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新たな闇鍋風グレバンドが登場!NO MORE PAINをチェックしろ!


NO MORE PAIN 「The Post Human Condition」'14 c0072376_3462628.jpg

USA・ニュージャージー州出身のプログレッシブ・ロックバンドの2ndアルバムがリリースされたのでGET!

PINK FLOYD、GENESIS、YES、KANSAS、FRANK ZAPPAといった往年の名バンドからの影響が垣間見えるだけでなく、HMやPsychedelic Rock、JAZZ等の影もチラつく、例えるなら70年代後期のHR成分を多分に含んだアングラ臭漂うゴッタ煮USAヘヴィ・プログレを2010年代風なモダンにアジャストしたサウンド、とでも言おうか。

基本は抜けの良いブライトなサウンドなのに所々で摩訶不思議なフレーズやリズムが絡み、とっ散らかった印象のある楽曲をハッタリ感満載なキメで畳みかけ、強引にパワーで押し切るというUSAヘヴィ・プログレお決まりのパターンだが、しっかりと“引き”の要素もあって楽曲にメリハリが仕掛けられているし、様々な要素が混ざり合って独特なオリジナリティーと緊張感を生み出す事に成功している。

歌は下手でないもののレンジの狭いオッサン声のヴォーカル・コーラスの野暮ったさ(素っ頓狂な叫び同然のシャウトがまたねぇ…)が、まんま70年代後期マイナーUSAヘヴィ・プログレなものの、Keyがシンセでなくピアノをメインにしているのと、メタルチックで細かくスピィーディなパッセージを繰り出すテクニカルなギター・サウンドが絡んで一風変わった印象を与えてくれる点が新鮮だ。

テクノロジーによって管理された世界から逃れようとして失敗する男の物語、というコンセプト・アルバム『人類進化の条件』と題された77分の力作だが、キャッチーでもスタイリッシュでもない楽曲ばかりなので流石に途中ダレるものの最後の大曲で“如何にもプログレ”というド派手でテクニカル技を『コレでもか!』と畳みかけて盛り上げてくれるので聞き終わった後に爽快感が残るのがいい('(゚∀゚∩

他にシングルが1枚と普通にキャッチーなHR的アルバムの 「Debate and Rhyme」'12 の音源があるだけのまだまだ知名度の無い若いバンドなので、今からチェックしておくのが吉ですぜ!

そうそう、1st時は収録時にプレイしていないギタリストが一人メンバーとしてクレジットされていたけど、この2ndでは当然のようにいなくなって何事も無く4人組になってて笑ってしまった(汗
by malilion | 2015-02-07 03:41 | 音楽 | Trackback
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