BRUNOROCKの新譜?いえ新バンドです!LANESLIDEデビュー!('(゚∀゚∩


LANESLIDE 「Flying High」'13 c0072376_0484980.jpg

去年末にリリースされていた伊、独、米三国の名うてのミュージシャンから成る多国籍メロハー・バンドのデビュー盤を今頃GET!

再発やインディB級クラスを含めると一体毎月何十数のアルバムがリリースされているのか判然としないメロハージャンルですが、今回このニューバンドが目に止まった理由は、このバンドの中心人物がイタリアン・メロハーバンド BRUNOROCKの中心人物 Bruno Kralerが新たに立ち上げたバンドだからに他ならない。

しかし意外でした。
エッジの立ったフラッシーな弾きまくりのGとハスキーヴォイスで熱唱するVoを兼任し、おまけにkeyまでこなす、殆ど彼のソロプロジェクトのようなBRUNOROCKで、WHITESNAKE、JOURNEY、BAD ENGLISH、UNRULY CHILD、SIGNAL、等のバンドにインスパイアされたという、まんまアメリカン(笑)でキャッチーでポップな(ユーロ風味は隠し味で)メロディック・ハードサウンドを自由奔放にクエイリトし地味ながらも順調にアルバムをリリースして満足していたのかと思いきや、今回なんと専任Vo迎え入れてのバンド体制(Brunoはギターのみ!)でアルバムが制作されていたんですねぇ。

彼の少々暑苦しくもパワフルなハスキーヴォイスが嫌いでなかっただけに、ワンマンバンドのリーダーの座を捨ててまで誰をフロントマンに据えてわざわざニューバンドを組んだんだ? と誰だって興味を持つでしょう?

で、注目のメンツですが、ギターは当然 Bruno Kraler(イタリア人)、ドラムに元BONFIREの Dominik Hulshorst(ドイツ人)、キーボードは自身のリーダーバンド EDEG OF FOREVERより今やメロディック・ハード&AORシーンの裏方での大活躍(HARDLINEやLIONVILE等)の方が有名な Alessandro Del Vecchio(イタリア人)、ベースにはRick Springfield、Donna Summer、Lancia等で知られる John Billings、そして注目のフロントマンを務めるのはDANGER DANGERに在籍するスウェーデン人ギタリスト・Rob Marcelloと組んだメロハー・プロジェクト MARCELLO VESTRYで抜群の歌唱力を披露した事で最近注目された Frank Vestry(アメリカ人)という布陣で、こんな実力者揃いが集って制作されたアルバム(D、B、KeyはBRUNOROCKのメンバーがスライド)の出来が悪かろうはずもない! と、アルバムの音を聞く前から購入を決めていた次第でして(w まぁ、即購入出来なかったのは懐具合もありまして…(汗

さらにMichael Bormann(JADED HEART、ZENO他)とErik Martensson(ECLIPSE、W.E.T他)がバックVoとして参加しているという情報も事前に入手してたので弥が上にも期待は高まっておりましたが、派手さは少ないものの期待に違わぬ完成度を誇るメロハー好きのツボを押さえた素晴らしいアルバムを届けてくれました! いやぁー、いいね!('(゚∀゚∩

BRUNOROCK時代はGが全面に押し出されたハードエッジな部分ばかりがどうしても目立っていた訳ですが、今回のニューバンドではググッとギターは抑えめで、適度なハードさを保ちつつHR然としたダイナミズムとスリリングで印象的なソロをコンパクトに披露するに留め、Keyの存在をより生かしたキャッチーかつ煌びやか、そしてユーロテイストでウェットな雰囲気を楽曲の各所で絶妙に聞かせる、細部に至るアレンジやよりバランスを重視したBRUNOROCK時代よりソフトな叙情派メロディアス・サウンドの上を、ストレート且つ伸びやかに唄い上げるクリアでブライトな声質のFrank Vestryの抜群の歌メロが楽曲に快活なフックを与え、アルバム全編通してメンバーのキャリアと実力が非常に高いレベルで結実した充実の内容に仕上がっております(*´ω` *)

ただ、諸手を挙げて絶賛という訳にもいかないんですよ。なんなんですかね? この全編に渡ってチラつくFOREIGNERの影は?
明らかにFrank Vestryの歌い回しだったりコーラスやバッキングのサウンドでモロFOREIGNERっていう音が…
まぁ、産業ロックのお手本にFOREIGNERってのは大正解でしょうし、当然狙っての事でしょうけど、せっかくいいメンツが揃ってるんだし全編に渡ってオマージュじみた事をする必要もなかったと思うんですがねぇ…('~')

しばしBRUNOROCKはお休みという事なので、今後もこのメンツで同一路線の欧州的なウェットさとアメリカンなキャッチーさを兼ね備えた、よりオリジナリティに重きを置いたメロディアス・ハード作を届けて欲しいものです。
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by malilion | 2014-03-02 00:42 | 音楽 | Trackback
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