THREE LIONS 「Same」'14 ![]() 近年はDAREに再加入してLIVE活動をしたり、セッションワークを中心とした活動をしていた元TENの Vinny Burns(G&key)が久しぶりに復帰して新たなバンドを立ち上げアルバムをリリースした、と言う事でちょい遅れて購入。 で、同じく元TENの Greg Morgan(Ds)と新人の Nigel Bailey(Vo&B)の3ピースからなるバンドの音は、メンツから予想されるこのアルバムを購入した大方のファンが望む通りなUK風味満載のウエット感あるストレートなHRアルバムで、新人Voの Gary hughesを彷彿させる味わい深いディープヴォイスも相まってモロに初期TEN風なそのサウンドは期待に応えてくれるに十分な出来でした('(゚∀゚∩ Vinny Burns脱退後のTENはどんどんシンフォ度が上がり、AOR的な要素と重厚さが目立つ楽曲がメインになってサウンドからHR的な攻撃要素が薄れてややもすると退屈な作風に陥っていった訳だが、その失われた要素をこのTHREE LIONSがしっかり継承してくれているのが初期のTENサウンドが好きだった方には嬉しい知らせでしょう。 相変わらずな泣きのフィーリングたっぷりなギタープレイと野太いギターサウンドが紡ぐエモーショナル且つしっかりと構成されたギターソロを前面に押し出した、派手さは無いもののシンプルで分かり易いストレートでメロディアスな所謂オーセンティックなブリティッシュ・クラシックHR路線が好きな方には文句無くお薦め出来る一枚と言えます。 後はコーラスや歌メロはなかなかなんですが、もう少しキャッチーさや楽曲のメロディ展開に凝ったヒネリやフック等が生まれてくれば、本家TENを凌げそうな勢いを感じますので、是非このまま順調に活動を続けて欲しいものですね。
by malilion
| 2014-08-16 00:13
| 音楽
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