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久しぶりの新譜なのに、またまた不運が…WICKED SENSATION 新譜をリリース!


WICKED SENSATION 「Adrenaline Rush」'14 c0072376_62142.jpg

ドイツ産6人組メロディアス・HRバンドの前作『CRYSTALLIZED』から約4年ぶりとなる4thアルバムが去年年末にリリースされたので、日本盤発売が無さそうなのを確認して今頃購入(汗

前作紹介の時も述べたようにドイツの白蛇と認識していた訳だが、そんな彼等に今回もまた思わぬアクシデント(何かの呪いか?)が勃発してしまった模様だ。

なんと前作で野太い熱唱を聴かせてくれていた Robert Soeterboekが体調不良でレコーディングに参加しておらず(!?)急遽助っ人で BANGALORE CHOIR(ex:ACCEPT)のDavid Reeceが参加し、BANGALORE CHOIRでは余り聞かれないポップフィーリング全開で伸びやかな歌声を聞かせてくれ少々驚かされた。

ブックレットにはしっかり Robert Soeterboekの姿が写っているので、そのまま病欠脱退とかいう事ではないらしい。
彼の歌声がこのバンドの魅力の9割(言い過ぎ!?)を占めていると思っている自分のようなリスナーは一安心だ。

で、新作の内容の方なのですが、意図的に David Reeceが Robert Soeterboekっぽい歌メロをなぞっているだろう為に印象が変化したと言うのもあるし、若干これまでと楽曲の方向性を変えたからなのか、前作の80年代白蛇がモダンでちょいダークになったかのようなサウンドからさらにブライトでメタリック、そしてキャッチーでコンパクトさが増した楽曲が増えたように思える。

David Reeceの歌声には Robert Soeterboekほどのソウルフルさやブルージーな味わいが無い代わりに Robert Soeterboekでは出せない朗らかで明るい印象(ぶっちゃけアメリカンHR的というかモロVAN HALENなカラー)があるのも少なからず影響しているのだろうが、本来なら起こりえぬ化学反応が起こったように思えて興味深い。

レーベルがMETAL HEAVENからAOR HEAVENに変わった事も影響しているのか、妙に明るく“華”があるんだよなぁ、今回の音には(w

HELLOWEENの Andi Derisがゲストで歌ったのが前作は話題だったように、本作でもまたゲストプレイヤーも注目ポイントで、タイトルトラックの『Adrenaline Rush』では Mathias Dieth(ex:U.D.O. ex:SINNER)がギターソロを担当し、テクニカルで重厚なプレイを披露している他、Harry Hessのソロ・プロジェクト FIRST SIGNALでリーダーの Michael Kleinがギタープレイでヘルプした関係でか、本作のバックコーラス全編に Harry Hessが参加している点も見逃せません。

前作に引き続きプロデューサーに迎えられた PINK CREAM69の Dennis Ward(今回は新ベーシストが参加してるので Dennisはプロデュースに専念)が、より洗練されたパワフルでオーセンティックなユーロ・HRサウンドに仕上げている手腕も見事だ。

ハッキリ言って悲しくなる程にドマイナーな独産メロハー・バンドだが、これだけの高品質作品を聞かずにいるのは惜しいですよ?
by malilion | 2015-02-24 05:56 | 音楽 | Trackback
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