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20年前の音に聞こえない、SYZYGY(WITSEND)記念音源をリリース!


SYZYGY 「Cosmos & Chaos ~2014 Edition~」'14 c0072376_1814034.jpg

1993年にWITSEND名義でリリースされたUSAグレの異色作がバンドデビュー20周年記念盤(新録作業は2013年にしたからって事らしい)、リマスター&一部リレコーディング&4曲ボートラ入りとなって、装いも新たに新ジャケでリリースされたのでGETしてみました。

全編に渡って耳を惹く物悲しくも軽やかなアコースティックギターが爪弾かれ、終始飄々とした隙間の多い音像が耳に優しいので一聴した印象は所謂定番のプログレ的な感触は少ないが、聞き込むと実はしっかりとグレ特有なキーボードワークだったり複雑なリズム展開や変拍子だったり込み入った曲の構成だったりと、グレ的要素がそこかしこに散りばめられていて、93年リリース当時としても異色なシンフォ系プログレ・サウンドだったろう事は想像に難くない一品だ。

実際、リマスター&リレコーディングの効果もあって今の耳で聞いても十分通用する個性的な音だし、他ではなかなか耳に出来ない独特なプレイを繰り広げていると思う。

ただ、次作まで10年待たされる事になったし、オマケにバンド名も変わったり、その上音楽性も変化していたので正直別バンドと捉えても問題ないだろう。
デビュー当時はWITSEND名義で本作をリリースしたが、他に同名バンドがいるというお決まりのパターンで改名し、SYZYGYとなったというややこしい事情も関係してるしね(汗

このアルバムのサウンドを上手く表現出来ないのだけど、YES系がベースっぽいように感じるのはギタープレイとギターのサウンドのせいだろうが、実際は70年代初期の一連のUKプログレ的なヘヴィで複雑なバンドサウンドと80年代初期USグレ的な朗らか歌メロを組み合わせたサウンドのように聞こえる。

この後バンドは改名しサウンドの方向性も変化させてしまった訳だが、他でちょっと耳にする事が出来ないこの独特なサウンドの方向性を続けてくれた次作を聞いて見たかったなぁ…

断続的な活動なのと売れ線でない音楽性の為、当然のようにバンドは未だにオブスキュアな存在だし本作も自主制作盤なので、興味ある方はお早めにGETする事をお薦めする。

ボーナストラックはバンド初期84年録音のデモと2010年のLIVE音源ですので、オリジナル盤を持っている方でも本作は押さえておいて損はありませんぜ。
by malilion | 2015-01-25 18:10 | 音楽 | Trackback
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