROST*, PENDRAGON)、Nick Beggs(B IONA,LIFESIGNS)の三人が基本ユニットなものの、サウンドの方向性としては、KINO、IT BITESに通じるバラエティーに富んだ歌モノ的メロディック・ロック路線であり、実はそれほどシンフォニック度は高くない。

ただ、KINOや John Mitchell加入後のIT BITES系統のサウンドなのはファンならば一聴してすぐ分かる通りで、バンド名やジャケで表されているイメージ通り壮大でスペーシーなサウンドを従えて歌われる情感豊かな歌メロも印象的で、爽やかで耳を惹きつけるキャッチーなメロディーの楽曲と相まって、実に英国的な湿り気ある叙情美を湛えた調べと展開を優美に紡いでいく。

他のプロジェクトやバンド作との差別化もあってだろうがインタープレイと呼べるようなソロプレイや派手でテクニカルなパートは見当たらないが、本作品はミュージシャンとしての側面以上にソングライターとしての John Mitchellの魅力が遺憾なく発揮された一枚と言えるだろう。

プログレッシヴ・ロック界隈で長く手広く活動してるだけあってゲスト陣は実に多彩で豪華で、MARILLIONの Steve Hogarthがピアノとバッキング・ヴォーカルで、FROST*の Jem Godfreyがキーボード等で、元MOSTLY AUTUMNの Heather Findley嬢がデュエットで歌声を、元GO WESTの Peter Coxがヴォーカルなどで参加し、華を添えてくれているのでそれぞれゲスト陣のファンの方ならチェックしても損はないかも。

彼が語る所によるとIT BITESはkeyプレイヤの Jhon Beck がFISHとの長いツアーに出てしまった為、開店休業状態らしいので、その空き時間を有効利用したいと、本作を制作したらしい。

しかし、Jem Godfrey 主導のFROST* の方も完全に活動休止中らしいし、Clive Nolan主導のARENAも余り動きは無いし、なんだかんだと彼が関わっているバンドは寡作なバンドが多いですねぇ…

まぁ、そのお陰でこうして素晴らしい一作が生み出されたんだから、そこは感謝したいですけどね。
by malilion | 2015-04-15 18:57 | 音楽 | Trackback
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