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古いアルバム整理してたら音源発掘が止まらなくなる事ってあるよね?(w


DREAMSHIP 「Ancestral Voyage」'02 c0072376_2374817.jpg

マルチ・ミュージシャンのTimothy Martinとギタリスト Ed Schaumの二人によるUS産Symphoプロジェクトのデビュー作にして唯一作をご紹介。

ジャケやタイトルが表すように帆船での冒険オリジナル・ストーリーを元にした10分を超える組曲“The Grand Machine”“The Forest Suite”を含むアルバム全五曲のコンセプト大作です。

繊細で優雅なサウンドとしっとり穏やかなクラシカル・メロディは完全に80年代初期頃のユーロ指向で、シンセ等に若干アメリカンプログレハード臭が漂うものの、言われなければ即US産と思えぬ実に丁寧に作り込まれた音をしてますね。

ただし、Voパートはプログレ定番の演奏者が兼任してるヘッポコVoなので、実際そう上手いわけでもないレンジの狭い歌声が作品の質を下げる一因になってしまってるのが惜しい限り。

また二人はネットでのみ音源データをやり取りして本作の楽曲を完成させたらしいのですが、その弊害とでもいいましょうか、どうにも輪郭のボヤけた緩いアルバムという印象を受け、ぶっちゃけて言うと各パートのメロや音、雰囲気なんかはとても良いのに、通して聞くと起伏の無い淡泊で刺激の乏しい作品でしかないんですね。

やはり元々知り合だった訳でない人間同士が初めて一つの作品を創り上げていく、というその創作過程で互いの顔が見えない状況では、そう激しく意見もぶつけ合えないだろうし、バンド活動に付きものの科学反応も発生しにくかったんではないのかと思えてなりません。

実際、この二人はその後再び創作活動を共にした訳ではなかったのだし、この形態での創作に何かしら不満が残ったのではないでしょうか?

もし再びこの二人が作品を創作するのではれば、ちゃんと歌えるVoを招き、互いに顔をつきあわせて一室でジャムりながら楽曲を創って欲しいものです。
by malilion | 2014-03-16 02:32 | 音楽 | Trackback
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