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USグロプレ・新バンドの正体はベテランでした。CELL15デビュー!タ('(゚∀゚∩


CELL15 「Chapter One」'14 c0072376_373635.jpg

BOSTONに楽曲が採用された事もある70年代から地道な活動を続けAORファンにその名が知れていたアメリカン・メロディアス・ロックバンドHYBRID ICEでキーボードとヴォーカルを担当しているUSAペンシルバニア州レノボ出身 Robert Scott Richardsonが11年から新たに立ち上げたソロ・プログレ・プロジェクトのデビュー作をばご紹介。

あ、本人的にはバンド(今回はヴォーカル、ギター、ベース、ドラムスを一人で担当)って事らしい。まだメンバーは本人だけだけど(汗

彼曰く目指す方向性は、KING CRIMSON、GENTLE GIANT、YES、GENESIS、PINK FLOYDの影響を受けたようなバンド、って事らしいです。
HYBRID ICEでの活動中にアメリカン・プログレハードの雄 KANSASのサウンドにも大きく影響を受けてるそうで、その辺りは本作の音からも十分に伺えますね。

AOR寄りなサウンドでコーラスも売りだったHYBRID ICEでの活動歴もあって本人の歌はめちゃ上手いって訳でもないものの、プログレ・バンドにありがちな楽器兼任ヴォーカリストのヘッポコさ具合と比べれば十分以上なレベルで一安心といった所でしょうか。

で、音の方は一聴する分には最近のUSAモダン・グレなサウンド…ぶっちゃけて言うとモロにSPOCK'S BEARDな音に聞こえるものの、聞き込むと目指す70年代プログレバンド群達のエッセンスが赤裸々に(モロにギルモア期のフロイドっぽい…)散りばめられていて、そのポップでキャッチーさもある如何にもアメリカンプログレってサウンドに2828してしまいます。

数人のギタリストをサポートに迎え宅録制作された本作は、キーボーディスト主導作なので当然ですが、メロトロン、オルガン、シンセらのヴィンテージ系キーボードを駆使しつつエッジのあるギターも活躍させた、テクニカルでモダンなドライな音のUSAグレの力作(ちょっとスケールが小さいけど)なのは間違いないでしょう。

この手の一人プロジェクトに有りがちな、影響を受けたバンドサウンドがモロに楽曲のそこかしこに混在して散漫な印象と借り物感を聞く者に強く与えてしまうのがいただけないが、それでも目指す方向や出してる音は好みなので、是非次は同志を集めてちゃんとしたバンド作を聞かせて欲しいものですね。
by malilion | 2015-02-10 03:04 | 音楽 | Trackback
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